
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
成人式は成人を迎える人にとっても、我が子を大切に育ててきたご両親にとっても、一生に一度の特別な日です。
普段は恥ずかしくて伝えられない感謝の気持ちを「ご両親へのお花のプレゼント」で表現し、成人式をもっと特別な日にしてみませんか?
普段はあまりお花屋さんを利用しないという人のために、お花屋さんやネットショップでご両親にプレゼントするお花を準備する際の、花の選び方や買い方について注意点を交えながら徹底解説していきます。
目次[目次を全て表示する]
【成人式に親に贈るお花】お花の選び方のポイント4選
いざ、「お花をプレゼントしよう」となってもどのようにお花を選んだらよいか分からないという人も多いのではないでしょうか。
プレゼント用のお花を購入する際のポイントとしては、「予算」「花言葉」「お花の色合いやイメージ」「プレゼントのスタイル」の大きく分けて4つの選び方があります。
希望の予算やお花の大きさの理想などがそれぞれあると思いますので、ぜひ参考にして自分に合ったお花の選び方を選択してみてください。
- お花の予算から選ぶ
- 花言葉を参考に選ぶ
- 色合いが華やかなものを選ぶ
- お花のスタイルで選ぶ
1. お花の予算から選ぶ
花束は予算に応じて大きさが変化します。
ご自身の予算に合わせて、花束の大きさごとの花の相場やよく使われる用途を確認してみましょう。
成人式でご両親にプレゼントするお花の予算としては、3000~5000円がおすすめです。
3000~5000円の予算があれば、ガーベラやカーネーションといった見栄えの良いお花を取り入れて、ある程度ボリュームがあって豪華な花束を贈ることができます。
一方で、花束を贈りたいけれど予算を確保することが難しいという学生さんもいると思います。
その場合は、お花屋さんに相談して決められた予算内で作ってもらったり、お花を一輪から購入したりすることを検討してみましょう。
2. 花言葉を参考に選ぶ
「花言葉」は、気持ちを伝える際にその花が持つ特徴や性質に基づき、意味を持たせたものです。
「感謝」「愛」「門出」「幸福」「希望」などの様々な意味を持つ花があります。
普段自分の口で感謝を伝えるのは恥ずかしいという人も、花言葉で意味や思いを表現し伝えてみるのが良いかもしれません。
おすすめの花は、花言葉と併せてこちらで紹介しております。
3. 色合いが華やかなものを選ぶ
プレゼントのお花の選び方として、お花の色合いから選ぶ方法があります。
贈り花として人気なのはピンクや黄色、オレンジ、白などの華やかなカラーです。
花屋さんでは、希望のイメージや色に応じて花束を作成することができるため、ご両親やプレゼントをする相手に合うイメージカラーを想像して色を選ぶのも良いかもしれません。
下に色ごとに想像されるイメージや色が持っている効果をまとめたので参考にしてみてください。
4. お花のスタイルで選ぶ
プレゼントに使用されるお花のスタイルには、花束やブーケ、フラワーアレンジメント、プリザードフラワーなどいくつか種類があります。
仕上がりの形状や各スタイルの特徴を参考に、お花を贈るシーンやプレゼントするご両親の好み、生活スタイルなどから選ぶこともおすすめします。
花束・ブーケ
プレゼントに最も利用されるお花のスタイルとしては花束とブーケがあります。
主に花束は式典などのフォーマルなシーンに、ブーケはプレゼントやお祝いなどのカジュアルなシーンに使われています。
花束は茎が長くボリュームがあるため、豪華な印象をあたえることができます。
縦長のシルエットで前後の向きが決まっていて、受け取ったあとの飾り方としては茎をカットして花瓶に生ける方法があります。
ブーケは、茎が短く比較的コンパクトで丸みがありかわいらしく見えるという特徴があります。
前後左右どのよう方向から見ても美しく見せることができ、飾る際にも茎が短いためカットせずにそのまま花瓶に飾ることが可能です。
フラワーアレンジメント
フラワーアレンジメントは、籠や箱などの器に吸水スポンジを入れて生けたお花です。
装飾が華やかでデザイン性が高く、花瓶がなくてもインテリアとしてすぐに飾れるためプレゼントのお花として人気があります。
プリザードフラワー
プリザードフラワーとは、プリザード加工(保存加工)を施した花で花が長持ちするのが特徴のお花です。
見た目もほとんど生花と変わらず、水をあげる必要がないので忙しく、普段のお手入れが難しい人へのプレゼントに最適です。
人工的に加工するため、ほかの贈り花と比べて価格は高くなってしまいます。
【成人式で親に贈るお花】おすすめの花
こちらでは成人式で両親にプレゼントするお花としておすすめの花を花言葉と合わせて紹介します。
お花の特徴から、相性が良いお花も一緒に紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
スイートピー
スイートピーは「門出」や「思い出」という花言葉を持つ花です。
春を代表するお花で、卒業や退職祝いのお花として良く使われます。
蝶のような形の花びらを持ち、かわいらしい印象があります。
甘い香りがするため、香りの強いフリージアやチューリップなどの花と相性が良いです。
バラ
バラの花言葉は「愛情」や「美」です。
高級感がある見た目とその情熱的な花言葉で、誕生日や結婚記念日などの特別な日に贈る花として人気があります。
バラは本数や色で意味が変わる特徴があります。
今回は花束やブーケとしてプレゼントを想定して色ごとに持つ意味を紹介します。
- 赤:愛情・情熱
- ピンク:感謝・気品
- 青:夢が叶う
- 紫:尊敬
- 緑:希望
ガーベラ
ガーベラの花言葉は「希望」です。
上品でかわいらしい雰囲気があり、花びらが華やかで様々な色があります。
贈り花としては親しみやすい花で男女問わず人気があり、誕生日や母の日、父の日、出産祝いなど様々なシーンで使われる花です。
ガーベラも色ごとに意味が変わる花です。
- 白:希望
- 黄:究極の愛・親しみやすさ
- 赤:挑戦・愛
- ピンク:感謝
フリージア
フリージアの花言葉は「親愛の情」「感謝」です。
丸みのある花びらと鮮やかな黄色が特徴です。
フリージアは卒業や入学シーズンのお祝いのお花として人気があり、周りを明るくするポジティブな印象をあたえることができるお花です。
甘い香りを持ち、チューリップやナルシスなどの春の花と相性が良いです。
チューリップ
チューリップは全体として「愛の告白」という意味を持ちます。
丸くふんわりとした形がかわいらしい印象をあたえるのが特徴です。
カラーバリエーションが豊富で品種も多く、スイートピー・フリージアなどの春のお花と相性が良いです。
赤いチューリップは「家族への感謝」という意味を持ちます。
白「失われた愛」・黄色「望みのない愛」などのようにネガティブな意味を持つ色もあるため、プレゼントに贈る際には注意が必要です。
ユリ
ユリは「純粋」「無垢」という意味の花言葉を持ちます。
華やかさがあり花束に映えるのでお祝いのプレゼントとして良く使用されるお花です。
香りが強いのが特徴でスターチスやトルコキキョウ、アルストロメリアなどの花と相性が良いといわれています。
ユリは白以外にも赤やピンクなどの色があります。
黄色いユリは「感謝」という意味を持つため、成人式のお花におすすめです。
【成人式で親に贈るお花】花屋とネットショップのメリット・デメリット
最近では、お花はお花屋さんだけでなくネットショップやスーパー、コンビニ等の様々な場所で手軽に購入できるようになってきました。
プレゼント用のお花を選ぶ際にどこで購入するか迷う人もいると思います。
そこで、成人式でご両親へ贈るお花のプレゼントとしては花屋かネットショップで購入することをおすすめします。
それぞれ、メリットとデメリットを紹介するので、参考にしてご自身に合う購入場所を選択してみてください。
1.花屋の場合
花を購入できる場所として、お花屋さんがあります。
実際に花を見て決めることができ、店員さんと相談しながら選ぶことが可能なため、初めてお花をプレゼントするという人、お花の購入に不安がある人、絶対に失敗したくないという人はお花屋さんで購入するのがおすすめです。
メリット
- 新鮮な花を購入できる
- 店員さんと相談ができる(デザイン・用途・マナー・保管方法など)
- ラッピング等の指定もできて融通が利きやすい
目で見てお花を選べる、店員さんと相談しながら決めれるといった点が花屋でお花を購入する一番のメリットです。
相手の好みやイメージ、理想を店員さんに相談することで予算や要望にあった花束を作成してもらうことができます。
特別な日に贈るプレゼントだからこそ、失敗したくないという人はお花屋さんで購入することをおすすめします。
デメリット
- 価格の比較をしにくい
- サプライズがばれる可能性
- 花屋に行くことへのハードル
花屋でお花を購入するデメリットとしては「完成形のイメージができない」「ほかの店との価格の比較ができない」という点が挙げられます。
学生などお花に予算をかけられない人や完成形を見て決めたいという人、花屋にいくことにハードルを感じる人はネットショップで購入することを検討してみてください。
2.ネットショップの場合
ネットショップは完成形をイメージしたうえで決定できる点で予算を抑えることができ、花屋に行くハードルや予算、サプライズがバレる可能性を少なくして手軽に購入したいという人におすすめです。
持ち帰りの手間
メリット
- 価格比較しやすいため予算を抑えられる
- 自分のペースで買い物ができる
- 近くにお花屋さんが無くても購入できる
- 完成をイメージしやすい
- 持ち帰りの手間が無い
ネットショップで購入するメリットには、予算を抑えて自分のペースで買い物できるというメリットがあります。
完成形を画像で見て選ぶことができ、近くにお花屋がなかったり、忙しくてお花を買いにいく暇がないという人にもおすすめです。
花束が大きく持ち帰りが大変という問題にも自宅配送で対応することができます。
デメリット
- 送料が高い
- 配達が天候などに左右されて当日間に合わないことも
- イメージと異なる
- 鮮度が落ちる可能性
ネットショップのデメリットは、主に配送にコストがかかることです。
お花の鮮度が花屋と比較して劣ってしまうこと、送料がかかること、天候に左右されることが挙げられます。
画像で見たイメージと異なる場合や天候や道路状況に左右されて万が一のトラブルも考えられるため、心配な人は花屋で購入することをおすすめします。
【成人式で親に贈るお花】お花の頼み方の2つのポイント
成人式のサプライズをきっかけに初めてお花を購入するという人もいると思います。
そんな人に、お花を購入する際に、あらかじめ決めておくと良いことを紹介します。
これらは花屋等でお花を頼むポイントにもなりますので、花屋で何を購入するか迷って失敗しないためにも確認しておきましょう。
1. お花の詳細について
どんな花束をプレゼントするのか、用途やイメージに合わせて花束を作ってもらうためにも、花屋では店員さんと相談してお花を決めるのがおすすめです。
その際、
- 用途(どんなシーンで使うのか)
- 予算(3000円~5000円など)
- 花束のイメージや雰囲気(かわいらしい、元気な印象、ふんわりとしたやさしい印象)
- 入れたいお花や伝えたい意味
- ラッピング
などをあらかじめ決めておくと良いでしょう。
とくに、用途と予算とイメージがある程度決まっていれば、店員さんにそれに合わせて花束を作ってもらうことができるため、「イメージと違った」「失敗した」なんてことが減ると思います。
イメージがわかない、好みが分からないという人もとりあえず店員さんに相談してみればおすすめのお花を提案してもらえるので一緒に考えてもらい、素敵なお花を選んでみてください。
2. 受取・配送の詳細について
受け取り・配送についてはあらかじめ成人式の日時を確認してから決めましょう。
- ラッピング(リボンの色、包装材の色など)
- どこでうけとるのか(花屋?自宅?コンビニ?)
- いつ受け取るのか(前日、当日?)
- 何時にうけとる?
ラッピングの仕方については花屋の場合はリボンや包装材の色を選べる場合があるので希望があれば考えておきましょう。
受け取り場所や時間については、せっかくのサプライズがばれてしまわないように工夫が必要になります。
配送にする場合は、ご両親が家にいない時間帯を狙って配送してもらうのがおすすめです。
【成人式で親に贈るお花】購入のタイミングと保管方法
当日のスケジュールを確認して渡すタイミングを考えることが大切です。
振袖やスーツの準備や同窓会などでバタバタしてしまい、せっかくお花を準備したのに渡すタイミングがなかったなんてことにならないように、どのタイミングでお花を受け取るのか、どこに配送してもらうのかを考えておきましょう。
こちらではおすすめのタイミングと保管方法について紹介します。
適切な購入タイミング
- 受け取りのベストタイミングは当日
- 予約は一週間前だと安心
- 翌日以降に渡す場合は保管方法に注意
お花を受け取るタイミングとしておすすめなのは当日受け取ることです。
プレゼントに渡すお花として鮮度が最も良い状態で渡せるのがベストになります。
しかし、スケジュールの都合で当日の受け取りが難しい場合には可能な限り前日の受け取りができるように調整しましょう。
翌日以降に渡す場合には正しく保管をしておくことが大切です。
お花の保管方法
お花を受け取った後、できる限り良い状態で渡せるようにするためには、置き場所・温度・湿度について注意する必要があります。
- 風通しが良い涼しい場所で保管する
- 直射日光や冷暖房が直接当たらないようにする
- 花束は立てて保管する
以上の点に気を付けてお花を保管するようにしましょう。
【成人式で親に贈るお花】お花に添えたいメッセージ
成人式で両親にお花をプレゼントしたいという人に、お花と一緒に手紙やメッセージカードを添えて渡すことをお勧めします。
成人式のプレゼントは普段は恥ずかしくて伝えられない感謝の気持ちを伝える良い機会になります。
これまで大切に育ててくれた両親に感謝の気持ちを言葉にして残すことで、もっと喜んでもらえるのではないでしょうか。
ここでは、お花に添えたいメッセージを例文付きで紹介しますので、なんと書いたら良いのか分からないという人は参考にしてみてください。
【例文】手紙
1. お父さん・お母さんへ
2. 20年間大切に育ててくれてありがとう
3. 思い出など
・○○して迷惑をかけてばかりでした
・○○してくれたことを覚えています
4. 感謝の気持ちを伝える(ありがとう)
・大切に育ててくれてありがとう
5. 今後について
・これから親孝行していきます
・立派な大人になります
6. これからもよろしくお願いします。
・どうか見守っていてください
・体に気を付けてください
7. 日付 名前
【例文】メッセージカード
20年間ありがとう!○○してくれたお父さん・お母さんが大好きです。
これからもよろしくお願いします。
【成人式で親に贈るお花】まとめ
この記事ではお花の選びからのポイントやおすすめのお花、頼みからのポイント、保管方法や感謝を伝えるメッセージについて紹介しました。
成人式は普段照れくさくて伝えられない感謝の気持ちを伝える良い機会です。
20年間の感謝をお花のプレゼントに合わせて伝えることで喜んでもらえること間違いなしだと思います。
この記事でお花の選び方・買い方を参考にして、ご両親にお花をプレゼントし、サプライズが成功して特別な一日になることを祈っています。