【26卒】三井住友カードのインターン情報から選考対策方法まで徹底解説

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

【三井住友インターン】はじめに

三井住友インターン

三井住友カードは、日本を代表するクレジットカード会社の一つで三井住友フィナンシャルグループの中核会社です。

競合他社としても、JCB、楽天カード、アメリカン・エキスプレスなどかなりの「人気業界×人気企業」ということで、内定獲得にはレベルの高い自己分析や企業分析、選考対策が求められます。

この記事ではインターンの情報や選考対策方法もお伝えいたしますので、三井住友カードを志望する就活生の皆さんはぜひご参考にしてみてください。

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【三井住友カードのインターン】企業分析

まず、三井住友カードがどのような会社かを深く理解することが重要です。

企業の情報を知らずにESを提出したり、面接に臨むと、「なぜうちの会社なんだろう」「他の企業でもよくないか」となってしまうため、志望動機やガクチカに一貫性と説得力を出すためには企業分析が必須になります。

三井住友カードの概要

三井住友カードは、日本を代表するクレジットカード会社の一つで、三井住友フィナンシャルグループの一員です。

キャッシュレス社会の推進に力を入れており、クレジットカード事業信販事業トランザクション事業のビジネスで幅広いソリューションを展開しています。

MVV

そもそもMVVとはMission(使命)・Vision(理念)・Value(行動指針)の頭文字をとった企業の経営方針のことを指します。

Mission:使命や目標
MVVの中核であるミッションは、企業や組織が存在する意義や目的を示します。
具体的には、「私たちは何のために存在しているのか?」や「どのような価値を提供するのか?」といった問いに答えるものです。

Vision:理想像や方向性
ビジョンは、企業や組織が将来どうありたいかを示すものです。
長期的な目標や理想像を表現し、組織全体が目指すべき方向性を示します。

Value:価値観や行動指針
バリューは、企業や組織が行動する際に重視する価値観や信念を示します。
企業文化や社員の行動指針となり、どのように業務を遂行すべきかを定義します。

経営理念

三井住友カードの経営理念は「果たすべき使命」と定義されています。

経営理念は4つ羅列されています。

経営理念
  1.  お客さまに、より一層価値観あるサービスを提供し、お客さまと共に発展する
  2. 事業の発展を通じて、株主価値の永続的な増大を図る
  3. 勤勉で意欲的な社員が、思う存分にその能力を発揮できる職場を作る
  4. 社会課題の解決を通じ、持続可能な社会の実現に貢献する

ビジョン

三井住友カードのビジョンは「中長期的に目指す姿」と定義されています。

ビジョンは1つです。

ビジョン

『お客さまに選ばれ、お客さまの決済をあらゆるシーンで支える”デジタル”&”イノベーション”カンパニー』

<< デジタルイノベーションとDX >>

デジタルイノベーションとDX

どちらもデジタル技術を用いて企業改革をするものであるが目的が異なります。

デジタルイノベーション:デジタル技術を用いて新たな社会的価値を作り出すこと
DX:企業を改革することで競合他社よりも優位性を持つこと

三井住友カードは『DX推進宣言』にて以下の点を宣言しています。

『DX推進宣言』
  • 三井住友カードはDXを加速し、キャッシュレス社会の実現を目指す。
  • 社内業務をデジタル化し、効率化と高度化を図る。
  • デジタル技術を活用して顧客満足度を向上させ、新たな価値を提供する。
  • 高度なデータ人材の育成やイノベーションの推進に取り組む。

Five Values

三井住友カードのバリューは「すべての役職員が共有すべき価値観」と定義されており、「Five Values」として5つ示されています。

バリュー
  • Integrity(誠実さ)
  • プロフェッショナルとして高一倫理観を持ち誠実に行動する
  • Customer First(顧客第一)
  • お客さま起点で考え、一人ひとりのニーズに合った価値を提供する
  • Proactive & Innovative(積極的かつ革新的)
  • 先進性と独創性を尊び、失敗を恐れず挑戦する
  • Speed & Quality(スピードと品質)
  • 迅速かつ質の高い意思決定と業務遂行により、競合との差別化を図る
  • Team “SMBC Group(チーム「三井住友銀行」)
  • 多様性に富んだ組織の下で違いを尊重し、グループの知恵と能力を結集する

【三井住友カードのインターン】魅力

三井住友カードは、日本を代表するクレジットカード会社の一つであり、いくつかの点で競合他社と異なる強み唯一無二の特徴を持っています。

以下はその主なポイントです。

ちなみに、クレジット会社のビジネスは一言で表すと以下の通りです。

クレジット会社のビジネスは、カードを発行して使ってもらい、そこで発生する手数料や、分割払いなどの金利で収益を上げることです。

1. 長い歴史

三井住友カードは1967年に設立され、日本を代表するクレジットカード会社の一つとして、長い歴史と確固たる信頼性を誇ります。

この歴史的背景から、顧客基盤が非常に広く、信頼感のあるブランドとして認識されています。

2. 大手金融グループとの連携

三井住友カードは、三井住友フィナンシャルグループ完全子会社であり、同グループの銀行や証券会社との密接な連携が強みです。

これにより、銀行口座との連携や、グループ内でのポイント交換など、総合的な金融サービスが提供可能です。

完全子会社・子会社・関連会社の違い

完全子会社
親会社が100%の株を保有し、経営の全てをコントロールする。

子会社
親会社が過半数の株を保有し、強い支配力を持つが、ある程度の自主性がある。

関連会社
親会社が20%以上50%未満の株を保有し、影響力を持つが、経営にはかなりの独立性がある。

完全子会社

定義は、親会社が100%の株式を保有する企業です。

親会社の完全な支配下にあり、経営方針や意思決定については全面的に親会社の判断に従います。

例えば、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)において、三井住友カード株式会社(SMCC)は完全子会社です。

SMFGが全ての株式を保有しているため、三井住友カードの経営方針や戦略はSMFGの意向に完全に従います。

子会社

定義は、親会社が過半数(50%以上)の株式を保有する企業です。

親会社が経営を支配していますが、完全に独立しているわけではなく、子会社にもある程度の自主性があります。

例えば、株式会社SMBCデジタルマーケティングは三井住友フィナンシャルグループの子会社です。

SMFGが株式会社SMBCデジタルマーケティングの株式の過半数(2024年3月31日時点で66%)を保有しており、経営方針に強い影響力を持ちますが、広告・マーケティングとしての業務運営には一定の自主性も認められています。

関連会社

定義は、親会社が20%以上50%未満の株式を保有する企業です。

親会社は関連会社の経営に影響力を持つ一方で、完全な支配はしていません。

例えば、ブレインセル株式会社は、SMFGにとって関連会社(20243月31日時点で49%)にあたる例です。

関連会社は親会社から影響を受けますが、経営の独立性が比較的高いです。

3. さまざまなサービスの先駆者

三井住友カードのホームページの「沿革」から分かるように、三井住友カードは「日本初」「業界初」などが多く、金融業界・カード業界を革新してきました。

この記事では、いくつもの日本・業界初がある中でも、三井住友カードの5つの「日本・業界初」をピックアップします。

5つの日本・業界初
  1. 日本初のVisaカードとして国内外共通「住友VISAカード」発行
  2. 金融業界で初めて「プライバシーマーク」を取得
  3. 日本初の銀聯カード「三井住友銀聯カード」発行
  4. 日本で初めて公共交通機関の車内にVisaのタッチ決済を導入
  5. 世界初、探し物トラッカー「Tile」機能を搭載したVisaカード「三井住友カード Tile」発行

1. 日本初のVisaカードとして国内外共通「住友VISAカード」発行

三井住友カード株式会社(当時は住友クレジットサービス株式会社)は、1980年に日本初のVisaカードとして、国内外共通で利用できる「住友VISAカード」を発行しました。

この「住友VISAカード」の発行は、日本のクレジットカード業界における画期的な出来事であり、三井住友カードが業界の先駆者としての地位を確立する大きな一歩となりました。

<< Visaって何? >>

そもそも、「国際ブランド」と「クレジットカード発行会社」の区別が曖昧になっている方も多いのではないでしょうか?どちらも「クレジットカード事業者」ではあるのですが、役割が異なります。

カード会社

クレジットカード発行会社は、カードの発行を行い、入会手続きや審査などの会員管理を担当する役割を持っています。

さらに、会員管理に加えて、ポイントや特典の提供、海外旅行保険や国内旅行保険、ショッピング保険などの各種保険を提供することも役割の一部です。

三井住友カードも、こうしたクレジットカード発行会社として、これらの役割を果たしています。

国際ブランド

国際ブランドとは、Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Clubの5つが「国際ブランド」と呼ばれています。

また最近は中国の銀聯カードも飛躍的にシェアを伸ばしています。

カード会社自体は国際ブランドではないため、そのままでは海外で利用できません。

そのため、カード会社は国際ブランドと提携し、利用可能な場所を拡大しています。

つまり、VisaやMastercardなどの国際ブランドのロゴがカードに表示されていれば、そのカードがどの会社のものであっても、海外のVisaやMastercard加盟店で利用できます。

2. 金融業界で初めて「プライバシーマーク」を取得

三井住友カードは、2001年4月に金融業界で初めて「プライバシーマーク」を取得しました。

プライバシーマークは、個人情報の保護を適切に行っている企業に与えられる認証で、三井住友カードが顧客の個人情報保護に対して高い基準を持っていることを示しています。

プライバシーマーク制度は1998年に開始された比較的新しい制度で、かつ金融業界にはすでに厳しいルールが設けられていたため、他の会社ではプライバシーマークの必要性が感じられていなかったと思われます。

その中で、三井住友カードが先駆けてプライバシーマークを取得したことで、金融業界における個人情報保護の重要性が改めて認識され、その後他の企業も取得を進めるようになった可能性があります。

SMCCのカードセキュリティ
  • 業界最高水準の「カード不正使用検知システム」を導入
    →24時間365日体制でモニタリング
  • 偽造・変造が非常に困難で安全性の高い「ICカード」を導入
  • ワンタイムパスワードを導入
    →多様化するカード犯罪から会員の皆さまを守る
  • インターネットサービス「Vpass」においてカード情報保護に関する国際基準「PCI DSS」を国内カード会社として初めて取得

3. 日本初の銀聯カード「三井住友銀聯カード」発行

三井住友カードは、日本で初めての銀聯カード「三井住友銀聯カード」を発行しました。

銀聯(ぎんれん)カードは中国のクレジットカードブランドで、中国国内および海外での決済に利用されています。

三井住友カードは、これにより、日本においても銀聯カードの利用が可能となり、中国からの旅行者やビジネスマンに対して利便性を提供する役割を果たしました。

結果として、中国からの旅行者が日本で簡単に買い物できるようになり、日本の観光業や経済にプラスの影響を与えました。

また、日本の決済システムが国際的に対応できるようになりました。

4. 日本で初めて公共交通機関の車内にVisaのタッチ決済を導入

三井住友カードは日本で初めて、公共交通機関の車内にVisaのタッチ決済「stera transit」を導入しました。

この取り組みにより、乗客はカードを端末にタッチするだけで運賃を支払えるようになり、交通機関の利用がさらに便利になりました。

この導入は、日本のキャッシュレス社会の発展に寄与する重要な一歩となりました。

stera transitで解決できること

旅行客の移動不満
海外の観光客がスムーズに移動できるようになり、現金で切符を買う手間やオペレーションの負担が減少

業務運営のコスト負担
現金や切符を扱う設備や独自ICカードのコストを削減し、多様な顧客ニーズへの対応も効率化

乗降データの取得・活用困難
利用者の乗降データを簡単に取得・分析できるようになり、運営改善に役立つ

5. 世界初、探し物トラッカー「Tile」機能を搭載したVisaカード「三井住友カード Tile」発行

三井住友カードは、世界で初めて探し物トラッカー「Tile」機能を搭載したVisaカード「三井住友カード Tile」を発行しました。

このカードは、クレジットカードとしての機能に加え、紛失したカードの位置を追跡できる「Tile」の機能を備えており、カードの紛失や盗難に対する安心感を提供する革新的な製品です。

4. 業界の追い風

国策としてキャッシュレス化の促進

国策として政府が「キャッシュレス化」の促進を発表しているのをご存じでしょうか?

そのため、三井住友カード株式会社含むクレジット会社の成長に追い風がかかっている状態です。

加えて、三井住友カードは三井住友フィナンシャルグループを親会社に持つため、安定した財務基盤があります。

このような安定性がありながらも、成長を続けている魅力は、金融業界の中でも特に三井住友カードを志望している方の志望動機にもなるはずです。

5. 多様なキャリア

三井住友カードでは、多様な決済業務を担当でき、営業・事務・信用管理・システムなど、さまざまな部署を経験できます。

ジョブローテーションやキャリア公募制度を活用することで、自分の興味や関心に合った部署へ異動するチャンスもあり、幅広い業務に携わることで、営業だけにとどまらない多様なキャリアを築けます。

このような柔軟なキャリアパスが、他の金融機関との差別化ポイントです。

【三井住友カードのインターン】インターンの種類

三井住友カードのインターンの種類三井住友カードには本選考前に、インターンに参加できるチャンスがあります。

インターンでの活動によっては、選考免除のルートで面接したり、インターン参加中に社員の話を聞けるなどの、本選考に有利になる特権もあるので、三井住友カードを志望している人や金融業界に興味がある人は参加が望ましいです。

SMCC WORKSHOP

SMCC WORKSHOPでは、HPでインターン前に視聴必須になっている会社紹介動画の内容をテーマごとに詳しく解説し、質疑応答も行われます。

プログラムはキャッシュレス業界三井住友カードの事業紹介、そして社員との座談会で構成されており、質問が可能です。

複数回の参加も抽選で可能です。

三井住友カードのキーメッセージになっている「Have a good cashless」を実現しているさまざまなサービスを紹介してくれるため、三井住友カードについてよく知りたい就活生は参加必須です。

マーケティングコース(3DAYS)

マーケティングワーク:
大学内における新規会員の獲得施策

三井住友カードのマーケティングコースでは、学生が三井住友カードのキャッシュレス戦略に基づいたプロモーション戦略をグループで検討し、発表します。

大学内での新規会員獲得施策を考え、成果物を発表することが求められます。

また、社員との座談会や、ワーク終了後に人事部との1on1でフィードバックや個別アドバイスを受ける機会も提供されます。

企画営業コース(2DAYS)

三井住友カードの企画営業コースでは、三井住友カードの社員になりきり、新しいサービスの企画から提案までを体験します。

若手社員がどのように企画し成長していくかを学び、社員と直接議論しながらビジネスの思考プロセスを身につけます。

ワーク後には、社員との座談会や人事部との1on1でフィードバックと個別アドバイスを受けられ、後日限定イベントも予定されています。

データ分析コース(3DAYS)

三井住友カードのデータ分析コースでは、顧客と社会に革新をもたらす「攻めのデータ戦略」を学びます。

決済データを活用して社会課題の分析と解決のプロセスを体験し、現場の第一線で活躍するメンター社員からデータ分析の支援を受けることができます。

このコースを通じて、実践的なデータ分析スキルを身につけることができます。

【三井住友カードのインターン】選考のポイント

三井住友カードのインターンや本選考に挑みたい就活生は多く、通過者の多くがすでにマーケティングの経験者(ゼミや研究室で深く学んでいる状態)や長期インターンで営業スキルや思考を身につけている人です。

加えて、高学歴層にも人気の企業であるため、本当に三井住友カードに入社を希望しているなら徹底的な対策が必要になります。

チームワークの重要性

三井住友カードでは、部署を超えた連携が求められるため、チームで協力する力が選考で重視されます。

インターン参加者の中には本選考への優遇がある人もいますが、そのインターン自体「ワーク」がベースとなっており、インターンでもこの部分が評価されています。

実際に過去の内定者は、ゼミやグループ活動を通じてチームワークをアピールし、選考を突破しています。

選考対策方法

チームでの協力経験を具体的に用意し、達成した成果や感じたこと、困難をどう乗り越えたかを話せるようにしておきましょう。

具体的には、以下の質問を深掘りされても自信を持って答えられるように準備しておいてください。

  • 個人では成し遂げられなかったが、協力することで達成できたこと
  • 他者との連携の中で感じたこと
  • チームでの取り組みで経験した困難
  • チームとして困難をどのように克服したか
  • 協力を通じて得た学び

挑戦する姿勢と行動力

挑戦する姿勢や行動力は、三井住友カードの選考で評価される重要な要素になります。

実際に過去の内定者は挑戦的な取り組みを強調し、現状に満足しない姿勢が評価され、選考を通過しています。

大手だから「安定している」部分を強調し過ぎてしまうと、金融業界の中でもさまざまな決済方法を開拓し続けている三井住友カードの、挑戦が伴う成長力についていけないのでは?というマイナス評価になりかねないので注意してください。

選考対策方法

過去の挑戦経験を振り返り、上昇志向や行動力を具体的に示すエピソードを用意しておきましょう。

<< 挑戦経験を示すエピソードの例 >>

1. 経験のきっかけ
大学2年生のとき、営業のスキルを身につけたいと考え、企業の営業インターンに参加することを決めた。

2. 困難にぶつかった経験
インターン先は競争が激しい業界で、未経験の私にとっては、顧客との商談を成功させるのが非常に難しかった。
また、他のインターン生は既に営業経験があり、成果を上げるプレッシャーを強く感じた。

3. 困難を克服するために挑戦したこと
そのような厳しい環境の中で、私は営業成績を上げるため、毎日1時間早く出社して営業トークの練習をし、さらに先輩社員からアドバイスを積極的に求め続けた。

4. 挑戦した結果
その結果、インターン終了時には、営業成績でチーム内トップの成績を収めることができた。

第一志望であることの明確化

選考では、三井住友カードが第一志望であることを明確に伝えることが重要です。

選考通過者は、他社との違いや志望度の高さを熱意を持って伝え、高く評価されています。

三井住友カードに限らず、企業側の採用はコストがかかっており、採用人数にも制限があるため、入社後に「思ってたのと違かった」となり、離職してしまう可能性のある就活生よりも、企業研究を深く行った上で企業を志望してくれている就活生の方が、熱意を持って業務に取り組んでくれて離職率も低いという評価がされるため、「どんな商材サービスを誰に、どんな想いを込めて、どのように提供しているか」はパッと言えるくらいまで企業のことを知りに行きましょう。

選考対策方法

金融業界やクレジットカード業界の中での三津住友カードの立ち位置、競合他社との違い、想い(MVVや社長の言葉など)を確認し、「なぜ他社ではなく三井住友カードでなければいけないのか」を明確に言語化し、ロジックを立てて話せるようにしておきましょう。

深い自己分析

三井住友カードの選考では、質問としてメジャーな「ガクチカ」などが問われない傾向があるそうです。

その代わりに、面接では短時間で自分の強み・弱みを的確に伝える能力が求められます。

インターンから本選考を通じて一貫性を示すために、過去の経験を振り返り、共通する強みや弱み、その背景にある体験を明らかにするなど、事前に徹底した自己分析を行うことで対策していなかった質問がされても、全体を通して一貫性のある回答ができます。

選考対策方法

過去の経験をもとに、「強み/長所」「弱み/短所」をそれぞれ「なぜそれが強み/短所になるのか」という根拠をエピソードも含めて言語化できるようにしておきましょう。

また、短所に関しては、「どのように克服している/したのか」を伝えることで上昇志向をアピールできるため、そのエピソードも準備しましょう。

論理的な思考と伝え方

インターンのワークや面接、ESなどは、「結論ファースト」を心がけると、面接官やチームメンバーの理解を得やすいです。

冗長な説明は面接官にとって重要なポイントが見えにくくなり、理解しにくくなる可能性があり、かつ、面接官に対して無駄に時間を使わせてしまうため、評価が下がることがあります。

また、インターンや選考は人によって、フランクな雰囲気で進みますが、リラックスしすぎずロジカルな話し方を維持することが重要です。

話の流れを明確にし、論理的な理由付けを行うことで、自分の発言に説得力をつけることができます。

「学生ならでは」を

ワークでは、今まで見たことも経験したこともない課題が課されるはずですが、模範解答を求めようとせず、三井住友カードで働いてる社員ではなく、今の自分(学生)だからこその意見出しや企画をしてみましょう。

実現可能かどうか、や、事業として成立するものなのか、は自分たちよりも経験豊富な社員の方からのフィードバックで解決し、現状の自分だからこそ思いつく「新規性」「独自性」の高いアイディアを出してみましょう。

【三井住友カードのインターン】テーマ例

過去には以下のようなテーマでワークが行われたため、練習として案を練ってみると自分の自信につながるはずです。

  • 化粧品業界の企業に向けて、最適な決済ソリューションを提案
  • キャッシュレスデータを解析し、家具店の売上向上につながる戦略を検討
  • クレジットカードの利用促進を目的としたプロジェクト立案
  • キャッシュレス決済を未導入の店舗に対し、導入を促進する方法を検討
  • ステラ(SMCCの決済端末)を用いて顧客のビジネス上の課題を解決する方法を検討
  • マーケティングやデータ分析の手法を活用して、顧客のビジネスの現状と問題点を特定し、長期的な成長に寄与する施策を提案

【三井住友カードのインターン】まとめ

三井住友カードの紹介と選考対策方法を紹介してきました。

人気業界×人気企業、ということもあり、かなり難易度の高い企業です。

ただ、自己分析→業界分析→企業分析→選考対策を徹底して行えば、より自分自身の志望度も上がり、より内定に近づくはずです。

学歴や過去経験に自信がなくても、まずは積極的に挑戦してみましょう。

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