HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
ガクチカが思い浮かばない人は、一人暮らしをガクチカにしようとしている人もいるかもしれません。
しかし、これはいばらの道になってしまう可能性があるので、よく考えてから選んだほうが良いです。
そこで、一人暮らしをガクチカにした場合、何が難しいと言われる要因なのかを紹介します。
【ガクチカ一人暮らし】ガクチカとは何か
ガクチカとは、学生時代に力を入れたことです。
自己PRとの違いは、自分の能力や強みをアピールするわけではないというところです。
自己PRでは、自分の能力を最大限発揮したエピソードを書くことが主ですが、ガクチカでは能力ではなく課題や問題に対してどのような行動ができるのかを見ています。
【ガクチカ一人暮らし】企業がガクチカで見ている所
ガクチカで企業が見ている所は、人柄や将来性です。
ガクチカのエピソードから、就活生の仕事への向き合い方や企業とのマッチ度が測られています。
そのため、優勝経験や成功経験を書いても必ず良い評価を貰えるわけではありません。
優勝経験や成功経験から、どのような学びがあったのか、優勝するまでの困難をどのように乗り越えたのかを詳しく、分かりやすく書くことができなければ意味がありません。
企業がガクチカで見ている所をいくつか詳しくご紹介します。
ガクチカで学んだ経験までの過程
就活生はガクチカで、成功経験を書こうとする事が多いです。
もちろん、書いても問題はありません。
しかし、実際は成功経験よりもその成功に至るまでの過程や失敗したことをどのように乗り越えたのかを見ています。
そのため、成功体験よりも、失敗から何を学び次に繋げたのかが重要となっています。
このことから、成功体験のみを書かず、成功体験で学んだことや、それまでに至った過程の方を詳しく説明するようにしましょう。
成果や役職が全てではない!
企業がガクチカを評価する際、単なる成果や役職よりも、その過程と個人の行動が重視されます。
例えばアメリカ留学の経験がある場合、単に留学した事実よりも、留学を決意した目的、目標達成のために取り組んだ具体的な行動、直面した困難やそれをどのように克服したか等です。
そして、その経験から何を学んだかということが重要視されます。
また、バイトリーダーになったという経験も、どのようにしてその位置に就けたか、リーダーでない時にどのように店舗の売上に貢献したかの過程等が評価の対象となります。
困難な状況下でどのように行動し、学び、成長するかを知ることは企業の採用担当者にとって成果や立場を知るよりも、入社を判断する大切な情報になるのです。
企業の求める人物像か
企業はガクチカで企業が求める人材とマッチしているかを判断しています。
同じ企業で働く上で重要な事は、同じ目標に向かって切磋琢磨し合える存在であるかという事です。
社内で輪を乱す人物を入社させてしまうと、自社の不利益になってしまいます。
よって、ガクチカでは企業の企業理念に当てはまる人物であるということをアピールするといいでしょう。
理論的に話せているか
ガクチカは基本的に結論を最初に書きます。
その後に、具体的なエピソードや企業に活かせることを書きましょう。
順番としては、結論、具体的なエピソード、結論(まとめ)といった順番です。
まず最初に結論から話すことで、自分が伝えたいことを相手に理解してもらいやすくなります。
最初に長々とエピソードを話しても、相手目線だと先の見えない話となり、結局何を伝えたいのかが分からないといった状態になってしまいます。
論理的に話せる人は、学力面でも信頼ができると判断されやすいため、必ず結論ファーストで話しましょう。
意欲的に働けるか
意欲的に働ける人材を企業は求めています。
積極的に行動ができることやコミュニケーション能力が長けている人などは、企業は採用したいです。
よって、ガクチカのエピソードは成るべく1人で成し遂げたことよりも、グループやチームで成し遂げられたものにしましょう。
もちろん、1人で学んだことを書いても全く問題はありませんが、協調性がない人物であると思われないように工夫する必要があります。
【ガクチカ一人暮らし】ガクチカのポイント
一人暮らしの経験をガクチカで使う場合の書き方のコツやポイントについて解説します。
一人暮らしをすること自体は大学生であれば普通のことで特に変わったことも正直ないので、これをガクチカにするには少々工夫が必要です。
一人暮らしの経験から人と違った経験や学びを具体的にどのように得たのか、またその学びを活かして入社後にどう貢献できるかといった点に焦点を当てます。
ガクチカを書き始める前に、是非以下の観点を意識してください。
入社を想像させる
まず、一人暮らしの経験が将来の職場でどのように役立つかを明確に示すことが重要です。
例えば、一人暮らしを通じて身につけた時間管理や自己管理のスキル、緊急時の問題解決能力、自炊による健康管理などが考えられます。
これらのスキルは、職場での自立性や責任感、ストレス耐性を示すものとして評価されます。
また、家計の管理や計画的な買い物は、予算管理やプロジェクト計画の能力に直結します。
このように出来るだけ入社後に活きるスキルと紐づけてアピールすることが重要です。
具体的に伝える
そして、具体的な事例や成果を明確にすることも重要です。
例えば、一人暮らしを始めた際に予算を立て、月々の支出を管理する中で財務計画のスキルを向上させたといった具体的な成果を示すことが効果的です。
また、限られた時間やコストの中で健康的な食生活を送るために工夫した食事の準備等も、自己管理能力が身についた証拠として挙げることができます。
こういった成果等を具体的に示すことで、一人暮らしの経験がいかに自己成長に寄与しているかを示せます。
学びを強調させる
最後に、一人暮らしの経験から培った学びの部分を特に強調させることがポイントです。
例えば、時間管理や家計の管理のために規律性が培われ、より効率的な日常生活を送るためのスキルを磨くことにつながったこと等を強調します。
また、独りで生活する中で直面した様々な困難、緊急時の対応力など、これらの経験がどのように個人の成長に寄与したか言語化することも有効です。
これにより、一人暮らしの経験がどれだけ自己成長の機会であったかを明確にでき、その学びが職場でどのように活かされるかをアピールできます。
【ガクチカ一人暮らし】ガクチカで一人暮らしはあり?なし?
人によってはガクチカに一人暮らしを書きたい人もいるのではないでしょうか。
しかし、 学生時代に一人暮らしを頑張ったエピソードというのは、企業側からすれば、少し弱いエピソードと言えます。
エピソード力という言葉が飛び交うくらいにエピソードの内容は重要になっていますので、あえてガクチカという場で一人暮らしをアピールするかといったところではないでしょうか。
確かに学生時代というのは、一人暮らしが初めてで、学べることがたくさんあります。
しかし、一人暮らしを頑張ったからといって、企業で役立つかといえば疑問です。
ガクチカというのは、あくまでも 学生時代に頑張ったことを通じて、企業へ貢献できる人間かを見る場所なので、一人暮らしをアピールしたところで、相手に刺さらない可能性があります。
中には評価してくれる人もいるかもしれませんが、あえて危険な橋を渡るほどでもないと言えます。
一人暮らし経験から言える強みの言いかえ
一人暮らし経験から言える強みの言い換えにはさまざまなものがあります。
例えば、一人暮らし経験で、「いかに実家では裕福な生活をさせてもらっているか痛感した」という方は、倹約家になったということもできるでしょう。
自分ではケチになったと考えているかもしれませんが、倹約家はつまり計画性がある、節約ができるということでもあるので、強みとしてアピールすることもできます。
自分にとっては一人暮らし経験を通じて身につけた、マイナスにとらえている特徴や傾向などにおいても、場合によってはアピールできることがあるので、さまざまな観点から考えてみて、一人暮らし経験からどのようなスキルや経験を身につけたのかについて考えてみることが重要です。
【ガクチカ一人暮らし】NGな一人暮らしのガクチカの例
ガクチカで一人暮らしはエピソード力が弱いことがわかりましたが、間違いやすいパターンとして、学生時代のエピソードを話してしまう場合です。
学生時代のエピソードを話すこと自体は問題ないのですが、 単純に学生時代にあったことを詳細に説明するだけのガクチカを書いてしまう人もいるのです。
これは本当に多い勘違いパターンになっていて、ガクチカの本質を理解していません。
まず、覚えておきたいのが企業側は、あなたの学生時代に何をしたのか、何を思ったのかなど単純なことを聞きたいわけではありません。
特定の出来事に対して何を思ったかのエピソードの延長線上に興味があるのです。
ガクチカの延長線上には、あなたの考え方や人間性、論理的思考などがありますので、そういったものがわかるような組み立てをしなければ、相手に伝わりにくいガクチカとなってしまうのです。
NG例1. 貯金を頑張ったというガクチカ
ガクチカのNG例をわかりやすく例を挙げて説明すると、 4年間貯金を頑張ったというガクチカです。
これはそもそも学生の本分を理解していないことになり、大学生として学んでいるのは、勉強を頑張るためであって、一人暮らしを頑張るためでも、貯金を頑張るためでもないのです。
貯金を頑張るのは、大学を卒業して、素敵な会社に就職した後でも十分に間に合います。
4年間倹約生活を行ったというのは、あきらかに着眼点を間違っていますので、 物事の本質を読めない人間と思われてしまう可能性もあります。
物事の本質を読めない人間というのは致命的とも言えて、企業側には嫌われてしまうパターンなので、十分に注意しましょう。
また、4年間貯金を頑張ったというエピソードは、あまりにも弱いと言えるでしょう。
NG例2. 普通の印象を与えるガクチカ
もう一つのNG例を出すと、健康的な生活を送るために、毎日自炊を頑張ったというガクチカもあります。
これも典型的な失敗例と言えて、毎食自炊をするために頑張ったというのは、企業側からすれば、 それは普通なのではないかという印象しか与えません。
普通のことを普通に語ってしまうというのは、ガクチカで最もやってはいけないパターンとも言えますので、十分に注意してください。
こちらのパターンもガクチカの意味を理解していないと捉えられてしまうので、とてもリスキーな回答と言えるでしょう。
ガクチカで一人暮らしはあり?なし?
ガクチカで一人暮らしはありなのか、なしなのかの結論を考えています。
まずは、ガクチカで一人暮らしを選択する人は、 簡単な質問を難しく捉えてしまう傾向があると言えるでしょう。
なぜならば、ガクチカで一人暮らしをアピールするというのは、相手の理解を得られにくいからです。
完全にはしではありませんが、内容と伝え方が非常に難しくなってくると言えます。
【ガクチカ一人暮らし】ガクチカで一人暮らしをアピールするには
仮にガクチカで一人暮らしのことを書こうと思っているなら、注意すべき点を紹介します。
ちょっとした注意点を守らないだけで、台無しになってしまう題材なので、十分に注意してください。
まず、一人暮らしをガクチカでアピールするなら、一人暮らしから学んだことを明確にする必要があるでしょう。
さらに、ガクチカの基本として結論ファーストを重視する必要もあります。
また、一人暮らしをガクチカでアピールする場合は、なぜその行動を取ったのかが不明瞭になりやすいので、この点も注意する必要があるでしょう。
1. 話す内容で学んだことを入れる
まず一人暮らしをガクチカで話すと難しいと言われる内容は生活に関するジャンルであり、エピソード内容がいたって普通のことになってしまいやすいです。
つまり、一人暮らしのガクチカは、エピソード力が弱いとも言えるでしょう。
そこで重要になってくるのは、 一人暮らしから得られた学びを徹底的に抜き出してみることです。
たくさん抜き出して、その中から相手が響くと思われるエピソードを厳選する必要があるでしょう。
ここまでやっても弱い可能性がありますので、慎重に選ぶ必要があります。
また、一人暮らしで学んだことが、社会に出てから役立つという確信につなげられるものであるというのも重要です。
2. なぜその行動をとったのか
一人暮らしのガクチカは、他の就活生と差別化をすることがとても難しいです。
その理由として、大学になり一人暮らしを始めた人が多いという事や1人暮らしのエピソードは限られているということです。
ほとんどの人は、自炊やお金に関すること、整理整頓や学業との両立などを挙げます。
この限られたエピソードの中で、差別化を図るためには、そのような行動をした動機を詳しく書くことが重要です。
一人暮らしをしている背景や生活のリズムなどは人それぞれです。
そのため、普通のエピソードで流されないために、動機を詳しく書きましょう。
3. 意外性を取り入れる
一人ぐらいをガクチカにする場合は、何らかの意外性が重要となります。
ただ普通の生活を書いてしまうと、採用担当者からの印象も普通で終わってしまいます。
就活において、印象に残るというのはとても大事なポイントになります。
採用担当者は多くの就活生のガクチカを見ているため、インパクトのある内容は目を引きやすいです。
そのため、自炊を4年間したというエピソードでも、自炊をしたことで、継続する力や自分磨きに繋がり、ミスコンに出場することができたなど、意外性があるとより良いでしょう。
4. 仕事に活かせることを伝える
一人暮らしは多くの大学生が行うものなのでただ「一人暮らしをしました」と経験を話すだけではガクチカの内容として非常に薄いものになってしまいます。
面接官の印象にも全く残らないことでしょう。
そこで重要なのは、入社後、その1人暮らしをしていた経験をどのように活かすことができるのかについてわかりやすく説明していくことです。
企業が求めている人材であるということと関連させて話すことで説得力が増すので、一人暮らしの経験を通じてどのような経験能力を身につけたのか、その能力を企業に活かすことができるのかについてわかりやすく説明していくことが重要であると言えるでしょう。
【ガクチカ一人暮らし】エージェントに相談する
ガクチカを1人で作ることが難しい人は、エージェントに相談しながら作成するのがいいでしょう。
エージェントはSE添削だけでなく、自己分析、企業紹介、面接練習など様々な就活のサポートをしてくれます。
ガクチカだけでなく、就活の悩みがある人は、1度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
【ガクチカ一人暮らし】ガクチカの書き方
ここからはガクチカの書き方について詳しく紹介していきます。
それぞれの構成を踏まえた上で、企業の採用担当者に良い印象を与えられる文章を作成していきましょう。
また、文字数別のガクチカの書き方は以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
結論
ガクチカを作成する上では、まずは結論を述べることが重要です。
学生時代に最も頑張ったことについて述べていきましょう。
今回の場合は一人暮らしが題材です。
最初に結論を話すことで、限られた時間でも自分の伝えたい要点が相手に伝わりやすくなることでしょう。
動機
なぜ一人暮らしを始めたのか、結論を話した後に動機を説明していくようにしましょう。
そして、一人暮らしが最も頑張ったことであると言える理由についてもわかりやすく説明していくことが重要です。
企業の採用担当者はその日初めてあなたに会う、あなたのことを何も知らない人物なので、誰が読んでも、誰が聞いても理解できる内容の文章を作成していくことが重要であると言えるのです。
目標・課題
続いて、一人暮らしにおいてどのようなことが目標であり、そして課題であったのかについて分かりやすく説明していくことが重要です。
一人暮らしをする上でどのような目標を立てたのか、どのような課題が発生したのかについて話していきましょう。
ガクチカにおいてはどのようなことに取り組んだかが重要になってくるので。
この後詳しく説明していく行動の部分につながるような、因果関係が理解できる目標や課題の部分を述べるようにすることが非常に重要であると言えます。
行動
ガクチカの最も重要な部分の一つである目標や課題についての行動についてわかりやすく説明していくことが重要です。
問題点や目標に向けてどのような取り組みをしたのか、どのような工夫をしたのかについてわかりやすく説明していくことができれば良いでしょう。
どのように困難を乗り越えたのかについて具体的に話すことができれば、自分の人間性を話すことができるのはもちろんのこと、自分の問題解決能力などについても説明することができます。
この能力は企業で働くに当たっても活かせるものなので、積極的にアピールしたいところです。
結果
ガクチカでは結果はそこまで重視されていません。
よって、「述べなくても良い」と思っている人もいるかもしれませんが、どのような結果に至ったのかだけは説明しておかないと「後ろめたいことがあるのかもしれない」と思われてしまいます。
そこで、簡単にでも良いので、どのような結果を招いたのか、自分が一人暮らしをすることでどのような結果が得られたのかについてだけは分かりやすく説明していきましょう。
学び
最後に一人暮らしを通してどのようなことを学んだのかについてもわかりやすく説明できると良いでしょう。
この時、可能な限り学生時代最も頑張ったことである一人暮らしを通して、どのようなことを学んだのか、力になったのかについてわかりやすく説明していくことが重要です。
そのスキルを通して企業にどのように貢献できるのかについてわかりやすく説明することができれば、企業の採用担当者もあなたを採用したいと考えることでしょう。
【ガクチカ一人暮らし】ガクチカの話し方
続いて、ガクチカの話し方についても詳しく紹介していきます。
面接でガクチカを話す際は、どのようなことに気をつければ良いのか考えていきましょう。
面接官に評価される話し方においては話に抑揚をつけること、相槌を打つ、相手の目を見ることなどが挙げられます。
こうした練習を繰り返すことが非常に重要になると言えるでしょう。
具体的な内容については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【ガクチカ一人暮らし】例文3選
ここからは、本記事で紹介してきた内容を踏まえた上で、一人暮らしをガクチカにする際の例文について詳しく紹介していきます。
下記の3つの中からあなたのアピールしたい能力に最も近いものを中心に参考にし、質の高いガクチカを作成できるように取り組んでみてください。
例文1. 一人暮らしのガクチカから計画性をアピール
学生時代に力を入れたことは、計画性をもって生活することでした。
大学進学と同時に一人暮らしを始めたことで、時間管理の重要性を痛感しました。
特に学業とアルバイトの両立が大変で、これを克服するために物事の優先順位をしっかりと考え、一日ごとに詳細なスケジュールを立てるようにしました。
この取り組みにより、より効率的に日々を過ごすことができるようになりました。
学業での成績も向上し、アルバイトでもより多くの責任ある仕事を任されるようになりました。
この経験から、計画性を持つことの大切さを深く理解しました。
複数のタスクを同時にこなす必要がある場合でも、どの仕事もおろそかにすることなく、優先順位をつけて効率的に進めることが重要だと学びました。
将来の仕事においても、この学びを活かし、計画的に物事を進めていきたいと考えています。
例文2. 一人暮らしのガクチカから継続力をアピール
学生時代に力を入れたことは自炊をすることでした。
大学進学とともに一人暮らしを始め、限られた予算の中で健康的な生活を送るために自炊を選びました。
大学に進学するまで料理をした経験がほとんどなく、何から手をつけていいのか分からない状態でしたが、まずは簡単なレシピから始め、徐々に料理の種類を増やしていきました。
この経験から、少しずつでも継続的に努力を重ねることの重要性を学びました。
初めは時間がかかり、うまくいかないことも多かったですが、諦めずに続けることで、今では栄養バランスの取れた多様な食事を自分で作ることができるようになりました。
このプロセスを通じて、目の前の困難に立ち向かい、解決策を見つけ出す力を養うことができました。
入社後も、この「継続する力」と「問題解決能力」を活かし、与えられた仕事に対して最後まで責任を持って取り組む姿勢で臨みたいと考えています。
例文3. 一人暮らしのガクチカから自己管理能力をアピール
大学生活を通じて私が特に力を入れたことは自己管理能力を身に着けることでした。
一人暮らしを始めたことで、生活全般の管理、時間の配分、食事の準備、そして家計のやりくりなど、初めて直面する多くの課題に対処する必要がありました。
これらは全て、私にとって新たな挑戦であり、克服すべき課題でした。
これらの課題に対処するため、私は効果的な時間管理法を学び、予算を立てる方法を身に着け、料理スキルを向上させることもできました。
この結果、効率的かつ計画的に活動することが可能となり、学業、アルバイト、趣味といった様々な活動をバランス良くこなすことができるようになりました。
この経験から学んだことは、困難な状況に直面した際にも適応し、計画を立て、実行に移す力です。
この力を活かして、貴社の業務で自己管理能力を発揮し、高いパフォーマンスを維持していくことができると確信しています。
まとめ
一人暮らしをガクチカとして採用する際の難しさがわかったのではないでしょうか。
決して、なしと言いきることはできませんが、エピソードとしてはかなり弱くなるという点を理解していなければなりません。
だからこそ、エピソード以外のスペシャルが必要になってきます。
それが何かを捉えるかがこのガクチカのポイントになってくるでしょう。