HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
今回の記事では、就活の面接時に効果的な自己紹介の方法を紹介しています。
面接時に採用担当者の印象を良くする自己紹介のポイントが知りたい、自己紹介の内容、話し方、構成がわからない人にも役立つ情報が満載です。
【自己紹介と自己PRの違い】面接のスタートで聞かれる、自己紹介
就活中の面接時にどのように自己紹介すればよいのか、多くの就活生が抱える悩みです。
「就活の面接で行う自己紹介って、どうしたらアピールできるの?」 面接の最初に行われる自己紹介は、あなたが どんな人間かを印象づける大切なものです。
あなたの個性を存分に発揮するためにも、自己紹介を通じて良い印象を相手に与えたいですよね。
今回の記事では、自己紹介と自己PRの違い、面接時での効果的な自己紹介法を中心に紹介していきます。
これを読めば、面接官にアピールできる効果的な自己紹介を知ることができます。
面接の前に少しでも不安要素は取り除いておきましょう。
これから就活の面接に臨む方には必見です。
【自己紹介と自己PRの違い】自己紹介が大切な理由
なぜ就活の面接において、自己紹介は大切なのでしょうか? 「自分の個性をアピールするため」 「面接官に少しでも印象を与えるため」 自己紹介が大切なのは、 あなた自身の第一印象に大きく関わるからです。
面接担当者は、自己紹介の内容はもちろん、 伝え方・話すときの表情・口調から、あなたの印象を判断します。
ESや履歴書がどれだけ良かったとしても、結局は面接での受け答えで最終決定を行います。
そのため、自己紹介の時点で「何を言っているのかよくわからない」という印象を抱かれると、その後でどんなに上手く志望動機を語っても、面接担当者の胸に響きにくくなってしまいます。
逆に、自己紹介が上手くいけば、その後の面接での印象も良くなる可能性があります。
面接を有利に進めたければ、最初の自己紹介でどれだけ印象づけることができるかがポイントになってきます。
就活生の皆さんは、自己紹介がそれだけ大切であると認識しましょう。
【自己紹介と自己PRの違い】自己紹介と自己PRは違う?
就活生が混同しやすいのが、「自己紹介」と「自己PR」の違い。
面接で 「自己紹介」を求められたにも関わらず、「自己PR」を始めると面接官の意図とずれてしまうことがあります。
改めて、自己紹介と自己PRの違いを押さえておきましょう。
自己紹介
自己紹介の目的は、面接でお互いが話しやすい雰囲気をつくるため、 コミュニケーションのきっかけにすることです。
大学名・氏名・学部・専攻・所属団体を簡潔に30秒~1分程度で話しましょう。
自己PR
自己PRの目的は、 自分の経験や能力、意欲を相手にアピールすることです。
道筋を立てて話すことで相手に伝わりやすくなります。
自己PRでは、 結論から伝えることが基本です。
面接官に自己紹介を促された際には、いきなり自己PRを始めないように気をつけましょう。
自己PRのポイントに関しては別記事をご用意しているので、ぜひ読んでみてください。
【自己紹介と自己PRの違い】内容と話し方は同じではいけない!
自己紹介と自己PRは、内容だけでなく話し方も異なるため、同じエピソードや表現を繰り返すことは避けるべきです。
自己紹介は、面接官に基本的なプロフィールを端的に伝えるためのもので、自分の名前や学歴、趣味、特技などの簡単な情報を簡潔に述べます。
ここでは親しみやすさを意識し、全体の印象を軽やかにすることが大切です。
一方、自己PRは自分の強みやスキルをアピールする機会であり、より具体的なエピソードを交えながら自分の価値を伝えます。
ここでは強みが仕事でどのように活かせるのかを意識し、説得力のある話し方が求められます。
同時に聞かれることが多いため、自己紹介で触れた情報と自己PRでのアピールが重複しないように工夫が必要です。
自己紹介と自己PRの使い分けを意識し、全体として面接官に一貫した魅力を伝えましょう。
【自己紹介と自己PRの違い】企業が自己紹介で知りたいこと
面接官は、あなたの自己紹介を聞いて「何を一番知りたいか」を意識したことはありますか? 面接で合格を勝ち取るためには、 相手の知りたい情報を提供することが最も大切です。
面接担当者が自己紹介で知りたいことは、以下の2点です。
学生がどんな人物なのか
文章で書かれた エントリーシートだけでは、あなたがどういう人物なのか判断することは難しいです。
自己紹介では、あなたの人柄や考え方を判断するベースとなります。
簡潔にわかりやすく伝える力があるか
面接担当者は「自己紹介を1分間でお願いします」と時間制限をつけることがあります。
短い時間でわかりやすく伝える力は、社会人となっても重要です。
面接でも大きく見られているポイントなので、意識して話しましょう。
自己紹介では2つのポイントを踏まえて端的に行うと、面接担当者から良い印象を得られるでしょう。
【自己紹介と自己PRの違い】企業が自己PRで知りたいこと
自己紹介と自己PRは全く意味合いが異なります。
自己紹介では企業は応募者の人物像とコミュニケーションスキルについて見ていますが、自己PRでは評価について直結する点にフォーカスして評価をします。
入社後どう貢献できるのか
企業は、過去の経験から得た強みをどのように自社へ活かして貢献できるのかを知りたいと考えています。
経験から学んだ価値観や人物像を把握することで、入社後に活躍できる人材かどうかを判断します。
なので、具体的な強みの活かし方を説明することで、面接官はその人が入社後どのように貢献するかを容易に想像でき、期待値が高まります。
その結果、選考を通過する可能性が高くなるので、自己PRは企業への貢献までがセットだと覚えておいてください。
企業への志望度の高さ
企業は、新卒者に対して入社後の研修を通じて育成する前提で採用をします。
そのため、すぐに挫けず、新しい業務にも意欲的に取り組む人材を求めています。
「入社後の業務についてよく調べているか」「具体的な業務に対する意欲があるか」など、その企業への志望度の高さを見ています。
企業での将来の働き方を明確にし、熱意を伝えることで、企業はその志望度の高さを評価してくれるので、採用の可能性が高まります。
企業が求める人物像とのマッチ度
企業は求める人物像に近い人材を採用することで、入社後の期待値を高め、ミスマッチを避けようとします。
そこで、自己PRを通じて人柄や価値観が企業の方針と一致しているかを判断します。
企業の方針に合った人物であれば、入社後も企業の成長に貢献できるとみなされ、評価が上がります。
そのため、企業分析をしっかり行い、企業が求める人物像に自分がどのように合致するかを具体的に示すことが重要です。
【自己紹介と自己PRの違い】内容の違い
自己紹介と自己PRは、内容と目的が異なります。
自己紹介は、自分の氏名や学歴、趣味、特技などの基本的な情報を簡潔に伝えるもので、面接官に自分の概要を知ってもらうことが目的です。
これは一般的に面接の冒頭で行われ、自己紹介を通して面接官が自分についての初歩的な理解を得られるようにします。
そのため、詳細な説明は避け、あくまで簡潔にまとめることが重要です。
一方、自己PRは自分のアピールポイントである強みやスキルに焦点を当て、具体的なエピソードを通して自分の価値を相手に伝えるものです。
自己PRでは、特定の経験を通して培った能力や自分の強みをしっかりと伝え、仕事でどのように役立つかをアピールし、採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と感じてもらえるようにすることが目的です。
【自己紹介と自己PRの違い】自己紹介内容の盛り込み方
面接の自己紹介では、短時間で自分を印象付けるためのポイントがいくつかあります。
以下に、それぞれの要素をより効果的に伝えるポイントを解説します。
基本的なプロフィール
まずは、自己紹介の冒頭で氏名や学校名、専攻分野といった基本情報を伝えます。
自己紹介で自分の身分をはっきりと明かすことは、ビジネスコミュニケーションの基本です。
社会に出てからは当たり前に行うことですが、面接の場でも明確に自分を示すことで、面接官に安心感を与え、話に集中してもらいやすくなります。
また、落ち着いた口調で伝えると、信頼性の高い印象を残せるでしょう。
強みやアピールポイント
自己紹介では、単なるアピールではなく「自分という人間を知ってもらう」という意識が大切です。
自分の強みを伝える際には、その強みがどのように身についたか、またどのような価値観に基づいているかを加えると、面接官に人柄が伝わりやすくなります。
例えば、強みのほかに、自分の性格や考え方なども話すことで、仕事上でどのように貢献できるかを自然に伝えられるようにしましょう。
意気込みやお礼
自己紹介の最後は、面接への意気込みや感謝の気持ちを明るく伝え、良い印象で締めくくりましょう。
最後の挨拶を丁寧にすることで、自分の礼儀正しさを示し、面接官に誠実な姿勢を伝えられます。
また、面接の機会をいただいたことに対する感謝の意を込めることで、社会人としての素養や礼儀をアピールできます。
【自己紹介と自己PRの違い】自己PR内容の盛り込み方
自己PRは、短時間で効果的に自分の魅力を伝えるため、論理的な構成が重要です。
面接官に強みを印象付けるため、PREP法を使って結論、理由、具体的なエピソード、そして最後にもう一度結論を述べる流れを意識しましょう。
この方法により、自己PRがわかりやすくなり、面接官に自分の強みがどのように仕事に活かせるかを具体的にイメージしてもらえます。
P(結論)
まずは、自分の強みを簡潔に伝えましょう。
面接官は多くの応募者の書類や面接をこなしているため、最初の一言で興味を引きつけることが大切です。
例えば、「私は課題解決力が強みです」といったシンプルでインパクトのある表現が理想的です。
強みを述べた後、どのような点で自分がその強みを発揮できるのかを簡潔に補足すると、面接官に強みがより印象的に伝わります。
R(理由)
次に、なぜそれが強みなのか、その理由を明確に説明します。
強みは必ずしも大学時代の経験だけではなく、小さい頃からの経験やチャレンジしてきたことから見つかる場合もあります。
そのため、人生の中でその強みが身についたプロセス、どのような環境でそれが培われたのかを具体的に話すと、説得力が増します。
また、経験が強みに成長した背景を示すことで、面接官に強みの根拠を納得してもらいやすくなります。
E(具体的なエピソード)
次に、具体的なエピソードを通じて、その強みがどのように発揮されたかを伝えます。
例えば、困難な状況に直面した際にどのように対応したか、また意識して改善した点などを具体的に話しましょう。
この部分では、強みがどのように行動に現れたかを詳しく説明することで、面接官に自分の人柄や能力をよりリアルに伝えられます。
エピソードに弱みも含め、その克服を通して強みがより際立つように話すのも効果的です。
P(結論)
最後に、強みがどのように仕事で活かせるかを結論づけて伝えましょう。
具体的には、入社後にその強みがどのように役立ち、会社や職務にどんな貢献ができるのかを明確にします。
また、その強みが活かされる場面や職種への熱意を示すことで、入社意欲の高さもアピールできます。
最終的に、自分の強みが企業でどのように発揮されるのか、具体的なイメージを面接官に持ってもらえるよう意識して伝えましょう。
【自己紹介と自己PRの違い】話し方の違い
自己紹介と自己PRでは、話し方にも大きな違いがあります。
まず、自己紹介は面接の最初に行われ、基本的には「氏名・大学名・専攻」といった基本情報を簡潔に伝えることが求められます。
ここでは、自分についての紹介にとどめ、自己アピールや強調は控えめにするのが一般的です。
面接官に好印象を与えるためにも、端的で明瞭な話し方を心がけましょう。
一方、自己PRは、自分の強みやスキルを詳しく伝える場です。
ここでは、単に「強み」を述べるだけではなく、なぜそれが自分の強みであるのかという根拠などをエピソードや実績を通じて具体的に示す必要があります。
そのため、面接官に対し、論理的で説得力のある説明が重要となります。
【自己紹介と自己PRの違い】自己紹介での話し方
基本的なプロフィールの話し方
自己紹介の際は、名前と大学名・専攻を含めた自己紹介を丁寧に行います。
たとえば、「〇〇大学から参りました、〜と申します。
大学では△△を専攻しており、研究活動に日々取り組んでいます。
本日はよろしくお願いいたします。
」といった形で、言葉を整えて自分を表現すると好印象を持たれやすくなります。
また、声のトーンや口調も意識し、はっきりとした発音で自己紹介することが大切です。
言い換え
自己紹介に続き、何かしらのエピソードを加える場合には、エピソードをわかりやすく伝えるための言い換えも有効です。
たとえば、「アルバイトでの経験」を単に伝えるのではなく「売上向上に貢献した経験」、部活動は「大会での優勝」、サークル活動は「組織改革の取り組み」と言い換えると伝わりやすくなります。
言い換えの工夫により、面接官にもそのエピソードの意義や背景が理解されやすくなります。
意気込みやお礼の話し方
自己紹介の最後に、本日の意気込みやお礼の言葉を添えることも印象に残るポイントです。
「本日は精一杯お伝えできればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
」や、「本日の面接では、自分の強みである〇〇をアピールしたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
」と述べることで、面接に対する前向きな姿勢を伝えられます。
また、「インターンシップを経て御社への入意欲が高まりました。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
」と、企業への思いを伝える言葉を最後に添えると、好印象を与えることができます。
【自己紹介と自己PRの違い】自己PRでの話し方
就活の自己PRにおいて、どんな内容をどのように話せばいいのかということを順番に沿って解説します。
基本的には以下の順番に沿って話すことで面接官も理解しやすい話の流れとなり、高評価につながる可能性が高まります。
私の強みは〇〇です。
自己PRの際、最初に自分の強みを端的に述べることで採用担当者に印象を残します。
また、強みと共に成果を交えながら述べることで説得力が増します。
たとえば、「私の強みは〇〇です。
〇〇のプロジェクトにおいては、この強みを活かし△△の成果を上げました」といったように、具体的な場面や成果を同時に伝えることで、どのような場面で力を発揮できるかを明確に示します。
最初の一言で面接官に興味を持たせるよう心がけましょう。
この強みは〜の経験から培われました。
強みの背景を伝えることも、自己PRで効果的です。
なぜその強みを持つに至ったのか、過去の経験や背景を具体的に話しましょう。
「小学校の頃から〇〇に挑戦し続け、△△の場面でも努力を重ねることで、〇〇力が身につきました」といった具合に、自身の経験と強みを結びつけることで、信頼性が増します。
努力を積み重ねた経験や自己成長が伝わることで、面接官により深い理解を促すことができるでしょう。
具体的には、〜。
ここでは、5W1H(誰が、何を、どこで、いつ、なぜ、どのように)を用いて、具体的にエピソードを説明します。
特に、当初は難しかったが徐々にできるようになったという成長の過程に焦点を当てると、あなたの柔軟さや粘り強さが伝わりやすくなります。
例として、「〇〇の場面で□□が課題でしたが、試行錯誤を重ねて〇〇の方法を見つけることで成果が得られました」という流れで述べると、強みがどのように実際に発揮されているかが理解しやすくなります。
入社後には〇〇の強みを活かして貢献したいです。
最後に、強みを会社でどのように活かして貢献したいのかを述べることで、入社後のビジョンを描き、面接官に好印象を与えます。
企業の求める人物像を意識し、自分の強みと企業のニーズを結びつけることで説得力が増します。
例えば「〇〇のスキルを活かし、□□の業務を支えたいと考えています」と伝えることで、入社後の活躍イメージを面接官に抱かせ、自分が組織で活躍できる人材であることを示しましょう。
【自己紹介と自己PRの違い】よい印象を与える自己紹介づくりのポイント
面接官に好印象を残すためにも「自己紹介づくりのポイント」を押さえましょう。
事前に 「何を自己紹介で一番伝えたいか」を意識しておくことで、緊張せずにスムーズに話すことができます。
下記のステップを踏んで考えてみましょう。
面接担当者にどんな印象を与えたいのかを決める
あなたの中にも「面接官にこんな風に思われたい!」という理想状態があると思います。
「真面目」「元気」「リーダーシップ」など、人それぞれです。
「自分はこういう人間です」と強く印象づけるためにも、 あなたの中で事前に相手に与える印象を定めてぶれないようにしておきましょう。
その印象を持ってもらうためのエピソードを探す
あなたが面接官に持ってもらいたい印象が決まったら、その印象を強く感じてもらうエピソードが重要です。
あなたがリーダーシップがとれる人間であることをアピールしたければ、部活でのキャプテン経験やバイトリーダーなどのエピソードがいいでしょう。
どんなエピソードを話すかで、相手の印象に強く残るか決まります。
事前に準備しておくようにしましょう。
エピソードを簡潔に伝えるためのキーワードを決める
あなたが最も伝えたい内容のために、 軸となるキーワードを決めておく必要があります。
要点を押さえて伝えたいことを話すことが大切です。
1分間で話せるようにまとめる
社会人になると 限られた時間の中で話す能力が求められます。
より短い時間で伝えられる練習をしておきましょう。
【自己紹介と自己PRの違い】よい印象を与える自己PRづくりのポイント
良い自己PRを作成するためのおさえておくべきポイントを3つ紹介します。
漠然と自己PRを考えるのではなく、どのようなことを自己PRで伝えるのか、徹底的に考えておくことで、面接で深掘りされても動揺せず回答することができます。
具体性を持たせる
自己PRの際、強みを多く述べると一つ一つの印象が薄れてしまいます。
限られた時間内で最大の強みをエピソードと共に具体的に述べることが重要で、具体的なエピソードは、強みを裏付け、面接官に強く印象付けます。
例えば、一つの経験を深く掘り下げ、その経験を通じて得た教訓やスキルを具体的に示すことで、面接官に能力を効果的にアピールできます。
具体性を持たせることで、自己PRの信憑性と説得力が大幅に向上し、他の応募者との差別化が図れます。
企業に合った強みにする
企業によって求める人材や社風は異なります。
すべて同じ自己PRを使い回すと、面接官に志望度の低さを感じさせる可能性があります。
なので、企業分析を行い、その企業が求める強みやスキルを自己PRに反映させることが重要です。
例えば、チームワークを重視する企業には、協調性やチームでの成果をアピールし、一人での作業が多い企業には、自立性や自己管理能力を強調します。
したがって、企業に合った内容で自己PRを構築する意識が大切です。
嘘はつかない
自己PRで嘘をつくことは絶対に避けるべきです。
面接官は多くの応募者と接しており、嘘はすぐに見抜かれてしまいます。
特に深堀り質問で一貫性がなかったり、答えに詰まったりすると疑われます。
重要なのは結果ではなく、過程であり、どのような考えで行動したか、どのような対策を練ったかを正直に述べることです。
正直なエピソードは、あなたの人柄や価値観を伝える良い機会となり、面接官に信頼感を与えることができます。
【自己紹介と自己PRの違い】自己紹介例文
自己紹介と自己PRで時間指定をされることがあります。
下記で30秒と1分の場合で答え方を例文を紹介するので、当日いきなり時間指定されても焦らないように参考にしてみてください。
30秒
こんにちは、〇〇と申します。
本日はお時間をいただきありがとうございます。
私は大学在学中、学内ではバドミントン部に所属し、入賞経験があります。
また、学外では長期インターンシップでマーケティングに尽力し、実務経験を積みました。
これらの経験を通じて、チームワークと自己成長の大切さを学びました。
御社でさらに自分を成長させ、貢献したいと考えております。
本日はよろしくお願いいたします。
1分
こんにちは、〇〇と申します。
本日はお時間をいただきありがとうございます。
私は大学在学中、学内ではバドミントン部に所属し、リーダーとしてチームを牽引し、入賞を果たしました。
この経験を通じて、責任感やチームワークの重要性を学びました。
また、学外では長期インターンシップに参加し、マーケティング業務に尽力し、実際のビジネスの現場に触れ、実務経験を積むことができました。
具体的には、マーケティング戦略の立案や実行、データ分析を通じて、顧客のニーズを理解し、効果的な施策を展開するスキルを磨きました。
これらの経験を通じて得たスキルと知識を活かし、御社に貢献したいと考えております。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
【自己紹介と自己PRの違い】自己PR例文
自己紹介のイメージが作れたら、自己PRの作成に移行します。
以下で責任感と継続力それぞれに焦点を当てた自己PRの良い例文を紹介するので、自己PRの作成前に目を通してポイントやコツを掴んでください。
責任感
私の強みは責任感です。
大学時代、バドミントン部で部長を務め、練習内容の設定や目標達成までのプロセスを任されました。
部員を率いることは難しかったですが、メンバー一人ひとりの意見を聞き、練習メニューの調整や目標の共有を行いました。
具体的には、週ごとの目標を設定し、定期的なミーティングで進捗を確認する体制を作りました。
その結果、部全体の士気が向上し、目標を達成することができ、部の士気が高まるとともに、個々の部員の技術向上も見られ、複数の大会で好成績を収めることができました。
この経験から、リーダーシップと責任感の重要性を学びました。
今後もこの責任感を活かし、任された仕事を目標までのプロセスを明確に提示し、確実に達成していきたいと考えています。
継続力
私の強みは継続力です。
大学2年生から始めた長期インターンでは、主に営業の仕事を担当していました。
最初は成果を出せずに悩みましたが、少しでも会社に貢献するために、自分なりに対策を立てて実行しました。
具体的には、先輩の営業方法を観察し、自分のアプローチに取り入れる、また定期的に自己分析を行い改善点を見つけることで、徐々に成果を上げることができました。
その結果、売上一位を獲得し、会社に貢献することができました。
この経験から、継続して努力し続けることの大切さと、その効果を実感しました。
今後もこの継続力を活かし、営業職で顧客満足度を上げるために努力し続け、企業に貢献したいと考えています。
【自己紹介と自己PRの違い】事前準備で成功率を高める
面接本番に自信を持って臨めるように、何度も自己紹介の練習をしておくようにしましょう。
ぶっつけ本番では成功率は低くなります。
確実にアピールするためにも事前の準備は大切です。
どれだけ練習したかで成功確率も上がることでしょう。
また、話す内容以外にも、 表情や声の大きさを意識することも大切です。
ハキハキと聞き取りやすい声量で話すと、相手に明るい印象を残すことができます。
友達同士で面接の練習をしてみることで、本番でさらに力を発揮することができるでしょう。