HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
この記事は千葉大学の偏差値帯を狙っている方々へ、千葉大学にいくメリット・横浜国立大学との比較・就職先をお伝えすることで、受験大学を決めるきっかけ作りになればと考えて作りました。
そして目標を決めることで受験へのモチベーションにつなげていたいただけたらと考えています。
千葉大学のメリット
初めに千葉大学へ進学するメリットについてお伝えしていきます。
交通のアクセスが便利
千葉大学理系は西千葉キャンパスに通います。
この場所は、
で通うことができます。
また、千葉駅まではJR総武線で1駅で行くことができます。
千葉駅には京成線や千葉都市モノレールも利用でき、各方面へアクセスができます。
大学内にカフェがある
千葉大学にはAere cafeというオリジナルのカフェがあるために空きコマなどに友達と話をしたり、勉強をしたりといた交流をすることも可能です。
この場所は、千葉大学のOBOGが主催する団体が主体となって、企画・運営を行なっています。
テーマは”千産千消”と”環境保全”で千葉県や千葉大学で生産された食材を使用したり、環境に優しいアイテムを使用したりしています。
また、千葉大生以外の以外の地域の人も訪れることが可能であり、地域の人との交流もでき、製品の共同開発や、イベントを通してあらゆる人が訪れられるカフェを目指しています
キャンパスに自然が多い
都市部からは少し離れた場所にあるため、周りに自然も多いため四季を楽しめます。
また、キャンパスの敷地がとても広く、ちょっとした休憩スペースや広場などもあるため、友達との時間を楽しみながらのびのびと過ごすことができます
他学部との交流
千葉大学は、総合大学であり、授業中に他学科の生徒と交流を行うことが可能であり、自分の知らない知識を知り、知見を広げ、刺激を受けることができます。
また、千葉大学は部活・サークル活動が盛んでそれらを通してたくさんの友達ができます。
実際に通っていた人の話によると、サークル活動への参加は非常に重要で、そのつながりを通して大学生活はより楽しく面白いものとなっていくので自分の興味のある活動はできるだけ参加すべきだと話をしていました。
また、千葉大学にはEnglish Houseという交流する場所があります。
ここは利用者の例えば、受験で英語を勉強してきたけど、 今後は話せるようになりたい・海外旅行前に英語に慣れておきたいといったニーズに合わせて、留学生や外国人の先生方と交流をすることができます。
とても貴重な機会となり、自分の成長を実感することができます。
千葉大学と横浜国立大学の理系の比較
ここでは同程度の偏差値帯にある横浜国立大学と千葉大学について相違点を紹介していきます。
目指す大学の特徴をより知ってもらうために2大学をより深く解説していきます。
偏差値比較
横浜国立大学は昨年共通テストのみの受験になったため、共通テストの得点率が高くなっています。
偏差値(得点率) | |||
千葉大学 | 理学部 | 数学・情報処理 | 60.0 |
物理/化学/生物 | 57.5 | ||
地球科学 | 55.0 | ||
工学部 | 建築学部 | 60.0(77%) | |
機械工学/医工学/共生応用化学/情報工学 | 57.5(75~76%) | ||
都市環境システム/デザイン/電気電子工学/物質科学 | 55.0(72%) | ||
横浜国立大学 | 理工学部 | 情報工学/電子情報システム/数理科学 | -(82%) |
機械工学/海洋空間のシステムデザイン/化学・化学応用/物理工学 | -(80%) | ||
材料工学/化学-バイオ | -(78%) |
工学部の違い
横浜国立大学は元々は工学部であり、そこから理工学部に転換していきました。
そのため、具体的に製品を作るモノ作りの産業に長けています。
千葉大学は元々工芸学部でした。
そのため、工芸と芸術の要素を兼ね合わせています。
今は昔ほど芸術要素は強くはないのですが、千葉大学の伝統としてある程度アーティスティックなデザインやアートのような強さは千葉大工学部には引き継がれています。
この工学部におけるデザインの分野は、他の国公立大にあまり存在していないために千葉大学はそういった意味で特別な大学です。
千葉大学にしかない理学部
横浜国立大学に理学部は存在しません。
そのため横浜国立大学と千葉大学で迷っていて、理学部を目指す方は千葉大学に進学するしかありません。
千葉大学理学部には数学・情報数理・物理化学・地球化学の学科が存在するため、高校で学んだことを発展させてさらに深く研究することができます。
ここでは1・2年時に理学の基礎を重点的に学び、自分の興味のある事柄を探し出します。
そして理学者に必要な論理的思考力を学び、持続可能な社会の実現に向け研究していけるような人材を育成しています。
千葉大学にしかない医学部
千葉大学には医学部があります。
横浜国立大学には存在しません。
そのため千葉大学では医学部と協力して医工学の勉強ができます。
医療機器だったり、医学部と組んで、医療用ロボットとか医療電子機器を作るという医工学に強い大学が千葉大学です。
横浜国立大学にしかない船舶海洋工学
横浜は港町であるため、海洋空間のシステムデザインという学科があります。
ここは簡単にいうと船を作る学科です。
また、航空宇宙工学も横浜国立大学では強く、海洋系の船や、航空系をやりたいのならば横国の方が強いと考えられています。
主な就職先
ここでは千葉大学の主な就職先を紹介していきます。
千葉大学工学部では進学者が72.4%、就職者が23.0%となっています。
工学部
建築学科
- 清水建設
- 竹中工務店
- JP東日本
- 大和ハウスなど
デザイン学科
- トヨタ
- マツダ
- 楽天
機械工学科
- トヨタ自動車
- 電通
- 日本郵便
電気電子工学科
- 東京電力
- NTT
- ヨドバシカメラ
共生応用化学科
- SMC株式会社
- 岩谷産業会社
都市環境システム学科
- 東京都庁国土交通省
- NTTデータ
- JR東日本
まとめ
ここまで千葉大学のメリットを紹介してきましたそれらをまとめると
これらのメリットがあります。
デザインが学べるなど、他の工学部とは違った観点で研究をすすめることができるため、あなたが様々な視野を持ちたいと考えているのであればぜひ千葉大学を受験していてください。