【例文4選】人が就活の軸!注意点を踏まえて人を軸にした企業選びの決め方を解説!

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はじめに

就活の軸として「人」を選んでも大丈夫です。

ただし、人を選り好みしたり、対人能力がない人といい印象を与えられない可能性もあります。

自分がどういった人間環境が好きなのか分析し、OB訪問をしてリアルな環境を知って、企業の人間環境のどのような点に魅力を感じたかをアピールできるようにすることが大切です。

【人が就活の軸】就活の軸は「人」でいいの?

そもそも、就活の軸を「人」にすることは問題ないのでしょうか。

「人」というと漠然とした印象がありますし、「人」から派生する意味合いは幅広いので、就活の軸としてうまく伝わるか不安になるかもしれません。

また、「人」は直接、仕事と関係しないイメージがあり、就活の軸としてふさわしくないのではと心配する方もいることでしょう。

そのため、就活の軸は「人」でいいのかが問題となります。

もちろん大丈夫!

「人」は仕事と直接関係しないように思えますが、仕事を進めていく上でも「人」との関わり合いは重要な要素といえます。

ビジネスを行っていく上では、一緒に働く同僚や上司、取引先、顧客との関係をもつからです。

企業にとっても、会社経営で重要な三大要素は人・物・金です。

中でも人材を人財と称して、人こそが企業の持続的成長を遂げる大切な要素と位置付けられるため、「人」を就活の軸にしても問題はありません。

特に今の時代は少子高齢化で人材が不足しており、企業も「人」を重んじ、採用にも積極的に取り組んでいます。

あとはどのような理由で「人」を就活の軸として選んだのかや、それをもとにどのようなアピールをするかです。

離職する理由にもなりえる「人」は見逃せない要素

少子高齢化でどの業界でも人材が不足している時代であり、人材の確保と定着は企業にとって大きな課題となっています。

かつては終身雇用制度のもと、新卒で入社した人は定年まで勤め上げるのが当たり前でした。

ですが、時代が変わり、転職も当たり前になる一方、ブラック企業問題やセクハラ、パワハラなどの問題が表面化したり、ストレスを抱えてメンタルヘルスを病み、離職する人なども増えてきました。

近年は特に若手を採用してもすぐに辞めてしまうケースが増えています。

その理由として職場の人間関係を挙げたり、顧客や取引先などとの人間関係を挙げるケースも少なくありません。

そのため、その企業の「人」に魅力を感じた、自分と合う、この企業なら働きやすいと考えることは志望動機として成り立たないものではありません。

【人が就活の軸】人を就活の軸にするとき利点

次に人を就活の軸にするときの利点について説明していきます。

人を就活の軸にすることで「企業の差別化が簡単にでき」、「一貫性を生み出す」ことができます。

この2点について、以下で詳しく解説していきます。

企業の差別化が簡単にできる

人を就活の軸にする利点として、企業の差別化が簡単にできるという利点があります。

なぜなら、業務内容や提供サービスが類似している場合でも、個々の人の能力や特性によって企業の魅力を明確に示すことができるからです。

例えば、同じ業界の企業が似たような商品やサービスを提供している場合、それだけでは顧客に対する差別化が難しいかもしれません。

しかし、就活の軸として人を選ぶ場合、個々の人が持つスキルや経験、人格などが企業の差別化要素となり得ます。

個人の能力や特性によって、企業は顧客に対して提供する価値を高めることができます。

コミュニケーション能力が高く、チームをまとめる力に長けた人材がいる企業は、顧客との関係構築やプロジェクトの円滑な進行において優位性を持つことができます。

また、特定の業界や市場においては、専門的な知識や経験を持つ人材が重要となる場合もあります。

一貫性が出る

人を就活の軸にする利点として、一貫性が出るという利点があります。

人を軸にする場合は、自身の過去の経験になることが多いため、ガクチカや自己PRとの繋がりがでやすいです。

これにより、自己ブランディングやキャリアパスの構築において統一感が生まれ、自己の強みや志向性を明確にアピールすることができます。

また、一貫性のある選択は自信と信頼性を示し、企業側に対しても求職者の真剣度や意欲を伝えることができます。

結果として、自身の人材としての魅力を高め、希望するキャリアや成長に繋がる機会を得ることができるのです。

【人が就活の軸】人を就活の軸にするときの注意点

就活の軸を人にする人は要注意です。

以下では他の人との差別化の必要性、そしてインターンへの参加の重要性を書いているので見てみましょう。

ポジティブな差別化が必要

就活の軸を人にしたいと考えている人は少なくありません。

さらにも、就活の軸を「人」だけにしても、アピールとしては弱く、伝え方によってはいい印象を与えることができません。

人付き合いがうまくできない人なのではと思われたり、自分は棚に上げて相手の人の良し悪しに頼る人なのではと思われかねません。

人の性格や自分との相性で人を選り好みするとなれば、同僚との関係性や取引先や顧客との対応でも不安が残ります。

協調性がない、チームワークができないなどと思われては、採用されません。

そのため、就活の軸として「人」を据える場合にはマイナス思考ではなく、 人との関わり合いについてプラス思考の理由を挙げるとともに、プラスアルファの要素も用意しておくことが望ましいです。

OB訪問やインターンへ必ず参加

人を就活の軸にする際の注意点として、OB訪問やインターンへの積極的な参加が重要です。

これは、企業や業界の実態を直接体験でき、自身の適性や志向性を確認することができるからです。

OB訪問やインターンを通じて、現場の雰囲気や業務内容、社員の働き方などを実際に見聞きし、自身のキャリアにフィットするか見極めることが出来ます。

また、企業側も積極的な参加を評価し、自己の意欲や関心を示すことで、内定の獲得につながる可能性が高まります。

さらに、企業の文化や価値観を理解し、自身の志向性と企業のマッチング度合いを確認することもできます。

これにより、自身の希望や目標に合った企業を選択し、長期的なキャリアの構築に向けて有益な情報や経験を得ることができるでしょう。

【人が就活の軸】人に注目した就活の軸の例

では人に注目した就活の軸を作る際に、どのような形式で考えるのが良いのかわからない人もいるかもしれません。

基本的には、職場環境が良いから働きたいと思うケースと、それに加えて人を支える仕事がしたいと思うケースに分けられるでしょう。

ここからは、それぞれのケースに応じた例について解説します。

職場環境を重視した例

まず就活の軸に、職場環境を重視したいことを設定する人もいるでしょう。

職場環境は長く働き続ける上で重要な要素の1つですので、これが就活の軸になることはごく自然なことだといえます。

そのため、企業から聞かれる際には、具体的にどのようなポイントが良いと判断できるのかを、明確に伝えるようにしてください。

尊敬できる上司のもとで働ける

「尊敬できる上司のもとで働ける」ということを就活の軸にしている人は多数いるかと思います。

しかし、それだけでは抽象的で分かりにくい印象があります。

そのため、その上司のどういう部分が尊敬できるかなど明確にしておく必要があります。

例えば、「指導力のある上司のもとで働くことで、自分の成長やスキルの向上を図ることができる」などが挙げられます。

ただし、この就活の軸を据えて就職活動を行うのなら、OB訪問やインターンを複数回行い、実際にそういった社員を見た結果であるという根拠が必要になります。

コミュニケーションが活発な環境

まず、コミュニケーションが活発な環境では、情報共有や意思疎通が円滑に行われるため、仕事の効率や品質が向上します。

また、多くの人々との交流や議論を通じて、新たなアイデアや視点を得ることができ、創造性やイノベーションが促進されるでしょう。

さらに、チームワークや協力関係の構築が容易になり、良好な人間関係を築くことができます。

しかし、軸として「コミュニケーションが活発な環境」とする場合は、自身のコミュニケーションスタイルや関わり方を見極め、自身の意見やアイデアを積極的に発信することが重要です。

事業内容を重視した例

就活の軸にするなら、何よりも興味のある事業をしているのかどうかを軸にする人もいるでしょう。

事業内容に興味関心がある人材を採用することは、どんな企業においても大前提となる部分です。

そのため、主に事業内容でどのようなところに魅力を感じているのかを、はっきり伝えるようにしてください。

なお、その企業だからこそ当てはまるポイントを探しておくことが大切です。

人の役に立つ

人に注目した就活の軸を設定する際には、人の役に立ちたいという想いを詰め込むのも良いでしょう。

なぜなら、それだけでも企業に対して好印象を残しやすいからです。

どのような仕事においても人と関わることになるため、このような気持ちを持つ人材は、ほとんどの場合重宝されます。

そのため、自己PRの際には、お客様や一緒に働くことになる社員に対して、自分がどんなことをしていきたいのかを、明確に伝えるようにしましょう。

その優しさとやる気に、企業は採用を決断してくれるかもしれません。

人と多く関わる

もし就活の軸を聞かれた時は、人とたくさん関わりたいからということを伝えるのもおすすめです。

自ら積極的にコミュニケーションができる人材は、どんな企業にとってもありがたい存在になります。

また、職業によってはそれが大きなアピールにつながることも少なくありません。

例えば営業職であれば、仕事を通じて外部の人とたくさん交流することになるでしょう。

そんな仕事環境において、コミュニケーション能力は必要不可欠な要素です。

そのため、もし人と関わることが多くなる職場に行く場合は、この内容を軸に設定すれば良いでしょう。

【人が就活の軸】人を軸にした場合の考え方

では、就活の軸に「人」を据える場合、どのように考えていけば、企業に理解してもらうことができ、企業へのアピールとして成り立つのでしょうか。

就活の軸に「人」を挙げる場合、業種や職種、その人の考え方により、何に重きをおくかは異なるはずです。

接客業やサービス業、医療や介護など人との接点が多い業種や職種であれば、人とのコミュニケーションが好きといったアピールの仕方が考えられます。

一方で、職場での人間関係が気に入ったことを企業選びの判断材料とする場合は、どのように考えていけばいいのでしょうか。

自分がどういった人間環境が好きなのか分析する

人とのコミュニケーションを重視するのか、職場や仕事に関連する人との人間関係のよさを重視するのかなど、就活の軸に「人」を挙げる場合でも、それぞれ「人」の意味合いは異なるはずです。

そこで、漠然と「人」を軸にするのではなく、自分がどういった人間環境が好きなのかしっかり分析することからスタートしましょう。

和気あいあいとした穏やかな雰囲気だと安心して仕事に取り組める、体育会系の職場のほうがモチベーションが上がる、個を重んじて裁量を与えてくれる職場のほうが自分の能力を発揮できる、お互い尊重し合える関係性が理想など、いろいろとあるはずです。

これまでの自分の経験を踏まえ、どのような人間環境なら能力を発揮し、活躍していくことができるのか、入社後の貢献を見据えて分析しましょう。

OB訪問をしてリアルな環境を知る

職場の人間環境によって自分の能力の発揮のされ方が異なると考える方や、職場の人間環境が企業選びに大きく影響を与えると考える場合に、それを就活の軸として、その企業を選んだ理由に位置付ける場合、それを根拠づける必要があります。

企業の実情を知らず、企業の採用サイトの人事担当者のメッセージから自分に合うと思ったとか、社員インタビューを見て人間環境がよさそうだと思ったとか、過去にパワハラやセクハラ問題が発生していないからとの理由や、育児休業や有休が取りやすいと書いてあったのでお互いをカバーし合える人間環境だと思ったという理由づけでは、いずれも見聞にすぎず、説得力に欠けます

実際に企業見学をしたり、インターンとして働いた経験や、OB訪問をしてリアルな環境をリサーチすることで、自分の実体験として人間環境に魅力を感じたことをアピール材料にするのが望ましいです。

尊敬できる人を探す

職場内の人で、訪問の際、もしくは訪問する前から何らかの情報手段で尊敬できる人が職場内にいて、その人とともに働きたいと考える人もいると思います。

そんな人は、尊敬できる上司や経営者がいるからその人の下で働きたい!という強い思いをもって企業を志望しているということを、素直にそれを話してみましょう。

その場合は、その人のどんなところ、何を尊敬して、また自分はどうなりたいのかというように具体的に、軸となる人と自分とをすり合わせながらせつ目営していく必要があります。

尊敬できる人も十分に軸となりうるので、深掘りしていきましょう。

自分が何にやりがいを感じるかを知る

そもそも自分自身が、どんなことに対してやりがいを感じるのかを、理解しておくことも大切です。

そのためには、あらかじめ自己分析をすることも重要になるでしょう。

自己分析とは、要するに自分のことをより深く知るための行動です。

意外と自分のことをきちんと理解できていない人は少なくありませんので、何にやりがいを感じるのかピンとこない人は、やっておいて損はしません。

自分のやりたいことと、企業での仕事内容がフィットしていれば、それは就活の軸になるので覚えておきましょう。

【人が就活の軸】軸にしたときの例文紹介

例文1:チームワーク

私の企業選びの軸は、人とのつながりが強く、またチームワークを大切にされている企業かどうかです。

そう考える理由は、チームワークがよければ望ましい結果を出せると経験から学んだからです。

中学、高校時代を通してサッカー部に所属していましたが、強くなるためにはチームワークが欠かせません。

中学3年生のときサッカーがうまい部員が入部しましたが、自分本位だったためチームの和が乱れ、試合に負け続けてしまったことがあります。

私たちは話し合い、チームワークの大切さを確認して絆を強めることを約束しました。

その結果、チームは再び勝ち続けることができたのです。

私は部活動での6年間の経験を通し、人間関係やチームワークの大切さを学びました。

御社はチームワークの良さが業界でも有名であり、この会社なら自分の能力を発揮して仕事に貢献できると考え、志望いたしました。

例文2:尊敬する人

私は御社のインターンシップでメンターを勤めていただいたAさんとの対話の中で御社の志望が固まりました。

インターンシップ中に、Aさんは「常に先輩や優秀な同期から刺激を受けて日々の仕事に取り組んでいる」というお話をしてくださいました。

私はこれまで、この仕事の経験なく、仕事内容に関して大きな不安を感じていました。

しかし、Aさんの常に第三者から学び続ける姿勢とその姿勢を認め課題を与え続ける御社の人材成長にかける思いをどの企業よりも強く感じ取ることができ、私もいち早くその環境で仕事がしたいと考えるようになりました。

入社後は常に能動的に学び、会社に貢献していきたいです。

例文3:人の生活を支える

私の就活の軸は、世の中の生活を支える仕事が実現できるのかどうかです。

私がなぜそのように考えているのかというと、御社の○○サービスにすごく助けられた経験があるからです。

実は以前、飲食店でアルバイトをしていたのですが、突然のコロナ禍によって大幅にシフトを減らされてしまいました。

そのため、収入も必然的に減ってどうしようかずっと悩んでいたのですが、御社が提供している○○サービスによって、なんとか経営を立て直すことができたのです。

おかげで私も生活を維持しやすくなったので、今でもずっと感謝しています。

だからこそ私も御社に入って、まだ見ぬ困っている人たちを1人でも多く助けてあげたいなと思いました。

例文4:人と関わることができる仕事

私が就活の軸にしていることは、とにかく人と関われる仕事に就くことです。

なぜなら、人とのコミュニケーションが大好きだからです。

私は大学2年生の頃、3か月間にわたりイギリス留学をしていました。

最初はあまり心配していなかったのですが、いざイギリスで現地の人と話してみると、言語の壁を強く感じたのを覚えています。

そのため、その日からすぐに必死になって言語を勉強するようになり、なんとか日常的な会話ができるところまで成長することもできました。

今となっては海外の人との交流が、とても楽しくて仕方がありません。

御社は国内だけではなく海外でも事業を展開しているとのことなので、ぜひここで自分の語学力とコミュニケーション能力を、活かしていきたいなと考えております。

まとめ

「人」を就活の軸にしても問題はありません。

ただし、漠然と「人」を挙げても意味合いが広すぎ、説得力に欠けます。

人を選り好みしたり、対人関係がうまくいかないのではと思われ、いい印象を与えられない場合もあります。

そのため、自分がどういった人間環境が好きなのかしっかり分析することが大切です。

OB訪問をしてリアルな環境を知り、人間環境にいかに魅力を感じたかを就活の軸に据えることができれば、説得力も高めることができます。

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