HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
写真の必要性とは
就職活動において、エントリーシートに写真が添付されることは、多くの就活生にとって当たり前のこととなっています。
しかし、なぜエントリーシートに写真が必要なのでしょうか。
写真の必要性とは主に2つの理由があります。
1つ目は本人確認のため、そして2つ目は人物像を把握するためです。
1.本人確認のため
エントリーシートに写真が必要な理由は、本人確認のためです。
企業は、応募者が書類選考で提出したエントリーシートと、面接で来社した人物が同一人物であることを確認する必要があります。
2. 人物像を把握するため
もう1つの理由は、人物像を把握するためです。
写真は、応募者の第一印象を決定づける重要な要素です。
企業は、写真から応募者の清潔感や身だしなみ、雰囲気などを判断し、その人物が自社にマッチするかどうかを判断します。
写真のサイズは4.0cm×3.0cm
証明写真のサイズは基本的に4.0cm×3.0cmですが、エントリーシートで指定されるのは、必ずしもその大きさとは限りません。
企業によっては異なるサイズを指定される場合もあるので、後で変更できるように写真のデータをもらっておくと良いでしょう。
そうすれば、「急に別のサイズが必要になった」というときも焦らずに済みます。
また、指定サイズが少々大きい場合、自分でカットして必要な大きさに合わせることもできます。
どうしても異なるサイズが必要な場合は撮影し直すか、自宅のプリンターを使って印刷しましょう。
また、自分でカットする場合は定規などを使って慎重に切るようにしましょう。
あまりにもバランスが悪いと、仕事面でも雑な人間という印象を与えかねません。
【エントリーシート対策】Webエントリー用の写真
Webエントリーでアップロードする証明写真のサイズはさまざまで、企業が独自に定めていることが多いです。
必ずしも4.0cm×3.0cmとは限らないので、撮影やアップロードをする前にサイズをよく確認しておきましょう。
実際には、以下のようなサイズで指定されることが多いです。
・縦600px×横450px
容量を指定される場合もあるので、データ上で確認しましょう。
もし指定の容量と異なっている場合は、写真館で調整してもらうと良いでしょう。
また、スマホやパソコンを使い、自分で正しいサイズに変更することも可能です。
写真に限らず、エントリーシートのあらゆる項目において、指定事項を確認する癖をつけておきましょう。
【エントリーシート対策】証明写真の取り方
次に、証明写真の撮り方のコツについて解説していきます。
写真館だけでなく、証明写真機やスマートフォンアプリを使った撮影などさまざまなやり方があります。
自分の使用目的に合った方法を選び、採用担当者の印象に残る写真を撮りましょう。
写真館
一番のおすすめは、写真館に任せるという方法です。
自分で撮影するのとは違い、髪型や服装の乱れなどを直してくれるため、基本的に写真写りが良くなると考えて良いでしょう。
また、表情や姿勢などに関するアドバイスをもらうことができるので、不安な方は写真館に足を運ぶことをおすすめします。
「写真館がある場所まで出向かなくてはいけない」「費用がかかる」というデメリットもありますが、逆に言えばそれに見合うだけの写真が撮れるということです。
写真写りの良さを気にしている方は、ぜひ写真館を活用しましょう。
証明写真機械
次におすすめなのが、証明写真機械(スピード写真)を使うという方法です。
証明写真機械は、自分で光の強さや背景などを用意する必要がなく、手軽に撮影できるのがメリットです。
また、駅ナカなど比較的立ち寄りやすい場所に設置されていることが多く、また料金も安価であるため、「急に証明写真が必要になった」という場合も慌てることなく用意することができます。
ただし、慌てて撮影をすると、髪型や服装に乱れが出てしまうので、必ず仕上がりを一度チェックしてから印刷するようにしましょう。
スマホアプリ
スマートフォンのアプリを使うことにより、自宅で証明写真を撮影することもできます。
何よりも手軽で、修正や加工もしやすいのがメリットです。
しかし、アプリで加工したことを面接官に見抜かれた場合、「手を抜いている」と思われてしまう可能性もあります。
また、どうしてもクオリティが低くなってしまいがちです。
写真館に行く時間が取れない場合など、どうしても忙しいときの最終手段としてアプリの使用を視野に入れておくと良いでしょう。
スーツで撮影しよう
業種や職種によっては私服で良い場合もありますが、エントリーシート用の写真は基本的にスーツを着用して撮るようにしましょう。
スナップ写真とは違うオフィシャルな姿を撮影しなければならないので、きちんとしたビジネススーツを用意する必要があります。
もちろん、ピアスなどアクセサリーの類は外し、学生らしい清潔感のある雰囲気を意識しましょう。
見られているのは容姿が優れているかどうかではなく、指定の要項を守れているかどうかなので、常識的な装いを心がけることを意識してください。
【エントリーシート対策】証明写真をよく見せるポイント3選!
最後に、証明写真の印象を良くするポイントを3つ挙げていきます。
以下のポイントを守れているかどうかで印象は大きく変わってきますので、必ず意識するようにしてください。
証明写真は就活生の「顔」なので、良い写真が撮れるよう最大限工夫しましょう。
カメラ目線を忘れずに
カメラ目線を意識して、普段よりも目を大きく開けるように心がけましょう。
写真に慣れていない人は、撮影の際にどこを見ればいいのかがわからず、視線をあちこちに動かしてしまいがちです。
「目は口ほどに物を言う」という言葉の通り、目の表情は印象を大きく左右します。
また、視線が合わないと「何を考えているかわからない人」という印象を与えてしまいます。
必ず正面を見て、堂々としたカメラ目線をしっかりと意識するようにしましょう。
顎を引こう
証明写真を撮るときは、顎を軽く引くのがポイントです。
顎を引くことでフェイスラインが引き締まるほか、自然と正しい姿勢になって全体的に印象が良くなります。
また、顎を引くと視線がずれることもほとんどなくなり、正面から自然な角度で目線を送ることができます。
逆に顎を突き出していると、生意気そうな印象になったり猫背気味になったりしてしまうので注意が必要です。
常に顎を引き、背筋をスッと伸ばすことを心がけましょう。
前髪をなくそう
証明写真を撮る際に、意外と知られていないのが「おでこを出す」というテクニックです。
おでこを出すと表情がわかりやすくなり、すっきりと清潔感のある雰囲気を演出できます。
前髪が長すぎると、どこか活発さに欠けて見え、場合によっては不潔な印象につながってしまいがちです。
自分の印象を明るくするため、可能な限りおでこを出すようにしましょう。
もし前髪がおでこにかかるようなら、女性なら耳にかけるかピンを使ってまとめると良いでしょう。
男性の場合、可能であれば短く切ることをおすすめします。
【エントリーシート対策】証明写真の注意点
就職活動において、エントリーシート(ES)に証明写真を貼ることは必須です。
写真は、応募者の第一印象を左右する重要な要素です。
そのため、ESに使う証明写真には、以下の注意点を抑えておきましょう。
①3か月以内に撮影したものを使う
証明写真は、採用担当者が応募者を初めて見る機会であり、第一印象を左右する重要な要素です。
そのため、3か月以内に撮影した写真を使わなければならない理由が明確にあります。
それは本人確認をするための印象の変化を防ぐためです。
人は、半年程度で髪型や体系の変化などの外見が変化する可能性があります。
そのため、3か月以内に撮影した写真を使うことで、外見の印象が大きく変わることを防ぎます。
②写真の裏に名前と大学名を記入する
証明写真の裏に名前を大学名を記入することで万が一写真がはがれてしまった場合、採用担当者がすぐに応募者を特定することができます。
また写真の裏に名前と大学名を記入することは、採用担当者に対する丁寧な配慮と捉えることができます。
そのようなきちんとした性格や、仕事に対する姿勢をアピールすることにもつながります。
③写真データを準備しておく
写真データを準備しておくことで複数の企業に提出する際に便利になります。
複数企業にエントリーする場合、証明写真のサイズや規定が異なる場合があります。
データがあれば、企業ごとにサイズや規定に合わせて調整することができます。
近年ではwebエントリーによる履歴書をPDF化し、そのデータの提出が一般的になってきています。
これによりデータをもっておくことでオンライン選考に便利になります。
【エントリーシート対策】ESを添削してもらおう
エントリーシートに貼る写真の印象によって、書類選考や面接などの通過率が大きく変わってきます。
そのため、エントリーシートに貼る写真は決しておろそかにしてはいけない重要なポイントと言えるでしょう。
ちょっとしたコツを押さえることで、写真の仕上がり具合は大きく変わります。
できるだけ良い証明写真が撮れるように心がければ、エントリーシートの見栄えも大きく変わってくるはずです。
なお、LINEでエントリーシートを添削するサービスもありますので、詳しく知りたい方はこちらをチェックしてみてください。