【聞かれたらどうする?】内定辞退の理由の伝え方とランキング

【聞かれたらどうする?】内定辞退の理由の伝え方とランキング

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

就活で複数社から内定をもらうと、入社しようと思う一社以外には内定辞退の連絡をしなければなりません。

その際に、どのように伝えればよいかわからない就活生も多いです。

この記事では、内定辞退の理由の伝え方と学生が内定辞退する理由のランキングについて紹介します。

内定辞退の理由は正直に伝えるべき?

就活で何社も受けていると複数社から内定をいただくことはよくあり、その場合は一社を除いて内定辞退をしなければなりません。

内定辞退の連絡をする際には、基本的には理由まで伝える必要はありませんが「今後の採用活動の参考のために」などの理由で、内定辞退の理由を聞かれることがあります。

そのときには、理由を伝えるようにしましょう。

企業は一人の就活生に内定を出すまでに、説明会や面接、選考などを行い、多くの時間と労力を割いてくれているため、感謝と謝罪を忘れずに失礼のないように誠意を持って内定辞退を伝えましょう。

誠意のある理由の伝え方

内定辞退を伝える際に、具体的にどのように伝えればいいのかわからないこともあります。

ここからは、誠意のある内定辞退の理由の伝え方を紹介します。

内定辞退の理由は具体的に伝える

理由を伝える際は曖昧に言うのではなく、具体的な理由を伝えるようにしましょう。

具体的な理由をはっきりと述べれば、誠意は伝わり企業も納得してくれます。

内定辞退の具体的な理由には、どのようなものがあるか具体例を見てみましょう。

【内定辞退の理由例】 ・第一志望の他社の内定が決まった ・大学院に進み、もっと勉強したくなった ・自身や家族の体調が悪くなり就業が難しくなってしまった

ネガティブな理由は控える

内定辞退を伝える際に、具体的に理由を伝えることは重要です。

しかし、ネガティブな理由の場合には具体的に伝えることは控えましょう。

ネガティブな理由には以下のようなものがあります。

・会社のネット上での評判が悪かった ・提示された収入が低かった ・会社業績や規模が小さかった

ネガティブな理由を伝えると失礼になってしまい、スムーズに内定辞退ができなくなる可能性があります。

お互いの合意のもとで気持ちよく内定辞退できることが理想なので、辞退の理由を伝える時は相手に配慮しながら伝えましょう。

内定辞退はどう伝えるべき?

内定辞退の連絡手段には電話・メール・手紙があります。

以下ではそれぞれについて例文とともに詳しく説明していきます。

内定辞退を電話で伝える場合

電話で内定辞退を伝える最大のメリットは、誠意や申し訳ない気持ちを伝えることができる点です。

さらに最も早く相手に伝えることができる手段でもあります。

電話で連絡する際は、相手の迷惑にならないよう始業後1時間と昼休みの時間は避けてかけましょう。

またいざ電話をして話す時に緊張して伝えられないということがないように、予め話す内容を考えてメモしておきましょう。

内定辞退を伝える際の電話マナーを詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

就活の内定辞退は電話で伝えよう!伝え方やマナーを例文で解説 | 記事一覧

内定受諾書の提出後でも内定辞退は可能? 説明会・ESの提出・面接などの就活を経て手に入れた内定も、複数社からもらってしまえば、どこかの会社の内定は辞退することになります。

そこに就活生が気になるポイントは

内定辞退をメールで伝える場合

メールで内定辞退を伝えるメリットは、相手に連絡した記録が残ることです。

記録が残れば勘違いや後々のトラブルを防ぐことができます。

また、相手が忙しい場合、相手の都合に合わせて確認可能であることもメリットの一つです。

メールで連絡する時の注意点としては、相手がすぐ内容を確認できるようシンプルな件名にしておくことです。

例えば「内定辞退の連絡 ○○大学名前」としておくとよいでしょう。

メールの最後は内定辞退のお詫びの言葉を述べるのがおすすめです。

せっかく内定をいただいたのに辞退することに対して丁寧に謝罪しましょう。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

就活での内定辞退メールの書き方を解説!【例文あり】 | 記事一覧

内定辞退はメールでもいい? 就活では多くの人が数十社以上にエントリーします。

その結果として複数社から内定をいただくことや、第一志望ではない企業から内定をいただくことがあります。

内定辞退を手紙で伝える場合

手紙で内定辞退を伝えるメリットは、相手に誠実さが伝わりやすい点です。

わざわざ丁寧に手紙を書くと、相手に礼儀正しくマナーがよい人だという印象を与えられます。

ただし手紙で連絡するのはあくまでも電話で一度連絡を入れた後です。

手紙は連絡までに時間がかかってしまうため、まずは電話で内定辞退の連絡を入れて、誠意を伝えるために手紙を送るのがよいでしょう。

手紙で連絡する際には3つ注意点があります。

まずは、手書きするのがおすすめです。

少し面倒に感じるかもしれませんが、手書きのほうが相手に対する誠意がより伝わります。

次に、横書きよりも縦書きが適切です。

横書きは親しい人に送る時の書き方で、目上の人や詫び状は縦書きが基本です。

最後に、相手に丁寧な印象を与えるために、修正液は使用せず、便箋は白地のものを使ってください。

内定辞退の手紙の書き方を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

内定辞退の手紙で誠意が伝わる書き方とは?【例文つき】 | 記事一覧

内定辞退は丁寧な対応が必要 就活では複数社から内定をもらうことはよくあります。

複数の内定をいただくことは嬉しいことです。

しかし、最も入社をしたいと思う企業以外には内定辞退の連絡をしなければなりません。

内定辞退の連絡はしにくいものです。

なぜなら、何回も面接や面談をして

内定辞退理由のランキングトップ3

就活生が内定後に辞退する理由には、どのような理由が多いのでしょうか。

ここでは、内定後の辞退理由のトップ3を紹介します。

内定辞退の理由第1位は「勤務地・給与など条件の折り合いがつかなかった」です。

半数近くの内定者が勤務条件が合わず、内定辞退に至っています。

第二位は「他社での選考が通過した・内定が決まった」です。

第三位は「社風が自分に合わないと判断した」です。

企業にとって内定辞退は珍しいことではなく、内定辞退の可能性を見越して企業は採用活動を行っています。

そのため、過度に責任を感じる必要はありません。

正直に内定辞退の理由を伝え、気持ちよく内定辞退を進めましょう。

嘘の内定辞退の理由はNG!

内定辞退を伝える際に、本当の理由を伝えることは気まずいかもしれませんが、嘘の理由はNGです。

理由は2つあります。

まず理由について深く聞かれた時に返答に困る可能性があります。

例えば、留学のためと嘘をついた場合「どこに行くのか」「いつ帰国か」などと聞かれて、答えられずに困るかもしれません。

次に、辞退した企業と入社した企業が取り引き先である可能性があります。

その際、取り引き先企業との付き合いに支障が生じるかもしれません。

これは長い目で見てもかなり困ることになるので避けたいリスクです。

内定辞退は誠実に、かつ具体的に

本記事では内定辞退の理由の伝え方とランキングについて紹介しました。

内定辞退の理由はできるだけ具体的に正直に伝えましょう。

また嘘の理由は、以後の関係性に影響が出ることもあるので避けましょう。

もし内定辞退の伝え方で困っている場合はこの記事で紹介した例文を参考に連絡してみてください。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます