メガバンクのWebテストの種類は?対策・注意点を科目別に解説

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はじめに

「メガバンクのWebテストは何種類あるの?」 「メガバンクのWebテストの対策や注意点は?」 このように、メガバンクのWebテストを受けようと考えている人には、たくさんの疑問や不安があるのではないでしょうか。

本記事では、メガバンクのWebテストの種類と科目と、種類ごとの対策と注意点を紹介しています。また、Webテスト以外の本選考フローについても併せて紹介しています。

この記事を読むことで、メガバンクのWebテストに関する知識を得られます。種類ごとの対策や注意点も把握できるため、Webテストを受ける前に入念な準備ができるでしょう。

メガバンクのWebテストを受けようと考えている人は、ぜひチェックしてみてください。

Webテストの種類を知り対策を立てることの重要性

就職活動では、事前にWebテストの種類を把握し、それぞれの対策を立てることが非常に重要です。Webテストは、企業によって採用している形式や種類が異なります。また、難易度が高いものも多く、対策しなければ解けないような問題が出題されることもあるでしょう。

同じ業界内でも採用している形式や種類が違うこともあるため、複数のWebテストを対策することが求められます。複数の業界を志望している場合は、特に事前に対策をとる必要があるでしょう。

メガバンクのWebテストの種類

ここでは、メガバンクのWebテストの種類と、それぞれの対策や注意点を紹介します。また、Webテストは科目で分けられるため、そちらも併せて紹介します。それぞれの対策と注意点を把握することで、事前の勉強をスムーズに進めることが可能です。

ここで紹介していることを参考に、対策するWebテストの優先順位を考えるようにしましょう。優先順位をつけて対策することで、限られた時間の中で効率的に準備を進められます。

企業名 テスト名
三菱UFJ銀行 総合職:TG-WEB、TAL/アソシエイト職:SPI、TAL/基幹職:玉手箱
三井住友銀行 SPI、玉手箱
みずほファイナンシャルグループ 玉手箱、TAL

Webテストの科目分け

Webテストは、言語、計数、英語、性格診断の4科目に分類できます。科目によって問題の内容が異なるため、それぞれの対策が求められるでしょう。Webテストの種類と出題されやすい科目は、企業によって異なります。そのため、過去の傾向を分析することが大切です。

また、科目ごとの出題形式にはパターンがあるため、事前に対策すれば正解率は上がるでしょう。Webテストを受ける人は、参考にしてみてください。

  • 言語
  • 計数
  • 英語
  • 性格診断

【言語】玉手箱の対策・注意点

言語の玉手箱で答えがわからないときは、「正しいとも間違っているとも言えない」を選択し、次に進みましょう。制限時間が短いため、一つの設問にこだわっていると解ける設問まで不正解になってしまいます。

わからない問題はひとまず飛ばし、時間に余裕があれば再度解くようにしてください。すべての設問に回答することで、高得点につながりやすくなるでしょう。

【言語】TG−Webの対策・注意点

言語のTG-Webは、接続詞に着目して解くようにしましょう。内容が理解できなくても、接続詞を見ればおおよその話の流れを把握できます。文章の流れに沿って選択肢を選ぶことで、正解に近づくことが可能です。

ただ、受験者の地頭が試される問題で、テクニックだけでは正解を導きづらいでしょう。大学受験で出題される現代文の問題に近い形式のため、苦手な人はセンター試験の問題集などで対策するのがおすすめです。

【計数パターン1】玉手箱の対策・注意点

パターン1は、表から情報を読み取る計数問題です。このパターンの玉手箱は問題数が多いため、集中力が切れる前にどんどん設問を解いていきましょう。設問あたりにかける時間の目安を事前に設定しておくのも効果的です。

計数の玉手箱は、電卓を使えば正確な数字を出せます。ただ、時間短縮をしたいなら、暗算で正解候補を絞って答えを選択していくと、回答スピードを上げられるでしょう。

【計数パターン2】玉手箱の対策・注意点

パターン2は、表の空欄を推測する計数問題です。このパターンの玉手箱は、空欄と他の数字の法則性を見つけ出せるかどうかが鍵になります。この形式の問題は、空欄に当てはまる数値と答えが完全一致しないこともあるため、注意が必要です。

同形式のWebテストを受験して相関のパターンを知っておくと、法則性を見つけやすくなります。見たことがない相関パターンが出題された場合は、設問を飛ばしてわかる問題から解くようにしましょう。

【計数】TG−Webの対策・注意点

計数のTG-Webは、従来型と新型で出題形式が変わるため、それぞれ対策することが大切です。従来型では、図形とパズルの問題が4問、推論形式の問題が5問で構成されています。国家公務員試験第一種の試験問題と似ているため、その問題集を使って勉強しましょう。

新型では、図形の読み取り問題が6問、四則演算の問題が30問で構成されています。玉手箱の四則演算や表読み取りの問題と似た出題形式のため、玉手箱の問題集を使って勉強しましょう。新型は問題数が多いため、解くスピードが大切になります。

【英語】玉手箱の対策・注意点

英語の玉手箱は、みずほファイナンシャルグループのWebテストで出題されやすいでしょう。他の2つのメガバンクでは、採用されることが少ないです。英語の玉手箱は、論理的読解が求められるGAB形式と、長文読解が求められるIMAGES形式の2種類あります。

どちらの場合でも、問題数が多いため素早く解くことが求められます。形式は大学入試における長文読解の設問と似ているため、それらの問題集で対策が可能です。

【英語】TG−Webの対策・注意点

英語のTG-Webは、じっくりと時間をかけて設問に取り組みましょう。長文1つに対して設問が5つという問題形式のため、時間に余裕があります。わからないときは別の設問を解くのがおすすめです。読解問題のため、周辺の文章からヒントが見つかることがあります。

ちなみに、TG-webには長文の種類が4つ程度しかありません。他社のWebテストと内容が被ることもあるため、初見の問題には時間をかけておくと次に活かせます。

【性格検査】の対策・注意点

性格診断は、自分の思うままに選択すれば問題ありません。受験者の人柄や仕事への向き合い方を調べる検査のため、素直な気持ちで回答することが大切です。

ただ、あまりに一貫性がない回答をしたり、明らかに選ばない方が好ましい回答を選んだりするのは避けるようにしてください。可能性は低いですが、合否に影響が出ることもあるでしょう。

Webテスト以外の本選考フロー

ここでは、メガバンクで行われるWebテスト以外の本選考フローを紹介します。Webテスト以外の本選考の流れは、大まかに個人面談、エントリーシート、面接に分けられるでしょう。それぞれの特徴を把握して、事前に対策と準備をすることが大切です。

個人面談(キャリアフロー)

個人面談(キャリアフロー)は、エントリーシートやWebテストを提出する前に行う面談です。志望者のキャリアについて話すための場という名目で設けられていますが、これも本選考の一部だと考えていいでしょう。

面談の内容は、志望者が逆質問するというものです。採用担当者は、業界や企業への理解度や志望度をチェックしています。インターネットですぐにわかる質問や、目的が漠然としている質問はしないようにしましょう。

エントリーシート

エントリーシートでは、主に学生時代に力を入れたことと、志望理由が聞かれるでしょう。学生時代に力を入れていたことは、入社後にどのような仕事ぶりを発揮するのかアピールするところです。同僚との協働や顧客とのコミュニケーションが取れるかどうかチェックされています。

志望動機では、業界や会社を選んだ理由をアピールします。自分のキャリアプランを交えて、他の業界や企業ではなぜダメなのか、明確な理由を伝えるようにしましょう。

一次面接

一次面接は、人事と志望者がコミュニケーションを取ることが目的です。おおよその所要時間は、40分程度になります。比較的フランクな雰囲気で行われることが多いです。

志望理由や学生時代に力を入れたことなど、エントリーシートに書いてある内容から質問されるでしょう。どの質問に対しても明確な回答ができるように、エントリーシートの内容を深掘りしておくことが大切です。

二次面接

二次面接は、一次面接の内容をより深掘りした内容が聞かれるでしょう。おおよその所要時間は、40分程度です。二次面接になると、他社の選考状況が聞かれることもあります。志望理由や学生時代に力を入れたことなど、オーソドックスな質問がされるでしょう。

二次面接に臨むときは、一次面接の内容を振り返り、内容をブラッシュアップしておくことが大切です。一次面接のときに聞かれた内容を踏まえて、さらに深掘りをしましょう。

最終面接

最終面接は、最終決定権を持つ社員との面接になるでしょう。最終面接でも、基本的に聞かれるのはエントリーシートに沿った内容です。最終面接での応答で自分を認めてもらえれば、内定に近づきます。

アピールできる最後の機会のため、明確な志望動機を述べて熱意を伝えることが大切です。また、他社の選考状況や、改めて入社する意思も聞かれるでしょう。

メガバンクのWebテストの種類を知って対策を立てよう

メガバンクのWebテストには、いくつかの種類があります。採用しているWebテストは企業ごとに違うため、志望している企業に合わせて対策を立てることが大切です。Webテストには傾向があるため、事前に準備すればそれだけ有利に就職活動を進められるでしょう。

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