【マイペースの自己PR】短所を言い換えると?人事から高評価を得る自己PRを徹底解説!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

就活を本格的に始めるまで自己PRを作ったことがなく、短所しか浮かばなくて困っている就活生の方は沢山いらっしゃいます。

そこでこの記事では、特に「マイペース」な性格を自己PRとして使いたい方に向けて、どんな伝え方をしたら人事から魅力的に思ってもらえるか、ポイントを解説します。

【自己PR マイペース】マイペースってどんな性格?

マイペースな性格とは、自分のペースで物事を進めることを好み、他人や周りの影響をあまり受けずに独自のやり方で行動する人のことを指します。

このような人は、自分のペースを乱されることを嫌い、急がされる状況やプレッシャーに対して特に苦手意識を持つことが多いです。

しかし、その反面、自分のペースを守りながら着実に作業を進めることができるため、集中力や持続力に優れた一面も持ち合わせています。

また、他人の意見に左右されず独自の視点を持つことができることも特徴です。

【自己PR マイペース】マイペースって長所なの?

マイペースな性格は、一見すると短所と捉えられがちですが、実はその裏側には多くの優れた特性が隠されています。

マイペースであることの良さを理解することで、自分自身の強みを見つけ、他人との違いを活かすことができます。

着実な行動力

マイペースな性格は「焦らない」「落ち着いている」とも言えます。

この特性は、物事を着実に進める力となり、自分の意見を持ちながら善悪の判断を下すことができます。

例えば、トラブルが発生した際に、マイペースな人は冷静に状況を分析し、最適な解決策を見つけ出すことが得意です。

急かされることが少なく、自分のペースを守ることで、ミスを減らし、確実に成果を上げることができます。

また、このような落ち着いた態度は、周囲の人々にも安心感を与え、信頼される存在となるでしょう。

さらに、長期的なプロジェクトでも、その着実な行動力が発揮され、持続的な成果を上げることが期待できます。

マイペースな性格は、焦らずに一歩一歩前進することで、結果として大きな成功を収めることができると言えます。

ポジティブな性格

マイペースな性格は、楽観的で前向きな特徴を持ち合わせています。

自分の生き方やポリシーを大切にするため、他人と自分をむやみに比較して落ち込むことが少ないです。

何か嫌なことが起こったとしても、マイペースな人は「まあいいか」と前向きに捉え、すぐに気持ちを切り替えることができます。

このポジティブな性格は、ストレスを軽減し、メンタルヘルスを維持するのにも大いに役立ちます。

また、自分の目標や夢に向かって進む際にも、挫折しにくく、前向きな姿勢を持ち続けることができるのです。

このような前向きな性格は、周囲の人々にも良い影響を与え、ポジティブな雰囲気を作り出すことができます。

総じて、マイペースな性格は、楽観的でポジティブな態度を持ち、企業でも重宝されることも多いです。

一つのことに集中できる

マイペースな人は、一点集中型であることが多いです。

目の前の出来事に対して、一つ一つ集中して取り組むことができるため、深い理解や高い成果を得ることができます。

例えば、学校の勉強で特定の教科において突出した成績を収めることがあるのは、まさにこの集中力の賜物です。

部活動や趣味においても、他の人よりも深く取り組むことで、専門的なスキルや知識を身につけることができます。

また、一つのことに集中することで、細部にまで注意を払うことができ、質の高い成果を出すことができるのです。

この集中力は、仕事においても非常に有益であり、複雑なプロジェクトを成功に導く力となります。

結論として、マイペースな性格は、一つのことに集中し、高い成果を上げることができる強力な武器と言えます。

【自己PR マイペース】本当にあっている?自己分析がおすすめ

自己PRにおいて「マイペース」と自己評価することが本当に適切かどうかを確認するためには、自己分析が重要です。

自己分析を行うことで、自分の特性や強みをより具体的に理解し、それを効果的に伝えることができます。

「自分史」を作成する

自己分析の一環として、「自分史」を作成することが有効です。

まず、小学校から大学までの各年ごとに、自分が参加した行事、部活動、アルバイトなどを振り返ります。

この作業を通じて、自分が何に熱中し、どのような経験を積んできたかを明確に把握することができます。

そして、特に熱中した出来事に印を付け、そのモチベーショングラフを作成します。

これにより、自分の興味や情熱の傾向を視覚的に確認することができます。

さらに、その共通点を見つけ出し、具体的なエピソードとして書き出すことで、自己理解が深まります。

なぜ熱中できたかを書く

自己PRを効果的にするためには、なぜ自分が特定の活動に熱中できたのかを明確に言語化することが重要です。

自分のイメージや特性を漠然としたまま伝えるのではなく、具体的な理由や行動を言葉にすることで、相手により深く理解してもらうことができます。

例えば、「部活で焦らず練習を積み重ねた結果サッカーでシュートを連発することができた」というエピソードがある場合です。

この場合は、「日々の練習に記録をつける」や「居残りをして練習を続けた」など、具体的な行動や取り組みを細かく説明すると効果的です。

反対を考える

自己分析においては、自分の強みと弱みを両面から考えることも重要です。

例えば、「マイペース」が弱みと感じるなら、その裏側にある強みを考えます。

逆に、「行動力」が強みと考えるなら、その裏に潜む弱みを探してみます。

これにより、自分の特性をより多角的に理解することができます。

さらに、強みや弱みを細かく分けて考えることで、より具体的な自己理解が可能となります。

また、言い換えを探すことも有効で、異なる視点から自分を見つめ直すことで、新たな発見や自分の特性の新たな一面に気づくことができます。

【自己PR マイペース】マイペースを伝える時のポイント

短所であることを素直に認めつつ、改善に向けた努力を示すことで、企業に成長意欲や自己改善の姿勢を伝えることができます。

以下に、短所を効果的に自己PRに活かすためのポイントを解説するので参考にしてください。

1.弱みを言い換える

短所を述べる際には、ただ「マイペース」と言うのではなく、他の言葉で言い換えることも検討しましょう。

例えば、「優柔不断」や「頑固」といった表現の方が、具体的なシチュエーションをイメージしやすく、適切である場合もあります。

このように言い換えることで、短所をより明確に伝えられ、自己理解の深さを示すことが出来ることもあるので覚えておいてください。

2.客観的になっているか確認する

短所を述べる際には、自己分析に加えて他己分析を行うことで、主観的になりすぎないように注意します。

他人から指摘されたことやフィードバックを参考にすることで、より客観的な視点を持つことができます。

例えば、友人や同僚からの意見を取り入れ、短所を具体的なエピソードと共に述べることで、説得力が増します。

このように客観的な視点を取り入れることで、面接時にも自信を持って発言することができます。

3.改善する努力がなされているか

短所を述べるだけではなく、それを克服するためにどのような努力をしているかを具体的に記述することも大切です。

例えば、「マイペース」な性格を改善するために、スケジュール管理を徹底し、他のメンバーとのコミュニケーションを増やすように努めた、等のエピソードを伝えます。

このように、具体的な改善策を示すことで、成長意欲や自己改善の姿勢をアピールでき、採用担当者に好印象を与えることができます。

4.改善した方法を述べる

短所を改善するために実施した具体的な方法を述べることも重要です。

例えば、「定期的なフィードバックを受けるために、週に一度のミーティングをした」や「時間管理のためにタイマーを使用して作業の進捗を記録した」等の具体的な行動を示します。

いつ、どのように改善に取り組んだかを明確に述べることで、実際に努力したことが伝わりやすくなります。

この具体性が、自己PRをより信頼性の高いものにします。

5.改善して得られたこと

短所を改善することで得られた成果や周囲への影響を述べることが重要です。

例えば、「時間管理の改善により、チーム全体の生産性が向上した」や「コミュニケーションを増やしたことで、チーム内の連携が強化されました」といった具体的な成果を示します。

このように、改善の結果として得られたポジティブな影響を強調することで、採用担当者に自分がしっかりと価値を提供できる人物であることをアピールできます。

【自己PR マイペース】自己PRの書き方

自己PRを書く際には、自己の強みや弱みを明確にし、それらをどのように活かし、克服してきたかを具体的に述べることが重要です。

そこで、効果的な自己PRの書き方のポイントを以下に解説します。

強み

自己PRの冒頭で自分の強みを明確に述べ、インパクトのある言葉を使い、採用担当者の興味を引くことが大切です。

例えば、「私の強みは、困難な状況でも冷静に対処できる柔軟な対応力です」といった明確で具体的な言葉を用いることで、採用担当者に強い印象を与えられます。

この一言で、自分がどのような特性を持ち、それが職場でどのように役立つかを示すことが重要です。

また、強みを述べる際には、自分が過去にどのような場面でその強みを発揮してきたかを簡潔に触れることがポイントです。

強みが発揮されたエピソード

強みが発揮された具体的なエピソードを述べることも重要で、具体的な状況や行動を5W1Hの視点で詳細に説明します。

例えば、「大学時代、私はサッカー部のキャプテンとして、チームの成績向上に貢献しました。

」と具体的なシーンを伝えます。

 

そして「毎日の練習では、焦らず一つ一つのプレーを丁寧に確認しながら進めることで、メンバー全員がスキルを向上させることができました」と詳細に説明します。

またエピソードを一つに絞ることで、深みのある説明が可能となり、採用担当者に強い印象を残すことができます。

弱み

次に、自分の弱みを述べます。

「私の短所は、時折マイペースすぎるところです」と端的に述べることが重要です。

短所を正直に認める姿勢を示し、その理由や具体的なエピソードを簡潔に述べます。

例えば、「チームプロジェクトで他のメンバーのペースについていけず、調整に時間がかかってしまった経験があります」といった具体例を挙げることで、自己認識の深さを示します。

短所を述べる際には、その短所がどのような場面で問題になったのかを明確にすることが重要です。

弱みの向き合い方を述べる

弱みとどのように向き合い、克服しようとしたかを述べることで、成長意欲や努力を伝えることができます。

例えば、「この経験を通じて、私は他のメンバーと定期的に進捗を共有し、コミュニケーションを密に取ることで、チーム全体のペースに合わせる努力を続けました」と伝えます。

このように、弱みを克服しようとする具体的な行動を示すことがポイントで、自己改善に努めていることを強調し、採用担当者にポジティブな印象を与えることができます。

入社後に活かしたいこと

最後に、強みと弱みをどのように入社後に活かし、企業に貢献できるかをアピールします。

例えば、「マイペースな性格を活かし、着実に業務を遂行し、貴社の●●のプロジェクトの成功に貢献したいと考えています」と述べます。

このように具体的な業務と関連付けて自分の強みをアピールし、採用担当者が「この人は当社で活躍してくれそうだ」と感じるように説明することが重要です。

【自己PR マイペース】例文

ここからは自己PRで「マイペース」であることを上手くアピール出来ている例文をいくつか紹介します。

アルバイト、サークル、学業に分けて紹介するので、自分の経験で使えそうなものがあれば活用してみてください。

アルバイト

私の強みは、何事にも挑戦し続ける行動力です。 接客のアルバイトでは、最初はやり方が分からず戸惑うこともありましたが、自分で調べたり、先輩に教えてもらうことで、業務の改善に努めました。 お客様からのフィードバックを真摯に受け止め、サービス向上のために何度も試行錯誤を繰り返しました。 その結果、お客様から高評価を得ることができ、リピーターの増加にも貢献しました。 一方で、マイペースな性格から、作業に集中しすぎることがありました。 そのため、お客様から「注文が届くのが遅い」とのクレームを受けたこともあります。 この課題に対処するために、私は時計を持参し、自分の作業時間を計算して管理するようにしました。 この対策により、効率的に作業を進めることができ、クレームの減少に繋がりました。 入社後は、常に何が足りないのかを考え、改善を図る姿勢を活かして、組織に貢献していきたいと考えています。

サークル

私の強みは、ポジティブに捉えて臨機応変に対応できる力です。 テニスサークルの大会で予想以上に欠席者が出てしまい、トーナメントを予定通りに行うことが難しくなった際、即座に組み替えを行い、スムーズに大会を進行させることができました。 この経験から、問題が発生した際にも冷静に対処し、状況を改善する力を身につけました。 しかし、マイペースな性格ゆえに、優柔不断に考えすぎてしまうことがあり、メンバーとの意見調整に時間がかかり、決定が遅れることがありました。 この課題に対しては、自分の行動が他のメンバーにどのような影響を与えるのかを考えるようにし、迅速な意思決定を心がけるようにしました。 入社後は、臨機応変に行動し、組織に柔軟に馴染む力を活かして、チームの一員として貢献したいと考えています。 変化に対して前向きに取り組み、常に最善の方法を模索する姿勢で、企業の成長に貢献できると確信しています。

学業

私の強みは、一つのことに集中できる力です。 学業においては、その集中力を発揮し、GPAで優秀な成績を収めることができました。 特に、特定の科目においては深い理解を得るために時間をかけて取り組み、質の高い成果を出すことができました。 この集中力は、目標を達成するための持続力と粘り強さを示しています。 しかし、マイペースな性格から、緊張しやすいという弱みもあります。 特にテストの際には、時間内に解答を終わらせることが難しいと感じることがありました。 この課題に対しては、模擬試験を時間を測って行うことで、試験本番のプレッシャーに慣れるよう努めました。 その結果、時間管理能力が向上し、緊張を克服することができました。 入社後は、この集中力を活かして、マーケティング業務において優れた成績を残したいと考えています。 記録を取り、データを分析し、戦略を立てることで、企業の売上向上に貢献したいと考えています。

【自己PR マイペース】注意点

自己PRで「マイペース」な性格を述べる際には、注意すべきポイントがいくつかあります。

ネガティブな印象を避けるための対策や、職種によっては自己PRの内容を適切に調整する必要があります。

以下に、その具体的な注意点について詳しく解説します。

ネガティブな印象を持たれないようにする

自己PRで短所を述べる際には、ネガティブな印象を避けることが重要です。

短所を挫折経験として述べること自体は良いのですが、それを乗り越えた経験を書いていなかったり、強みを明確に述べていなかったりすると、悪印象を持たれる可能性があります。

例えば、「マイペースな性格から、チームプロジェクトで遅れを取ったことがあります」と述べた場合です。

この時は「しかし、その経験を通じて、タイムマネジメントスキルを磨き、効率的に作業を進める方法を学びました」といった改善策や成果を必ず付け加えてください。

仕事に支障がでるような職種は避ける

自己PRは応募する職種の適性を見極めるために企業が活用していることも多いです。

そのため、例えば、日常的に1分1秒単位で早さが求められる営業職や接客業などにおいて、「マイペース」な性格を強調することは避けるべきです。

このような場合、自己PRで強調するべきは、他の適性や強みです。

例えば、「顧客とのコミュニケーション能力」や「迅速な問題解決能力」といった、職種に適した強みを前面に出すことが重要です。

まとめ

今回の記事ではマイペースであることを自己PRで使う場合のポイントや注意点に関して詳しく解説しました。

マイペースというのは客観的に見ると短所に聞こえがちですが、アピールの仕方を間違えなければ企業に好印象を与える強みとなります。

自分のペースにしたがって周りに乱されず成果を出した経験等、具体的に強みが発揮されたエピソードを使って示すことが大切です。

例文等も参考にしながら、自己PRを磨き上げてください。

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