【例文20選】ガクチカでは学んだことがないと通過率が急激に低くなる!正しい書き方やポイントを徹底解説!

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ガクチカを作る際には、学業やアルバイトなど学生時代の経験を通して、何を学んだのかをしっかりと伝えることが大切です。

企業は選考の際に、自社が求める人物像にマッチするかどうか、頭がいい人かどうかをガクチカを問うことでチェックしようとしています。

内容が伝わりやすいようにPREP法を使うなどして、スマートな印象をもたれやすいガクチカを作るように心がけましょう。

目次目次を全て表示する

はじめに

ガクチカを作る際のポイントは、学生時代に「学んだこと」をしっかりと伝えることです。

とはいえ、学業やアルバイトなどたくさんのエピソードの中から、一体どんなことを学んだこととして選んだらよいのか分からないという就活生も多いことでしょう。

そんな時には、企業が就活生の学んだことを把握する目的を知っておくと、いい内容が浮かびやすくなるかもしれません。

本記事でウケのいいガクチカの例文についても、いくつかご紹介いたしますので、ガクチカ作成の際の参考にしてみてください。

【ガクチカの学んだこと】ガクチカの「学んだこと」って何?

ガクチカは、「学生時代に力を入れたこと」を略した就活用語で、どのような経験を通じて成長し、能力や知識を学んだかをアピールするものです。

ガクチカで得られる学びには、他者と協力し意見交換したコミュニケーション力や課題に直面した時に協力して解決する力、独創的な解決策を考える発想力などがあります。

大学生時代のエピソードを基にして、目的達成までの過程や成果を得るために学んだ能力や知識まで伝えることが重要です。

でも、ガクチカのエピソードは大きな成功体験である必要はありません。

アルバイトやインターン、学業、部活動、サークル活動、ゼミなどの学生生活全般で、自主的に取り組んだエピソードから考えてみましょう。

偉大なことを成し遂げてなくて良い!

企業はガクチカを通じて、就活生がどのように物事に取り組むのか、そして学生時代に力を入れたことを通じて何を学んだかを重視しているため、圧倒的な成果を成し遂げている必要はありません。

例えば、英検1級を取得したというエピソードにおいても、英検1級に合格したという事実よりも、自分の課題が何であるかを把握し、どのように工夫して勉強をしたかについてが重要視されます。

その他にも、野球の大会で優勝して経験について話すならば、大会で優勝したという事実よりも、優勝するためにはどのようなことが課題であったのか、それを解決するためにはどのように練習や試合に取り組んだのかという話をすることがより重要です。

もちろん、英検3級よりも1級の方が評価をされますし、地区予選敗退よりも全国大会優勝の方が高く評価をされます。

しかし、重要なことはガクチカに取り組む際の姿勢と、工夫したこと、そして得られたスキルや経験です。

【ガクチカの学んだこと】ガクチカと自己PRの違い

ガクチカと自己PRはよく似ていると言われていますが大きな違いがあります。

それは、自己PRは自分の長所や強みを聞いていて、ガクチカは学生時代に力を入れたことや経験を聞いているという点です。

ガクチカと自己PRでテーマが被っていてもアピールする部分が違っていればOKとなるため、しっかりと理解しておきましょう。

よって、ガクチカでは経験や学べたことを重点的にアピールするようにしましょう。

【ガクチカの学んだこと】なぜガクチカには「学んだこと」が必要なのか

就活の様々な場面でガクチカを通じ学んだことを問われる理由は、企業が求める人物像と照らし合わせたいからです。

つまり、就活生の価値観や出来事に対する姿勢が、自社の経営理念や社風に適合しているかを確認したいと考えています。

さらに、出来事の要点を把握して学びにし、次に活かせる頭の良さかどうかも評価されています。

学生時代の出来事を経験としてだけではなく、深掘りして経験から得た学びも把握しておきましょう。

企業が求めている人物像と合うか

企業側がガクチカで学んだことを問う目的は、入社希望者の学生時代の生活を知りたいからではありません。

入社志望者が自社が求めている人物像かどうかをチェックするためなのです。

企業は、ガクチカを問うことで、学生時代の努力や学びからどんな価値観や考え方をもった人物なのかを把握しようとしたり、自社にマッチングするかどうかを見極めようとしています。

ですから、ガクチカを考える際には、入社志望先の企業が一体どんな人物を採用したいと思っているのかについても、事前にしっかり研究しておく必要があります。

企業が求める人物像にマッチするかどうかを考慮しながら、学生時代に学んだことを伝えるような内容を作ってみるとよいでしょう。

その人の頭のよさを見るため

その人の頭の良し悪しをチェックするために、ガクチカで学んだことが問われるケースもあります。

学生時代のさまざまな経験の中から自分にとって一番の学びになったことを選び出して、さらに簡潔に伝える作業というのは、実は思考力が必要となる難しい作業なのです。

つまり、ガクチカをうまくまとめることができれば、自分の頭のよさを企業側にアピールできるということにもなります。

反対に、ダラダラとしたまとまりのないガクチカになってしまうと、頭が悪い人という印象を耐えてしまう可能性があります。

先にご紹介したPREP法なども活用して、スマートな印象を与えるガクチカに仕上げられるようにガクチカを考えてみてください。

経験から学べる人材か

学生時代に力を入れたことについて聞かれた際に、「何を学んだのか」について詳しく言及しなければならない理由の一つとして、「経験を次に活かすことができるかどうか」を企業が確認したがっているということが挙げられます。

学んだことを聞くことによって、経験値を自分の糧にすることができる人材かどうかを見極めているのです。

これはつまり、同じ失敗を繰り返さない人材かどうかについて判断したいと考えているという意味でもあります。

経験を糧に工夫ができる人材である場合は問題ありませんが、何度も同じ失敗を繰り返すような人材の場合、あまり成長を見込めません。

こうしたさまざまなことを考慮して、経験を次に活かすことができる人材かどうかについて確認しているのです。

【ガクチカの学んだこと】企業が見ているポイント

ガクチカで学んだことで企業が重視するのは、就活生の価値観と自社の価値観に整合性があるか、学んだことが入社後に活かせるのかです。

特にモチベーションを維持する価値観は、注目されるため慎重に伝えましょう。

就活生の価値観が企業と合っているか

企業は、共に長く働く人物を採用したいと考えています。

そのため、就活生が自社の経営理念や社風に賛同し、同じ価値観や目標意識を持っていることが求められます。

ガクチカで学んだことから得た価値観が、企業の価値観とに整合性がない場合、長期的に活躍するのは難しいと思われてしまうからです。

例えば、部活動で強いリーダーシップの必要性を学んだことをアピールしても、フラットなコミュニケーションを重視する企業とは相性がよくありません。

この場合は、部活動の柔軟性や協調性の学びを伝える切り口で伝える方が良いです。

企業のホームページや会社説明会で経営理念や企業文化を研究して、自分のアピール内容と確認をしましょう。

企業で活かせる学びを持っているか

企業はガクチカの学びから、就活生の人柄や頭の良さを見ています。

学業での頭が良くても、入社後に活かせる学びがなければ、企業に利益をもたらす存在としては評価されません。

さらに、企業はガクチカの背後にあるモチベーションの源泉を知り、人柄を推し量りたい観点も持っています。

例えば、部活動で、優勝経験や主要大会への出場経験をアピールする人は多いです。

でも、それだけでは十分ではなく、企業で活かせる学びに結びつけることが重要です。

どのように課題を発見し、解決の取り組みをしたのかなど、具体的な学びや気付きをアピールします。

そして、その学びや気付きが入社後にどのように役立てられるのかを明確に伝えましょう。

志望度を確認

企業はガクチカを通じて、就活生がどのくらい自社に入りたいと思っているのかを知りたいと考えています。

いくら素晴らしいガクチカを提出してきたとしても、学んだことや得たスキルが企業に関連性のないものである場合、志望度が低いとみなされます。

例えば、チームで目標を達成する協調性を大切にしている企業に対して、一人で何でもこなせる人柄をアピールしても意味がありません。

しかし、企業が公式サイトなどで発表している求める人物像に寄せた内容を提出してくる人材は、是非ともその企業に入りたいと考えて、少しでも良い印象を与えるために工夫していることが伝わります。

自社の研究のために時間を使い、内定を得ようと努力していることが伝われば、悪い印象は絶対に与えません。

【ガクチカの学んだこと】ガクチカで「学んだこと」を書く際の注意点

ガクチカで学んだことを書く際には、個人の学びより組織での学びを重視しましょう。

そして、専門用語は控えめにして伝わりやすさを重視し、学んだことをどう貢献するかに結びつけて伝えます。

「個人」の学び<「組織」での学び

ガクチカで学んだことを伝えるときには、「個人」の学びよりも、「組織」での学びの方に重点をおいた方がよいでしょう。

組織というのは、学校、所属していたサークルや部活、アルバイト先の会社などのことです。

組織の学びを伝えた方がよい理由は、個人の気づきだけではガクチカとしては弱い印象となってしまい、評価されにくいからです。

在籍していた組織の中で、一体どんなことを学んだのか、そこで何を反映できたのかについて、企業は知りたいと考えています。

就職することになる会社も組織です。

ガクチカで組織での学びを伝えることことができれば、入社後も自発的に学んで活躍できる人材だと、企業側に判断してもらえるかもしれません。

学んだエピソードだけを伝えない

ガクチカは学んだことを伝えるのが目的ですが、学んだことを列挙するだけでは効果的ではありません。

ガクチカの経験から学んだことが、どのように会社に貢献できるかを明確に示すことが重要です。

具体的なエピソードと学びを提示することで、信憑性が高まり共感が得られ入社後の活躍をイメージしやすくなります。

例えば、インターンシップで培った柔軟な思考をプロジェクトのマネージメントに活かすなどです。

企業では組織の一員として働く力も重視するため、自分の強みだけでなく、チームでの協力やコミュニケーション能力を含めるようにします。

その際、企業の経営理念や文化を理解して、不一致のないエピソード選びに注意が必要です。

専門用語を多用しない

ガクチカでは、専門用語を多用しないことに注意が必要です。

採用担当者は研究開発や製造など、専門家であるとは限らないため、一般的な言葉でないと理解できないことが考えられるからです。

専門知識をアピールすることは大切ですが、一般的な言葉で説明し誰でも理解できるように伝える必要があります。

専門用語を一般的な言葉に置き換えて説明できる力は、本当に理解していることと地頭の良さを示すことになります。

たとえ凄い経験をしていたとしても、専門用語を避けて分かりやすい言葉で伝えることが、理系学生がガクチカで採用担当者と共感を得る最良の方法です。

この点を意識して、自分の学びや専門知識を効果的に伝えましょう。

言い回しを工夫する

コミュニケーション能力や協調性などそのまま言葉を使ってしまうとありきたりな文章となってしまいます。

よって、コミュニケーション能力は「相手の言いたいことをすぐに理解することができる」や「説得力がある」と言うように言い換えましょう。

協調性の場合は、協調性という言葉が定義が曖昧であるため、「周りの空気を察して行動が出来る」や「周りを巻き込んだ行動ができる」と言ったように言い換えましょう。

こうすることで、相手の印象に残りやすい文章となります。

【ガクチカの学んだこと】学んだこと一覧

ここからはガクチカにおいて比較的挙げやすい、学んだことの一覧について紹介していきます。

下記の3つは「ガクチカに書くものがない」と頭を抱えている方でも、下記の3ついずれかについては学んだことがあると書けるのではないでしょうか。

チームワーク

ガクチカにおいて学んだことの一つとして、チームワークを挙げる人は多いです。

チームワークはアルバイトやサークルはもちろんのこと、部活動やゼミなど、さまざまな場面で培われるものであり、エピソードとして書きやすいからです。

企業からの評価も良いので、ぜひとも書いておきたいポイントの一つと言えます。

学んだことにチームワークを挙げることで、協調性や対人能力なども期待されることから、チームでプロジェクトを進める仕事や営業職などにおいても魅力的な人材であると考えられる可能性が高いでしょう。

課題解決

課題解決能力も、ガクチカにおいて学んだこととして紹介しやすいものの一つとして挙げられます。

課題解決能力はインターンはもちろんのこと、ハッカソンや根本的な問題を解決したエピソードで書きやすいものの一つです。

課題解決能力を学んだことに挙げることで、ロジカルな考え方を持っているというアピールはもちろんのこと、主体性や思考の深さなども印象付けることができるので、選択肢の一つとして有力なものと言えます。

コミュニケーション

チームワークと少し似ている部分もありますが、コミュニケーション能力も学生時代にガクチカにおいて学んだこととして挙げやすいものの一つと言えるでしょう。

集団で行った経験さえあれば書きやすいものなので、あなたが学生時代、何に取り組んでいようが、基本的に挙げることのできるものの一つです。

特に、コミュニケーション不足から生じた問題を解決したエピソードなどがあれば、積極的に盛り込むようにしましょう。

入社後も職場にすぐ馴染めそうであると考えてもらえますし、チームワークと同様に協調性がありそうだと印象付けることもできます。

【ガクチカの学んだこと】学んだことがない場合の対処法

ガクチカにおいて、学んだことが全くないと感じてしまう人も少なくありません。

書くことが無く、就活において行き詰まってしまう人も多いでしょう。

そこでここからは、何を学んだのかひねり出すための工夫について紹介していきます。

その経験を通じて何が大切だと思ったか

まず、あなたがガクチカを通して何が大切だと思ったのかについて振り返ってみると良いでしょう。

ゼミでも良いですし、部活やサークル、アルバイトでも良いので、その経験の中で何が大切であったかについて再度振り返ってみることをおすすめします。

自分が工夫をしたことでも良いですし、新たに知ることができたものでも良いです。

とにかく、その経験において重要視されていたものや、何かを成し遂げるにあたって鍵となったポイントなどについて紹介できると良いでしょう。

その経験を通じて今に活きていることはあるか

ガクチカの経験を通じて今に活きていることは何かしらあるはずです。

そうでなければ、そもそも、その経験をガクチカとしてエピソードに挙げたいと思うことは無いでしょう。

あなたがそのエピソードを通じてどのようなことを学んだか、そして現在もそれが何の役に立っているかについて再度考えてみましょう。

小さなことでも構わないので、思いつかない場合はまずは箇条書きで書いてみることもおすすめです。

その経験を通じて価値観に変化はあったか

あなたがそのエピソードについて「何かを学んだ」とは思っていなくても、価値観に変化があった場合はそれは十分「学んだ」と言えるものです。

学生時代に取り組んだことを通じて、価値観が変わったという自覚がある場合は、そのエピソードについて積極的に話していくことをおすすめします。

そして可能な限りポジティブに表現し、企業にとって魅力的なものに映るような工夫が十分できれば、ガクチカで学んだこととして自分にアピールできることでしょう。

【ガクチカの学んだこと】書かない方がいいこと

成功経験のみのエピソード

ガクチカで成功体験からの学びを伝えても、インパクトに欠けてしまいます。

なぜなら、重要な学びは、挫折や失敗から生まれることが多いからです。

失敗経験も含めた経験から何を学び乗り越えたのか、その克服過程を伝えることで印象に残るガクチカが書けます。

自己PRとガクチカは似ていますが、自己PRは長所や強み、ガクチカは取り組んだ過程と経験が重視されます。

成功体験は、自己PRで強みのアピールに適しているでしょう。

受ける企業に全く関係のないエピソード

ガクチカは学生時代のエピソードからの学びであれば、何を書いても良いとされています。

企業活動に近い体験なので、アルバイトやインターンの経験を伝えることが多いですが、恋愛に関する話題も問題はありません。

ただ、企業は入社後の活躍や自社の価値観にあうかを評価しているので、受ける企業に全く関係のないエピソードは避けます。

例えば、データサイエンティストのような職種では、個人としての成果よりも組織での協力や貢献による成功を書く方が適切です。

分析結果を活かすには、関係部門とのコミュニケーション力が重要だからです。

企業に関係のあるエピソードを書くために、企業研究を行い経営理念や職種を理解しましょう。

【ガクチカの学んだこと】ガクチカの書き方

ガクチカを書くときは、理論的な説明と具体的なエピソードの両方を意識することが重要です。

PREP法は、理論的に書くことができて、何を伝える文章なのか理解しやすい文章に適した書き方です。

エピソードは、できる限り詳細で数字などを使い具体性を持って書くことで、信憑性が高まり印象に残る文章になります。

数字を用い具体的な内容をPREP法で理論的に伝えることで、採用担当者に響くガクチカにしましょう。

PREP法を用いる

ガクチカは、理論的に述べることが重要であり、その際に役立つのがPREP法です。

PREP法は、Point(要点)、Reason (理由)、Example(具体例)、そして、再度Point(要点)という構成です。

ガクチカでの要点は学び、理由は学びの背景、具体例は学びを生かしたエピソードとなります。

特に重要なのは文章の最後で再度要点を伝えることで、これにより伝えたいことが明確な文章となります。

エピソードは具体的に書く

ガクチカのエピソードは、具体的に書かないとエピソードの信憑性が低くなり、自分の学びや成長が十分に伝わらないので注意が必要です。

具体的なエピソードを書く際は、数字を用いた表現や、当事者だから分かる状況の詳細、感情や思考の変化を詳細に記述することが必要があります。

具体的な変化や取り組んだ期間を数字で示し、当事者だけが知る細かな事実を含めて、状況をイメージしやすいエピソードを書きましょう。

入社後に活かせることを書く

話の流れによっては入社後に活かせることを書くのが良いでしょう。

あまり入社後のことを詳しく書いてしまうとガクチカが薄れてしまうため、入社後に活かせることは自己PRや志望動機で重点的にアピールするようにしましょう。

しかし、入社後に活かせることを書くと、具体的な仕事をしている姿をイメージできると採用担当者からの評価も良くなる可能性もあるため、文字数や枠に余裕があったら書いておくと良いでしょう。

【ガクチカの学んだこと】ガクチカを書く前にしておいた方がいいこと

自己分析と企業研究をして、書く内容と方向性の確認を先に行います。

自己分析では、自分の強みや弱みを明らかにして学生時代に得た学びを整理でき、企業研究では、企業が求める人物像を理解することができます。

自己分析をする

自己分析を行うことで、ガクチカをより深く掘り下げて書くことができます。

過去の経験から、ガクチカのエピソードを通してどのように感じたのかを理解できるようになるからです。

自己分析の手法は、過去のエピソードを起点にする自分史やモチベーショングラフが適しているでしょう。

過去の経験を時系列で書き出す際に、詳細に思い出して記述することで、信憑性の高いガクチカを書く助けにもなります。

企業研究をする

企業はガクチカを通じて、自社に適した価値観や性格を持つ人材を採用したいと考えているので、企業に合わせた内容を書くことが重要です。

企業の価値観や社風を理解するには、企業研究が必要で、事業内容や経営理念などを多角的な視点から分析することです。

企業が求める価値観や人材像を把握するために、ホームページや会社説明会、OB・OGインタビューを通じて情報収集を行い、企業研究ノートにまとめましょう。

エージェントに相談する

ガクチカ作成に自信がない方は、エージェントと相談しながらの作成をおすすめします。

エージェントは豊富な知識を活用し、ガクチカ作成をサポートしてくれます。

繰り返し行う面談を通じて、あなたのエピソードからガクチカに活用できる要素を見つけ出し、的確にサポートしてくれます。

さらに、ES添削だけでなく、企業紹介や面接練習まで総合的にサポートしてくれるため、一人での就活が難しい方はぜひ検討してみてください。

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【ガクチカの学んだこと】ウケのいい「学んだこと」の例文

最後に、ガクチカで学んだことの例文をいくつかご紹介いたします。

企業のウケがよいものとしては、学業、サークル活動、アルバイトの三つが定番です。

留学やボランティア活動などの経験からの学びなども、好印象をもたれやすいです。

学生時代のことを振り返ってみて、ウケがよさそうなエピソードがないかじっくり探してみるとよいでしょう。

例文1:語学学習(英語)

私は大学時代に、英語の勉強に力を入れて取り組みました。

英語を学ぼうと思った理由は、将来は海外での事業に携わりたいと思ったからです。

もともと人見知りする性格でしたが、大学の授業は毎日休まずに出席して、ネイティブの先生とも積極的にコミュニケーションを取るように心がけていました。

英語力を高めるために海外留学やスピーチコンテストなどにも参加していくうちに、行動力の大切さも学ぶことができました。

学生時代に培った語学力とチャレンジ精神を活かして、仕事に励んでいきたいと考えています。

例文2:語学学習(韓国語)

私が学生時代に力を入れたことは韓国語の語学学習です。
韓国文化への興味と、将来的には韓国を含むアジア市場で活躍するキャリアを築きたいと考えたからです。
私の語学学習は、大学の語学プログラム参加から始まりましたが、ただ授業に出るだけでなく、実際に韓国への留学も経験しました。
留学中、現地の大学で学ぶことで言語だけではなく、文化や日常生活にも触れることができました。
この経験は、言語学習における実践的な理解を深める貴重な機会でした。
この取り組みの結果、現地の大学でのプレゼンテーションを韓国語で行うまでに至りました。
また、留学期間中には、多くの現地の友人もでき、言語だけでなく、人との繋がりを深めることもできました。
この学びから、言語を学ぶことの重要性とともに、新しい文化に対する適応力や異文化間コミュニケーションの技術を習得しました。
貴社でこの能力を活かし、さらなる成長と貢献を目指していきたいと考えています。

例文3:ホールアルバイト

私が学生時代に努力したことは、アルバイトです。

将来は人と接する仕事がしたいと思い、イタリアンレストラン店で3年間ホールスタッフに従事していました。

近くに観光スポットができ海外のお客様が来店されるようになったことから、英語のメニューを作ることを店長に提案したところ、売上が20%アップしたのです。

海外のお客様と接したことで、言葉が分からなくても相手の気持ちを汲み取る姿勢を身につけることができました。

アルバイト先で身につけたコミュニケーション能力を活かして、営業職の仕事に取り組んでいくつもりです。

例文4:塾講師アルバイト

私が学生時代に力を入れたことは、塾講師としてのアルバイトです。
このアルバイトを選んだ理由は、教えることによって自己の理解を深めることができると同時に、社会的スキルを身につける機会があると考えたからです。
塾では様々な学年の生徒に数学と英語を担当しました。
初めは生徒一人ひとりの特徴を把握できませんでしたが、一人ひとりに関するメモを取り、生徒たちとのコミュニケーション方法を学び、個々のニーズに合わせた指導ができるようになりました。
この工夫により、私が担当したクラスの生徒の学力評価が顕著に向上しました。
また、保護者からのフィードバックも非常に良く、教えることの楽しさと同時に、責任感を育む大きな機会となりました。
また、一人ひとりに合わせた指導の重要性と、効果的なコミュニケーションが如何にして成果に結びつくかを学びました。
貴社での業務においても、この経験から得た教育的アプローチと責任感の強さを活かし、最終的にはプロジェクトリーダーとしてチームに貢献する所存です。

例文5:コールセンターアルバイト

私が学生時代に力を入れたことは、コールセンターでのアルバイトです。
コミュニケーション能力を磨き、様々な顧客対応スキルを実践的に学ぶために選びました。
この経験では、多種多様な顧客からの問い合わせに対応しました。
特に難しいのは、クレーム対応でした。
初めは対応の方法がわからず、出勤すること自体が嫌になる程苦労しましたが、落ち着いてクレームの内容を理解し、適切な対応を提供することを心がけることで最終的にはクレーム対応が得意になりました。
顧客とのコミュニケーション技術と、ストレスの多い状況下でも冷静に対応する力を学びました。
さらに、チームで協力してタスクを遂行する協調性も身につけることができました。
貴社においても、この経験から得た顧客対応スキルと問題解決能力を活かし、チームの一員として貢献したいと考えています。

例文6:被災地ボランティア

私は大学時代に熱心に取り組んだことは、ボランティア活動です。

小学校の時に被災して大学生のボランティアに助けてもらったことがきっかけで、いつか自分も恩返しがしたいと思ったからです。

大学にはボランティアサークルがなかったので、自分で一から立ち上げてリーダーとして、被災地や介護施設などを回り活動を続けました。

危険を伴う作業もありましたが、仲間と協力し合うことで、思いやりや協調性の大切さに気が付くことができました。

ボランティア活動で培ったリーダーシップを活かして、積極的に仕事に取り組みたいと考えています。

例文7:学習支援ボランティア

私が学生時代に力を入れたことは、地域の子どもたちへの学習支援ボランティアです。
教育の機会がすべての子どもたちに平等に与えられるべきだという強い信念を持っていたからです。
このボランティア活動では、主に数学と化学を教え、学校の宿題サポートを提供していました。
特に、塾に通えない家庭の子どもたちに焦点を当て、彼らが学校での学習に遅れないよう支援しました。
最初は子どもたちの個々の学習ニーズに適応することに苦労しましたが、徐々に教え方のコツを身につけ、多くの生徒が成績を向上させました。
人に何かを教える際のコミュニケーションの重要性と、忍耐と持続的な努力がいかにして報われるかを学びました。
また、困難な状況下でも解決策を見つけ、適用する能力も身につきました。
貴社においても、この経験から得た教育的アプローチと問題解決能力を活かし、チームの一員として貢献できると考えています。

例文8:環境保護ボランティア

私が学生時代に力を入れたことは、環境保護のボランティア活動です。
環境問題に対する関心が高く、地球の未来に対して責任を感じていたからです。
ボランティア活動では地域の学校で環境教育プログラムを開催しました。
これらの活動を通じて、私は多くの人々と協力し、共に目標に向かって取り組む経験をしました。
特に注力したのはプラスチック廃棄物の削減を目指すキャンペーンで、廃棄物を減らすだけでなく、参加した中学生から環境保護への意識が高まったと、嬉しいフィードバックを受けました。
この経験から学んだ最も重要なことは、小さな行動が大きな変化を生むことができるという実感です。
また、チームで協力することの価値と、プロジェクト管理のスキルも身につけました。
貴社においても、この経験を活かし、環境を守りながら企業の発展を目指す理念を実現することに貢献したいと考えています。

例文9:ゼミ活動(食品開発)

私が大学時代に取り組んだことはゼミ活動の一環で企業と共同で食品開発を行ったことです。

地元の名産を使った新しいワインを制作するために週に1回必ず企業の人と会議を行ったり、それ以外の時間もアイデアの出し合いのために集まって完成させることができました。

この経験から多くの人と協力して1つのことを成し遂げる大変さと楽しさを学ぶことができました。

貴社に入社したらこの経験を活かして様々な人と円滑なコミュニケーションをとりながら業務に尽力を尽くしたいです。

例文10:ダンスサークル

私が学生時代力を入れたことはダンスサークルの活動です。

私はダンスサークルの中で副リーダーという役割を与えられていましたが、何かを出来ている実感がありませんでした。

それからは、皆の鏡になれるよう毎日自主練習に励み、積極的に声掛けを行うようになりました。

その結果、発表会が終わった後に副部長があなたで良かったと顧問の先生から言っていただき、嬉しかったことを覚えています。

この経験を活かして与えられた仕事を一生懸命にこなし、早く貢献できるよう努力できます。

例文11:軽音サークル

私が学生時代に力を入れたことは、大学の軽音サークルでの活動です。
音楽を通じてチームワークを経験し、様々な人々と協力する能力を磨きたいと考え、サークルに入りました。
サークルではギタリストとして活動し、多くのライブや学園祭で演奏を行いました。
また、サークルの運営にも携わり、イベントの企画や広報活動を手がけることでプロジェクトマネジメントの経験も積むことができました。
最初は音楽の演奏技術だけではなく、グループ内の調整役としての役割を難しくも感じましたが、徐々にリーダーシップを発揮できるようになりました。
この経験を通して、複数のメンバーの意見をまとめることや、目標に向かって一丸となって努力する能力を身につけました。
貴社においては、これらのスキルを活用してプロジェクトにおいてもグループをまとめ、円滑な業務の進行に貢献する所存です。

例文12:留学経験

私が学生時代に力を入れたことは、アメリカでの留学経験です。
グローバルな視野を身につけることと、語学だけでなく、コミュニケーション能力を深めたいと考えたからです。
留学中、私は地元の大学でビジネス管理を学びました。
授業以外にも、様々な友人たちとのプロジェクトに積極的に参加し、文化の違いを乗り越えて共同作業を進める方法を学びました。
特にマーケティングプロジェクトは課題が多く、それを解決する過程で多くの学びを得ることができました。
この経験を通して、異なる文化や価値観を持つ人々と協力する際の柔軟性と適応力を学びました。
また、異文化の中で自己主張と同時に、相手の意見を尊重するバランスを取ることの重要性についても理解を深められました。
貴社での業務においても、この留学経験から得たグローバルな視野と実践的なコミュニケーションスキルを活かし、貢献できると考えています。

例文13:サッカー部

私が学生時代に力を入れたことはサッカー部での活動です。
スポーツを通じて身体的な強さだけでなく、精神的な強さも養いたかったからです。
サッカー部では、私は主にディフェンダーとしてチームを支えました。
また、試合だけでなく、キャプテンとしてチームをまとめ、日々の練習から戦術分析、新入部員のサポートまで幅広く担当しました。
チームがなかなか勝てない時期もありましたが、常に良い部分と悪い部分の両方に目を向けて、改善しつつ自信を保つことを皆に促し、4年次には県大会で優勝できました。
この経験を通して、努力を続けることの大切さとチームワークを学びました。
貴社での業務においても、この経験から得たリーダーシップスキルとチームプレイヤーとしての能力を活かし、積極的に貢献できると考えています。

例文14:野球部

私が学生時代に力を入れたことは野球部でチームをまとめることです。
私は部長を勤め、メンバー全員がモチベーション高く野球に取り組めるようにサポートしました。
メンバーの中には、技術は高いもののモチベーションの波が多い部員が多くいました。
そこでそれぞれと練習前後にコミュニケーションを取り、不満ややる気が出ない理由について尋ね、一つひとつ改善しました。
これにより、多くのメンバーがやる気を取り戻し、チーム全体に活気が戻り、練習もメリハリを持って行えるようになった結果、3年次には県大会で優勝できました。
この経験を通じて、一人ひとりに寄り添うスキル、そして問題解決能力を身につけました。
貴社に入社した暁にも、この問題解決能力でプロジェクトを成功に導きながら、リーダーへと昇進した際には一人ひとりに寄り添うことでサポートしたいと考えています。

例文15:高校時代の部活(吹奏楽部)

私が学生時代に力を入れたことは、高校時代の吹奏楽部での活動です。
高校入学と同時に吹奏楽部に入部し、トランペットを担当しました。
初心者からスタートしましたが、日々の練習を重ねることで徐々に技術を磨き、やがてはコンクールでのソロパートを任されるまでになりました。
その過程で、ただ自己の技術を高めるだけでなく、どのようにして部全体の演奏が向上するかを常に考えるようになりました。
特に記憶に残っているのは、地区大会での金賞を目指したコンクールです。
緊張から、大会が近くなると練習でもズレが多くなりましたが、団体として一つの音楽を創り上げるために、一人ひとりが互いを支え合うことで乗り越えました。
この経験から、個々の技術向上はもちろん、集団としての協調性や組織を成り立たせるためのコミュニケーションの技術も身につけることができました。
この経験から身につけたコミュニケーション能力を、活用し、プロジェクトを円滑に進めるなど、貴社に貢献できるよう善処します。

例文16:フットサル同好会

私が学生時代に力を入れたことは、フットサル同好会での活動です。
私たちのサークルはメンバー間の仲が良く、全員が楽しんで活動していたのですが、唯一の課題として、メンバーが5人しかおらず、一人も控えがいませんでした。
そこで新しくメンバーを募るために、SNSを活用した募集を行いました。
XとInstagramを活用して日々の練習や試合の様子を発信し、全員が楽しんで取り組んでいること、そして初心者でも楽しめることを伝えました。
これにより、フットサルに興味を持った初心者が4人加入し、試合においても楽しく、そして体力に余裕を持って取り組めるようになりました。
この経験を通じて身につけた、課題を解決するために工夫する能力と、SNSを活用する技術はマーケティングに活かせると考えています。
貴社のマーケティング職として、この経験を活かし、貢献する所存です。

例文17:麻雀同好会

私が学生時代に力を入れたことは、麻雀同好会での活動です。
私がこの同好会に興味を持ったのは、麻雀が持つ複雑なルールと戦略の深さに魅力を感じたからです。
活動を始めた当初は、多くの先輩方に勝てるようになることが目標でしたが、徐々にその過程で論理的な思考がいかに重要かを学びました。
大学で開催された麻雀大会での出来事が印象に残っています。
多くの経験者と対戦し、彼らの戦い方から様々な戦略を学ぶことができました。
これにより、自分だけでなく相手の動きにも注意を払い、より多角的にゲームを考察するスキルが身につきました。
この経験から私が学んだ最も重要なことは、論理的思考と状況判断の力です。
麻雀のゲーム中に常に最良の選択を追求することは、ビジネスの場面でも同様に重要であり、リスク管理や戦略立案の際に役立つことを確信しています。
これらの学びを活かし、貴社での業務においても論理的なアプローチと正確な判断力をもって問題解決に取り組むことができると自負しております。

例文18:テニス同好会

私が学生時代に力を入れたことは、テニス同好会での活動です。
私がテニスを始めた理由は、新しいスポーツに挑戦したいという思いと、健康的な生活を送りたいという願望からでした。
同好会は競技志向ではなく、楽しみながらプレイすることを重視していましたが、私は自分自身の技術向上にも熱心でした。
毎日のように練習に励み、特に正しいフォームを学ぶことに時間をかけました。
この経験を通じて得た最も大きな学びは、継続的な努力がいかに重要かということです。
諦めずにコツコツと練習を続けることで、徐々にプレイが改善しました。
数ヶ月後、クラブの仲間たちからも「上達したね」と言われるようになり、その言葉が大きな励みとなりました。
この経験から、どんなに小さな進歩でも、継続することの大切さを実感しました。
また、自分で設定した目標に向かって努力するプロセス自体が、自己成長につながることも学びました。
貴社に入社した際は、この持続的な努力と目標達成に向けた姿勢を活かして、業務に取り組みたいと考えています。

例文19:営業インターン

私が学生時代に力を入れたことは、営業インターンとしての経験です。
私がこのインターンシップを選んだ理由は、実際のビジネス現場での経験を積み、実践的なスキルを習得することに大きな意義を感じたからです。
初めはただ製品を売り込むことに焦点を当てていましたが、業務を通じて、クライアント一人ひとりのニーズを深く理解し、それに応じた提案を行うことの重要性を学びました。
また、クライアントの立場で考えることで、より効果的な営業戦略を立てることが可能になりました。
具体的なケースとして、あるクライアントが抱えていた問題に対して、製品の特定の機能を活用したカスタマイズ提案を行い、その結果、クライアントから高い評価を得ることができました。
これらの経験を通じて、私は営業としてだけでなく、一人のプロフェッショナルとして必要な傾聴力とエンパシーを深めることができました。
これからもこの学びを活かし、貴社での営業業務に積極的に取り組んでいく所存です。

例文20:マーケティングインターン

私が学生時代に力を入れたことは、企業でのマーケティングインターンです。
インターンシップに参加した理由は、マーケティングの理論を実際のビジネスシーンで応用する経験を積みたいと思ったからです。
インターン中、私は主に市場調査と顧客分析のタスク、特に競合他社の動向を調査し、ターゲット顧客の消費行動を分析しました。
特に印象深いのは、新製品のマーケティング戦略を立案するプロジェクトでした。
このプロジェクトでは最新の市場データとトレンドを常にチェックし、それを製品開発とプロモーションの戦略に反映させる必要がありました。
この過程で、分析力を駆使してデータから有益なインサイトを引き出し、効果的なマーケティングプランを作成する技術が身につきました。
また、デジタルマーケティングの分野では市場の動向が日々変化するため、常に最新の情報を追い、それに基づいて柔軟に戦略を調整する手法も学びました。
貴社に入社した際も、最新のマーケティングトレンドを理解し、それを戦略的に活用する能力を活かして、貴社の売上を向上させるために全力を尽くします。

まとめ

以上、ガクチカで学んだことを伝えることの必要性、例文などをご紹介いたしました。

ガクチカでは、ただ学生時代の経験や学んだことを羅列すればよいというものではありません。

ダラダラ書き連ねるのではなくて、要点を絞って分かりやすくまとめ、企業が求めている人物像とマッチするかどうかもよく考えておく必要があります。

また、ガクチカを作る際には個人の学びよりも、学校やサークルなど組織での学びを重視することもポイントです。

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