エントリーシート
2020/12/05
【就活軸】就活の軸ってどうやって決めるの?そもそも軸って何?
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就活にあたって就活の軸をあらかじめ定めることで、より自分に合った企業を選び出すことができるようになります。
就活の軸をもつことで、企業を選ぶ基準として入社後のミスマッチを避け、早期離職などのリスクを避けることができます。
気になる企業の共通点を探ってみるなど、就活の軸がはっきりしないときは、自分が企業や仕事に対して何を求めているのかを理解し、それをもとに改めて企業選びをしていきましょう。
就活をスタートさせるにあたり、ノウハウ本やサイトには就活の軸をまず決めようと紹介されています。
当たり前のように用いられる言葉ですが、就活の軸と言われても、ピンとこない方も多いのではないでしょうか。
就活の軸は企業の面接において質問されることがあるのです。
一体どんなもので、どんなふうに決めればいいものなのか詳しく理解していきましょう。
まず就活の軸を定める必要が、就活をスタートするときにはあると言われることがあります。
何も知らずに就活をスタートさせるなら、多くの人がやってみたい仕事や職種、気になる企業から探し始めるのではないでしょうか。
ですが、就活を成功させるためには企業を選ぶよりも先に、就活の軸をしっかり持っておくことを言われています。
内定を得た先輩たちのインタビューでも、就活の軸というワードがよく登場します。
一体、どんなものなのでしょうか。
就活の軸とは簡単にいえば、企業を選ぶにあたっての自分なりの基準を定めることをいいます。
やりたい仕事や興味ある職種があったり、働きたい業界が決まっても、どの企業に就職したいのか、どの企業にエントリーするかを決めるのは一筋縄ではいきません。
なぜなら、同じ業界で同じような事業を展開している企業はたくさんあるからです。
就活の軸とは、その中から自分がぜひ入社したいと思える企業を選び抜く基準となるものになります。
就活の軸を定めれば、多数の企業があっても取捨選択ができるようになり、自分の理想に合う企業、自分にマッチする企業、自分が活躍できる企業の絞り込みが可能となります。
就活の軸を決めるにあたって陥りがちなのが、本命に決めている企業のイメージが先行してしまうことです。
たとえば、子どもの頃からずっと憧れてきた企業がある方や、その企業に入るために大学の学部や専攻を選び、研究会などにも入ってきたという場合、その企業の好きなところ=就活の軸となりがちです。
もちろん、その企業との関係では明確な基準かもしれませんが、万が一、内定を得られないときに困ることになります。
就職浪人はできないから同業他社ならどこでもいいのであれば、満足がいかず、すぐに辞めてしまう結果にもなりかねません。
入りたい企業が先にありきではなく、「自分はこういうことがしたい」を明確にすることが大切です。
「自分はこういう仕事がしたい」、「だから、この会社がいいのだ」という流れを作るための基準が求められています。
近年はかつて社畜などと呼ばれて、会社に身をささげてきた世代とは異なり、プライベートが優先であったり、仕事とプライベートのバランスを重視する人も増えてきました。
また、組織の枠にとらわれたり、上下関係の縛りを受けることなく、若い時から柔軟な裁量を与えられてチャレンジできる環境で仕事をしたいと考える方も少なくありません。
こうした考えをもとに就活の軸を決める場合、「自由な人生を送りたい」ことを企業選びの基準にすることもできます。
上下の縛りがないフラットな企業や、入社1年目、2年目でも実績を出せば店長になれるような企業、会社内起業制度や独立制度がある企業、フレックスタイム制やリモートワーク、ワーケーションなどが推進されている企業などが候補に挙がるのではないでしょうか。
「自由な人生を送りたい」、「だから、御社のような働き方を推進している企業で働きたいのです」といったアピールができます。
では、どのようにして就活の軸を決めればいいのでしょうか。
「自分はこういうことがしたい」、「こんな自由な人生を送りたい」といった具体的な目標や目的があればいいのです。
入りたい企業ありきの企業バイアスもかからないので、より自分の理想を実現できる企業選びが可能となります。
さらにも、学生さんの多くは憧れている企業や入りたい企業はあっても、明確な軸を決められない方が少なくありません。
軸の決め方で悩んだ場合に、どうすれば決められるのか見ていきましょう。
学生さんの多くは憧れている企業や入りたい企業はあっても、なぜ、その企業がいいと思ったのかを具体的に考えていない方が少なくありません。
大手企業だから、有名だから、自慢できるからなどイメージだけで選んでいないでしょうか。
漠然としたイメージではなく、その企業に入ったら、どんな満足が得られるのか、どんな理想を達成できるのか考えてみましょう。
それが就活の軸となり、本命以外を選ぶにあたっても企業選びの基準とすることができます。
気になっている企業が複数あり、しかも、業界もまたいでいるといった場合には興味ある企業の共通点を探してみましょう。
そこでの共通点が、あなたにとっての就活の軸を表している可能性があります。
就活の軸は企業選びの基準となるため、「やりがいを感じられること」とか「成長できること」、「グローバルに活躍できること」といった前向きな基準を挙げる方もいれば、「自由な人生を送りたい」とか、「会社に縛られたくない」、「人間関係で悩まないところがいい」など働きやすさを基準にしたい方もいることでしょう。
就活を成功させ、職場が合っていないとすぐに辞めてしまうリスクを避けるためにも、自分が仕事や働き方に求める基準を就活の軸に選ぶことが大切です。
さらにも、企業側からすれば消極的に思える基準を明確にしてしまうと、やる気がない、欲しくない人材と思われかねません。
そのため、本音ではなく建前を表に出していくことが大切です。
「あまり働きたくない」、「プライベートが充実できる働き方をしたい」といった本音なら、「短時間で高いパフォーマンスを発揮できる環境」を求めているなど建前を就活の軸としてアピールしましょう。
就活の軸を考えるまでもなく、本命企業も第二志望や第三志望まで決まっているから、あえて考える必要はないと思う方もいるかもしれません。
こんな仕事がしたい、こんな働き方がしたいから、この企業しかないと決められるなら就活の軸をわざわざもたなくても就活はできます。
就活の軸をもっておくと、いくつかメリットが生まれます。
どのようなメリットが生まれるのか確認しておきましょう。
好きな企業、憧れの企業、有名な企業だけの基準で選んでしまうと、企業リサーチも十分に行われていないため、面接で深堀りされた時に答えに窮したり、曖昧で抽象的な返答に終始しがちです。
あらかじめ就活の軸を定めてから、それに合う企業を探す場合には企業研究を行い、企業に関する理解を深めることができます。
また、気になる企業の共通点から就活の軸を設定するにあたっても、企業研究をしっかり行うことになるため、ただ漠然と有名な企業に就職したいだけの基準で選ぶより、企業のことをよく知ることが可能です。
これにより、面接で深堀りされても、言葉に窮することなく一貫した回答が可能となります。
こんな仕事がしたい、こんな働き方がしたい、こんな活躍をしたいと就活の軸を定めておけば、それを実現できる企業を探し出すことが可能です。
企業研究を十分に重ねた上で選ぶには、就活の軸に合う企業かどうか見定めなければならないため、入社後のミスマッチを抑えることができます。
仕事が合わない、仕事のやり方が合わない、職場の雰囲気が合わないなどのミスマッチのリスクを避け、早期離職をしたり、我慢しながらくすぶり続けるなど不満を抱えながら働き続けずにすみます。
就活の軸をもたずに、企業について十分に理解せず、表面的なイメージだけで入社してしまうと、こんなはずじゃなかったとなりやすく、せっかく就職したのにすぐに辞めてしまうこともあるため注意しましょう。
就活にあたって就活の軸をあらかじめ定めることで、たくさんの企業の中から、より自分に合った企業を選び出すことができるようになります。
入社後のミスマッチを避け、早期離職などのリスクを避けるためにも、企業を選ぶ基準として就活の軸をもつことが大切です。
就活の軸が思い浮かばない場合には、気になる企業の共通点を探ってみるなど、自分が企業や仕事に対して、どのようなことを求めているのか、よく検討しましょう。
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