インターンシップ
2019/6/22
特徴や準備方法など!金融系のインターンシップに参加するための知識
2019/6/22
インターンシップ
2019/6/22
2019/6/22
金融業界は、なかなか中の様子が見られません。
顧客として窓口に行っても、それ以上の情報は得られないもの。
だからこそ、インターンシップへの参加は積極的におこないましょう。
今回は金融業界のインターンシップについて詳しくご紹介します。
CONTENTS
安定しているというイメージや、給料水準が高いことで金融業界を希望する方は多いです。内定に近付くためには、インターンシップへの参加は重要なポイントになります。
インターンシップへの参加を決める前に、特徴や内容を知っておきたいと思う方は多いでしょう。金融業界でのインターンは、他とくらべると少し変わった特徴があります。
ただ参加するのではなく、事前知識を備えることで限られた時間を有意義に過ごすことができます。
今回の記事では、金融業界のインターンシップの特徴や内容、金融業界の業種について、詳しく解説します。
金融業界を目指している方は、この記事を参考にして就活を成功させてくださいね。
金融業界といえば「銀行」というイメージを持つ方が多いでしょう。
しかし、銀行以外にもさまざまな業種が存在します。
この章では、金融業界の業種について解説します。
業種によって仕事内容も変わるので、自分が目指したい業種はどれなのかをしっかり確認してください。
銀行は、もっとも金融業界としてのイメージが強い業種です。 預金業務・貸付業務・為替業務が主な業務内容になります。
窓口での対応のほか、パソコンを使ってデータを転送をすることも。銀行の利子や手数料が、銀行の収入となります。
証券会社の主な業務内容は、株式売買の仲介をするトレーディングです。
顧客とのやり取りをおこない、投資家を勧誘するのがメインの業務。
他にも、有価証券を売買したりする業務などがあります。
契約書などの書類を扱うことが多いので、事務作業が多い業種です。
保険会社は「営業」に近いイメージを持っている方が多いでしょう。
しかし、保険関係も金融業界のひとつです。
生命保険・損害保険などの契約を提案することが、主な業務内容。
保険商品を販売することもあります。
金融会社には3つの業種が存在することがわかりましたか?
それぞれの業種の中でも、さらに業務内容・職種が複数に分かれます。自分がどの職種に携わりたいのか、確認していきましょう。
・窓口業務
銀行の顔ともなる窓口業務は「テラー」とも呼ばれます。窓口業務もハイカウンター・ローカウンターとさらに2つに分かれます。
ハイカウンターでは、振込み手続きなどの業務を行う作業。ローカウンターでは、口座の開設など書類を多く取り扱う作業をおこないます。
・営業職
銀行にも営業職があり、こちらも種類が分かれることが特徴です。 法人営業とリテール営業の2つに分かれます。
法人を相手にするか、個人を相手にするかという違いです。どちらも資金繰りに関する知識を持ち、資金調達に当たって的確なアドバイス・提案ができるようになる必要があります。
・証券外務員
証券外務員は、金融商品の勧誘・販売をおこなうことが主な業務内容です。
証券外務員になるためには、「証券外務員資格」が必要になります。外務員として登録されていないと、業務に携わることができません。そのため、証券会社に勤める上では必須資格といっても過言ではないでしょう。
・ファイナンシャルプランナー
こちらも資格を必要とする職業です。
ファイナンシャルプランナーは、資産についての情報を分析します。その上で資金計画を立て、顧客にアドバイスをおこなうことが主な業務内容です。
ファイナンシャルプランナーを目指すのであれば、「金融」についての知識をしっかりと備えておく必要があります。
・トレーダー・ディーラー
トレーダーとディーラーはセットに扱われることが多いです。 トレーダーは顧客に情報を提供し、注文を受けます。
注文を受けた後はディーラーに取り次ぎ、ディーラーは株・債権などの動きを把握し、金融機関との売買をおこないます。成果が報酬に直接反映するので、実力勝負の職業といえるでしょう。
・保険外交員
保険外交員は、保険のスペシャリストとして顧客に相談・提供をおこないます。一般家庭から企業までを顧客とする仕事です。
ファイナンシャルプランナーの資格を取得することで昇級することもできます。
金融業界のインターンシップは、他の業界と比べると短期のものが多いことが特徴です。
理由としては、取り扱う情報が顧客の個人情報など機密性の高いものが多いため、インターン生はあまり触れることができない業務が多いのです。
また、その業務をおこなうにあたり、資格を取得する必要があることもあげられます。
そのため、金融業界におけるインターンシップは「金融業界への興味を抱かせる」ことをポイントとしている場合が多いようです。
また、営業のほかにも広告・マーケティングなどの職種で、インターン生を募集していることもあります。
金融業界のインターンシップに参加したい時は、自分がどの部門に興味があるのかを明確にしておく必要があるでしょう。
模擬体験やプレゼンなど、金融業界のインターンシップの内容
金融業界のインターンシップはどういう内容なのか、気になる方も多いでしょう。
この章では、インターンの主な内容について紹介します。金融業界のインターンシップに参加したいという方は、事前に確認してください。
・ 業務内容の説明
どの業界にも共通することですが、まずは業務内容についての詳しい説明がおこなわれます。職種によって内容自体はさまざまですが、しっかりとメモを取り、仕事の流れを把握しておく必要があるでしょう。
・実務の模擬体験
業務内容の説明を終えたら、実務の模擬体験をおこなう場合が多くなります。職種によっては、実際にその仕事に携わるということも。
模擬体験であっても、金融業界の「責任の重さ」が実感できます。実際にインターンに参加した先輩に話を聞くと、「模擬体験だけでもやりがいが感じられた」という方が多いようです。
仕事の流れや、立ち回り方がわかる貴重な体験となるはずですよ。
・グループワーク・プレゼンテーション
インターン生同士でチームを組み、グループワークやプレゼンテーションをおこなうこともあります。実習内容をまとめてプレゼンテーションとして発表したり、テーマを与えられ、それを元に発表内容を練ったりする場合が多いようです。
金融業界が求める人材の特徴としては、「責任感」があげられます。
なぜ責任感が大切なのかポイントを紹介しますので、それぞれ確認していきましょう。
・お金・個人情報を取り扱う
お客様は、大切なお金や個人情報を金融企業に預けて取引をおこないます。
お金や個人情報で万が一トラブルが起きてしまっては、取り返しの付かない事態になることも…。
そのため、お客様の大切なものを取り扱っているという、責任感を抱いて業務に携わらなければなりません。
・信頼してもらうことが大切
「信頼」がなければ、お客様にお金や個人情報を預けてもらえません。
信頼できないなと感じる企業を利用したり、提案を受け入れたりすることはないですよね。
そのため、金融業界では特に、信頼してもらうことを重視しています。
責任感を持ち、誠意を持って仕事に取り組むことが大切なポイントです。
・ 業務をやり抜くことができる
どの業界においても、小さなミスや計算が合わないということはあります。
金融業界でもそういった出来事はありますが、その際にしっかりとその業務をやり抜けることが大切なポイントです。
投げやりにしてしまったり、後回しにしたりしてしまっては後々大きなトラブルとなることも。
そうならないために、責任感を持って最後までやり抜く人材である必要があります。
金融業界で働くためには、体力と精神力が必須条件といえるでしょう。なぜ体力と精神力が重視されるのかを紹介します。
・ハードワークのため
金融業界は、人と接する業務が非常に多いです。
金融機関を利用する人は日々多く、窓口対応などは特に忙しくなります。
ハードワークをこなせるだけの体力が必要になります。
また、人と接する機会が多いため、そのことがストレスとなることも。
ストレスを抱えないように、強い精神力を養う必要があるでしょう。
・業種によっては長時間労働
証券会社などは長時間労働になることが多く、体力と精神力は特に重要です。
営業職に携わる場合は、月のノルマが発生することもあります。
ノルマが達成できなかった時は、ダイレクトに報酬に響く場合がほとんどです。
ノルマを達成する、仕事をやり抜くという強い精神力で取り組むことが大切なポイントになります。
・日々の業務をこなしていく必要がある
金融業界は、常に忙しくなります。
日々ハードワークである業務をこなしていく必要があるため、体力と精神力がなければ勤め続けることは難しいでしょう。
インターンの模擬体験だけでも、その忙しさが十分実感できるといわれているほどです。
金融業界のインターンシップに参加する前に、事前に準備しておきたいことが2つあります。
・業界研究
インターンシップに参加する前に、業界研究はしっかりとおこないましょう。
金融業界だけでも、業種や職種が分かれます。
どういう職種があるのかを研究することで、自分がやりたい仕事を明確にすることもできますよ。
・志望動機を明確に
業界研究をした上で、自分が金融業界を志望する理由。また、その職種になりたい理由を明確にしておきましょう。
なぜその業種・職種でないといけないのかを伝えられるようにする必要があります。
そのためには、それぞれの違いをハッキリと知っておくことが大切なポイントです。
事前準備をしていくことでよりインターンシップの内容が頭に入り、その後の就活に有効活用ができるようになります。
金融業界のインターンシップに参加して、内定に向かって一歩前へ進みましょう。
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