【私立大学一覧】偏差値帯別におすすめ大学を紹介!私立大学に進めメリットとは?

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

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大学受験に向けて、そろそろ志望校を決めたいと考えている高校生もいるのではないでしょうか。

理系の高校に通っているから、大学も理系に進もうと考えるけど、国公立と私立のどちらを受験したらよいか迷うという人も多いと思います。

国公立と私立の違いといえば、国公立大学だと学費が安く済むことはよく知られています。

それでは「私立大学のよさとはなんだろう」と気になりませんか。

どちらに進んだほうが自分の役に立つのか、納得したうえであれば、受験勉強の過程で迷わず取り組めるかと思います。

今回は、理系の私立大学の魅力や、偏差値帯別におすすめの私立大学を紹介します。

【私立大学の魅力を紹介!】私立大学とは?

そもそも、私立大学とは何かというところから理解をしておきましょう。

私立大学とは、個人や企業などによって設立され、学校法人が運営する大学のことです。

国や県、市などが設立したの大学を国公立といいます。

つまり運営する団体の違いがあるのです。

国内にある大学の数は、国立大学が全国に80校、私立大学は600校ほどで、私立大学のほうが圧倒的に多いことがわかります。

そして、全国的に知名度の高い私立大学は、大都市圏に集中しています。

早慶上智、MARCHは東京の大学で、関関同立は関西エリアの難関私立大学です。

地方にも難関大はありますが、MARCHや関関同立のような、全国的な知名度は低くなります。

理系だと偏差値以外にも、研究力、教育レベル、就職力といったことが大学によってさまざまなので、各大学についてよく調べることは大切です。

【私立大学の魅力を紹介!】私立大学のメリット

国立大学と私立大学ではそれぞれメリット、デメリットがあります。

どちらがよいかは人によってそれぞれです。

私立大学は数も多く、どの大学に行くかにもよりますが、基本的に共通したメリットがあります。

国公立大と私立大学のどちらに進むか迷う人は、国立大学にはない私大の特徴や魅力について理解してみるとよいでしょう。

まずはメリットから紹介していきます。

私立大学理系について知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。


 

併願が可能である

国公立は、前期、中期、後期と最大3回しか受験のチャンスはありません。

しかし、私立大学は併願が可能なため、何度も試験を受けるチャンスがあります。

私立大学をいくつか受験したほうが浪人しにくいというメリットがあるので、チャレンジする人も多いです。

受験科目も、国公立大は5教科7科目という受験科目が義務づけられている場合も多いですが、私立大学は3教科3科目の受験が一般的です。

文系、理系で受験科目の設定がある大学も多いので、志望校が決まったらよく確認しておきましょう。

受験科目が少ないと、倍率は高くなる傾向にあります。

ただ、私立大学は国公立大よりも受験科目が少ないので、範囲を絞って受験勉強の準備をできるメリットがあります。

キャンパスは都心に近いことが多い

私立大学は都心にキャンパスを構えていることが多いです。

一方の国公立の大学は、地方国公立という言葉があるように、地方にあることが多いです。

都心の大学に通うことで、さまざまな体験をする機会も増え、刺激を受けることになるでしょう。

キャンパスが都心に近いほうがなにかと便利ですし、都心で就職活動を進めやすいというメリットもあります。

もちろん都心でなく、地方を選択する人もたくさんいます。

特に地元の大学であれば、実家から通えるので費用を抑えられるのです。

4年間続く大学生活で、自分がどこに拠点を置きたいか考えてみるとよいでしょう。

どのように過ごしたいのか、キャンパスライフをイメージするうえで大学の所在地は大事なポイントになると思います。

生徒の数が多い

私立大学は、キャンパス内にさまざまな学部が集まっているため、学内の人口が多いのも特徴です。

マンモス校になると、全キャンパスを合わせた生徒数は数万人を超えます。

生徒数が多い大学は、サークル活動や文化祭といったイベントも盛んにおこなわれます。

サークルの数が多いと自分が好きな活動を選びやすいですし、学部外の人と交流をする機会も増えるので人脈を広げたい人にとってはよい環境だといえるでしょう。

生徒数が多いということは、卒業生もそれだけ多いということです。

そのため、大学を卒業した社会人の先輩とのつながりも広くなるでしょう。

OB訪問などの就活サポートに力を入れている大学は多く、就活の際に役立ちます。

大学によって学生数に違いがあります。

マンモス校が自分に合っているかどうかという点も、大学選びのポイントにしておくとよいでしょう。

【私立大学の魅力を紹介!】私立大学のデメリット

私立大学にメリットを感じたら、受験しようと思う人も出てくるかと思います。

国公立大学に魅力が私立大学にはあります。

しかし、デメリットがあることも理解しておきましょう。

国公立大学と私立大学の違いは何かということをしっかりと理解しておけば、入学したあとに、「思っていた大学と違った」など、困るようなことはなくなるかと思います。

入学前にメリットとデメリットを確認して、自分に合った大学選びをすることが大切です。

学費が高い

私立大学のデメリットは、やはり学費が高いということです。

平均的な目安で、国公立大学が年間80万程度であるのに対して私立は120万程度かかります。

国公立大学は、理系も文系も学費は基本的に同額です。

一方、私立は学部で差があり、特に理系の学部だと実習や実験が多く、設備費もかかるのでお金の負担は大きくなります。

医学部が一番高額で、続いて理学部、文系となることがほとんどです。

医学部、薬学部、歯学部は6年制なので他学部よりも学費は多額になります。

もちろん大学ごとに学費は違います。

同じ大学でも文系学部と理系学部で学費に差があるので、志望大だけでなく目指す学部の授業料や、施設設備費、実習費等をよく確認することが大切です。

学生に対して教員が少ない

私立大学は学生が多いのも特徴です。

しかし、学生に対する教員の数が少なくなるというデメリットがあります。

学生数が多いのに教員数が少ないと、一人ひとりのサポート体制が行き届かない場合もあるかもしれません。

学生数は大学によって違いがあるのです。

もちろん、すべての大学がそうではなく、数万人も在籍するマンモス校もあれば、少人数で教授との距離が近い大学も存在します。

サポート体制が充分でなくても、学生数が多いと大学で人脈を作りやすいといったメリットがあります。

サークル活動やキャンパスライフを充実させたいと考えている人にとっては、マンモス校のような学生数の多い大学を選択することはメリットのほうが多いのではないでしょうか。

少人数で、教授や大学教員と近い距離でゼミや研究などの活動をしたい場合は、小規模で評価の高い大学を見つけるという方法をとってもよいでしょう。

【私立大学の魅力を紹介!】おすすめの私立大学を紹介!

私立大学は全国に600校ほどあり、特徴や魅力は各大学でさまざまです。

難易度や就職力、有名な大学かという点は大学選びの際に大事なポイントになるでしょう。

理系学部がある大学のなかで、知名度や就職力、研究力などが高い私立大学を知りたいという人に向けて、おすすめの大学を絞って紹介します。

東京にある大学を中心に、偏差値帯別で各大学の特徴などについて解説していきますので、理系の大学を考えている人は参考にしてみてください。

偏差値65~

偏差値65以上という国内でもっとも難易度の高い大学といえば、地域や年代問わず、誰でも知っている東大、京大、早稲田、慶応の4大学です。

そのなかでも早稲田大学と慶応義塾大学は私立大学で、知名度はトップです。

特徴としては、早稲田大学は、箱根駅伝をはじめとしたスポーツなどでも活動の場が多く提供されています。

そのため、勉強以外のことにも挑戦できる環境があります。

慶応義塾大学は、理工学部または医学部があり、なかでも医学部は国内トップの学部で有名です。

三田会というOBやOGとのネットワークが強く、就職力もトップを誇ります。

偏差値60~

偏差値60~の私立大学では、東京理科大学、上智大学、明治大学、同志社大学、豊田工業大学が理系大学としておすすめです。

東京理科大学は、理系総合大学で、多くの学生が在籍しています。

早慶に続く難関大学として知名度があり、国内トップクラスの研究力で就職にも強いです。

上智大学は、「早慶上智」といわれるように難関大ですが、文系大学なので研究力はいまひとつかもしれません。

スポーツでも目立たないため、全国的な知名度は弱いです。

MARCHのなかでも理系力が高い明治大学は有名人が多く、知名度も高いです。

豊田工業大学は、愛知県外での知名度は低いですが、理系力があり、就職に関してはトヨタ系の枠があるのも特徴といえます。

同志社大学は、医生命分野に力を入れていて、理系力が高く、関西にある大学のなかで知名度はトップです。

偏差値55~

偏差値55~でおすすめの私大は、立命館大学、中央大学、立教大学、関西学院大学、青山学院大学、法政大学、芝浦工業大学です。

立命館大学は、早慶、理科大に次ぐ高い研究力があり、同志社に並ぶ知名度の高さといえます。

中央大学はMARCHの大学で、研究力は明治大学に次ぐ高さで、就職にも強いです。

立教大学の知名度は、MARCHのなかではやや落ちます。

しかし、宇宙物理学や生物学などといった理系力の高さで就職率もよいです。

関西学院大学は、化学系に強い大学です。

関西では関学として知名度はありますが、関西圏外での知名度は低いかもしれません。

青山学院大学と法政大学は、箱根駅伝で知名度はありますが理系力は目立っていません。

芝浦工業大学は建築学に強く、現場系の就職力が高いです。

偏差値50~

偏差値50~で理系を目指す人におすすめの大学は、日本大学、東京都市大学、成蹊大学、東京電機大学です。

日本大学は、国内で一番の学生数を誇っています。

また、土木と建築の研究力はトップ、建築業の就職力も高いです。

東京都市大学は、四工大の1つで、原子力を学べる学科があり、理系力は強いです。

東急系大学なので東急グループへの就職に強いなど、就職力もあります。

成蹊大学は、三菱グループとの結びつきがあるため、三菱系の就職に強いことで知られています。

加えて、少人数授業が特徴です。

東京電機大学の知名度は低いですが、情報セキュリティ分野など研究力があります。

偏差値45~

 

偏差値45~になると知名度は低くなりますが、理系の強さがある私大はあります。

おすすめの私大は、工学院大学、北里大学、名城大学です。

工学院大学は、建築学部があり、建築学は大学の伝統でもあるため強い研究力があります。

北里大学は生命科学系があり、研究力は国内上位です。

名城大学は名古屋市にあり、東海エリアに人気の大学です。

ロボティクスやナノ材料の研究に力を入れているなど理系力が高く、トヨタ系の就職に強いのが特徴といえます。

まとめ

今回は、私立大学の魅力について解説しました。

私立大学と国公立大学のどちらを選ぶか迷う高校生は多いかと思います。

国公立と私立では、学費や学生数といったことが大きな違いです。

それぞれメリットとデメリットがあるので、志望校を考えるときは大学についてよく理解しておくことが大切です。

私立大学でも研究力などレベルの高い大学や、知名度が高く就職力のある大学などさまざまですので、自分の目指しているものに合った大学選びをするようにしましょう。

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