HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
いよいよ就職活動本番。
そこで軽視してはいけないのが、Webテストです。
今回の記事ではWebテストを導入している企業を、Webテストの種類別にご紹介します。
代表的なWebテストの種類
Webテストとは企業が選考の際に利用している採用テストのことを指し、就職活動を行う大学生の大半がWebテストを受けることになります。
しかしWebテストの種類は10種類以上あるため、どれからやったら手をつけたらよいのか戸惑う人もいるようです。
1種類だけでも対策に時間が必要であるほか、企業によって難易度が異なるため、Webテストの対策期間は1か月を見込んでおくことをおすすめします。
そのため夏インターンに参加するためには、遅くとも6月には始める必要があるでしょう。
それまでに、どの種類のWebテストを優先的に対策していくか決めなくてはいけません。
今回の記事では、Webテストごとに特徴を挙げた後、導入企業一覧を掲載しています。
取り組むWebテストを選ぶ参考にしてください。
今回は、SPI、玉手箱、TG-WEBを取り上げます。
SPIを導入している企業
SPIとは、Synthetic(総合的な)Personality(個性・性格)Inventory(評価)の略で、能力検査と性格検査を合わせたテストです。
リクルートが提供している適性検査で、多くの企業で採用の際に用いられます。
受験方法は、テストセンター、Webテスティング、インハウスCBT、ペーパーテスティングの4種類に分かれています。
SPIに関しては、テストセンターで受験するものが多いため、㋢というマークをつけています。
そのほかの業界においても、大手企業が数多く導入しており、はじめに取り組むWebテストとして良いのではないでしょうか。
インターネット・通信業界以外は、基本的にテストセンターでの受験になるようです。
テストセンターでの点数は、テストセンターでの受験を選考に採用している他の企業の選考でも共通して使うことができるため、自分で良い手ごたえを掴めるまで、繰り返し受験しましょう。
玉手箱を導入している企業
玉手箱とは、日本SHL社が提供する適性検査であり、自宅受験型のWebテストでトップシェアを誇っています。SPIに次いで有名な適性検査となります。
SHL社は玉手箱の他にも、CAB、GAB、IMAGESなどのテストも提供しているため、玉手箱への対策が、他のWebテストへの対策にもなります。
大手・人気企業で幅広く採用されているため、対策するべきWebテストといえるでしょう。
特徴としては、時間制限がとても短く、初見には解くことが難しい問題も数多く出題されます。
対策なしだと、大半の方が落としてしまうと言われています。
ただ、1つ1つの問題の難易度が高いわけではないため、対策をしておくことで、合格率は格段に上がります。
就職活動が始まり、金融業界に興味を持つ人は少なくはないと思います。
金融業界のインターンに参加するためにも、玉手箱への対策は必須になるでしょう。
TG-WEBを導入している企業
SPIや玉手箱と比較すると認知度は低いですが、近年有名企業等で実施されることが多いテストです。難易度が高く、他のウェブテストとは異なる問題が多く出題されます。
しかし、難易度が高いからといって諦める必要はありません。
TG-WEBの特徴としては、解き方が特殊であることです。
そのため、一度解き方さえ覚えてしまえば、すんなり解けるWebテストとなっています。
対策が非常に有効なテストと言えるため、志望業界、志望企業で出題される場合は十分に準備して臨みましょう。
もし興味がある企業があるなら、対策すべきですが、現時点で見つからないのであれば、導入企業数が少ないため、優先して学習する必要はないでしょう。
Webテストの対策は早めに
今回は、代表的な3種類のWebテストについて、導入企業の一覧を作成しました。いかがだったでしょうか?自分が準備すべきWebテストは分かりましたか? Webテストは、企業の選考を進んでいくために避けては通れない壁です。
Webテストを通過しなければ、面接にも進めない企業もあり、みなさんの熱意を企業に伝えることができません。
そうならないためにも対策は十分にしておくべきでしょう。
Webテストの対策期間は1か月ほど必要となります。
いざES(エントリーシート)など選考通過して、Webテストを受ける段階になってから準備をしていては間に合いません。
Webテストでつまづかないためにも、前倒しで準備しておく必要があります。
「このWebテストは、何社か興味のある企業が導入している。
」 「こんな企業行ってみたい。
このWebテストが必要なのか。
」 「このWebテストをやってたら、この業界はいけるのか」 そんなきっかけが見つかったら、まずは取り組んでみましょう。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。