玉手箱の性格検査で落ちるの?性格検査で落ちる理由とポイントを徹底解説!

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はじめに

就活の中では、面接や学力試験を始めとして、多くの試される機会があります。

その中の1つに性格検査があります。

性格検査の結果次第で、選考に落ちる事もあるのでしょうか?

本記事では、就活で採用される事の多い玉手箱の性格検査を解説します。

性格検査で落ちる理由やポイントを徹底解説しますので、ぜひ参考にしてください。

【玉手箱の性格検査】玉手箱とは

玉手箱とは、日本エス・エイチ・エルが提供している適性検査の事を指しています。

企業は入社試験の一貫でさまざまな試験を課しますが、その中の適性試験に採用される事が多いのが玉手箱です。

国内で多く採用されている適性試験の中でも、「SPI」に次いでシェア率が二番目に高い事も特徴の1つであり、専用の対策本なども多く出版されています。

玉手箱とSPIの違い

玉手箱とSPIはどちらも就活の選考に利用される適性試験という特徴がありますが、その内容は大きく違います。

SPIは比較的難易度が低く、中学や高校レベルの問題が出題される基礎学力を問われる問題が中心です。

一方で、玉手箱は出題内容や組み合わせを企業によってアレンジができるため、対策は非常にしづらく、論理的思考力を問う内容で難易度は高いといわれています。

また、玉手箱は制限時間に対しての問題数も多く、スピードの要求される試験としても有名です。

【玉手箱の性格検査】玉手箱の性格検査とは

玉手箱の性格検査には2つの問題があります。

「性格」と「意欲」の2つに分かれており、就活生の素質が自社の社風や職種に合致しているかの判断に役立つ検査です。

以下で2つの検査について、詳しく解説します。

検査の内容や目的、出題形式などを理解する事で、スムーズな対応が可能になりますので、まずは検査の内容を理解しましょう。

性格問題

性格問題では、自分の傾向や人との付き合い方などについて最も近いものを選択していく問題であり、自身のパーソナリティに焦点を当てて、組織との適合性を評価します。

問題は本格版で68問で20分、簡易版では30問用意されており、時間の設定はないため特に急ぐ必要はないでしょう。

出題形式は1問ごとに4つの質問文があり、最も近いと思うものを1つ選びます。

同様に、最も重視しないものも、4つの内から1つ選ぶ方法で進めていきます。

内容としては、パーソナリティに焦点を当てている事もあるため、自分の傾向や他人との付き合い方についてを聞かれる問題が多い傾向です。

あまり深く考えすぎずに自身の正直な部分を答えると良いでしょう。

意欲問題

意欲問題では、仕事の環境に関する問題が多く出題される傾向です。

働く環境や仕事に対しての理想像を聞かれ、応募者が仕事に対してどの程度の情熱や関心を持っているかを評価するための質問です。

問題は本格版で36問15分、簡易版では24問または、36問用意されており、性格問題同様に時間の設定はありません。

出題形式も性格問題と同じように、1問ごとに4つの質問文があり、最も近いものと最も重視していないものを選ぶ方式です。

内容は仕事への意欲を確認するために、仕事や職場での場面設定での質問が多い傾向です。

こちらも、深く考えすぎたり難しく考えることなく、自身の正直な気持ちで答えるのが良いでしょう。

【玉手箱の性格検査】性格検査を行う理由

企業が就活の中で、これらの性格検査を行うには理由があります。

どのような点を見ているかや、何を判断しているかを知ることで、性格検査に対しての対策も見えてくるでしょう。

企業が適性検査を実施するための理由の中でも、代表的なものを紹介します。

まずは、これらの理由をしっかりと押さえておく必要があります。

判断材料を増やすため

企業が人材を選考する際、判断材料となる情報は多ければ多いほど良いと考えています。

実際にエントリーシートや履歴書に書いている内容だけでは、学生の本質的な部分まで迫る事は難しいでしょう。

表面的なエピソードだけではなく、内面に迫り客観的に判断したいと考えています。

そのためには、性格検査の結果も重要な情報であり、多面的でより正確な判断を行うために役立ちます。

また、性格検査などの複数の情報を用いて合格の可否を判断する事で、より適切な候補者の選択が可能になるため、採用ミスを防ぐ効果もあります。

多くの情報を集めて、判断材料を増やす事で、より正確な選考を行い企業にあった適性な人材を選ぶ事に役立っています。

自社との相性を見極めるため

働く人材と働く会社の相性は非常に大切です。

会社は人の集まりで構成されているため、それぞれの会社で社風や、会社の雰囲気は異なります。

相性のあわない人材を採用すると、早期退社の恐れが高まるため、会社にとっても学生にとっても不幸な出来事になるでしょう。

これらを事前に予防するために、性格検査は役立ちます。

検査を実施する事で、ある程度の人物像が見えてきますので、自社にあった人材であるかの見極めに役立っています。

また、大手企業であるほど、志望者は多くなりますので全員と会って面談する余裕がありません。

性格検査の結果を基にして、相性を見極めて、活躍が見込める人材であるかの選別を行う事にも使用されています。

【玉手箱の性格検査】性格検査で落ちる?

玉手箱の性格検査の結果次第で、選考に落ちる事もあるのでしょうか?

結果的には、十分に考えられます。

ただし、性格が直接的な原因として落ちる事は考えにくく、何らかの影響があるために落ちるといったケースが考えられます。

具体的にどのような場合に落ちる可能性があるか、いくつかのケースを紹介しますので、これらの内容には十分に気を付けてください。

極端な回答

極端な回答を続けると、結果が一般的な傾向からかけ離れたものになるため、信頼性に疑問を生じる事になるでしょう。

回答の内容によっては、1人で何もできない人物ではとの疑問が生じますし、ストレス耐性が低い人材では?との疑念を持たれ、ネガティブな印象を与える可能性があります。

また、極端な回答は社会的に望ましくないと判断される傾向を示す場合があります。

企業は、組織の中で円滑に業務を行い、会社に貢献できる人材を採用したいと考えていますので、このような結果が出た人材を積極的に採用する事はありません。

このため、性格検査を受ける際には、偏った極端な回答にならないように注意する必要があります。

一貫性のない回答

同じような質問に対して、極端な回答で真逆の答えを選んでいる場合、人柄をつかむ事ができず、回答に嘘があるのではと疑われる事があります。

また、このような一貫性のない回答は、応募者が自分自身を理解していなかったり、自分の価値観やスキルを適切に表現できない人材であると判断される可能性があり、何れの場合も評価としては、マイナスの評価対象です。

それだけではなく、合格するためにそれっぽく回答しており、本質ではないと判断される事もあり、このような判断をされた場合には最悪、不合格になる事も考えられるでしょう。

一貫性のない回答を行うと、さまざまな評価全てがマイナスの評価です。

回答を行う際には、この点への十分な注意が必要です。

求める人物像とあっていない

診断によって導き出された人物像が、企業の求める人材と合致していない可能性もあります。

この場合は、どれだけ優秀で素敵な人材であっても、選考を通過する事は難しくなるでしょう。

企業は優秀な人材を求めて選考しているのはもちろんなのですが、採用のために求める人物像があります。

会社の状況や年度によって、それらが異なる可能性はありますが、必ず基準を持って採用活動を行っており、基準から逸脱する人材については例え優秀であっても採用を見合わせる可能性が高くなります。

このため、まずは自身にあった企業を選択する事が重要です。

あっていない会社に対し、無理にあわせにいくと回答での一貫性が失われる可能性がありますし、もし入社できても後々に苦労をする事になってしまいます。

【玉手箱の性格検査】回答のポイント

性格診断の回答で落ちるケースは理解できたと思います。

では、具体的にはどのような回答を行うのが良いのでしょうか。

回答のポイントを理解する事で、検査を行う際にもコツが分かると思います。

どのような回答を心がけて行うべきかを、いくつかの具体例で紹介します。

以下の内容を参考にしながら、回答を行っていきましょう。

素直に回答する

一番は素直に思ったように回答する事です。

評価を得るために回答を変えたり、良く見せようとすると逆に失敗してしまう可能性の方が高まり、結果的に評価を落とす逆効果になりかねません。

問題の中には、ライスケールも含まれているため、辻褄のあわない内容であったり、嘘の内容は見破られる可能性が非常に高いと考えておいた方が良いです。

基本的には、背伸びをせずにありのままの回答を心がけ、素の自分を評価してもらうことを心がけましょう。

あまりに誇張した回答が多いと、そのせいで人間性を疑われる事になり不合格になる可能性もあります。

小手先のテクニックで何とかしようと考えずに、問いに対して思った自身の考えを反映させる事が一番です。

求める人物像を理解する

前述しましたが、どんなに優秀な人材であっても会社の求める人物像とあっていなければ、採用される事は難しいでしょう。

このため、会社が求めている人物像を理解した上で、志望先の企業を考えて志望する事は非常に重要です。

会社が求めている人物像を知るためには、企業のHPで確認したり、インターンシップに参加したり、OB訪問を行うなどさまざまな方法があります。

これらの会社が求める人物像をしっかりと認識した上で、エントリーする方が選考の通過率も高くなります。

自分が会社にあっているかどうかを判断し、あっている会社を受けていれば自信を持って自分らしく回答を行い、選考を通過する事ができるでしょう。

まずは、企業が求める人物像を把握するところから始めましょう。

自己分析を行う

最後のポイントは自己分析を行う事です。

自己分析は自己理解を深め、自身がどういった人物であるかを知るために有効な手段です。

また、今までには気づかなかった自分を知ることができたり、思っていた自分とは違った人物である事が知れたりと、今まで分からなかった自分自身に気づく事ができます。

自己分析を行い、自分自身をしっかりと理解する事ができれば、性格検査での回答にも自信を持って答える事ができるでしょう。

自己理解を深めて、自分自身にあっている会社を見極める事も重要です。

日頃の自分の考えとは違った部分が見えるため、方向性を決める事にも役立ちます。

自己分析で自分への理解を深め、性格検査にも自信を持って臨みましょう。

まとめ

玉手箱の性格検査について解説しました。

性格検査では、結果の内容次第では、選考から落ちてしまう可能性もある事が理解できたでしょうか?

性格検査を受ける際には、スピードは必要ありません。

必要な事は一貫性のある回答です。

問題に対しては正直な回答を心がけ、矛盾なく回答を行いましょう。

また、事前に自己分析を行い、自身の事を理解した上で検査に臨むことも重要です。

加えて、企業研究も行い、企業の求める人物像の理解も必要です。

大手企業になるほど、志望者が多いため面接前に振るいにかけられるケースが増えます。

企業にあわないと判断された人材については、面接前の選考で落とされるケースもありますので、性格検査といえどもしっかりと対策を行い臨む事が重要です。

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