HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
合同説明会で企業の人事に好印象を与えることができれば、選考を有利に進めれることがあります。
この記事では、人事に好印象を与えるためのテクニックを解説しています。
合同説明会で人事に好印象を与える
合同説明会は、 参加する姿勢によって得ることができる情報量が異なります。
企業の人事とコミュニケーションを取ることができる場であるからです。
人事から情報を引き出すことができれば、合同説明会は大変意味のある場になります。
また人事に好印象を与えることができれば、選考で有利に働くこともあります。
今回は人事とのコミュニケーションで好印象を与えるテクニックを4つ紹介します。
説明会中はメモを取る
人事からすると、自社の説明を熱心にメモを取っている学生は良く映るもの。
説明会中はメモを取る癖をつけましょう。
聞いた内容だけでなく、 説明を聞いて大事だと思ったことや疑問に思ったことなども書き留めておくことが大切です。
説明会終了後は積極的に質問を
合同説明会では、企業説明の後に学生からの質問タイムを設けているケースが多いです。
ただ質問タイムは時間制限があり、 限られた人数しか質問することができません。
この時間は人事と直接コミュニケーションを取ることができる貴重な機会であるため、疑問がある場合は積極的に質問してみましょう。
「変なことを聞いてはいけない」という気持ちから質問できない人もいますが、折角の機会を逃してしまっては本末転倒。
積極的に手を挙げる姿勢は社会人になってからも大切になりますので、遠慮することなく質問しましょう。
また、説明終了後の隙間時間に話を聞きに行くのもポイントの一つ。
説明会が終了すると、次のタームの説明会まで空き時間ができます。
その間に人事のところまで行き、質問してみるといいでしょう。
ただし、アピールのためだけに行くと相手側にもその気持ちが伝わってしまう恐れがあります。
質問をしっかりと準備した上で行くようにしてください。
その場で完結させない
合同説明会の場で話して終了してしまってはもったいないです。
知り合うことができた機会を無駄にしてはいけません。
連絡先をもらう努力をしましょう。
連絡先をもらうことができれば、以下のような説明会の場では答えにくい質問を個別で聞くことができます。
」 「御社の抱える問題点はなんですか?」
こういったあまり知られていない情報を用いることにより、面接ではアピールに繋がります。
説明会やネットでは知り得ない情報を活用することで「なぜそこまで知っているのか?」と印象づけることができます。
加えて情報を得た過程を話すことで、その企業に対して 興味を持っていることを伝えることができ、さらなる好印象が期待できます。
ただ質問をするとき気を付けていただきたいことが、自分なりの仮説を立てて話すことです。
ただただ「分からない。
」というだけでは、思考力がない学生だと評価されてしまう恐れがあります。
事前準備で質を高める
OB・OG訪問をしたり、IRに目を通してから説明会に臨むことで、より質の高い質問をすることができます。
IRとは、企業が株主や投資家に対し、財務情報など投資の判断に必要な情報を提供していく活動全般を指します。
難しい印象を受けるかもしれませんが、全ての項目を確認する必要はありません。
売上高と営業利益とその推移、従業員数と平均年収、事業の現状と今後の事業の見通しを確認しておくだけで大丈夫です。
それらを通して、 ビジネスサイドの情報と自分が働くとなった時の懸念点や気になることをまとめておきましょう。
質の高い質問をできるということは、それだけ調べてきているということになるので、人事に好印象を与えることができる可能性が高いです。
しかし、あくまで説明会は企業へ興味を持ってエントリーするかどうかを決めるもの。
むやみにアピールすることはかえって逆効果になることもありますので、自然体で臨みましょう。
すぐに実践してみよう
今回は、合同説明会で人事に好印象を与えるための4つの方法を紹介しました。
就活は情報量を多く持っていることで、有利に進めることができます。
自分しか持っていない情報を獲得することで、他の就活生に差を就けることができます。
どの方法もすぐに実践することができるため、試してみてください。