HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
【自己PR 書き方】自己PRは何を書けば良い?
自己PRは、自分の強みやスキルを採用担当者にアピールする大切な機会です。
しかし、「何をどう書けば良いのか」と迷うことも多いでしょう。
基本的には、自分の強みを明確にし、それが企業のニーズにどう役立つかを伝えることが重要です。
また、具体的なエピソードや実績を交えて説明することで、自分の価値をより伝えやすくなります。
【自己PR 書き方】自己PRを書く前の準備
自己PRを効果的にするためには、準備が不可欠です。
事前にしっかりと自己分析や企業研究を行うことで、より自分の強みが明確にし、企業のニーズに合ったアピールが可能になります。
以下に、準備段階で意識すべき自己分析と企業研究について解説します。
自己分析
自己PRを作成する前には、まず自己分析を行うことが大切です。
自己分析によって、自分の強みや特徴を見つけ出し、それを具体的なエピソードで裏付けることができるようになります。
また、しっかりと自己分析を行うことで、採用後のミスマッチを防ぐことにも繋がります。
マインドマップや自分史を書く方法などで自身の経験や成果を整理することで、自分のスキルや特性がはっきりとし、採用担当者に伝えやすい自己PRが作りやすくなります。
企業研究
自己PRの効果を高めるためには、企業研究も欠かせません。
企業研究を行うことで、その企業が求める人材像や価値観を理解し、自分の強みとどう合致するかを考えることができます。
どんなに素晴らしいエピソードがあっても、企業の求める人物像とかけ離れていると「自社に合わない」と判断されてしまうことがあります。
企業研究を通じて、自分の強みがどのようにその企業で活かせるのかを明確にし、自己PRに反映させましょう。
ガクチカとの違い
自己PRとガクチカは似ているようで、それぞれ異なる役割があります。
自己PRは自分の人柄やスキル、強みを伝えるものですが、ガクチカは大学生活での努力や成果に焦点を当てたエピソードを中心に述べます。
また、自己PRは幼少期からの経験が含まれることもありますが、ガクチカは主に大学時代の経験に限定されます。
この違いを理解し、それぞれの特徴に合った内容を作成することが大切です。
長所との違い
自己PRと長所には明確な違いがあります。
自己PRは、主に自分の経験やスキル、具体的な成果をもとにして自分が企業にどのように貢献できるかをアピールするものです。
ここでは、過去に携わったプロジェクトや学業、アルバイトなどでの具体的な行動を交えて、自分の能力や成果を伝えることで「入社後にどのような場面で役立つのか」を明示することが求められます。
企業側もその内容から応募者の実力や職場での適応力を見極めたいと考えています。
一方、長所では応募者の性格や人柄が重視されます。
ここでは特定のスキルや知識ではなく、自分の持つ性質や普段の姿勢を表現することで、自分がどのような人物タイプかを企業に伝えます。
【自己PR 書き方】自己PRでアピールできる強み
自己PRを作成する際には、どのような強みを企業にアピールするかが重要です。
ここでは、自己PRで特にアピールしやすい「集中力」「向上心」「行動力」など、企業が評価する具体的な強みについて解説します。
各強みが企業でどのように活かされるか、また企業が期待するレベルについても詳しく説明します。
集中力
企業が求める集中力とは、1つの物事に真摯に取り組む姿勢や、長時間の作業において高いパフォーマンスを発揮する能力です。
例えば、特定の業務に対して集中して取り組むことで、高い品質の成果物を提供できることが期待されます。
自己PRでは、集中力を発揮して成功した経験や、どのようにして集中を保つ工夫をしているかを具体的に説明すると良いでしょう。
例えば、試験勉強やプロジェクトの完遂に向けて長期間集中して取り組んだエピソードを伝えると、採用担当者に強い印象を与えられます。
向上心
向上心を持つ人は、常により高い目標を掲げ、それに向けて努力を続ける力を持っています。
企業は、向上心のある人材を求めているため、この強みは自己PRのテーマに適しています。
自己PRでは、自分がどのように目標に向かって努力し続けたか、具体的であるプロセスや達成したことを述べると効果的です。
例えば、勉強を継続したり、部活動で新しい技術を習得するために努力したエピソードを交えると、向上心が強く伝わります。
行動力
行動力は、自己PRでアピールする上で非常に重要な強みです。
企業は、自ら考え、積極的に行動できる人材を求めており、行動力がある事で「仕事を確実にこなしてくれる」という安心感を与えることができます。
自己PRでは、具体的な行動を通じて成果を上げたエピソードを伝えると効果的です。
例えば、ボランティア活動を自ら企画し、実施した経験や、新しいことに積極的に挑戦したエピソードなどを通じて、行動力が採用担当者に強く印象付けられます。
分析力
分析力は、物事を分解し、その要素や原因を明らかにして、課題解決に繋げる能力です。
企業が求める分析力は、情報を整理し、論理的に解決策を導き出す力を意味します。
自己PRで分析力をアピールするには、どのような場面で分析力を発揮し、どのように成果を上げたかを具体的に述べることが効果的です。
たとえば、ゼミでデータを用いて市場調査を行い、顧客のニーズに基づいた戦略提案をした経験があれば、それを紹介するとよいでしょう。
課題解決力
課題解決力とは、問題の原因を特定し、根本的な解決策を導き出せる能力を指します。
企業が求める課題解決力を自己PRで伝えるには、失敗から学び、原因を分析して対策を講じた経験を具体的に述べると効果的です。
たとえば、学内プロジェクトで当初の計画が上手くいかなかった際、課題点を洗い出し、改善策を見つけたエピソードを紹介すると、柔軟な対応力も示すことができます。
課題解決力があることをアピールすることで、採用担当者に「入社後もチームを支えてくれる人材」という印象を与えられるでしょう。
リーダーシップ
リーダーシップは、他者をまとめ、目標に向かってチームを導く能力です。
企業が求めるリーダーシップには、ワンマンタイプのリーダーや、具体的な指示をしない放任型リーダー、意見を尊重する民主型リーダーなど、さまざまな形があります。
自己PRでリーダーシップを伝えるには、自身がチームをどのように導き、成果に繋げたかを具体的に述べると良いでしょう。
例えばチームを鼓舞し、成功へと導いたエピソードを交えると、採用担当者に「協力的で頼れるリーダー」として印象を与えられます。
コミュニケーション能力
企業が求めるコミュニケーション能力は、相手とスムーズに情報共有や意思疎通ができる力です。
コミュニケーション能力を自己PRでアピールするには、具体的な状況でどのように相手と意思疎通を図ったかを述べると効果的です。
たとえば、ゼミ活動でメンバー間の意見をまとめて企画を成功に導いた経験や、アルバイト先で顧客対応を通じて信頼を築いたエピソードを伝えると良いでしょう。
誠実性
企業が求める誠実性は、約束を守り、責任感を持って取り組む姿勢です。
誠実性を自己PRで表現するには、期日を守り、確実に成果を出すための努力を怠らない姿勢を示すと良いでしょう。
例えば、アルバイト先で締め切りを守って仕事を完遂した経験や、プロジェクトで丁寧に取り組み続けたエピソードを伝えると効果的です。
誠実性が高いことを示すことで、採用担当者に「責任感があり、信頼できる人材」という印象を与え、入社後の期待感を高められます。
相手を思いやる力
相手を思いやる力とは、周囲と協力しながら物事を進め、適切な気配りで顧客満足度を高められる能力です。
自己PRでは、チームメンバーや顧客に対して行った気遣いや、困っている人をサポートしたエピソードを盛り込むと効果的です。
たとえば、アルバイトで顧客の要望に寄り添い、サービスの質を向上させた経験を紹介すると、採用担当者に「協力的で思いやりがある」と印象付ることができます。
協調性
企業が求める協調性とは、周囲と連携しながら円滑に物事を進める能力です。
自己PRで協調性をアピールする際には、異なる意見を持つメンバーと共に目標を達成したエピソードを具体的に述べると良いでしょう。
たとえば、サークル活動でメンバー全員の意見を取り入れ、成功に導いた経験などを伝えることで、柔軟に対応しながらチームで成果を上げられる人材であるとアピールできます。
協調性を自己PRで伝えると、企業に「チームで貢献してくれそうな人材」として評価されやすくなります。
洞察力
洞察力は、状況をすぐに把握し、適切な対応をする力です。
企業が求める洞察力には、人の考えを読み取って適切な対応をする力や、直感力、過去の経験を活かして成長する力も含まれます。
自己PRで洞察力をアピールするには、実際に洞察力を活かした具体的な場面を述べると効果的です。
例えば、アルバイトで顧客のニーズをすばやく把握し、適切な対応を取った経験や、サークル活動でメンバーの様子を見てフォローに回ったエピソードを挙げると良いでしょう。
【自己PR 書き方】わかりやすく伝える構成
自己PRを効果的に伝えるには、論理的でわかりやすい構成が大切です。
PREP法(結論・理由・具体例・活かし方)を取り入れると、採用担当者に自分の強みを明確に伝えやすくなります。
この構成に沿って、自己PRを分かりやすくまとめる方法について詳しく解説します。
P(結論)強みを述べる
自己PRの冒頭では、自分の強みを端的に述べることが重要です。
最初に結論を示すことで、採用担当者があなたの自己PRの要点をすぐに理解でき、話の流れが明確になります。
例えば、「私の強みは、問題解決力です」と一言で強みを伝えることで、具体例に入る前に注目を引くことができます。
このように、結論から始めることで自己PRの構成がわかりやすくなり、採用担当者に好印象を与えやすくなります。
R(理由)強みを選んだ理由
次に、その強みを選んだ理由を述べましょう。
強みは多くの就活生がアピールする点ですので、なぜ自分がその強みを重視するのか、他の強みではなくそれを選んだ理由を伝えると差別化につながります。
たとえば、「問題解決力を鍛えることで、どんな状況でも冷静に対応できるようになりたいと考えたからです」といった理由を加えると、強みが単なる特徴ではなく、自己成長の意識から培ったものであるとアピールできます。
E(具体例)エピソード
自己PRでは、強みが発揮された具体的なエピソードを述べることが重要です。
5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を意識してエピソードを具体的に説明すると、強みがよりリアルに伝わります。
たとえば、「大学時代、ゼミのプロジェクトでチームの意見がまとまらない中、意見を整理し、目標達成に貢献しました」といった形で具体的な行動や成果を示すと、説得力が高まります
具体例をしっかり盛り込むことで、採用担当者があなたの実力をイメージしやすくなるでしょう。
P(結論)入社後に活かしたいこと
最後に、強みを入社後にどう活かしていきたいかを述べましょう。
エピソードで示した強みが企業でどのように役立つかを具体的に示すことで、採用担当者に「入社後も活躍できそうな人材だ」と感じてもらえます。
たとえば、「私の問題解決力を活かし、業務で生じる課題にも柔軟に対応し、チームの成果に貢献したいと考えています」と述べると、入社後のビジョンが明確に伝わります。
このように、入社後に活かす具体的なシーンを想定して自己PRを締めくくると、説得力がさらに増します。
【自己PR 書き方】自己PRのポイント
自己PRを効果的に伝えるためには、ただ強みを述べるだけではなく、いくつかのポイントを意識することが重要です。
具体的な内容にする、客観的な視点を入れる、再現性を示すといった要素を取り入れることで、採用担当者により強くアピールできます。
以下、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
具体的な内容にする
自己PRを伝える際、抽象的な表現を避け、具体的な内容で伝えることが大切です。
抽象的な表現は、採用担当者があなたの実力をイメージしづらくなる原因になるため、できるだけ具体的なエピソードや数字を交えて説明しましょう。
たとえば、「継続して努力する力がある」とだけ伝えるのではなく、「毎日2時間の勉強を3年間続けたことで資格を取得した」といった具体的な成果やエピソードを示すと、説得力が増します。
このように、具体性を持たせることで採用担当者との共通理解が生まれやすくなり、自己PRの印象が強くなります。
客観的な視点を入れる
自己PRをさらに信頼性のあるものにするためには、客観的な視点を取り入れることが効果的です。
例えば、周囲からの評価や第三者から感謝された経験を盛り込むことで、あなたの強みがただの自己評価ではなく、周囲にも認められていることを伝えられます。
たとえば、「プロジェクトの際、リーダーシップを評価されて周囲から信頼されました」や「アルバイト先で顧客から感謝の言葉をいただいたことがあります」といったエピソードを加えると、客観的な視点が加わり、説得力が増します。
再現性があることを伝える
自己PRで重要なのは、強みが再現性のあるものであることを示すことです。
企業は、一時的な成果や一度きりの成功よりも、継続的に発揮できる能力を重視します。
自己PRでは、過去の成功が単発ではなく、同じ成果を何度も達成できるという再現性を伝えましょう。
再現性があることを強調することで、採用担当者にとって「入社後も成果を上げてくれそう」と感じてもらえる自己PRを作りやすくなります。
【自己PR 書き方】エピソード別例文
ここからはエピソード別の自己PRの例文を紹介していきます。
アルバイトや学業、サークルなど身近な経験をベースにたものばかりなので、参考にしてみてください。
アルバイト|課題解決力
私の強みは、根本的な課題を発見し、改善に取り組む課題解決力です。
高校時代からカフェで4年間アルバイトを続ける中で、この力を磨いてきました。
私がシフト管理を任されるようになった際、連携不足が原因でシフト調整がうまく回らない課題に直面しました。
そこで、問題の原因を明らかにするため、メンバーの希望や不満点を詳細にヒアリングし、勤務スケジュールの調整が必要だと判断しました。
また、情報共有のためのコミュニケーション不足も問題と捉え、全員が気軽に意見交換できるよう、月に一度のミーティングを設けることにしました。
この改善により、シフト管理がスムーズになり、メンバーからも感謝されるようになりました。
結果として、店舗全体の効率が向上し、売上アップにも貢献できました。
今後は、こうした課題解決力を活かし、御社でも問題の原因を深く掘り下げ、目標達成のために貢献していきたいと考えています。
アルバイト|コミュニケーション能力
私の強みは、スムーズな意思疎通を図り、チーム内の連携を促進するコミュニケーション能力です。
飲食店でのアルバイト経験を通じて、コミュニケーションの重要性を深く実感しました。
特に、接客賞全国1位を獲得した経験は、私の成長を大きく支えました。
私はまず、チームの一体感を高めるため、全員が自由に情報交換できるように社内チャットツールを導入しました。
さらに、新人研修の際には、研修生の不安を取り除くため、定期的に話を聞き、悩みを一緒に解決していく姿勢を示しました。
また、アルバイト全員に「働きやすい環境」を提供するため、リーダーシップを発揮し、積極的に意見交換の場を設けました。
結果、メンバー同士の信頼関係が強まり、接客賞1位という成果に繋がりました。
御社では、このコミュニケーション力を活かし、同僚や顧客との連携を円滑にし、組織全体のパフォーマンス向上に貢献したいと考えています。
学業|集中力
私の強みは、長時間集中して質の高い成果を追求できる集中力です。
大学での学業では、成績の約7割を「S」評価で取得しました。
私は日々の学習において、進行状況や理解度を測定し、数字で見える化することにこだわりました。
特に課題に取り組む際には、理解を深めるため、関連する書籍やインターネットでの追加調査を行うことも習慣にしました。
これにより、一度学んだ内容を定着させるだけでなく、知識の幅を広げ、応用力も向上しました。
また、締め切りに追われることなく、余裕を持って課題を完了させるための時間管理も徹底し、毎回の課題提出においても高評価を得ました。
この集中力と自己管理力を活かし、御社の業務でも精度の高い成果物を提供し、チームや顧客に安心感を与えられる人材として貢献したいと考えています。
資格|分析力
私の強みは、データを基に問題の原因を分析し、効果的な解決策を見出す分析力です。
大学在学中、TOEICスコアを400点から800点まで向上させるため、自分に最も合う学習方法を徹底的に分析しました。
まず、TOEICでのスコア配分を調べ、リーディングに重きを置くべきと判断し、英語の新聞や記事を毎日読み込むことで読解力を鍛えました。
また、暗唱やリスニング強化のため、実際の試験に近い環境で訓練し、各パートに応じた最適な対策を編み出しました。
最終的には800点を達成し、この経験を活かして英語教材を制作・販売し、顧客の学習成果を向上させることができました。
今後、御社でこの分析力を活用し、課題の要因を見極め、組織やプロジェクトの改善に役立つ提案を行うことで、さらなる価値を提供していきたいと考えています。
部活|向上心
私の強みは、目標を掲げて努力を惜しまない向上心です。
大学ではサッカー部に所属し、チーム全体の力を引き出し、成績向上を目指して練習に励んできました。
当初は予選で敗退することが多く、悔しい経験をしましたが、それがチームの士気を高めるきっかけとなりました。
私たちは朝練や特別練習を取り入れ、練習時間を増やすことでチームの技術力を向上させることに注力しました。
さらに、フィードバックを取り入れ、個々の課題や改善点を共有し、チーム全体で目標達成を目指しました。
結果、関東大会でベスト4という好成績を収めることができました。
こうした経験を通じて、自分だけでなくチーム全体が向上できるようサポートする姿勢が身につきました。
御社でも、この向上心を活かして業務改善や新しい課題に果敢に挑戦し、組織全体の成長を支えていきたいと考えています。
部活|相手を思いやる力
私の強みは、相手を思いやり、適切なサポートができる思いやりの力です。
大学時代にサッカー部のマネージャーを務め、チームメンバーの健康やモチベーションに配慮しながら活動をサポートしました。
特に、怪我で長期間離脱していた選手に対しては、孤立感を感じさせないように練習の状況を伝えたり、定期的に話を聞くなどのサポートを行いました。
さらに、復帰に向けてのリハビリがスムーズに進むように、チーム全体で声をかけるなど、周囲が協力する体制を整えることにも注力しました。
その結果、彼は順調にリハビリを進め、復帰後もチームで活躍してくれました。
こうした経験を通じて、人と信頼関係を築くことができるサポート力が養われました。
御社でも、この思いやりの力を活かし、チーム全体が快適に働ける環境を整え、組織の目標達成に貢献していきたいと考えています。
サークル|行動力
私の強みは、目標に向かって主体的に行動し、周囲を巻き込んで成果を導く行動力です。
大学のテニスサークルでは、全国大会出場を目指して練習の質と量を高めるため、さまざまな工夫を行いました。
まず、技術向上に加えてメンタルとフィジカルの両面を支えるため、トレーニングメニューを再構築し、個々の課題を共有する体制を整えました。
また、全員が目標に向けて士気を維持できるよう、練習後に振り返りの時間を設け、課題点を話し合って次の練習に活かしました。
この過程でメンバーとの結束力が一層高まり、全員が自らの役割を果たしながら成長する雰囲気を作り出すことができました。
その結果、チーム全体の力が向上し、全国大会では目標を達成しベスト4に進出することができました。
御社でも、この行動力を活かして課題に果敢に挑戦し、周囲と協力しながら組織の目標達成に貢献していきたいと考えています。
サークル|協調性
私の強みは、異なる意見や立場の人々の意見を尊重し、調整する協調性です。
大学ではバドミントンサークルに所属しており、チームで大会に出場するための練習計画を立てる際に、この協調性を発揮しました。
メンバーの中には、自分の意見を積極的に発信する人もいれば、遠慮して意見を控える人もおり、意見がまとまらないことが多くありました。
私は、全員が話しやすい環境を作るために、練習後に意見交換の時間を設け、個々の意見や希望をしっかりと聞くように心がけました。
また、練習方法についても、メンバーの体力や技術レベルに応じた柔軟な計画を提案し、無理なく継続できるよう工夫しました。
こうした経験を通じて、私はメンバー全員の意見をまとめ上げ、目標達成に向けて協力し合う重要性を実感しました。
御社でもこの協調性を活かし、周囲の意見を尊重しながら、共に目標に向かって前進し、組織全体の成果に貢献していきたいと考えています。
インターン|柔軟性
私の強みは、予期せぬ状況や環境の変化に柔軟に対応できる適応力と判断力です。
大学時代、マーケティングの長期インターンに参加し、事業部全体での成果を上げるためにはチームメンバーのサポートが重要であることを学びました。
インターン中、私は研修生の指導も任され、初めは業務の知識やスキルの伝達に努めていました。
しかし、業務効率が思うように上がらず、原因を考えたところ、研修生が各自に合った指導を受けていないことに気づきました。
そこで、研修生一人ひとりのニーズや苦手な部分をヒアリングし、柔軟に指導方法を変更しました。
また、定期的に進捗確認を行い、研修生が抱える不安や疑問に丁寧に応えるよう努めました。
その結果、研修生たちの理解度が向上し、コンペでの優勝に繋がるなど、目に見える成果を残すことができました。
この柔軟な対応力は、御社においても、さまざまな状況で的確な判断と行動を行い、チームやプロジェクトの目標達成に貢献する力になると考えています。
インターン|リーダーシップ
私の強みは、周囲の意見を尊重しながらチームをまとめ上げ、リーダーシップを発揮する力です。
大学時代の長期インターンでは、新規プロジェクトのリーダーとしてチームを統率し、前年度の1.5倍の集客数を達成することができました。
インターン当初は、リーダーとして自分の意見を強く出してしまい、メンバーの意見を十分に聞けていなかったことが課題でした。
そこで、私はまず、各メンバーと定期的に意見交換の時間を設け、課題やアイディアを積極的に取り入れるようにしました。
また、全員がプロジェクトの進行状況を把握できるように、週次での進捗報告会を行い、メンバー全員が目標と進捗を共有できる体制を整えました。
その結果、全員が主体的に動き、協力して目標に向かう環境が作られ、集客目標の達成につながりました。
御社でも、このリーダーシップを発揮し、チームの目標達成と組織の成長に貢献したいです。
その他諸外活動|洞察力
私の強みは、状況や人の心理を深く洞察し、適切な行動につなげる洞察力です。
大学時代には、環境保全活動を行うボランティアに参加し、海岸清掃活動を通じて地域社会への貢献に努めました。
しかし、初めのうちは参加者が少なく、活動の効果が十分に発揮されていないと感じました。
そこで、なぜ多くの人がこの活動に参加していないのか、その原因を探るため、地域の人々と直接話をして意見を伺いました。
聞き取り調査の結果、清掃活動自体には興味があるが「一人で参加するのが不安」「時間が合わない」など、活動の形態に対するハードルがあることが分かりました。
この洞察を基に、SNSでの広報活動を強化し、時間帯を柔軟に設定するなど参加しやすい環境づくりを行いました。
こうした工夫により、活動への参加者が増え、ゴミの量も減少しました。
御社においても、この洞察力を活かしてお客様や同僚のニーズを的確に把握し、問題解決に向けた提案をしたいです。
【自己PR 書き方】強み×強み例文
ここからは複数の強みをかけ合わせた自己PRの例文を紹介します。
複数の強みを上手く伝えるのはコツがいりますが、以下の例文はすべて効果的にアピールできているので、真似してみてください。
行動力×コミュニケーション能力
私の強みは、行動力とコミュニケーション能力を組み合わせ、他者の意見を柔軟に取り入れて実行に移すことです。
大学のテニスサークルでは、優勝を目指すメンバーとリラックスして楽しみたいメンバーの意見が分かれ、全員が一つの目標に向かってまとまるのが難しい場面がありました。
私はメンバー全員が気軽に発言できるような場を設け、SNSを通じてビジョンを共有することで、全員の気持ちを尊重しながら方向性を調整しました。
また、メンバーそれぞれの意見や目標をリスト化し、どのような手段でどの目標を達成するかについて話し合いを重ね、徐々に統一感を醸成しました。
その結果、全員が意欲的に活動できるようになり、サークル全体が結束して活動することが可能となりました。
この経験を通じて、目標を共有し周囲を巻き込む力が育まれたと実感しています。
御社でもこの行動力を発揮し、チーム全体が目標に向かって一丸となれるように貢献していきたいです。
向上心×協調性
私の強みは、向上心と協調性を活かし、チーム全体の成長をサポートしながら士気を高めることができる点です。
私は小学生の頃から書道を学んでおり、大学では書道クラブで全国大会を目指しました。
クラブでは、メンバーそれぞれの考えやアイデアを尊重しつつ、全体の方向性が定まるように自分の意見も積極的に伝えることを心がけました。
意見を述べる際には客観的なデータを示し、説得力を持たせることで、全員が納得したうえで目標に向かえるよう工夫しました。
また、自らが率先してお手本を示し、チームメンバーに努力する姿勢を見せることで、全員の意識がさらに高まりました。
さらに、外部から講師を招き、メンバーそれぞれの技術を伸ばすための機会も提供し、チーム全体が成長する環境を整えるよう努めました。
その結果、クラブ全体で全国大会優勝を達成できたことは、私の誇りです。
御社でもこの向上心を活かし、協調性を持って周囲と協力しながら、成果に貢献したいと考えています。
集中力×適応力
私の強みは、集中力と適応力を合わせ持ち、一つのことに打ち込むと同時に状況に応じた柔軟な行動ができる点です。
大学では学校のイベント企画に携わり、一つの目標に対して長時間集中して取り組む力が評価されてきました。
しかし、チームで作業する中で、他者の意見や変化する状況に柔軟に対応する必要性も感じました。
そこで、メンバーから意見を積極的に取り入れ、必要な修正を加えながらも、全員が納得できる形で進められるよう調整に努めました。
具体的には、意見を尊重しながら優先順位を設定し、メンバー間の役割分担を見直すなどの調整を行い、目標に向けた進行をスムーズにしました。
この経験により、目標達成のために集中する力と、周囲の変化に適応する柔軟さが備わり、より良い結果を生み出すことができたと実感しています。
御社でも、この集中力と適応力を活かし、状況に応じた判断と行動で組織に貢献したいと考えています。
分析力×相手を思いやる力
私の強みは、データを分析し課題を見極めつつ、相手の気持ちや状況を考慮して行動できる点です。
大学での長期インターンシップで、顧客満足度を向上させるためのプロジェクトに取り組んだ際、まずデータをもとに改善すべき点を明らかにし、次に顧客の生の声を聞き取ることを重視しました。
データだけでは解決に至らない顧客の不満や期待を直接ヒアリングすることで、具体的なニーズに応えた対策を導き出すことができました。
また、顧客が何を重要視しているかを理解するため、顧客との関係づくりにも時間を割き、信頼を築くように努めました。
こうした取り組みにより、結果的に社内での顧客登録数の向上に貢献でき、周囲からも認められました。
この経験から、数字と人の両面を重視することの大切さを学びました。
御社でも、この分析力と相手を思いやる力を活かし、顧客満足度向上に貢献していきたいと考えています。
課題解決力×柔軟性
私の強みは、問題解決力と柔軟性を組み合わせて、あらゆる状況下で適切に対応し課題を解決する力です。
大学での長期インターンシップでは、他社クライアント向けの新規提案プロジェクトに携わり、正解のない課題に取り組みました。
当初、私は独自に解決策を探ることに集中していましたが、プロジェクトの進行において周囲の知識や意見が役立つことを実感しました。
そこで、チームメンバーや上司から積極的に意見を聞き、状況に応じて柔軟に対応することで、多角的な視点を得ることができました。
さらに、各ステークホルダーの期待に応えるため、各部門のフィードバックを反映し、提案内容を具体的に修正していくプロセスを経ました。
最終的に、クライアントから高評価を受ける提案を実現し、プロジェクトの成功に貢献しました。
御社でも、柔軟性を持って課題解決に取り組み、組織に貢献していきたいと考えています。