自己PRでゲーム経験を魅力的にアピールする方法を例文とともに徹底解説!!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

これまでゲームに取り組む時間が長く、もはや自分の自己PRに活用できないかと考えている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、自己PRにおいてゲーム経験を魅力的にアピールする方法や例文などについて徹底的に解説していきます。

ゲームが好きな方、自己PRにおいて自分がゲームが好きである話をしたいと考えている方はぜひ、本記事を参考にしながら、企業の採用担当者に良い印象を与えられる自己PRを作成できるよう取り組んでみてください。

【ゲームの自己PR】ESに趣味のゲーム経験って書いていいの?

まず結論として、エントリーシートの趣味の欄にゲームの経験を書くことは全く問題ありません。

むしろ、企業の採用担当者はあなたが何かに対して継続的に取り組む情熱を固めることができる人物であるということを納得して話を聞いてくれることでしょう。

多くのゲームは長期間にわたり、スキルを磨き、目標を達成するための努力が必要です。

目標設定や計画立案は、問題解決力、チームワークなど、ビジネスの世界でも高く評価される多くの能力を育むことができるゲームは十分に魅力的な経験の一つなのです。

自分の持つポテンシャルや、困難に直面しても諦めずに、目標達成に向けて努力する姿勢を採用担当者に伝えることができる良い経験なのでぜひ、ゲームにこれまで熱心に取り組んできた人は、趣味欄に書いてみてください。

【ゲームの自己PR】ただゲームが好きなだけではいけない

ただし、ただゲームが好きであることをアピールするだけではせいぜい担当者とゲームに関する話が弾むだけで終わるでしょう。

趣味欄においては、自分の多面性や柔軟な思考能力をアピールする絶好の機会なので、特定のゲームに偏らず、多種多様なゲームを経験していることをアピールすることが重要です。

例えば、「数十種類に及ぶゲームジャンルを探求し、それぞれのゲームから異なるスキルや知見を得ています」という表現をすることができれば、ゲームが好きなだけでなく新しい挑戦を楽しんで受け入れ、柔軟にさまざまな状況に対応できる能力があることをアピールするこ

【ゲームの自己PR】ゲーム経験で得られる強み

続いて、ゲーム経験を通じてどのような強みをアピールすることができるのかについて一緒に考えていきましょう。

ゲームはただの遊びと思われるかもしれませんが、さまざまな能力を得られる素晴らしい経験の一つであり、就活においても十分に活用できるものです。

下記の4つの能力のうち、自信があるものは積極的に自己PRに盛り込んでいきましょう。

抜群な集中力

ゲームを通じて抜群の集中力を身につけている人も多いのではないでしょうか。

ゲームをプレイする際は目の前のタスクに対して集中力を発揮し、数時間にも及んでその集中力を切らさずに取り組み続ける必要があります。

複雑な問題解決や迅速な意思決定が必要なビジネスシーンにおいては、このような集中力は非常に価値があると言えるでしょう。

ゲーム内ではさまざまな状況に迅速に対応し、適切な戦略を立てることで目標を達成することにも慣れているので、業務におけるプロジェクト管理や困難な課題への直接的な応用が可能な能力のはずです。

反復能力・コツコツ作業

ゲームはただ何も考えずにたまに遊ぶだけでは上達しません。

反復練習を繰り返し、コツコツとした作業に対する体制を身につけることができなければうまくなりません。

特に、レベルアップや特定のアイテムを獲得するために、同じ作業を何度も繰り返し行わなければならないようなタイプのロールプレイングゲームも多いでしょう。

このような地道な作業を通じて、長時間にわたり同じタスクに対し持続的な努力を続けることができる体制を身につけている人が多いです。

このような体制は、就職後の業務においても日々のルーティンワークを適切にこなし、集中力を切らさずにスキルアップへの道を目指す過程において非常に価値があると言えます。

試行錯誤する力

ゲーム経験を通じて、試行錯誤する力を身につけている人も多いことでしょう。

特に、ロールプレイングゲームや格闘ゲームに多くの時間を費やしてきた人は、指示や明確な説明がなくてもある程度目的を達成する方法を見つけ出すことができるでしょう。

自分の戦略を立てた上で、変化する環境や敵に対応しながら物語を進めていく方法を発見する必要があるからです。

また、格闘ゲームにおいては相手の動きを予測し、試行錯誤を重ねながら最適な攻撃方法を見つけ出すなど、常に考えながら試行錯誤して取り組むことは、ゲームにおいて非常に重要であり、自然と身につく能力です。

よって、就職した後も新しい状況や見当もつかないような問題に直面した際にも、即座に適応し解決策を導く能力をアピールすることができれば、非常に良い印象を与えることができるでしょう。

当事者意識がある

ゲームで負けてしまった場合や失敗した際は、外部の環境や他者を責めることなく、自分に原因がなかったかについて考える人が多いことでしょう。

この自分の行動や取り組みについて反省する過程で、どうしたら成功できるのかという解決策を導き出すことに注力し、持続的な改善と成長を目指すことができます。

当事者意識がある人は多いことでしょう。

もちろん、仕事においてもこのような考え方は重要であり、プロジェクトが順調に進まない時や結果が得られない時にも、他人のせいにするのではなく、自分の責任の範囲内で何が改善できるかを考えながら積極的に行動に移す姿勢が求められています。

【ゲームの自己PR】具体的な功績

ゲームの経験を通じてアピールすることができる功績にはどのようなものがあるのかについても考えていきましょう。

自己PRは、あなたがどのような能力を持っているのかについてアピールすることはもちろんのこと、その能力を用いてどのような結果を出したかについても説明することが重要です。

企業の採用担当者にあなたが結果を出せる人材であるということをアピールするためにも、具体的な功績を用いて説明していく必要があります。

ステージをクリアできた経験

ゲームでステージをクリアするにあたっては、問題を特定し、解決策を実行し、そして結果を評価するという、つまりPDCAサイクルを効果的に回す必要があります。

例えば、スーパーマリオのようなゲームでステージをクリアするには、ステージ特有の難易度やギミックなどについて理解し、戦略を立てて実行し、そしてその戦略でクリアすることができたかチェックし、失敗した場合は必要に応じて戦略を修正して再び挑戦するという必要があります。

これは非常にわかりやすいPDCAサイクルを回している状況であり、仕事においても活用できるものです。

プロジェクト管理や問題解決のスキルとして非常に重要なPDCAサイクルを回してきた経験を積極的にアピールすることができれば、企業の採用担当者に良い印象を与えることができるでしょう。

チームでの意識を高めた経験

最近ではオンラインでチームを組んでゲームに取り組む機会も多いはずです。

こうしたチームプレイの経験は就活でアピールできる重要な要素の一つなのでぜひ、そのような経験がないか考えていきましょう。

特に最近は世界中の人々と交流することができるので、グローバルなビジネス環境で求められるチームワークやコミュニケーションスキルを高めることができたとアピールすることもできます。

異なる言語やコミュニケーションスタイルで柔軟に対応しながら、それぞれのプレイヤーの役割を理解し、戦略を共有し、目標達成のために相互協力が必要不可欠だからです。

チームメンバー間の信頼関係の構築や効果的なコミュニケーション、共通目標に向かって取り組む姿勢は、プロジェクトの成功に直結するので、こうした経験がある人は仕事ができる人材であるとみなされる可能性が高いのです。

【ゲームの自己PR】ゲーム好きにおすすめの業界

ここまで、自己PRの趣味欄にゲームについて書きたい人向けにさまざまな対策方法や身につけられる能力について詳しく紹介してきました。

ここからは、あなたがどのような業界に向いているのかについて考える段階です。

ぜひおすすめの業界2つについて確認し、興味があれば研究を行ってみてください。

ゲーム業界

まず1つ目は当然と言えますが、ゲーム業界がおすすめです。

ゲームの開発から設計、開発、管理に至るまで多岐にわたる仕事がありますが、ゲームデザイナーやゲームプログラマーといった職種は、ゲームに対する理解や情熱が必要だからです。

ゲームが好きなあなたにはぴったりな理想的な仕事であると言えるでしょう。

自分がプレイする中で、ゲームの構造やストーリー、キャラクターのデザインや操作感などについて深い洞察を持つことができ、どうしたら魅力的なゲームに昇華できるのかについて日々考えることができるからです。

何かを作ることに情熱を持つ人は、ゲーム開発の過程で自分のアイデアを形にする喜びを感じることもできるので、まさにぴったりな仕事であると言えるでしょう。

IT業界

広い意味で捉えるならば、ゲーム業界はIT業界に含まれてしまいますが、ここではゲーム業界以外のIT業界という考え方で説明していきます。

IT業界は、1つのタスクに集中し、長時間熱中する能力がある人材を求めています。

特に、エンジニアやプログラマーといった職種において、このような素質は非常に重要であると言えるでしょう。

コーディングやシステム設計に没頭し、ときには複雑な問題解決に向けて集中しながら取り組む必要があるからです。

ソフトウェアやシステムにおけるバグや問題に対し、原因を特定し解決策を見出す能力は、IT業界には重要であり、このような能力はゲームプレイ時に問題や障害を乗り越える経験と通じるものがあります。

【ゲームの自己PR】ゲーム経験について自己PRの書き方

続いて、ゲーム経験をアピールするための自己PRの書き方についても詳しく紹介していきます。

書き方や構成を知ることで、よりスムーズに自己PRを作成することができるでしょう。

ちなみにこの構成は、どのような業界を受けるにあたっても、どのような能力をアピールするにあたっても活用できるものです。

よって、ゲーム経験以外について話す場合でもぜひ活用してみてください。

①ゲームで得られた強み

ゲームを通じてどのような強みを得られたのかについて、まずは一言で説明していく必要があります。

あなたがゲームを通じて得た能力がどのようなものであるのか、企業が求める能力の中から選んで積極的にアピールすることが重要であると言えるでしょう。

企業の採用担当者は何万通とESを読んでいるため、初めの一部分で読まれるか読まれないかが決まることも多いです。

結論から記載して、その後に追加の情報を足すという方法をとることで、結論を念頭において文章を読んでもらうことができるでしょう。

②好きなゲームなど具体的なエピソード

ゲームを通じて得られた強みについて説明することができれば、続いて好きなゲームなど、具体的なエピソードについて詳しく説明していく必要があります。

ゲームと一口に言っても、ロールプレイングゲームからFPSのような対戦型のゲーム、またはパーティーゲームなどさまざまなものが存在します。

つまり、説明がないと何の話をしているのかがよく分かりません。

具体的にゲームの名前や、その熱意について詳しく説明することで、企業の採用担当者があなたの人柄について理解してくれる可能性も高いので、どのようなゲームに取り組んでいたか、どのようなエピソードがあるかについて説明していく必要があると言えるでしょう。

③なぜ自己PRにゲームを選んだのか

なぜ自己PRについて話す際にわざわざゲームという題材を選んだのかについても、理解できるように解説していく必要があります。

趣味であるだけでただ遊んでいただけではないのかと思われてしまう可能性が高いからです。

高校時代から続けてきた、自分や周りに影響を与えた経験があるなど、自己PRにゲームを選んだ理由を詳しく説明していく必要があると言えるでしょう。

ゲームに対する熱意について説明することができれば、企業の採用担当者に対して良い印象を与える可能性が高まります。

④入社後に貢献できること

あなたがゲームという経験を通じてどのような能力を身につけたのかについて分かりやすく説明することができたら、最後は入社後にどのように貢献することができるのかについて詳しく説明していく必要があります。

企業の採用担当者は、誰もが採用した後に活躍してくれる人材を選ぼうと思っています。

つまり、しっかりとあなたがゲームを通じて身につけた能力が活用できるものであるという説明をする必要があるのです。

企業研究をしっかり行っているというアピールにもなるので、ぜひ企業が求めている人材に合致する能力をゲームを通じて身につけたという話をするようにしましょう。

【ゲームの自己PR】

【ゲームの自己PR】ゲーム経験を活かした例文

続いて、本記事の主題である、ゲーム経験を生かした自己PRの例文について紹介していきます。

下記の3つは、多くのゲーム好きな方がアピールしやすいポイントについて述べている例文ですので、参考になるはずです。

本記事の復習という意味でもしっかりと読み込んでみてください。

ステージをクリアできた経験

私には高い集中力と状況判断力があります。

この力を最も発揮したのは、難易度の高いアクションゲームでステージをクリアした時です。

このゲームでは一瞬の判断ミスが即失敗に繋がるため、集中力を保ちながら状況を正確に判断する能力が求められます。

特に、最終ステージでは複数の敵が同時に襲ってくる場面があります。

何度も失敗し、数時間かかりましたが、冷静に状況を見極め、戦略を瞬時に立て直すことで、時間はかかってしまったものの、最終的にはクリアに成功しました。

この経験から、私は高いプレッシャーの下でも冷静さを失わず、的確な判断を下せる力を身につけました。

今後はこの力をチームプロジェクトや緊急を要する業務など、さまざまなビジネスシーンで活かしていきたいと考えています。

どのような困難な状況にも柔軟に対応し、成果を出すことで、貴社に貢献できると自負しております。

チームプレーを発揮した経験

私には優れたチームワークとコミュニケーション能力があります。

この力を発揮した具体例にはオンラインの戦闘ゲームでの経験があります。

このゲームでは各プレイヤーが特定の役割を担い、チームとして協力して目標を達成する必要がありました。

ある時、私たちのチームは劣勢に立たされていましたが、チームメンバー間で励まし合い、戦略を調整し続けることで、逆転勝利を果たしました。

この経験から、私はチームの一員として他者を尊重し、共に目標に向かって努力することの大切さを学びました。

また、効果的なコミュニケーションがチームワークを深め、結果に大きく寄与することを実感しました。

今後は、このチームワークとコミュニケーション能力を、プロジェクトやチームワークが求められる業務に活かし、さらに発展させていきたいと考えています。

チーム内での円滑なコミュニケーションを通じて、プロジェクトの効率化やチームの士気向上に貢献することができると信じております。

地道な作業が活かされた経験

私には継続的に努力できる能力と忍耐力があります。

この力が特に活きたのは、コミュニケーションを要するゲームでの経験です。

ゲームをクリアするためには地道な情報収集とチームメンバーとの綿密な連携が必要でした。

そこで毎日ゲーム内での任務をこなし、チームメンバーとの情報交換に努めました。

その結果、数週間にわたる努力の末、チーム全員でゲーム内の難易度の高いクエストをクリアすることができました。

この経験から、単調な作業でも目標に向かってコツコツと取り組むことの価値と、チーム内で情報を共有し合い、助け合うことの重要性を学びました。

また、地道な作業を通じて得られた情報が、チームの成功に直結することを実感しました。

今後は、この持続的な努力と忍耐力、そしてチームでのコミュニケーション能力を活かし、どんなに地道で困難な業務でも最後までやり遂げ、チームの目標達成に貢献していきたいと考えています。

まとめ

今回は自己PRにおいてゲーム経験を魅力的にアピールする方法について、例文などと共に詳しく紹介してきました。

一見、ただの趣味に思われがちなゲームですが、さまざまな能力が身につけられる上に、企業にとっても魅力的に思われる要素が散りばめられている趣味です。

ぜひ、本記事の内容を参考にして、あなたがこれまで楽しく取り組んできたゲームを題材に、良い印象を与えられるような文章を作成してください。

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