【2025年最新】面接練習サービスおすすめ5選!無料で頼れる就活の味方で内定を掴もう

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

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面接練習で使えるサービス!はじめに

「周りは内定をもらい始めているのに、自分はまだ面接対策もままならない…」

「就職活動、何から手をつけていいかわからない…」

そんな悩みを抱えるあなた。

この記事では、そんなあなたの不安を解消し、自信を持って面接に臨めるようになるための「面接練習サービス」について、解説します。

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就活練習はいつから始める?

就活練習はやるべきことがたくさんあり、選考本番直前に始めては間に合いません。

そのため、早い時期から少しずつ積み重ねることが大切です。

面接などの選考日程が決まったら、そのために何をするべきかを洗い出し、繰り返し練習を行うことを念頭に置いた、練習スケジュールを組みましょう。

早期準備が成功のポイント

就職活動における面接練習は、早ければ早いほど、その後の選考全体において効果的です。

多くの学生が本格的なエントリーを開始する直前になって慌てて対策を始めがちですが、ライバルと差をつけるためには、大学3年生の夏ごろからスタートするのが最もおすすめのタイミングです。

この時期から、自己PRや志望動機といった頻出質問の核となる部分の言語化を始め、模擬面接の練習を組み込むことで、時間をかけて回答の質を高めることができます。

早期に準備を始めることで、選考が本格化する時期には精神的な余裕が生まれ、企業研究や筆記試験対策などに集中できるため、結果的に成功へと繋がりやすくなります。

早期に面接練習を始めるべき理由

面接練習を早期に始めるべき最も重要な理由は、一度練習を行っただけでは、本番の緊張感の中でうまくいくとは限らないからです。

面接の回答は、内容を覚えるだけでなく、面接官の目を見て、適切なトーンとボディランゲージで話すスキルが求められます。

このスキルを習得し、緊張下でも自然に話せるようになるには、反復練習が必要です。

一般的に、自信を持って本番に臨めるようになるためには、少なくとも5回から10回以上の練習が推奨されます。

早期に開始すれば、その反復練習の回数を確保できるだけでなく、フィードバックを受けて改善する時間も十分に確保できるため、回答の説得力や表現力が格段に向上するのです。

面接練習はどこでできる?

いざ面接練習をしようと思っても、どこでできるのか、どんな選択肢があるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

まずは、新卒の就活生が利用できる主な面接練習の場をご紹介します。

就活エージェント

「就活エージェント」は、専任のアドバイザーが企業紹介から選考対策まで、就職活動をトータルでサポートしてくれるサービスです。

多くの就活エージェントでは、無料で模擬面接や面接対策セミナーを実施しています。

メリット:

  • プロの視点からのフィードバック: 採用のプロであるアドバイザーが、あなたの話し方や表情、内容について客観的かつ具体的なアドバイスをくれます。
  • 企業ごとの対策が可能: 紹介された企業やあなたが志望する企業に合わせて、より実践的な面接練習ができます。

    過去の選考データに基づいた「聞かれやすい質問」なども教えてもらえることがあります。

  • 求人紹介も受けられる: 面接練習だけでなく、あなたに合った求人を紹介してもらえるため、効率的に就職活動を進められます。

    特に、まだ志望業界や企業が定まっていない方には心強い存在です。

デメリット:

  • アドバイザーとの相性: アドバイザーも人間なので、相性が合わないと感じる可能性もあります。

    その場合は、担当を変更してもらうか、他のエージェントを利用することも検討しましょう。

  • 紹介される求人に偏りがある場合も: エージェントによっては、得意な業界や特定の企業の求人に偏っていることもあります。

こんな人におすすめ:

  • 何から手をつけていいかわからない、効率的に就活を進めたい人
  • 客観的なアドバイスで、自分の強みや弱みを明確にしたい人
  • 特定の企業に合わせた実践的な面接練習をしたい人

専門家からのワンポイントアドバイス:就活エージェントは「使う」意識で!

就活エージェントは非常に心強い味方ですが、受け身でいるのはもったいない!「どんな企業を受けたいか」「面接でどんな点が不安か」など、積極的に自分の希望や悩みを伝えましょう。

アドバイザーも、あなたの情報が多ければ多いほど、的確なサポートがしやすくなります。

遠慮せずに、どんどん活用していく意識が大切です。

OB・OG訪問

実際にその企業で働いている先輩社員(OB・OG)に話を聞きに行く「OB・OG訪問」も、面接練習の機会になり得ます。

直接的に模擬面接を依頼できるケースは少ないかもしれませんが、企業の雰囲気や仕事内容について質問する中で、面接で話すべき内容が見えてきたり、社員の方が面接官の視点でアドバイスをくれたりすることがあります。

メリット:

  • リアルな情報収集: 企業の公式サイトや説明会では得られない、現場のリアルな話を聞くことができます。
  • 志望動機の深掘り: 社員の方の話を聞くことで、その企業で働きたい理由がより明確になり、説得力のある志望動機を作成できます。
  • 企業との接点: 熱意が伝われば、選考で有利に働く可能性もゼロではありません。

デメリット:

  • アポイントメントの難易度: 知り合いがいない場合、大学のキャリアセンターやOB・OG訪問アプリなどを利用して自分でアポイントを取る必要があり、手間と時間がかかることがあります。
  • 必ずしも面接対策に直結するわけではない: あくまで「話を聞く」のがメインなので、体系的な面接指導を受けられるわけではありません。
  • 相手への配慮が必要: 忙しい中時間を作ってもらっているので、質問内容を事前にしっかり準備するなど、相手への配慮が不可欠です。

こんな人におすすめ:

  • 志望する企業や業界がある程度固まっている人
  • 企業のリアルな情報を深く知りたい人
  • 面接で話すエピソードのヒントを得たい人

大学のキャリアセンター

多くの大学には、学生の就職活動を支援する「キャリアセンター(就職課)」が設置されています。

キャリアセンターでも、職員や専門の相談員による模擬面接や履歴書・エントリーシートの添削指導を行っている場合が多いです。

メリット:

  • 身近で相談しやすい: 大学内にあるため、気軽に利用しやすいのが最大のメリットです。
  • 無料: 基本的に無料で利用できます。
  • 大学独自のノウハウ: その大学の学生の傾向や、卒業生が活躍している企業の情報など、独自のノウハウを持っていることがあります。

デメリット:

  • 予約の取りにくさ: 特に就活シーズンは混み合い、予約が取りにくいことがあります。

    早めの行動が肝心です。

  • 専門性のばらつき: 職員によって、アドバイスの質や専門性にばらつきがある可能性も否定できません。
  • 企業との直接的な繋がりは薄い場合も: 就活エージェントほど、企業との太いパイプを持っているわけではない場合があります。

こんな人におすすめ:

  • まずは気軽に面接練習を体験してみたい人
  • 大学の先輩の就職実績などを参考にしたい人
  • 履歴書やエントリーシートの添削も合わせて受けたい人

私自身も学生時代、初めての模擬面接は大学のキャリアセンターでした。

緊張で頭が真っ白になりましたが、職員の方が優しくフィードバックしてくれ、「なるほど、こういう風に話せばいいのか」と気づきを得られたことを覚えています。

まずは一歩踏み出す場として、非常に有効だと思います。

家族

家族を面接練習の相手にする最大のメリットは、気軽に練習を頼める手軽さと、納得いくまで何度でも付き合ってもらいやすいことです。

特に、あなたの幼少期からの性格や特徴を深く知っているため、回答内容があなたの本質とズレていないか、遠慮せずにストレートな指摘をもらうことができます。

しかし、デメリットとして、就職活動や企業選考に対する専門的な知識がない可能性があるため、面接官が確認したい質問の意図や業界の常識といった企業目線でのフィードバックは期待できません。

このため、家族との練習は、感情的な遠慮なしにストレートな指摘をもらいたい人や、話し方や表情といった非言語的な部分の癖を客観的に指摘してもらいたい人におすすめです。

友人

友人は、家族と同様に気軽に頼め、すぐに練習できる利便性があり、学生生活を共にしているため、あなたが実際にアルバイトや部活動などの学生生活の中で発揮されている自分らしさが、回答を通じて面接官に伝わっているかを確認しやすいというメリットがあります。

また、納得いくまで付き合ってもらいやすい点も魅力です。

しかし、友人もまた就活生かそれに近い立場であることが多いため、企業や社会人が持つ専門的な視点や、一般常識・マナーといった厳しいチェックは難しいというデメリットがあります。

また、友人との練習だと緊張感に欠ける可能性もあります。

したがって、友人との練習は、学生生活のエピソードを通じて自分の個性が伝わっているかを確認したい人や、リラックスした環境で場数を踏みたい人に適しています。

社会人の先輩

社会人の先輩に練習を依頼する最大のメリットは、企業で働く視点に基づいた社会人目線でのチェックをしてもらえることです。

具体的な仕事の進め方や、一般常識、ビジネスマナーなど、学生だけでは気づきにくい細かな点までチェックしてもらえる貴重な機会となります。

一方で、先輩が所属する特定の会社や業界の視点でのチェックに偏ってしまう可能性があることや、多忙な先輩の日程の調節に時間がかかるかもしれない点がデメリットです。

この練習は、社会人としてあなたの回答がどのように感じるか、面接担当者に近い感覚で実践的なフィードバックをもらいたい人、特に志望業界の先輩であれば、業界特有の質問へのアドバイスがもらいたい人におすすめです。

参加したインターンシップ先の人事担当者

インターンシップで接点を持った人事や採用担当者と面接練習ができることは、非常に大きなメリットとなります。

彼らは質問意図や企業が見ている評価ポイントを熟知しているため、最も本番に近い形での実践的な練習が可能です。

しかし、この練習が実現できるかどうかは、その企業や担当者の親切心や時間的な余裕によるため、必ずしも可能とは限りません。

この機会を得られた場合、企業が求職者のどこを見ているのか、という採用側の視点が知りたい人や、志望企業が重視するポイントに合わせて回答を微調整したい人にとって、最高のフィードバックを得る機会となります。

AIサービス

AIサービスを活用するメリットは、基本的には無料で利用できるサービスが多く、時間や場所を選ばず一人で面接練習ができることです。

特に、特定の質問項目に対して重点的に回答を練りたい場合に有効です。

しかし、多くの場合、テキストベースの添削が中心となるため、声のトーン、表情、視線といった話し方や非言語的な部分の練習にはならない可能性があり、また、誰でも利用できることから、他の学生との回答の差別化が図りづらいというデメリットもあります。

したがって、AIサービスは、重点的に質問したい部分や質問の答えの論理構成に不安がある人や、まずは初期段階で一人で手軽に練習量を確保したい人におすすめです。

面接練習、模擬面接アプリ

面接練習や模擬面接アプリは、基本的には無料で利用できるサービスが多く、短時間で手軽に一人で練習ができるという手軽さが大きなメリットです。

アプリの多くは、あなたの話し方の癖や回答時間などを客観的に分析し、評価や改善点などのアドバイスを自動で提供してくれます。

その反面、AIサービスと同様に、他の学生と差別化が図りづらい定型的なアドバイスに留まる可能性があるというデメリットがあります。

そのため、このアプリは、面接の評価項目や改善点を客観的なデータで把握したい人や、本番に向けて短時間で多くの質問に答えるトレーニングを積みたい人におすすめです。

企業主催の面接練習イベント

企業主催の面接練習イベントに参加するメリットは、基本的には無料で練習できる点に加え、実際の人事担当者や採用担当者と直接面接練習ができることです。

この場で、質問意図や企業が見ている視点を直接教えてもらえるため、非常に実践的な学びが得られます。

デメリットとしては、人気のあるイベントは人数制限があるため、参加競争率が高いという点が挙げられます。

この形式は、実際の人事や採用担当者から、本音のフィードバックをもらいたい人や、選考の場に近い緊張感の中で練習を積みたい人に最適です。

「新卒応援ハローワーク」など自治体の相談所を

新卒応援ハローワークなどの自治体の相談所を利用するメリットは、面接練習を無料でできることに加え、就職支援のプロが最新の動向を踏まえながら企業視点でチェックしてくれることです。

これにより、より実践的なアドバイスが期待できます。

しかし、デメリットとして、時期によっては予約を取れない可能性があるため、面接の直前ではなく、日程に余裕を持って申し込む必要があります。

この相談所は、最新動向を踏まえた上で、企業視点での実践的なアドバイスを期待できる人や、無料で質の高い模擬面接を受けたい人におすすめです。

就活相談サービス

就活相談サービスを利用する最大のメリットは、就活のプロフェッショナルが最新動向を踏まえつつ、企業視点で客観的にチェックしてくれることです。

これにより、他の練習相手では得られない、客観的なアドバイスが期待できます。

一方で、有料サービスが多いため、お金がかかるという点がデメリットとなります。

このサービスは、プロに客観的なアドバイスをもらい、自分の強みや弱みを徹底的に洗い出したい人や、費用をかけてでも確実に内定に近づきたいと考えている人におすすめです。

面接練習サービス、練習相手の選び方

面接練習サービスが数多くある中、どのように練習相手を選んだらいいのか迷う人もいるのではないでしょうか。

どの練習相手でも、それぞれにメリットもデメリットもあります。

自分が置かれている状況をもとに、どのような練習相手が適切か選ぶ基準を定めましょう。

面接本番までに時間がない場合

面接本番までの期間が非常に限られている場合は、練習実施までのスピードと手軽さを最優先してサービスや相手を選ぶ必要があります。

この状況では、日程調整に時間を要する外部のプロや社会人の先輩ではなく、すぐに依頼できる家族や友人に面接相手を依頼するのが最も効率的です。

また、時間や場所を選ばずに即座に練習を開始できるAIサービスや模擬面接アプリを利用するのもおすすめです。

これらの相手やツールを活用することで、回答内容の詰まりや時間配分といった基礎的な問題点の洗い出しを短時間で行い、最低限の場数を踏むことが可能となります。

初めて面接練習をする場合

面接練習の経験が全くない場合や、入退出、座り方、言葉遣いといった基本的なマナーも含めて確認したい場合は、就活のプロに相談できるサービスを選ぶのが最適です。

初めての練習では、自己PRの内容だけでなく、非言語的な部分での改善点が多いことが予想されます。

そのため、新卒応援ハローワークなどの自治体の相談所や、有料の就活相談サービスといった就活の最新動向と企業視点を理解しているプロに依頼することで、本番で恥をかかないための基礎知識と、面接の全体像を学ぶことができます。

プロの指導のもとで練習を始めることで、早い段階で悪い癖がつくのを防げます。

志望企業に合わせた面接練習がしたい場合

特定の志望企業の内定獲得に向けて、企業文化や事業内容に基づいた深い質問への対策を練りたい場合は、その企業について熟知している相手を選ぶべきです。

最も理想的なのは、志望企業で働いているOBやOGに依頼することですが、難しければ、企業情報や過去の選考情報を熟知している就活エージェントがおすすめです。

これらの相手は、その企業特有の質問の傾向や、企業が求める人物像に合わせた回答へのアドバイスを提供してくれるため、ESや自己PRの内容をより深く、企業が求める視点に合わせた表現にブラッシュアップすることができます。

面接練習サービスを利用するメリット

では、なぜわざわざ面接練習サービスを利用する必要があるのでしょうか?ここでは、面接練習サービスを利用する具体的なメリットを3つご紹介します。

面接の基本がわかる

面接には、服装や言葉遣い、入退室のマナーなど、知っておくべき基本がたくさんあります。

面接練習サービスでは、こうした面接の基本を一から教えてもらえます。

自分一人で練習していると、気づかないうちに変な癖がついてしまったり、マナー違反を犯してしまったりする可能性があります。

しかし、プロの視点が入ることで、正しい知識を身につけ、自信を持って面接に臨めるようになります。

特に、これまでアルバイトなどの面接経験が少ない方にとっては、社会人としての基本的なコミュニケーションマナーを学ぶ良い機会にもなるでしょう。

志望先に合わせた面接練習ができる

面接は、企業や業界によって聞かれる内容や重視されるポイントが異なります。

例えば、IT業界であれば論理的思考力や問題解決能力が問われる質問が多く、金融業界であれば誠実さや責任感が重視される傾向があります。

面接練習サービス、特に就活エージェントを利用する場合、あなたの志望する業界や企業に特化した面接練習が可能です。

過去の選考データや企業が求める人物像に基づいて、より実践的なアドバイスを受けることができます。

客観的に面接力を鍛えられる

面接練習サービス最大のメリットは、自分では気づけない課題を客観的に指摘してもらえる点です。

  • 「話が少し冗長になっているので、結論から話すことを意識しましょう」
  • 「緊張すると早口になる癖があるので、少しゆっくり話す練習をしましょう」
  • 「自己PRの内容は素晴らしいですが、もう少し具体的なエピソードを加えるとより伝わります」

家族や友人に練習相手になってもらうのも良いですが、どうしても遠慮が入ってしまったり、専門的な視点が欠けてしまったりすることがあります。

その点、面接練習サービスの担当者は、採用のプロとして多くの就活生を見てきているため、あなたの強みや弱み、改善点を的確に見抜いてくれます。

厳しい指摘を受けることもあるかもしれませんが、それはあなたが成長するための貴重なフィードバックです。

素直に受け止め、改善していくことで、確実に面接力は向上します。

面接練習サービス活用のポイント

せっかく面接練習サービスを利用するなら、その効果を最大限に引き出したいですよね。

ここでは、面接練習サービスをより効果的に活用するための3つのポイントをご紹介します。

対面・オンラインの模擬面接を実施する

最近では、オンライン面接を実施する企業も増えています。

そのため、対面形式とオンライン形式、両方の模擬面接を経験しておくことをおすすめします。

対面形式のメリット・ポイント:

  • 実際の面接に近い緊張感を体験できる: 入退室のマナーや、面接官との物理的な距離感など、本番さながらの雰囲気で練習できます。
  • 全身を使ったコミュニケーションの練習: 身振り手振りや姿勢、視線といった非言語コミュニケーションもチェックしてもらえます。

オンライン形式のメリット・ポイント:

  • 画面映りや音声の確認: 背景、照明、カメラの角度、マイクの音量など、オンライン特有の注意点を実践的に学べます。
  • 通信環境のチェック: 自宅の通信環境で問題なく面接ができるかを確認できます。
  • 視線の配り方: カメラを見て話す練習ができます。

    意外と目線が泳いでしまう人が多いので、意識して練習しましょう。

どちらの形式にも対応できるように準備しておくことで、どんな企業の面接にも落ち着いて臨むことができます。

複数回依頼する

面接練習は、1回だけでなく、複数回依頼することが非常に重要です。

1回目の練習では、緊張してしまって本来の力が出せないことも多いでしょう。

また、多くのフィードバックをもらい、一度に全てを改善するのは難しいかもしれません。

複数回練習することで、

  • 場慣れして、落ち着いて話せるようになる
  • 前回受けたフィードバックを意識して改善できているか確認できる
  • 異なる視点からのアドバイスをもらえる(担当者が変わる場合など)
  • 自分の成長を実感でき、自信につながる

といったメリットがあります。

できれば、最低でも2〜3回は模擬面接を受けることをおすすめします。

筆者もかつて、ある学生さんを担当した際、初回の面接練習では言葉に詰まることが多かったのですが、3回目の練習では見違えるように堂々と話せるようになり、見事第一志望の企業から内定を獲得したという経験があります。

練習の積み重ねは裏切りません。

専門家からのワンポイントアドバイス:録画・録音で客観視しよう!

許可が得られるのであれば、模擬面接の様子を録画・録音させてもらうのがおすすめです。

後から見返すことで、「確かに声が小さいな」「こんな表情をしていたのか」など、自分を客観的に見つめ直すことができます。

アドバイザーからのフィードバックと照らし合わせることで、より深く改善点を理解できるはずです。

オンライン面接練習なら、録画機能がついているツールも多いので活用してみましょう。

面接練習サービスを利用する際の注意点

メリットの多い面接練習サービスですが、利用する際にはいくつか注意しておきたい点もあります。

事前に知っておくことで、よりスムーズに、そして効果的にサービスを活用できます。

キャリア面談が必要なこともある

就活エージェントなどのサービスを利用する場合、最初にキャリア面談(カウンセリング)が行われることが一般的です。

これは、あなたの就職活動の状況や希望、適性などを把握し、適切なサポートを提供するために必要なプロセスです。

「すぐに面接練習だけしてほしいのに…」と感じるかもしれませんが、このキャリア面談を通じて、

  • 自己分析が深まる
  • 自分に合った業界や企業が見つかる
  • 今後の就職活動の進め方が明確になる

といったメリットがあります。

面接練習の効果を高めるためにも、まずはしっかりと自分の状況や考えをアドバイザーに伝えることが大切です。

焦らず、この時間も有効活用しましょう。

面接練習だけの希望だと断られるケースもある

一部の就活エージェントでは、「面接練習だけ」を希望すると、サービスの利用を断られてしまうケースも稀にあります。

これは、就活エージェントが企業から紹介料を得て運営されているビジネスモデルであるため、求人紹介を前提としたサポートを基本としている場合があるからです。

しかし、多くのエージェントは学生の就職支援に力を入れているため、まずは相談してみるのが良いでしょう。

もし「面接練習だけ」を希望する場合は、その旨を正直に伝え、対応可能かどうかを確認してみてください。

また、大学のキャリアセンターや、一部の面接練習に特化したサービスであれば、そのような心配はありません。

面接練習をしても不合格になることも

これは非常に重要な心構えですが、どれだけ丁寧に面接練習をしても、必ずしも全ての面接に合格できるわけではありません。

面接は、あなたと企業との相性(マッチング)も大きく影響します。

面接練習は、あなたのコミュニケーション能力や自己PRのスキルを高め、面接の通過率を上げるための有効な手段ですが、万能薬ではありません。

もし不合格だったとしても、過度に落ち込んだり、「練習が無駄だった」と考えたりする必要はありません。

大切なのは、不合格だった結果から学び、次に活かすことです。

「もっとこうすれば良かったかもしれない」

と振り返り、面接練習サービスの担当者に再度相談してみるのも良いでしょう。

失敗を恐れず、挑戦し続けることが内定への道です。

面接練習サービスおすすめ5選!

ここからは、いよいよ具体的な面接練習サービスをご紹介します。

今回は、特に新卒の就職活動に強く、無料で利用できるおすすめのサービスを5つ厳選しました。

それぞれの特徴を比較して、あなたにぴったりのサービスを見つけてくださいね。

(2025年5月の情報に基づいています。サービス内容は変更される可能性があるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。)

1.ジョブコミット

ジョブコミット

特徴:

  • 徹底した自己分析サポート: 「本当にやりたいこと」を見つけるための自己分析に力を入れています。

    一人ひとりに専任のアドバイザーがつき、丁寧にキャリアプランを一緒に考えてくれます。

  • 企業ごとの個別面接対策: 約1,000社以上の企業情報の中から、あなたに合った企業を紹介。

    その企業に特化した面接対策を行ってくれるため、実践的です。

  • イベント・セミナーも充実: 面接対策セミナーだけでなく、グループディスカッション対策やSPI対策など、就活に必要な知識を学べるイベントも多数開催しています。

こんな人におすすめ:

  • まだ将来やりたいことが明確でなく、自己分析からしっかりサポートしてほしい人
  • 自分にどんな企業が合うのかわからない人
  • 手厚いサポートを受けながら就職活動を進めたい人

面接練習のポイント:

ジョブコミットでは、紹介企業に合わせた模擬面接を重視しています。

企業の求める人物像や過去の質問傾向などを踏まえた上で、具体的なアドバイスをもらえるでしょう。

自己分析で明確になった自分の強みや経験を、どのようにアピールすれば効果的か、実践的に学べます。

2.キャリアチケット就活エージェント

特徴:

  • 「量より質」のサポート: 一人ひとりに向き合う時間を大切にし、手厚いサポートを提供。

    年間1万人以上の就活生をサポートしてきた実績があります。

  • 最短2週間での内定獲得実績も: スピーディーな選考対策と企業紹介で、短期間での内定獲得を目指せます。

    「出遅れた」と感じている学生にも心強い存在です。

  • ブラック企業を徹底排除: 紹介する企業は、実際にキャリアアドバイザーが足を運んで確認した優良企業のみ。

    安心して就職活動に取り組めます。

こんな人におすすめ

  • 質の高いサポートを受けたい人
  • 短期間で内定を獲得したいと考えている人
  • 安心して働ける企業を見つけたい人

面接練習のポイント:

キャリアチケットでは、あなたの個性や価値観を深く理解した上で、面接での効果的な伝え方を指導してくれます。

「なぜこの企業なのか」「入社して何をしたいのか」といった深掘り質問への対策や、ロジカルな話し方のトレーニングが期待できます。

オンラインでの面接練習にも対応しているので、場所を選ばずにサポートを受けられます。

3.キャリアパーク就活エージェント

特徴:

  • 年間1,000回以上の面談実績: 豊富な面談経験を持つアドバイザーが、親身に相談に乗ってくれます。
  • 特別推薦枠・ES免除求人あり: 一部の企業では、書類選考免除や特別推薦枠での紹介があり、効率的に選考を進められる可能性があります。
  • 全国対応・オンライン面談も可能: 地方在住の学生や、忙しい学生でも利用しやすい体制が整っています。

こんな人におすすめ:

  • 多くの学生をサポートしてきた実績のあるエージェントに相談したい人
  • 書類選考に不安があり、面接の機会を増やしたい人
  • 場所を選ばずに就活サポートを受けたい人

面接練習のポイント:

キャリアパークでは、模擬面接を通じて、あなたの強みや改善点を具体的にフィードバックしてくれます。

特に、自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の伝え方について、より魅力的になるようなアドバイスが期待できます。

ES免除の求人がある場合、その分面接対策に集中できるのもメリットです。

4.doda新卒エージェント

特徴:

  • 大手ならではの求人ネットワーク: ベネッセグループが運営しており、大手企業からベンチャー企業まで幅広い求人を保有しています。
  • プロのキャリアアドバイザーによる個別指導: 就活のプロが、あなたの適性や希望に合わせたキャリアプランニングから面接対策まで一貫してサポート。
  • オンラインセミナーやイベントも豊富: 自己分析、業界研究、面接対策など、就活に役立つオンラインセミナーを多数開催しています。

こんな人におすすめ:

  • 幅広い選択肢の中から自分に合った企業を見つけたい人
  • 経験豊富なアドバイザーにじっくり相談したい人
  • オンラインで効率的に就活情報を収集したい人

面接練習のポイント:

doda新卒エージェントでは、模擬面接はもちろんのこと、面接でよく聞かれる質問への回答準備や、逆質問の対策など、きめ細かいサポートが受けられます。

企業が面接で何を見ているのか、どんな人材を求めているのかといった視点からのアドバイスは、本番で非常に役立つでしょう。

「何を話せばいいかわからない」という状態からでも、自信を持って話せるように導いてくれます。

5.レバテックルーキー

特徴:

  • ITエンジニア専門の就活エージェント: ITエンジニアを目指す学生に特化したサポートを提供。

    専門知識を持つアドバイザーが対応します。

  • 未経験からのエンジニア就職にも強い: プログラミング未経験者でも、ITエンジニアとして就職するためのノウハウや求人を紹介。
  • 技術面接対策も可能: 一般的な面接対策に加え、ITエンジニア特有の技術的な質問に関する対策もサポートしてくれます。

こんな人におすすめ:

  • ITエンジニアを目指している学生
  • プログラミングスキルに自信がないけれど、エンジニアになりたい人
  • 専門性の高い面接対策を受けたい人

面接練習のポイント:

レバテックルーキーでは、通常の面接対策に加えて、IT業界ならではの質問(例えば、これまでに作成したポートフォリオの説明、特定の技術への理解度を問う質問など)への対策が可能です。

アドバイザー自身もIT業界に詳しいため、専門的な観点からのフィードバックが期待できます。

自己PRで技術的なスキルや学習意欲をどうアピールすれば効果的か、具体的なアドバイスをもらえるでしょう。

これらのサービスは基本的に無料で利用できますので、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。

複数のサービスに登録して、自分に合うアドバイザーやサポート内容を見極めるのも良いでしょう。

面接練習サービスのよくある疑問を解決

ここでは、面接練習サービスに関して、学生さんからよく寄せられる質問とその回答をQ&A形式でまとめました。

Q1. 面接練習サービスを受ける前に、何か準備しておくことはありますか?

A1. はい、いくつか準備しておくと、より有意義な面接練習になります。

  • 自己分析の途中経過でもOK: 完璧でなくても良いので、「自分はどんな人間か」「何に興味があるのか」「どんな強みがあるのか」など、現時点での自己分析の結果をまとめておきましょう。
  • 興味のある業界や企業(あれば): 具体的に志望する企業が決まっていなくても、「こんな業界に興味がある」「こんな働き方がしたい」といった希望があれば伝えられるようにしておきましょう。
  • 話したいエピソードの整理: 自己PRやガクチカで話そうと思っているエピソードをいくつかピックアップし、簡単に内容を整理しておくとスムーズです。
  • 聞きたいことリスト: 面接練習サービスやアドバイザーに対して質問したいことを事前にリストアップしておくと、聞き忘れを防げます。
  • 筆記用具とメモ帳: フィードバックを書き留めるために必須です。

「まだ何も準備できていない…」という方も、正直にその旨を伝えれば、アドバイザーが何から始めるべきか一緒に考えてくれるので安心してください。

Q2. 面接練習サービスは本当に無料で利用できますか?何か裏があるのでは…?

A2. はい、この記事で紹介したような就活エージェントが提供する面接練習サービスは、基本的に無料で利用できます。

「なぜ無料なの?」と疑問に思うかもしれませんが、これは就活エージェントのビジネスモデルに関係しています。

就活エージェントは、学生に企業を紹介し、その学生が企業に入社した場合に、企業側から成功報酬(紹介手数料)を受け取ることで収益を得ています。

つまり、学生さんからは費用をいただかなくても、事業として成り立つのです。

そのため、安心してサービスを利用してください。

ただし、一部有料の面接対策講座やセミナーも存在しますので、利用するサービスが無料であることを事前に確認しておくとより安心です。

Q3. 面接練習サービスはオンラインでも利用できますか?

A3. はい、多くの面接練習サービスがオンラインでの対応も可能です。

特に近年は、企業の面接自体もオンラインで行われることが増えているため、オンラインでの模擬面接のニーズも高まっています。

オンラインでの面接練習には、

  • 場所を選ばずに利用できる(自宅からでもOK)
  • 移動時間がかからない
  • 実際のオンライン面接に近い環境で練習できる

といったメリットがあります。

一方で、通信環境の準備や、画面越しのコミュニケーションに慣れる必要があるといった点も考慮しておきましょう。

対面とオンライン、どちらの形式が良いかは、あなたの状況や希望、練習したい内容によって異なります。

アドバイザーに相談して、最適な方法を選びましょう。

Q4. 面接練習を行うときに気をつけるポイントはありますか?

A4. 面接練習をより効果的なものにするために、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。

  • 本番だと思って臨む: 「練習だから」と気を抜かず、服装や言葉遣い、態度など、本番の面接と同じ意識で臨みましょう。

    緊張感を持って取り組むことで、より実践的な練習になります。

  • 積極的に質問する: わからないことや不安なことは、遠慮せずにアドバイザーに質問しましょう。

    あなたの疑問を解消することが、成長への近道です。

  • フィードバックを素直に受け止める: 時には厳しい指摘を受けることもあるかもしれませんが、それはあなたを否定しているのではなく、成長を願ってのアドバイスです。

    素直に受け止め、改善に繋げましょう。

  • 感謝の気持ちを忘れない: 時間を割いて面接練習をしてくれるアドバイザーへの感謝の気持ちを忘れずに、丁寧な対応を心がけましょう。
  • 練習で満足しない: あくまで練習は練習です。

    模擬面接で上手くいっても油断せず、本番に向けて改善を続けましょう。

    逆に、練習で失敗しても落ち込みすぎず、本番で活かせるように反省点を見つけることが大切です。

これらのポイントを意識することで、面接練習の効果を最大限に高めることができるはずです。

面接練習のサービスを始めてみよう

今回は、新卒の就職活動における面接練習サービスについて、その種類からメリット、活用法、注意点、そしておすすめのサービスまで、網羅的に解説してきました。

面接は、企業に自分という人間を知ってもらう大切な機会です。

そして、面接練習は、その機会を最大限に活かすための準備運動のようなもの。

一人で悩まず、プロの力を借りることで、見えてくる景色がきっと変わるはずです。

今回ご紹介した面接練習サービスは、どれも無料で利用できるものばかりです。

まずは勇気を出して、どれか一つでも相談してみることから始めてみましょう。

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