【業界研究】金融業界とは?業種やビジネスモデル、最近の動向を分析

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近年ではFinTech(フィンテック)の動きで大きな影響を受けている金融業界。

既存業務もIT化・AI化の影響で今後変革期を迎えていくでしょう。

今回は金融業界の最新のトレンドや市場規模を基に分析を行います。

金融業界の業種とは?

金融業界の種類をここでは、以下の通りに分類してみます。

銀行

銀行は、個人・法人が預金や借金を行う機関のことです。

現在では役割は多岐に渡っており、投資信託の販売や保険の販売も行っています。

主な収益源は、手数料と金利収入です。

銀行の中でもさらに細かく分類されますが、ここでは代表的なものを簡単に解説していきます。

詳しい内容は銀行の分析記事を参照してください。

【金融業界研究】銀行の動向や最新トレンドの分析

・都市銀行(メガバンク)

全国各地に展開している主要な銀行を「都市銀行(メガバンク)」といいます。

日本では一般的には、4行が都市銀行と呼ばれています。

・三菱UFJ銀行

・三井住友銀行

・みずほ銀行

・りそな銀行

・地方銀行

特定の地域を中心に営業活動を行うのが「地方銀行」。

しかし、その地域のみの営業に限定しているわけではありません。

メインとなる地域以外にも、他の都市圏内に支店を設けていることが多いです。

その場合でも本社が地方になるため、地元に根づいて働きたい学生には人気の就職先です。

・信託銀行

少々特殊なのが「信託銀行」。

現金を扱う銀行業務に加えて、顧客の株式や不動産管理まで手がける普通の銀行にプラスαされている銀行です。

富裕層向けの銀行というイメージです。

具体的には、顧客が持っている株式や土地、建物などを代わりに運用まで行います。

顧客と結びつきの深い銀行が信託銀行となります。

・信用金庫・信用組合

信用金庫・信用組合とは、その特定の地域内において相互に預金者(組合員)が扶助しあう金融機関を指します。

銀行と異なる点としては、銀行は株式会社のため利益を上げることが目的でありますが、信用金庫・信用組合は預金者との相互扶助が目的ですので、利益を出すよりも助け合うことを目的としています。

また、銀行との大きな違いは「信用金庫・信用組合」では他のエリアでの営業が認められていない点、また、顧客も大企業とは取引ができない制約があります。

そのため、地域の中小企業や零細企業に密着した業務ができるのが、最大の強みとなっています。

実際に行う業務としては銀行と近く、預金を預けたり、資金が必要な時にはお金を貸してくれたりします。

証券

証券会社とは主に株式や投資の売買を行い、手数料収入を得ることが目的の会社となっています。

投資家に対しては、株式や会社についてのアドバイスや節税対策のアドバイスなどを行います。

また、投資をしてほしい会社に対しては、実際に投資家からの投資を呼び寄せて、投資を集める業務を行います。

証券会社は投資をしたいと考えている個人投資家と、投資をしてほしいと考えている企業を結びつける役割を担っています。

証券の中でもさらに細かく分類されますが、ここでは代表的なものを簡単に解説します。

・大手証券会社

国内外に拠点を持ちリテール業務から投資銀行業務までを提供している証券会社です。

国内大手の5社を「五大証券」と呼ぶこともあります。

企業が上場する際のサポートやコンサルティングを行うのは、以下の五大証券が多くなっています。

・野村證券

・大和証券

・SMBC日興証券

・みずほ証券

・三菱UFJ証券ホールディングス

・中小証券会社

ここでは、大手証券会社5社に含まれない企業を便宜上一括して、中小証券会社とします。

しかし、大手証券会社に近い規模の企業から小さな企業まで幅は広いです。

中小規模の証券会社は、地域に根ざした営業活動を行うなど、独自の取り組みによって、業績を上げていっています。

・ネット専業証券

ネット専業証券は、従来の会社のような店舗を持たない、ネットのみで証券を売買できる証券会社です。

従来の証券会社と比べると売買における手数料が非常に安価となっており、個人投資家から人気となっています。

保険

保険とは、そもそも多くの人が保険料を出し合い、万が一の事故・病気が生じた場合、莫大なお金がかかることを埋め合わせるため、皆で資金を出し合う制度です。

保険会社は生命保険会社と損害保険会社に分けることができます。

生命保険会社の場合、必ず屋号に「生命保険」の文字を入れなければならないという決まりがあります。

・生命保険会社

人間の生死による損失を保障することを目的とする保険。

一般的に生命保険というと「死亡時」に支払われるものと連想するケースが多いが、生存している場合に支払われる保険もあります。

ちなみに、死亡時の保険を死亡保険と呼び、生存時の保険を年金保険と呼びます。

人の生死に関わる事象に対して、保険金を支払うのが生命保険会社となります。

主な業務内容としては、販売する生命保険の加入者の募集と支払い金の手続きの業務を行なっています。

日本における代表的な生命保険会社は「かんぽ生命保険」「日本生命保険」や「第一生命」などが挙げられます。

・損害保険会社

損害保険会社が扱う損害の種類については、多岐に渡ります。

地震や水害などの自然災害から発生する損害はもちろん、怪我、盗難、事故など様々な損害に備えるために販売されているのが、「損害保険」になります。

主な業務内容としては、生命保険会社と同じく、損害保険の加入者の募集を行う業務が主となります。

また、支払い金の手続きの業務も生命保険会社と同じく行ないますが、損害保険会社の方がその業務は専門性が高くなると言われています。

例えば、事故が起きた場合の治療費や自動車などの修理費用などを保険会社が支払いますが、その過失割合などによって交渉を行うこともある為、あらかじめ決まっている生命保険よりも複雑になります。

・外資系金融

ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーをはじめとする「外資系金融機関」は以下の記事で解説を行なっています。

外資系金融を目指している方はこちらの記事も併せてご覧ください。

知っているようで知らない? 外資系の投資銀行の業界研究

部門によって大きく異なる!外資系投資銀行の部門別の研究 外資系の投資銀行の代表的な企業を分析!

・その他金融

日本郵政、アイフルなど幅広い領域の金融や消費者金融、リース会社も金融業界に含まれます。

金融業界のビジネスモデル4つの収益ポイントとは?

金融業界には様々なビジネスモデルがありますが、大きく分けると4つの収益ポイントから収益を得ていることがほとんどです。

 

手数料

最も身近な金融業界の収益ポイントとしては、手数料が挙げられます。

銀行ATM手数料、振込手数料をはじめ、株式売買を仲介して手数料収入など、様々なものに手数料が課されており、金融業界の大きな収益源となっています。

運用益

そのほかには金融業界の企業が独自に株式や債券で運用し、収益を得ているケースもあります。

この場合、投資したものの損失を出すこともありますが、リスクヘッジを行い、ポートフォリオを組んで損失が少ないようにしているケースもあります。

運用益も金融業界では大きな利益となっています。

特に金融業界では、非常に高速なコンピュータを活用した自動取引に近年では力を入れており、AIを用いたアルゴリズムによって人間では太刀打ちできないほど、高速に売買を行うことによって利益を挙げていっています。

金利

3つ目の収益ポイントは金利です。

企業や個人に対して、お金を貸してそこで得る金利収入は主な収益源となります。

特に銀行の場合は、一般個人から低い金利でお金を集めて、高い金利で企業や個人に貸すことができる為、利益をあげることができるのです。

保険料

4つ目の収益源が保険料になります。

個人向けの生命保険や自動車保険などがイメージしやすいですが、それ以外にも法人向けの事業型の保険など、多種多様な保険があります。

金融業界は様々な業界の潤滑油

金融業界は様々な業界の潤滑油であるといえます。

金融業界に向いている人は、金融商材への絶対的な興味が必要といえます。

銀行や証券、保険のどれをとっても商材として難解なものである上に、顧客から様々な質問に対しても適切に答えないといけません。

難解な金融商品をしっかりと理解して、わかりやすい言葉で解説できる人が向いているといえます。

また、金融業界の顧客は金融関係以外の不特定多数の業界であることが一般的です。

そのため、様々な業界と関わる仕事がしたい方に向いています。

まとめ

今回の記事では、金融業界全体の分析を行いました。

金融業界は、経済活動において非常に広い領域をカバーしています。

そのため、「銀行」「証券」など自分の希望に合わせた業界研究をさらに進めていきましょう。

それぞれの業界ごとに準備を行いましょう。

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銀行のビジネスモデル 1:金利 企業・個人から預かったお金を別の企業・個人などに貸し出し、預金金利*と貸出金利

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投資銀行の概要 投資銀行は投資銀行とも呼ばれており、投資銀行(インベストメントバンク)証券を引き受け、企業買収( M & A )業務を行う金融業者のことを指します。

投資銀行は法人向けの大口取引が主な業務であり、個人向けの小口取引などは行われません。

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