エンジニアになるための正しい学習方法とは?未経験からエンジニアになる方法を紹介!

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はじめに

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これから就活を始める学生のなかには、「エンジニア」という職業に興味をもっている方も多いことでしょう。

エンジニアはその将来性の高さや、スキルアップによって自由に成長できる面でも、魅力がある仕事です。

しかし、大学の授業で学んだプログラミング知識しかないまま就活を始めてよいのか、悩んでしまうケースもあるかもしれません。

そこで今回は未経験からエンジニアを目指す方のために、エンジニアに必要な知識の習得方法や、就活を有利に進めるための資格について紹介します。

エンジニアの働き方の実態とは?

エンジニアの仕事内容に魅力を感じていても、職業として長く続けていくためには、年収や需要といった将来的な安定性もチェックしなくてはなりません。

こうした部分を軽視して就活を始めてしまうと、仕事を続けていくことは困難になり、早期離職を招くこともあるのです。

ここではエンジニアの働き方の実態として、具体的な年収や、この先の需要について詳しく紹介します。

また、就業後に必要となる技術についてもあわせてチェックして、エンジニアとして就業したあとの自分をイメージしてみましょう。

年収はどれくらい?

エンジニアの平均年収は、おおよそ542万円です。

これは正社員全体の平均年収から見ると、100万円以上高い金額となっています。

なぜ、エンジニアの平均年収が高くなるのでしょうか。

主な理由として、業務内容に深い専門性が必要となることや、慢性的な人材の不足といった点があげられるでしょう。

エンジニア職で気になる新卒1~3年目の年収は、300~400万円程度が平均的な金額です。

またその先の年収は、経験値やスキル、資格によっても大きく変わってくるため、キャリアデザインを考えることが大切になります。

プロジェクトを統括するプロジェクトマネージャーや、企業の課題解決の専門家であるITコンサルタントといった、責任と専門性の高いポストに就けば、年収は1,000万円を超えることもあります。

需要が増加している!

就活で自分の進む道を決める際に、その仕事に対して将来的な需要が見込めるかどうかは、仕事選びを左右する大切なポイントです。

現在の需要が少ないのはもちろん、長い目で見て需要が見込めなければ、安定した収入が得られず生活は破綻してしまいます。

その点において、エンジニアの需要は増加を続けています。

安定性の面で心配はないといえるでしょう。

こうしたエンジニアの需要増加の要因として、日本における人口の減少や高齢化の加速といった全体的な働き手不足に加えて、IT社会における慢性的な人材不足があげられます。

そのため、未経験であっても積極的に採用をおこなう企業も多いのです。

したがって、エンジニアを目指す就活生にとっては、希望の職に就けるチャンスが多い状況だといえるでしょう。

大学で学んだプログラミングだけでは技術が足りないこともある

エンジニアの仕事は未経験の新卒でもチャレンジしやすいです。

ただ、大学の授業で学んだプログラミングだけでは技術が足りず、就活中や就業後に苦労するかもしれません。

理系学部では、授業でプログラミングを学ぶことも多いですが、その内容は基礎のみに留まっています。

したがって、企業が求めるレベルに達していないケースもあります。

限られた時間で専門性の高い技術を学ぶには限界があるため、エンジニア希望の学生はその先のプラスアルファの技術を自分で習得する必要があるでしょう。

新卒のエンジニアに求められるものはそれほど高いレベルのものではありませんが、実践的な技術を磨いておいて損はありません。

就活の選考において、こうした技術力は必須でないケースがほとんどです。

それでも自ら興味をもってスキルを習得したという意欲は、選考でプラスになるでしょう。

エンジニアになるまでの学習方法とは?

大学の授業で初歩的な知識や技術を学んだ学生は、エンジニアになるため、やるべきことがいくつかあります。

まず、内定を得るためだけの動機ではなく、就業後のキャリアデザインも念頭に置いた動機を明確にしなくてはなりません。

つぎに、今までに習得した知識をもとに、さらにスキルを高める努力も必要です。

こうした勉強は、長期にわたってじっくり取り組まなければなりません。

そのためには、早めのプランニングが大切です。

無理のない計画を立てて、エンジニアとしての就業を目指しましょう。

自分がエンジニアになる理由を明確にする

すぐにでも高いスキルの習得に着手したいところかもしれません。

しかし、エンジニア志望で就活を進めるならば、まずはエンジニアになる動機をはっきりとさせておきましょう。

これは単に、就活のエントリーシートへ書くために必要なものではありません。

エンジニアになる動機を明確にすることで、自分がどのようなシステムを構築したいのかといった、エンジニアとしての軸が定まるのです。

この軸や方向性が定まらないまま、手当たりしだいに勉強を始めてしまうと、自分にとって本当に必要なスキルが何かわからず、就業後に使えないスキルばかりが増えてしまいます。

基礎を身につける

動機を明確にして自分の進むべき方向性が定まったら、自分が作りたいシステムに必要となるプログラミング言語を選びましょう。

身につけておきたい言語は、システムが使われる環境によって異なります。

業界研究や企業研究として、自分が就業を希望する分野で使われる言語について、十分に情報収集をしてください。

プログラミング言語の学習は、書籍や学習サイトをうまく活用しましょう。

また言語の学習だけでなく、エンジニアのさまざまな職種についての知識を学び、システム全体の仕組みについて学ぶのも有効です。

書籍で学習する

時間や場所を選ばずに取り組めるのが、市販の書籍を使った学習方法です。

自分で本を購入して、基礎知識を身につけましょう。

プログラミング未経験の文系学生などであれば、まずは、IT業界やエンジニアについて解説しているものがおすすめです。

基礎を学び直したい理系学生ならば、実践的なコードの書き方を詳しく解説したものがよいでしょう。

さらに深く学びたいならば、特定の言語に特化した技術書もおすすめです。

最初から難しい書籍を買うと途中で挫折してしまいます。

自分の現在のレベルと習得したい技術を考えながら、徐々にステップアップしていきましょう。

学習サイトを利用する

専門的な書籍を読むのが苦手な方や、楽しみながら勉強を進めたい方には、初・中級者向けのプログラミングの学習サイトがおすすめです。

なかでも、はじめてプログラミングに触れる初級者におすすめなのが「Progate」です。

このProgateは、書籍よりも直感的でありながら、動画よりもじっくり学べるスライド学習が特徴といえます。

また、中級者におすすめなのが、「ドットインストール」です。

このドットインストールは、すべてのレッスンが3分以内の動画形式になっていて、気軽に始められるのが特徴です。

自分でシステムを作ってみる

書籍や学習サイトで基礎が身についたと感じたら、その知識を使って実際にシステム作りに挑戦してみましょう。

就業を視野に入れた場合、基礎知識の習得で満足せずに、実践的な技術力を磨くことが大切です。

自分で実際にシステムを作れるサイトの利用をすれば、書籍や動画といったインプット型の学習では習得が難しい、アウトプット型の体験ができます。

ゼロからシステムを作り上げるのはハードルが高いです。

しかし、自分が学んだ言語を使って簡単なプログラムを書けば、学習成果を感じながら自信をもって実践経験を積めるでしょう。

システム作りにおすすめのサイトを紹介

基礎学習でおすすめのProgateやドットインストールでも、システム作りの具体的なプロセスを学べます。

より実践的なトレーニングを求めているなら「Techpit」がおすすめです。

Techpitは、実践能力を磨くのに最適なプログラミング学習教材として、大きな人気を集めています。

しかもここで販売されているのは、現役のエンジニアが作った教材です。

そのため、Techpitでは、プログラミング技術を学ぶだけでなく、環境構築の方法やサービスリリースまでの流れといった実務に近い部分を知ることもできます。

未経験からでもエンジニアになれる?

未経験者を対象に含めてエンジニアを募集している企業は多いです。

そのため、未経験からでもエンジニアになることは可能です。

しかし、よりよい条件で就業を希望するならば、未経験のまま就活をスタートするのはおすすめできません。

人気のある魅力的な企業でエンジニアとして働きたいならば、募集してくる就活生のレベルはおのずと高くなります。

ほかの就活生と差別化をはかるためには、事前にプログラミングなどの専門的な学習をしておくことが不可欠です。

また、条件を選ばなければ未経験からでもエンジニアになるのは比較的簡単ですが、エンジニアとして仕事を続けていくためには、ある程度のプログラミング経験が必要です。

エンジニアの実際の仕事を理解しないまま就職してしまうと、イメージとは違う実際の仕事にミスマッチを感じ、最悪の場合は離職という結果になります。

未経験者がエンジニアになる前にやるべきこととは?

就活前にステップアップしたい未経験者ならば、やるべきことを計画的に進めましょう。

プログラムのスキルだけでは、エンジニアとして採用されるのに不十分です。

採用の過程では、基礎知識はもちろん、専門用語の理解や関連資格の取得といった部分で、ライバルに差をつけましょう。

エントリーシートや面接の際にスムーズにこうした専門知識や専門用語が出てくれば、知識が身についていることをアピールできて、採用担当者の目に留まりやすくなります。

また、エンジニアに必要とされる資格を持っていれば、即戦力候補として希望する職種に近づけるかもしれません。

基礎を身につけておく

エンジニアに必要とされる基礎とは、IT業界やエンジニアという職業についての基礎知識や、実践的なプログラミングの基礎的技術力のことです。

まずは、自分の今のレベルを把握するとことから始めてみましょう。

しっかりと基礎を押さえておけば、エンジニアとしての一歩を安心して踏み出せます。

学習はレベルに応じてわかりやすい教材を使用するのが大切です。

詳しくわかりやすい解説の載っている書籍ならば、未経験でも挑戦しやすいでしょう。

また、Progateやドットインストールといった、初・中級者向けの学習サイトを利用して、楽しみながら基礎学習をするのもおすすめです。

どちらもスマホから気軽にアクセスでき、無料プログラムも多く用意されていますので、すきま時間の学習にも最適です。

専門用語を学習しておく

エンジニアとして働き始めると、大学生活では聞いたことのない専門用語がたくさん出てきます。

職場によっては、新入社員向けの研修資料の1つとして、用語集を整備しているところもあります。

しかし、ほとんどの職場では、仕事をしながら覚えていくことになるでしょう。

状況によっては、知らない単語の意味をすぐに質問できない可能性もあります。

そのため、あらかじめある程度の知識を学んでおくのがおすすめです。

「リスケ」「アジェンダ」「ブレスト」といったものは、一般的なビジネスに使われますが、特にIT系の職場で使われる傾向が高いでしょう。

エンジニアの職種によって使われる専門用語もさまざまです。

「デバッグ」「リリース(ローンチ)」「要件定義」といった、エンジニアがかかわるサービス全般に共通する用語もあります。

学習中に知らない単語が出てきたら、その都度しっかりと調べておくとよいでしょう。

資格を取っておく

基礎知識や専門用語の学習だけでなく、エンジニアの仕事に関連する資格を取っておくのもおすすめです。

自己学習の習得度は目に見えません。

しかし資格を取れば、スキルの高さは一目でわかるため、就活でも有利になります。

未経験の新卒ならば、比較的取得しやすい「ITパスポート」から始めるとよいでしょう。

ITパスポートは、もっとも基礎的なIT系の資格で、「情報処理技術者試験」と呼ばれる国家資格です。

エンジニアだけでなく、一般の企業のデジタルリテラシー向上にも、広く取り入れられています。

また、エンジニアに必須とされているのが、「基本情報技術者試験(FE)」です。

これは、中級者向けの知識を網羅した試験で、新卒エンジニアとして最低限必要な資格とされています。

まとめ

あまり知識のない未経験からでも、エンジニアとして就職することは、十分に可能です。

しかし、仕事に対する熱意や動機といった基本的な部分以外に、実践的なスキルがなければきびしいことを覚悟しておく必要があります。

未経験であっても、レベルに合わせた書籍や学習サイトを利用すれば、エンジニアに必要とされるスキルの習得は可能です。

また、専門用語や資格を身につければ、希望する企業にとって魅力ある人材となれるはずです。

今から、正しい学習方法とやるべきことをチェックして、有利に就活を進めましょう。

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