
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
模擬面接は就活の準備において非常に重要です。
面接は就職活動の最終関門であり、成功のためには周到な準備が不可欠です。
この記事を参考に、模擬面接の目的から方法、効果を上げるコツまでを理解し、自信を持って本番の面接に臨みましょう。
【模擬面接のやり方】そもそも模擬面接とは
模擬面接とは、本番の面接を想定して行う練習のことです。
面接の流れを実際に体験し、質問への受け答えや話し方の改善を目的としています。
大学のキャリアセンターや就職支援機関、ゼミの教授や先輩、家族や友人を相手に実施することが一般的です。
また、企業が主催する模擬面接イベントに参加するのも有効な方法の一つです。
さらに、模擬面接を録音・録画し、自分で見直すことで、話し方の癖や不要な言葉遣いに気づくことができます。
このように、事前に繰り返し練習することで、落ち着いて面接に臨めるようになり、自分の強みを最大限に発揮できるようになります。
模擬面接をする目的
面接は就職活動における最終関門の一つであり、自分の強みや価値観を的確に伝えることが求められます。
ここでは、模擬面接の目的として「本番で成功率を上げるため」と「自分の面接を客観視するため」の二つの観点について解説します。
本番で成功率を上げるため
模擬面接を行う最大の目的は、本番での成功率を高めることです。
実践に近い環境で繰り返し練習することで、緊張感に慣れ、質問に対する的確な回答を準備できます。
また、話すスピードや声のトーン、表情なども意識しながら練習することで、より良い印象を与える面接が可能になります。
さらに、想定外の質問にも冷静に対応できるようになるため、企業側の意図を理解しながら柔軟に受け答えができるようになります。
本番で落ち着いて自己表現ができるようにするためにも、模擬面接を繰り返し行うことが有効です。
自分の面接を客観視するため
模擬面接は、自分の面接のスタイルを客観的に見直す機会にもなります。
自分の受け答えを録音・録画したり、フィードバックを受けたりすることで、改善点を明確にすることができます。
特に、自分では気づきにくい口癖や話し方の癖、視線の動き、身振り手振りなどをチェックすることで、より洗練された受け答えができるようになります。
また、模擬面接を通じて面接官の視点を学ぶことも重要です。
「この質問はどのような意図で聞かれているのか」「どうすれば説得力が増すのか」といった視点を持つことで、より論理的で分かりやすい回答を作ることができます。
企業理解を深めるため
面接練習は、自分自身の伝え方を磨くだけでなく、企業理解をより深めるきっかけにもなります。
実際に面接を想定して準備をする中で、「なぜこの会社を志望するのか」「どんな価値観がこの企業に合うのか」といった点を具体的に言語化する必要があります。
その過程で、企業の事業内容や求める人物像、将来のビジョンなどをより詳細に調べるようになるため、自然と企業への理解が深まっていきます。
準備を重ねるほどに、説得力と納得感を持った受け答えができるようになるでしょう。
【模擬面接のやり方】模擬面接をするメリット
面接は就職活動において、最も重要な選考ステップの一つです。
どんなに優れたエントリーシートを提出しても、面接で十分なアピールができなければ内定にはつながりません。
ここでは、模擬面接を行うことで得られる6つの主な利点について詳しく解説します。
回答の質が上がる
模擬面接を繰り返し行うことで、回答の質が大幅に向上します。
本番の面接では、質問に対して即座に的確な返答をする必要がありますが、練習を重ねることで回答の流れがスムーズになり、論理的で分かりやすい受け答えができるようになります。
また、企業が求める人物像に沿った回答を作り込むことで、より説得力のある受け答えが可能になります。
さらに、自分が伝えたいことを簡潔かつ明確にまとめる能力も身につき、不要な言葉や回りくどい表現を削ることができるようになります。
表情管理ができるようになる
模擬面接を録画し、自分の表情を客観的に確認することで、表情管理ができるようになります。
面接では内容だけでなく、表情や態度も評価の対象になります。
例えば、無意識のうちに緊張で表情が硬くなっていたり、笑顔が少なかったりすることがあります。
また、視線が泳いでしまったり、相手の目を見て話すことができなかったりすると、面接官に不安な印象を与えてしまいます。
自分の表情を見直し、適切な笑顔やアイコンタクトを意識することで、より好印象を与えることができます。
声の大きさスピードを把握できる
模擬面接の録音を聞き直すことで、自分の声の大きさや話すスピードを客観的に把握することができます。
声が小さすぎると自信がない印象を与え、逆に速すぎると聞き取りにくくなります。
また、話すリズムやイントネーションを意識することで、より伝わりやすい話し方を身につけることができます。
一方で、単調な話し方では相手に伝わりづらくなるため、適度に抑揚をつけることも重要です。
録音を活用し、自分の話し方を分析しながら、適切な声の大きさや話すテンポを調整しましょう。
自信がつく
面接に慣れることは、自信をつけるための重要な要素です。
何度も模擬面接を繰り返すことで、本番の面接でも緊張せずに落ち着いて受け答えができるようになります。
特に、面接が苦手な人ほど、事前に十分な練習をすることで、自信を持って本番に臨むことができます。
また、予想外の質問にも対応できるよう、さまざまな質問を想定して模擬面接を行うことが大切です。
実際の面接では、予想していなかった質問が出ることも多いため、その場で適切に対応できるような柔軟な思考力を鍛えることができます。
フィードバックを得ることができる
模擬面接では、第三者から客観的なフィードバックを受けることができます。
自分では気づかない話し方の癖や表現の不自然さを指摘してもらうことで、改善点を明確にすることができます。
また、企業の視点を取り入れたアドバイスを受けることで、より効果的な受け答えを学ぶことができます。
特に、就活経験のある先輩やキャリアセンターのアドバイザーに模擬面接をお願いすると、より実践的なフィードバックをもらうことができます。
自分の弱点を知れる
模擬面接を繰り返し行うことで、自分の苦手な部分を把握することができます。
例えば、予想外の質問に対する対応が弱い、論理的に話すのが苦手、沈黙が長くなってしまうなど、個々の課題が浮き彫りになります。
事前にこれらの弱点を知り、対策を講じることで、本番の面接での失敗を防ぐことができます。
また、自分の話し方のクセや、無意識のうちにしてしまう仕草などにも気づくことができ、より洗練された面接対応が可能になります。
さらに、繰り返し練習することで、同じ質問に対する答えを洗練させ、より魅力的な回答を作り上げることができます。
【模擬面接のやり方】模擬面接の方法
面接の成功には、実践的な練習が不可欠です。
模擬面接を通じて、話し方や表情、受け答えの内容を改善し、本番で自信を持って臨むことができます。
ここでは、代表的な模擬面接の種類について詳しく解説し、自分に合った方法を見つけるための参考にしてください。
面接官役を誰かに頼んで行う
最も実践的な方法として、家族や友人、ゼミの先輩などに面接官役を頼み、実際の面接形式で行う方法があります。
面接官役を他人に任せることで、本番に近い環境を作ることができ、自然な緊張感の中で受け答えをする練習ができます。
また、質問をしてもらうことで、自分では予想できなかった質問にも対応する力が身につきます。
さらに、客観的な視点でフィードバックをもらうことで、自分では気づけなかった話し方の癖や表情の硬さなどを改善することができます。
エージェントを活用する
就活エージェントは、プロの視点から面接対策をサポートしてくれるサービスです。
面接全般のアドバイスに精通しており、模擬面接を通じて実際の面接官がチェックするポイントを踏まえた具体的なフィードバックを得ることができます。
また、エージェントは企業の採用基準を熟知しているため、志望業界や職種に応じた適切なアドバイスを受けることができます。
面接における話し方のコツや、志望動機の伝え方、話の組み立て方など、細かなポイントまで指導を受けることができます。
録画をして一人で行う
まずは一人で練習をしたいという人には、録画をして自分の面接をチェックする方法が有効です。
スマートフォンやパソコンのカメラを使い、自分の受け答えを録画し、それを見直すことで改善点を把握することができます。
話すスピードや声の大きさ、表情や姿勢など、自分では気づかない細かな点を客観的に分析できる点がメリットです。
さらに、録画データを蓄積することで、面接のスキルがどのように向上しているのかを確認することも可能です。
やり方を5つのステップで説明
模擬面接は、本番の面接を想定して練習を行うことで、話し方や内容のブラッシュアップを図るための重要な準備です。
事前にしっかりと計画を立てて進めることで、より効果的な練習ができます。
ここでは、模擬面接を実施する際の5つのステップについて詳しく解説します。
ステップ1:撮影の準備をする
模擬面接を行う際は、どの方法を選ぶにしても録画をしておくことが重要です。
録画をすることで、自分の話し方や表情、姿勢を客観的に確認することができます。
スマートフォンやパソコンのカメラを使えば簡単に撮影でき、繰り返し見直すことで改善点を把握できます。
撮影する際のポイントとして、静かな環境を選び、カメラの位置を調整して顔や上半身がしっかり映るようにしましょう。
また、音声がクリアに録音されているかも事前に確認し、本番さながらの状況を再現することが大切です。
ステップ2:企業の聞かれることや採用基準を確認する
模擬面接を行う際には、どの企業の面接を想定しているのかを明確にすることが重要です。
企業ごとに求める人物像や重視するポイントは異なるため、事前に企業研究を行い、採用基準を理解しておきましょう。
まずは、その企業が過去にどのような質問をしているかを調査し、よく聞かれる質問をリストアップします。
企業の採用ページや就活サイトの口コミ情報などを活用すると、実際の面接内容に近い情報を得ることができます。
ステップ3:実際に行う
事前準備が整ったら、いよいよ模擬面接を実施します。
緊張感を持って臨むことで、本番に近い環境を再現し、より実践的な練習を行うことができます。
模擬面接を行う際は、姿勢や表情、話し方にも注意しながら進めることが重要です。
声の大きさや話すスピードが適切かどうかを意識し、相手に伝わりやすい表現を心掛けましょう。
また、想定外の質問が出た場合でも落ち着いて対応できるように、柔軟な考え方を持つことが大切です。
複数回繰り返して練習することで、自分の回答の精度が上がり、自然に受け答えができるようになります。
ステップ4:フィードバックをもらう
模擬面接を終えたら、必ずフィードバックを受けることが重要です。
他者に面接官役を頼んだ場合は、率直な意見をもらい、自分では気づかなかった改善点を把握しましょう。
もし一人で行っている場合は、録画した映像を見直し、自分で課題点を洗い出すことが大切です。
フィードバックをもらう際には、具体的な点に焦点を当てると効果的です。
たとえば、「話すスピードが速すぎる」「結論が分かりにくい」「表情が硬い」など、改善点を明確にすることで次の練習に活かしやすくなります。
ステップ5:改善をする
模擬面接の目的は、本番に向けて自分の受け答えをブラッシュアップすることです。
そのため、フィードバックで得た課題をもとに、具体的な改善を行うことが不可欠です。
改善のポイントとしては、最も指摘の多かった点から修正することが大切です。
たとえば、「回答が冗長になりがち」という指摘を受けた場合は、結論を先に述べる練習をするといった具合に、一つずつ課題をクリアしていきましょう。
改善後は、もう一度模擬面接を実施し、修正点が反映されているかを確認しましょう。
【模擬面接のやり方】模擬面接を効果を上げるコツ
模擬面接をより効果的にするためには、本番に近い環境を再現し、実践的な練習を行うことが重要です。
単に質問に答えるだけではなく、細かい部分まで意識することで、本番の面接でも自然に対応できるようになります。
ここでは、模擬面接の効果を最大限に高めるためのいくつかのポイントについて解説します。
入退出も本番のように行う
面接は、入室から退出までのすべての動作が評価の対象となります。
そのため、模擬面接でも本番と同じように、ドアをノックして入室し、適切なタイミングで挨拶を行い、席に着くという流れを意識しましょう。
また、退出時も気を抜かず、丁寧にお辞儀をして退室することで、良い印象を残すことができます。
特に、オンライン面接ではカメラの前での姿勢や視線の向け方も重要です。
画面越しでも自然な印象を与えるように、表情や姿勢を意識しながら模擬面接を行うことが大切です。
本番と同じように質問をする
本番を想定した質問を用意し、それに対してしっかりと答える練習を行うことで、実際の面接でもスムーズに対応できるようになります。
企業ごとに想定される質問をリストアップし、頻出する質問に対しては、具体的なエピソードを交えて答えられるように準備しておきましょう。
また、質問に対する回答は一度作って終わりではなく、何度も見直して改善することが重要です。
同じ質問に対しても、少し言い回しを変えたり、異なる視点で答えたりすることで、面接官の質問の意図に柔軟に対応できる力が身につきます。
前日から本番と同じように準備をする
本番の面接では、前日からスーツの準備や面接会場の確認など、入念な準備をすることが一般的です。
模擬面接でも同じように、前日から質問内容を復習し、当日のスケジュールを整えることで、本番さながらの緊張感を持って臨むことができます。
特に、オンライン面接の場合は、インターネット環境やカメラの設定、音声チェックなども事前に行っておくことが重要です。
模擬面接を本番と同じ流れで準備することで、当日の不安を減らし、より落ち着いた状態で面接に臨めるようになります。
スーツを着て行う
服装も本番を意識することが重要です。
スーツを着ることで、面接の緊張感を持ちながら練習できるだけでなく、実際の面接の雰囲気に慣れることができます。
また、スーツを着ることで姿勢や所作にも自然と気を配るようになり、立ち居振る舞いがより丁寧になります。
第一印象を決める要素の一つとして、服装や身だしなみも大切なポイントなので、模擬面接の段階から意識しておくことが大切です。
内容を丸暗記せずに行う
模擬面接では、回答を丸暗記してしまうと、思い出せなかったときに焦ってしまい、スムーズに話せなくなる可能性があります。
また、暗記した文章をそのまま話すと、自然な会話の流れにならず、硬い印象を与えてしまうことがあります。
そのため、話す内容の「流れ」や「ポイント」を押さえておき、どのような言葉で伝えるかは柔軟に対応できるようにしておくことが大切です。
質問ごとに「結論→理由→具体的なエピソード→まとめ」のような構成を意識し、自然な会話のように話せるように練習しましょう。
様々な形式で面接を行う
面接の形式は、対面だけでなく、オンライン、グループ面接、ケース面接などさまざまな種類があります。
一つの形式に偏った練習をするのではなく、複数のパターンを想定して練習することで、どんな状況でも対応できる力を身につけることができます。
特に、オンライン面接では、画面越しの印象やカメラの位置、声の大きさなど、対面とは異なるポイントが重要になります。
また、グループディスカッションでは、自分の意見を端的に伝える力や、他の参加者の意見を適切にまとめる力が求められるため、異なる形式での練習を積んでおくと良いでしょう。
【模擬面接のやり方】模擬面接をするべき人
模擬面接は、面接本番に向けた実践的な練習として非常に有効です。
特に、面接に苦手意識を持っている人や、これまでの選考で思うような結果を得られていない人は、一度模擬面接を行うことで課題を見つけ、改善につなげることができます。
ここでは、特に模擬面接を活用すべき人の特徴を解説していきます。
緊張しやすい人
面接では、緊張が大きな障害となることがあります。
緊張によって言葉が詰まったり、頭が真っ白になったりすると、本来の自分をうまく表現できなくなってしまいます。
しかし、緊張は場数を踏むことで和らげることが可能です。
模擬面接を繰り返すことで、本番に近い環境に慣れ、徐々に落ち着いて受け答えができるようになります。
また、録画を活用すれば、自分がどのような場面で緊張しやすいのかを客観的に分析し、対策を練ることができます。
面接経験が少ない人
就職活動を始めたばかりの人や、これまであまり面接を受ける機会がなかった人にとって、模擬面接は実践的なトレーニングの場となります。
実際の面接では、想定外の質問に対応する力や、適切な受け答えをするための経験が求められます。
そのため、事前に模擬面接を行うことで、基本的な受け答えの流れや質問の意図を理解し、面接の雰囲気に慣れておくことが重要です。
また、模擬面接を通じて、自分の話し方のクセや表情の使い方、声の大きさなど、普段意識しにくい部分を改善することができます。
面接がなかなかうまくいかない人
何度も面接を受けているにもかかわらず、なかなか選考を通過できない場合は、一度立ち止まって自分の面接のどこに問題があるのかを見直す必要があります。
模擬面接を行い、第三者からフィードバックをもらうことで、自分では気づきにくい改善点を発見できます。
また、一人で行う場合も、録画を見直すことで自分の受け答えの傾向や弱点を客観的に把握することができます。
単に面接の回数を増やすのではなく、問題点を分析しながら改善を重ねることで、選考突破の確率を高めることができるでしょう。
人前で話すことが苦手な人
人前で話すことが苦手な人にとって、面接は特に大きなプレッシャーを感じやすい場面です。
頭では伝えたい内容が整理できていても、いざ面接官を前にすると緊張でうまく話せないというケースはよくあります。
模擬面接を活用することで、実際の面接環境をシミュレーションしながら練習できるため、場慣れすることができます。
また、話し方の癖や無意識のうちに出てしまう表情、姿勢なども指摘してもらえるため、自分では気づけない改善点を知るきっかけになります。
面接でなぜ落ちるのかわからない人
何度も面接を受けているのに、なぜか通過できない。
そんな悩みを持つ人は、模擬面接を通じて自分の受け答えを客観的に見つめ直すことが重要です。
実際の面接では、自分がどう話しているか、どんな印象を与えているかを把握することは難しいですが、模擬面接でフィードバックを受けることで原因が明確になることがあります。
たとえば、話の内容が曖昧だったり、語尾が弱くて自信がない印象を与えていたりするなど、些細な点が評価に影響している場合もあります。
模擬面接ではそのような細かい部分まで指摘してもらえるため、改善につなげやすくなります。
【模擬面接のやり方】チェック項目
模擬面接は、本番の面接を想定して準備を進めるための重要な練習です。
ただ単に質問に答える練習をするだけではなく、細かい点までしっかりと確認し、改善を重ねることが求められます。
ここでは、模擬面接で特に意識してチェックしておくべきポイントを解説します。
身だしなみ
まず、身だしなみのチェックが欠かせません。
面接では第一印象が非常に大きな影響を与えるため、清潔感のある服装や整った髪型が求められます。
スーツはシワや汚れがないかを確認し、シャツやブラウスの襟元も乱れのない状態に整える必要があります。
ネクタイの締め方や位置にも注意し、適切な長さに調整しておきましょう。
加えて、靴が汚れていないか、髪型がだらしなくなっていないかも意識すると、より好印象を与えることができます。
模擬面接の段階でこの点を意識し、本番でも自信を持って臨めるよう準備を進めることが大切です。
話し方
次に、話し方の確認も重要なポイントです。
面接官は話の内容だけでなく、伝え方からも応募者の印象を判断します。
声の大きさが適切か、小さすぎたり大きすぎたりしていないかをチェックしましょう。
また、話すスピードが速すぎると焦っている印象を与え、逆に遅すぎると自信がなさそうに見えてしまうため、適度なテンポを意識することが求められます。
語尾が曖昧にならず、はっきりと発音できているかどうかも確認し、聞き取りやすい話し方を心がけることが大切です。
話している内容
話している内容についても、模擬面接でしっかりと確認すべき点の一つです。
どれだけ身だしなみや話し方を意識しても、話の内容が一貫性を欠いていたり、企業の求めるものとズレていたりすると、評価は上がりません。
結論を最初に述べるよう意識し、論理的な流れで話せているかをチェックすることが大切です。
話が長くなりすぎず、要点が整理されているかどうかも確認し、簡潔かつ明確な表現を心がけましょう。
また、志望動機や自己PRに一貫性があるかどうか、企業の特徴や求める人物像を踏まえた内容になっているかも見直す必要があります。
【模擬面接のやり方】基本的な質問の対策
模擬面接を有意義なものにするには、あらかじめ基礎的な質問に対する答えを整理しておくことが重要です。
基本的な質問はどの企業でもよく聞かれるため、内容の質を高めておくことで模擬面接自体の完成度が上がり、本番での自信にもつながります。
ここでは、特に押さえておきたい代表的な質問について詳しく解説します。
志望動機は、企業への熱意を測るために最も重要な質問のひとつです。
リクルートの調査でも「企業への熱意」は採用基準として「人柄」に次いで重視されていることが明らかになっています。
この質問では、なぜその企業を選んだのか、そして自分の経験や価値観とどう結びつくのかを伝えることが求められます。
抽象的な表現ではなく、「なぜその業界」「なぜその会社」「なぜその職種」かを一貫性のある流れで語ることが大切です。
また、企業研究を十分に行い、具体的な社風や取り組みに言及することで、説得力を持たせることができます。
この質問では、あなたがどのような価値観を持ち、何に対して努力を惜しまなかったかが見られています。
「何をやったか」だけではなく、「どのように取り組んだか」「どんな工夫や苦労をしたか」など、行動のプロセスに焦点を当てて答えることが大切です。
また、どんな結果が出たかに加え、その経験から何を学び、どう成長したのかを伝えることで、自己成長力や課題解決力をアピールすることができます。
企業はこの質問を通じて、入社後にどのような姿勢で仕事に向き合ってくれるかを見極めようとしています。
自己PRは、自分の強みや個性を企業に伝える絶好のチャンスです。
この質問では、ただ長所を述べるだけでなく、その強みを証明するエピソードとともに伝えることが求められます。
また、その強みが企業や職種にどう活かせるかまでを語ることで、説得力が格段に増します。
「責任感」「協調性」「粘り強さ」など抽象的な表現だけではなく、行動に表れた具体的な実績を交えて話すと印象に残りやすくなります。
模擬面接では、緊張せずにハキハキと話せるよう練習しながら、声のトーンや話の長さにも気を配りましょう。
自己紹介は面接の最初に行われることが多く、第一印象を大きく左右する重要な質問です。
この質問では、簡潔かつ明るく、自分の基本情報や学生時代の経験、強みなどを30秒から1分程度でまとめて話すことが求められます。
重要なのは、「自己紹介」と「自己PR」は違うという点を理解することです。
自己紹介では、自分の所属や活動内容などの事実を端的に伝え、面接官があなたに関心を持てるような入り口をつくることが目的です。
ここで好印象を与えることで、その後の面接がスムーズに進みやすくなります。
この質問では、学生がどのような軸で企業を選んでいるか、志望度の高さに一貫性があるかを確認する目的があります。
単に「〇〇業界の△△社を受けています」と答えるだけでは不十分で、「なぜその業界・企業なのか」まで説明できるように準備することが大切です。
複数業界を受けている場合でも、「自分の軸に合った企業を比較検討している」といった説明ができればマイナスにはなりません。
ただし、明らかに志望業界と無関係な企業を並べて答えると、一貫性がないと受け取られることがあるため注意が必要です。
この質問では、応募者が企業でのキャリアを具体的に考えているかどうかが見られています。
「何となく働きたい」「どこでも任せられたら頑張る」といった抽象的な回答では、熱意や主体性が伝わりにくくなります。
企業の業務内容をきちんと調べたうえで、「この部署で〇〇に携わりたい」「〇〇事業で□□のような役割を担いたい」といった形で具体的に伝えることが重要です。
また、その仕事を目指す理由として、自分の強みや過去の経験とどう結びつくのかを補足することで、より説得力のある回答になります。
この質問は、単なる形式的な締めくくりではなく、応募者の関心度や主体性を確認する意図があります。
ここで「特にありません」と答えてしまうと、「うちにあまり興味がないのかな」と思われる可能性があります。
したがって、企業の事業展開や社員の働き方などに関する質問を1〜2個用意しておくことが望ましいです。
ただし、調べればわかる基本情報を尋ねると準備不足と見なされるため注意が必要です。
「若手のうちからどのような仕事を任されることが多いか」「御社の中で活躍している人材の特徴は何か」など、働くイメージを深める前向きな質問が効果的です。
まとめ
模擬面接は、本番の面接で最大限の力を発揮するための必須のプロセスです。
今回の記事で紹介したやり方やコツを参考に、繰り返し練習を行い、自信を持って本番に臨んでください。
徹底的な準備が、内定獲得への確実な一歩となるはずです。