【IT業界就職偏差値】就職難易度をランキング形式で紹介!学歴フィルターや平均年収についても徹底解説!

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

就職偏差値という言葉を聞いたことはありますか?

企業の難易度を表す数値を示しています。

自分自身が目指している企業がどれくらいの難易度なのかを理解することができます。

今回はIT業界の就職偏差値について紹介します。

大学で情報系の学科を専攻している学生にも、IT業界について全く知らない文系の学生にも、IT業界について知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次目次を全て表示する

【IT業界就職偏差値】IT業界の就職難易度ランキング

IT業界にはソフトウェア業界、ハードウェア業界、情報処理サービス業界、インターネット・Web業界、通信インフラ業界、ITコンサルティング業界、SIer業界などの幅広い業種が存在します。

これらの業種を含めたIT業界全体のランキングを紹介します。

東京一工・トップ層(80〜78)

80〜78

[ 79 ] Accenture(戦略)
[ 76 ] キーエンス / 日本マイクロソフト 

東京一工・上位層(77〜75)

77~75

[ 77 ] トムソン・ロイター   
[ 76 ] 任天堂 / Apple / シスコシステムズ / Salesforce / Netflix
[ 75 ] ソニー / KDDI /野村総合研究所 / Amazon / AWS / Oracle / SAP / Intel

地方旧帝大・早慶トップ層(74〜70)

74~70

[ 74 ] ファナック / リクルート / ジャストシステム / プリファード・ネットワークス 
[ 73 ] 日本電信電話 / NTT / NTTドコモ / 日立製作所
[ 72 ] 電通総研 / アクセンチュア(非戦略) / Deloitte / PwC / EY / KPMG
[ 71 ] 日本IBM / シグマクシス / オービック 
[ 70 ] NTTデータ / バンダイナムコ

MARCHトップ層(69〜66)

69~66

[ 69 ] サイバーエージェント / 富士通 / NTT東日本 / NTT西日本
[ 68 ] NEC / 村田製作所 / 三菱電機 / メルカリ / 日本総研 / ベイカレント
   アビームコンサルティング / テスラジャパン
[ 67 ] 東芝 / 島津製作所 / エムスリー / 日鉄ソリューションズ / 日本HP
[ 66 ] 日立コンサルティング / トレンドマイクロ

MARCH上位層(65〜61)

65~61

[ 65 ] LINEヤフー / DeNA / グリー / TIS / SCSK / 富士通総研
[ 64 ] 楽天 / 日立システムズ / NECネッツアイ
[ 63 ] ZOZO / コナミ / ポケモン / 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ
[ 62 ] シャープ / 富士通ゼネラル / サイボウズ / Sansan / GMOインターネット

日東駒専・上位層(60〜56)

60~596

[ 60 ] エレコム / 帝国データバンク
[ 59 ] 富士ソフト / 大塚商会
[ 57 ] マイナビ / エン・ジャパン / ウォンテッドリー/ バッファロー / ドワンゴ
ウェザーニュース
[ 56 ] 楽天モバイル / PayPay

【IT業界就職偏差値】IT業界にはどんな業界があるのか

前述したように、IT業界はたくさんの業種が集まっている業界です。

それぞれの業界がビジネスをしているのか紹介していきます。

ITコンサルティング・SIer業界

ITコンサルティング業界やシンクタンク業界は、企業の経営課題解決に向けた提案と実行を行う業界です。

近年では、ITシステム構築の上流過程である戦略策定から、下流過程である実行支援までをカバーするようになり、SIer業界に近づきつつあります。

コンサルティング業界は就職・転職市場で人気が高く、倍率が高い傾向にあります。

有名企業としては、Accenture、各社BIG4(Deloitte、PwC、EY、KPMG)、アビームコンサルティング、野村総合研究所、NTTデータ経営研究所等が挙げられます。

一方、SIew業界は企業のシステム設計に関わる要点定義・設計・運用・保守などを担当する業界です。

近年では、コンサルティング業界に事業を拡大させる企業も増えてきています。

有名企業としては、NTTデータ、伊藤忠テクノソリューションズ、SCSK、大塚商会などが挙げられます。

Webサービス業界

Webサービス業界は、インターネットを通じて様々なサービスを提供する業界です。

有名企業

情報サービスでは、GoogleやLINEヤフーのような検索エンジン、ニュースサイト、地図アプリなどに代表です。

エンタメ分野では、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスやSpotifyのような音楽配信サービスが有名です。

ショッピングサービス分野では、Amazonや楽天といったECサイトが広く利用されています。

金融サービスではオンラインバンキング、クレジットカード決済、仮想通貨取引などが挙げられます。

ハードウェア業界

ハードウェア業界は、IT関連のハードウェア製品の開発・製造・販売を行う業界です。

主な製品分野には、コンピュータ、通信機器、家電製品、AV機器、産業機器、自動車関連などがあります。

有名企業

パソコン分野のDELL、HP、Lenovo、スマートフォン分野のSamsung、Xiaomi、半導体分野のIntel、NVIDIA、東京エレクトロンなどが挙げられます。

ソフトウェア業界

ソフトウェア業界は、コンピュータを動かすためのプログラムであるソフトウェアを開発・提供する業界です。

主なサービス内容として、コンピュータの基本的な動作を管理するOSや、特定の作業を行うためのアプリケーションソフトウェア、アプリケーションソフトウェアとOSの間で動作するミドルウェア、特定の機器に組み込まれて機器を制御する組み込みソフトウェアなどがあります。

有名企業

具体的な企業例として、OS関連ではマイクロソフトやApple、アプリケーション分野ではAdobe、業務系ソフトウェアではOracle、SAP、Salesforce、AWS、セキュリティソフト分野ではトレンドマイクロなどが挙げられます。

Webブラウザを通じて利用できるWebサービスもソフトウェアであり、Google検索やYoutube、Amazonなどが代表的です。

通信インフラ業界

通信インフラ業界は、現代社会に不可欠な情報伝達基盤を支える重要な業界です。

主な役割は、電話、インターネット、モバイル通信などのサービスを提供する情報伝達基盤の構築・維持、安定した通信サービスを提供するためのネットワーク管理、そして5GやIotなどの次世代通信技術やサービスの研究開発などが挙げられます。

有名企業

有名な企業としてはNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクなどの通信キャリアが挙げられます。

その他IT業界

その他のIT業界としてUdemyなどのIT教育業界や、KADOKAWAなどのITメディア業界、PayPayやマネーフォワードなどのFinTech業界等が挙げられます。

このようにIT業界は常に進化し続けているため、新しい分野との融合が盛んなのです。

【IT業界就職偏差値】業界別ランキング

ここからは、それぞれの業界別で難易度をランキング形式で紹介していきます。

IT業界の中でも特に志望している業界が決まっている場合は、このランキングを見て自分の志望企業を決めましょう。

ITコンサルティング・SIer業界

ITコンサルティング・SIer業界

[ 79 ] Accenture(戦略) / Deloitte(戦略) / EY(戦略) / KPMG (戦略) 
[ 75 ] 三菱総合研究所 / 野村総合研究所 / 三菱UFJリサーチ&コンサルティング
[ 72 ] ベイカレント(戦略) / Deloitte(非戦略) / PwC(非戦略) / EY(非戦略) / KPMG(非戦略)
クニエ
[ 71 ] 大和総研 / Accenture(非戦略) / 三菱UFJリサーチ&コンサルティング / IBM / Gartner
ライズコンサルティング / NTTデータ経営研究所 / 電通総研 / シグマクシス
みずほリサーチ&テクノロジーズ / オービック
[ 70 ] NTTデータ
[ 69 ] 伊藤忠テクノソリューションズ
[ 68 ] アビームコンサルティング / 日本総研 / 三菱総研 / NEC / ベイカレント(非戦略)
[ 65 ] SCSK
[ 64 ] NECネッツアイ
[ 63 ] 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ
[ 59 ] 大塚商会

Webサービス業界

Webサービス業界

[ 76 ] Google / Apple
[ 75 ] Amazon / Meta / Microsoft
[ 74 ] リクルート
[ 69 ] サイバーエージェント
[ 68 ] メルカリ
[ 67 ] エムスリー
[ 65 ] 楽天 / DeNA / LINEヤフー
[ 63 ] クックパッド / ZOZO
[ 62 ] サイボウズ / カカクコム
[ 61 ] GMOインターネット / ガンホー

ハードウェア業界

ハードウェア業界

[ 76 ] Google / Apple / NVIDIA / 任天堂
[ 75 ] Intel / Samsung / Microsoft / TSMC / Qualcomm / ソニー / 東京エレクトロン
[ 73 ] 日立製作所
[ 70 ] オリンパス
[ 69 ] キヤノン / パナソニック
[ 68 ] 三菱電機 / NEC
[ 67 ] HP / DELL / Lenovo / マクニカ / オムロン / ローム
[ 66 ] リコー
[ 65 ] 京セラ
[ 64 ] 沖電気工業
[ 62 ] シャープ

ソフトウェア業界

ソフトウェア業界

[ 76 ] Salesforce
[ 75 ] Oracle / SAP / AWS
[ 74 ] ジャストシステム
[ 71 ] オービック
[ 66 ] トレンドマイクロ
[ 62 ] サイボウズ / Sansan
[ 60 ] Sky
[ 58 ] ミロク情報サービス

通信インフラ業界

通信インフラ業界

[ 75 ] KDDI
[ 73 ] 日本電信電話 / NTTドコモ
[ 69 ] NTT東日本 / NTT西日本
[ 67 ] ソフトバンク
[ 56 ] 楽天モバイル

【IT業界就職偏差値】業界別平均年収ランキング

ここまでIT業界に含まれるそれぞれの業界について、就職難易度ランキングを紹介していきました。

IT業界に興味はあるけど、どれぐらい稼げるのか気になるという方もいるでしょう。

このランキングでは、それぞれの業界の平均年収をランキング形式で紹介します。

インターネット業界

有名企業5社
  1. アマゾンジャパン合同会社 / 949万円
  2. DeNA / 751万円
  3. LINEヤフー/ 691万円
  4. 楽天 / 665万円
  5. サイバーエージェント / 642万円
インターネット業界の年収ランキング
  1. Facebook Japan合同会社 / 2061万円
  2. グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 / 1934万円
  3. グーグル合同会社 / 1726万円
  4. カタリナマーケティングジャパン株式会社 / 1304万円
  5. スマートニュース株式会社 / 1273万円
  6. X Corp Japan株式会社 / 1247万円
  7. 株式会社セールスフォースジャパン / 1202万円
  8. アカマイ・テクノロジーズ合同会社 / 1187万円
  9. Uber Japan株式会社 / 1149万円
  10. Indeed Japan株式会社 / 1007万円
  11. アマゾンジャパン合同会社 / 949万円
  12. 株式会社メルカリ / 894万円
  13. 株式会社エウレカ / 886万円
  14. キャップジェミニ株式会社 / 837万円

通信・ISP・データセンター業界

有名企業5社
  1. KDDI / 741万円
  2. NTTドコモ / 717万円
  3. エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ / 707万円
  4. ソフトバンク / 686万円
  5. NTT東日本 / 668万円
通信系業界の年収ランキング
  1. シスコシステムズ合同会社 / 1362万円
  2. ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社 / 1016万円
  3. Coltテクノロジーサービス株式会社 / 877万円
  4. スカパーJSAT株式会社 / 839万円
  5. ソフトバンクグループ株式会社 / 835万円
  6. KDDI株式会社 / 741万円
  7. 日本電信電話株式会社 / 732万円
  8. 株式会社NTTドコモ / 717万円
  9. ビッグロープ株式会社 / 693万円
  10. ソフトバング株式会社 / 686万円
  11. 株式会社フジクラ / 676万円

ITコンサルティング業界

有名企業5社
  1. ボストン・コンサルティング・グループ合同会社 / 1542万円
  2. マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社 / 1317万円
  3. 株式会社ベイカレント・コンサルティング / 909万円
  4. アビームコンサルティング株式会社 / 815万円
  5. 株式会社日本総合研究所 / 730万円
ITコンサルティング業界の年収ランキング
  1. 野村総合研究所 / 1200万円
  2. PwCコンサルティング / 1150万円
  3. デロイトトーマツコンサルティング / 1100万円
  4. EYストラテジー・アンド・コンサルティング / 1080万円
  5. 日本IBM / 1050万円
  6. KPMGコンサルティング / 1030万円
  7. アクセンチュア / 1000万円

SIer・ソフト開発・システム運用業界

有名企業5社
  1. 日本アイ・ビー・エム / 917万円
  2. アクセンチュア株式会社 / 866万円
  3. 株式会社日立製作所 / 725万円
  4. 富士通株式会社 / 696万円
  5. トランスコスモス株式会社 / 425万円
SIer・システム開発・運用業界の年収ランキング
  1. 野村総合研究所 / 1242万円
  2. 電通総研 / 1128万円
  3. SRAホールディングス / 1125万円
  4. 伊藤忠テクノソリューションズ / 1028万円
  5. 三節総合研究所 / 1024万円
  6. 日立製作所 / 915万円
  7. 富士通 / 878万円
  8. NTTデータ / 867万円

【IT業界就職偏差値】IT業界にはどんな職種があるのか

ここまではIT業界全体の就職難易度や、それぞれの業界の平均年収を紹介しました。

IT業界はたくさんの業界から成っていますが、それぞれにバラエティに富んだ職種があります。

ここではこの職種について解説していきます。

開発系

開発系の業界における職種は、それぞれ専門的な知識やスキルが求められます。

共通して言えることは、論理的思考力や問題解決能力が重要であるということです。

また、技術革新が早い分野であるため、常に新しい技術を学び続ける意欲も必要となります。

プログラマ

プログラミング言語を用いて、ソフトウェアやシステムを開発する職種です。

具体的な作業としては、コードの記述、テスト、デバッグなどが挙げられます。

システムエンジニア(SE)

システム開発の過程のうち、要件定義・設計→開発→テスト→運用・保守などを担当する職種です。

SEは、顧客の要望をヒアリングし、システム全体の設計や開発計画を作成します。

また、開発チームのリーダーとしてプロジェクトの進捗管理を行うこともあります。

アプリケーションエンジニア

スマートフォンアプリや業務システムなど、特定のアプリケーションの開発を担当する職種です。

アプリケーションエンジニアは、プログラミングスキルに加えて、UI/UXデザインやデータベースに関する知識も必要となります。

組み込みエンジニア

家電製品や自動車などに組み込まれるソフトウェア開発を担当する職種です。

組み込みエンジニアはハードウェアの知識に加えて、リアルタイム処理や省電力化に関する技術も必要となります。

AIエンジニア

AIの開発、及びAIを利用した開発を担当する職種です。

AIエンジニアは機械学習や深層学習などの知識に加えて、数学や統計学に関する知識も必要となります。

データサイエンティスト

データ分析や機械学習などを用いて、ビジネス課題を解決する職種です。

データサイエンティストは、データ収集、データ分析、モデル構築などを行います。

インフラ系

インフラ系業界はITシステムの基盤となる部分を支える重要な役割を担っています。

ここでは代表的な職種とその役割について解説します。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、企業や組織のネットワークの設計、構築、運用、保守を担当します。

LAN構築、WAN構築、セキュリティ対策などが主な業務です。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、サーバーの設計、構築、運用、保守を担当します。

サーバー構築、仮想化、パフォーマンスチューニングなどが主な業務です。

データベースエンジニア

データベースエンジニアは、データベースの設計、構築、運用、保守などを担当します。

AWS、Azureなどのクラウドプラットフォームを利用して業務を行います。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、システムやネットワークのセキュリティ対策を行います。

脆弱性診断、セキュリティ対策ツールの導入などが主な業務です。

Web系

Web業界は、WebサイトやWebサービスに関わる様々な職種によって支えられています。

ここでは、代表的な5つの職種について解説します。

Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトのデザインとコーディングを担当し、UI/UXをデザインします。

Webサイトの見た目だけではなく、使いやすさや快適さも追求し、ユーザーによって魅力的なWebサイトを制作する職種です。

フロントエンジニア

フロントエンドエンジニアは、Webサイトのフロントエンド(UI)部分の開発を行います。

HTML、CSS、JavaScriptなどの技術を用いて、Webデザイナーが作成したデザインをWebブラウザで表示できる形に実装する仕事です。

ユーザーが直接触れる部分を担当する領域であるため、高い技術力と丁寧な作業が求められます。

バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアは、Webサイトのバックエンド(サーバーエンド)部分の開発を行います。

サーバー、データベース、アプリケーションなどを構築し、Webサイトの機能を支える仕事です。

ユーザーからは見えない部分ですが、Webサイトの安定性やパフォーマンスに大きく影響するため、重要な役割です。

Webディレクター

Webディレクターは、Webサイト制作プロジェクトの全体管理を行います。

クライアントとの打ち合わせ、企画立案、制作スタッフの選定・指示、スケジュール管理など、プロジェクトを成功に導くための様々な業務を行います。

高いコミュニケーション能力とプロジェクトマネジメント能力が求められます。

Webマーケター

Webマーケターは、WebサイトやWebサービスのマーケティング戦略を立案・実行する仕事です。

SEO対策、広告運用、SNS活用などの様々な手法を用いて、Webサイトへのアクセス数や認知度を高めることを目的としています。

データ分析能力やマーケティング知識が求められる仕事です。

ビジネス系

IT業界は、技術的な専門性だけではなく、ビジネス戦略や顧客対応など、多様なスキルが求められる職種が存在します。

ここでは、ビジネス系職種の中でも代表的な4つの職種について、それぞれの役割や特徴を解説します。

ITコンサルタント

企業の経営戦略に基づき、ITを活用した最適なシステム導入や業務改善を提案する専門家です。

企業の課題を分析し、IT戦略の策定、システム選定、導入計画の作成などを行います。

高いコミュニケーション能力に加えて、ITに関する専門知識、そして経営に関する知識も求められます。

プロジェクトマネージャー(PM)

システム開発プロジェクトの責任者として、計画、実行、管理を担当します。

プロジェクトの目標達成に向けて、予定管理、スケジュール管理、メンバー管理などを行います。

高いリーダーシップに加え、プロジェクトを円滑に進めるための調整力、問題解決能力が求められます。

セールスエンジニア

IT製品やサービスの提案・販売を行う営業担当者とともに、技術的な側面から顧客への提案をサポートする専門家です。

製品の機能説明やデモンストレーション、技術的な質問への回答などを行います。

高い技術知識に加え、顧客にわかりやすく説明するプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力が求められます。

カスタマーサポート

IT製品やサービスに関するユーザーからの問い合わせに対応する窓口です。

製品の使い方やトラブルシューティングなど、顧客からの様々な質問に的確に回答する必要があります。

高いコミュニケーション能力に加えて、顧客の抱える問題を理解する共感力、そして迅速かつ丁寧な対応力が求められます。

【IT業界就職偏差値】IT業界の職種別平均年収

ここからはIT業界の職種別の平均年収について解説していきます。

ITコンサルタント(928.5万円)

ITコンサルタントは企業の課題分析から最適なシステム導入・運用までを担う専門職です。

高度な知識と経験が求められる一方、その報酬も高水準です。

一般的に激務とされる職種であり、平均年収は928.5万円です。

特に、SIerを除く純粋な経営コンサルティングファームでは、平均年収が1000万円を超えるケースも珍しくありません。

就活コンサルタント木下より

ポイント解説

高い専門性と成果が求められるITコンサルタントは、高収入に見合うだけの責任とプレッシャーを伴う職種といえるでしょう。

プロジェクトマネージャー(891.5万円)

プロジェクトマネージャー(PM)の平均年収は、その高度な専門性と責任の重さから、IT業界内でも比較的高い水準にあります。

一般的に、PMの平均年収は600万円から1000万円程度とされていますが、経験、スキル、担当するプロジェクトの規模によって大きく変動します。

PMのキャリアパスは、SEなどの開発経験を持つ人材がその経験を活かしてPMに昇格するケースが多いですが、コンサルタントのようにSE経験がなくても上流工程を経験している人材がPMを担当することがあります

ITアーキテクト・基板設計(778万円)

ITアーキテクトは、システム全体の設計を行う専門家です。

サーバー、データベース、ネットワーク、アプリケーション、セキュリティなど多岐にわたる要素を考慮して最適なシステム構成をデザインする仕事です。

ITアーキテクトは一般的なSEよりも高い専門知識と経験が求められるため、平均年収も高くなる傾向にあります。

具体的な金額は企業規模や経験、スキルによって異なりますが、一般的に700万円以上が目安となるでしょう。

Memo

特に、大規模なプロジェクトや高度な技術を要するプロジェクトを担当するITアーキテクトは、さらに高年収が期待できます。

また、外資系企業やコンサルティングファームに所属するITアーキテクトは年収1000万円を超えるケースも少なくありません。

SE・プログラマ/顧客向けシステム開発(593.7万円)

顧客向けシステム開発におけるSE・プログラマの平均年収は、多重下請け構造の影響を受け、下流プログラマ層で低い傾向が見られます。

多くのエンジニアが社外に所属し、複雑な階層構造の中で業務を行うため、中間マージンが発生しやすく、それが下流層の年収を圧迫する要因となっています。

ただし、これはあくまで構造的な傾向であり、個々のスキルや経験、プロジェクトの規模によって年収は大きく変動します。

上流工程に関わるSEや、特定の専門スキルを持つエンジニアはより高い年収を得ることも可能です。

SE・プログラマ/ソフトウェア製品開発(568.5万円)

自社製品のメイン業務の場合、自社で販売しているソフトウェアの保守開発がメインの業務となります。

SE・プログラマの平均年収は、顧客向けシステム開発に携わるエンジニアと比較して、労働時間が短い傾向にあります。

保守開発は既存システムの安定運用を支える重要な役割であり、専門知識や経験が求められます。

しかし社内で同じ製品の開発に携わる期間が長くなると、スキルアップの幅が狭まることがあります。

そのため、キャリアアップを目指して転職するSE・プログラマも少なくありません。

SE・プログラマ/組み込みソフトウェア開発(603.9万円)

組み込みソフトウェア開発は家電製品から産業用ロボットまで、あらゆる電子機器の制御を担う重要な役割を担っています。

組み込みエンジニアは、ソフトウェアの知識に加え、ハードウェアの知識も必要とされる点が一般的なプログラマとは異なります。

組み込みソフトウェア開発は、技術革新が著しい分野であり、常に新しい技術を習得する必要があります。

その分だけ、社会に貢献できる実感を得やすい職種と言えるでしょう。

IT技術スペシャリスト/データベース・ネットワーク・セキュリティ等(758.2万円)

IT技術スペシャリストは、データベース、ネットワーク、セキュリティといった特定の分野に特化した高度な知識とスキルを持ったエンジニアです。

プログラマやSEもこれらの分野の基礎知識は持ち合わせていますが、スペシャリストはより専門的で深い知識を持つ点が異なります。

スペシャリストとして活躍するには、実務経験に加えて、資格取得も有効な手段です。

IT運用・管理/顧客向けシステム運用(608.6万円)

IT運用・管理担当者は、企業や組織のITインフラを支える重要な役割を担っています。

その業務は多岐にわたり、システム全体の安定稼働を維持し、ユーザーが快適に利用できる環境を提供することが求められます。

具体的な業務内容としては、サーバーやネットワークの監視・運用、システム障害発生時の対応、ソフトウェアのインストールやアップデート、セキュリティ対策などが挙げられます。

平均年収に関しては、経験やスキル、勤務先によって差がありますが、一般的に400万円から700万円程度が相場だと言われています。

IT業務営業(783.3万円)

IT業務営業は、自社のシステム、ソフトウェア、コンサルティングサービス、IT人材派遣などを企業に提案・販売する職種です。

他の業界の営業職と大きく異なるのは、扱う製品・サービスの規模です。

数千万円から数億円規模の案件を担当することも珍しくなく、契約金額に応じて高いインセンティブが支払われるケースも多くあります。

そのため、平均年収は他の営業職種に比べて高水準になります。

プロデューサー・ディレクター(792.9万円)

Webディレクター・プロデューサーは、Webサイトやキャンペーンなどのプロジェクトを統括する役割を担い、その平均年収はプロジェクトの規模や担当する範囲、経験などによって大きく変動します。

一般的にはWebディレクターの平均年収は400万円から600万円、プロデューサーは500万円から800万円程度が相場とされています。

ただし、大規模なプロジェクトを担当する場合や、高いスキルを持つ人材は、より高額な年収を得ることが可能です。

フリーランスとして活躍するWebディレクター・プロデューサーの場合、案件ごとに報酬が支払われるため、年収は個人のスキルや実績によって大きく異なります。

【IT業界就職偏差値】高偏差値な企業に内定するには

IT業界の就職偏差値からもわかりますが、企業には採用を積極的に行っている大学が存在します。

このような積極採用校ではなくても、内定がもらえるようなポイントを解説していきます。

情報系の資格を取得する

情報系の資格として以下があげられます。

Memo

ITパスポート:ITに関する基礎知識があることを証明できる国家資格。

ITに付いて勉強するうえでまず取得することがおすすめ

基本情報技術者:ITパスポートの次の段階の資格。

プログラミングやアルゴリズムの知識が問われるため、開発系の職種を目指す人におすすめ

応用情報技術者:基本情報技術者の次の段階の資格。

システム開発やプロジェクトマネジメントをするうえでの知識を含めたより高度な知識が問われる

このような資格を持っているだけで、IT業界への志望度の高さはもちろんですが、入社後に戦力となってくれると思ってもらえる可能性が高いです。

語学に関する資格を取得する

IT業界に関わらず、昨今では英語を話せる人材の市場価値が高まっています。

その中でも、やはりTOEICで高スコアを取得することがおすすめです。

特に外資系のIT企業や、ITコンサルであれば高いスコアを求められるため、必須になるでしょう。

プログラミング言語について勉強する

JavaやPython、C言語などのプログラミング言語はIT業界で実際にSEとして働くうえで必要となります。

これらのプログラミング言語を使ってシステムを構築した経験やそれをまとめたポートフォリオを作るとかなり有利です。

実際にポートフォリオの提出を求められることもあります。

プログラミングに関しては、高レベルを求めているというよりかはプログラミングの仕組みを理解できるかどうかや苦手意識がないかというのがまず採用ハードルになります。

自身がプログラミング適性があるということを示すことができれば、いいスタートとなるでしょう。

まとめ

この記事ではIT業界の就職偏差値について説明してきましたがいかかでしょうか。

自分の志望する企業がどのランクなのか、そこに就職するためになにをやればいいのか等が明確になっているとよりいい就職活動を歩むことはできるでしょう。

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