【情報工学専攻者の長所と短所とは】情報工学専攻の方のための例文付き!

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【情報工学専攻者の長所と短所とは】はじめに

情報工学専攻者がエントリーシートや面接で長所・短所を問われた場合、どんな点を答えれば、内定獲得につながるのでしょうか。

長所・短所は人それぞれですので、個性をアピールすれば良いと思われるかもしれません。

ですが、ここはあくまでも就活の場です。

企業が採用したいと思わせる長所や短所をアピールすることが大切です。

情報工学専攻者が内定を得るためにおすすめの長所・短所について、アピールしたいポイントや例文をご紹介します。

【情報工学専攻者の長所と短所とは】情報工学専攻者の長所とは

情報工学専攻者の長所として、どのような長所があるでしょうか。

就活でアピールしたい、情報工学専攻者ならではの長所についてご紹介します。

ロジカルな考え方ができる

情報工学では 正確性や分析力、実証力などが求められます。

情報工学を専攻していくことで、情報を正しく分析して伝えることやそのためのロジックを考える力がつきます。

プログラムを動かすにも法則や規則に基づき、順序立て、秩序立てて処理していかなくては動かすことができません。

情報を処理する過程で身についたロジカルな考え方は、ビジネスのあらゆる場で重宝される能力です。

情報処理という現場はもちろん、ビジネスをしていくうえで発生したトラブルを分析して解決することやクライアントなどにプレゼンで説得力ある説明をするにもロジカルな考え方が役立ちます。

どのようにロジカルな考え方ができるのか、エピソードを紹介しながらアピールしましょう。

コツコツとできる忍耐力がある

システム構築やプログラミング、各種データなどの分析など、情報工学の分野では正確で精密な作業を集中的かつ持続的に行っていかなくてはなりません。

与えられた課題の解決や目標の達成、成し遂げるべきことに対して、 求められる成果が出せるまでコツコツとできる忍耐力があることは長所になります。

一つのことをきちんと耐えて、成し遂げられる力はプログラマーやシステムエンジニアに限らず、あらゆるビジネスの場で評価される能力です。

与えられた仕事をしっかりこなす、トラブル対応にも真摯に向き合う、気の遠くなるような膨大な仕事が入ってもめげないなど、 コツコツとできる忍耐力があることは、企業に求められる能力の一つです。

最新の情報への好奇心がある

情報工学の技術は日進月歩です。

ボーダーレスな環境で一瞬にして世界中を情報が猛スピードで飛び交う世界に、常に触れ合っています。

常にアンテナを張り巡らせ、いち早く最新の情報を掴むことが、情報が溢れ、とどまることのないスピーディーな情報化社会を生き抜くうえで不可欠です。

情報に乗り遅れた場合や正しい情報を掴まなくては、企業にとっては損害が発生することや国家が脅かされることもあり得る話です。

最新の情報への好奇心があることは、時代をキャッチアップしながら、情報化社会を生き残るうえで必要な能力です。

すでに得た知識や技術に満足せず、常にアンテナを張って、新しいことを採り入れる貪欲さがあることをアピールしましょう。

【情報工学専攻者の長所と短所とは】長所の例文

情報工学専攻者が長所をどうアピールすれば良いか、「コツコツできる忍耐力」という長所と「最新の情報への好奇心」という長所のそれぞれにつき、例文をご紹介しますので、イメージを膨らませて参考にしてください。

コツコツできる忍耐力を使って長所に関する例文

私の長所は1つのことにコツコツと取り組める忍耐力があることです。

私は学生時代にIT企業で、プログラミングのアルバイトをしていました。

あるとき、納品したシステムに障害が発生し、トラブル対応が求められたときのことです。

正社員5人程度の小さな企業であり、その日はあいにくすべての正社員が客先で業務を行っていました。

そのシステムについては最終テストにテスターとして関わっただけでしたが、社長からバグを探すよう、仕様書などを渡されたのです。

一つひとつプログラムをチェックしていき、2時間かけてバグと呼ばれる不具合を発見することができました。

社長の了解のもとで修正を行ったところ、無事にシステムを復旧させることができたのです。

昼食を取るのも忘れて集中的に行ったので、回復も早かったと担当した正社員の方やクライアントからも感謝していただきました。

解決するまで目の前のことに集中できる忍耐力を活かし、入社後もトラブル対応をはじめ、短納期でも正確なプログラミングができる活躍をしていきたいです。

最新の情報への好奇心を使って長所に関する例文

私の長所は最新の情報への好奇心があることです。

AIもいち早く興味を持ち、独自に研究を重ねて、所属する研究室に興味を持つ学生向けのチャットボットを作成しました。

例年、ゼミを選択する時期になると、同じような質問を尋ねるメールが相次ぎ、メル対応に追われていました。

よくある質問に答えるQ&Aを設けましたが、問い合わせが減らず、実際に尋ねないと不安な学生が多いのだと気付いたのです。

そこで、目の前で回答をする感覚になるチャットボットを作成したところ、問い合わせが7割削減されたのです。

AIは学習によって回答できることも増えていくので、運用から半年経つとひと月の問い合わせ件数のうち、9割の削減につながりました。

最新情報を積極的に取り入れ、活かしていくことで従来悩まされていた状況も大きく変えることができると学ぶことができました。

この経験を活かし、好奇心を持って新しいことを学び、実際に活用しながら、これからの時代に求められる技術を提供できる人材になりたいと考えています。

【情報工学専攻者の長所と短所とは】情報工学専攻者の短所とは

エントリーシートや面接で短所を問われると、短所で落とされたらどうしようと心配される方が少なくありません。

情報工学専攻者が短所として伝えても、落ちない短所とアピールの仕方を習得しましょう。

専門外の知識が乏しい

情報工学専攻者は専門の領域においては非常に詳しく、熱心で優れていますが、それ以外の部分ではほかの人に差をつけられてしまうことが少なくありません。

文系分野をはじめ、コミュニケーション力に乏しいケースもあります。

日頃からパソコンに張り付き、情報交換やメールやチャット、SNSなどが主体で、実際に言葉を交わしてのコミュニケーションをしていない方も多いいためです。

企業に入社して仕事をしていくうえでは、当然ながらコミュニケーション力も必要になります。

システム設計や分析、プログラミングを無言でただただ行っていれば良いわけではありません。

また、システムの設計やデータ分析では、さまざまな業界のクライアントから依頼があります。

幅広い業界の基本的な知識を学んでおくことも大切です。

研究内容の説明が専門的になってしまう

情報工学専攻者はどうしても、研究内容の説明が専門的になってしまう点が短所ということができます。

これからの時代はデジタル化社会と言われ、国民のすべてが老若男女問わず、ITやデータなどを使いこなすことやAIやIoTなどを使いこなしていくことが求められます。

もっとも、高齢者をはじめ、情報化に詳しくない方や興味を持ってこなかった方は取り残されがちです。

情報工学専攻者はIT難民を作らないよう、誰にでもわかりやすく技術や仕組みを説明し、デジタル化を推進していくべき役割があります。

情報や技術は使われてこそのもので、一部の専門家だけが占有するものではありません。

誰にでもわかるようにかみ砕いた言葉で、説明できる能力が求められます。

視野が狭いことがある

プログラミングやデータ解析などは、集中して持続的にこなしていくことが求められます。

粘り強く取り組める姿勢や持続力は一つの長所ですが、反面、一つのことに集中しすぎてほかが見えなくなる方も少なくありません。

設計書通りにプログラムを組めば良いのではなく、エンドユーザーの視点に立って使いやすいシステムになっているか検討し、改善提案をするといった 柔軟な考え方や多角的な視点から考えることも大切です。

データを分析する際も、単に数字を処理するだけになりがちですが、そうしたデータが集まる背景や分析結果の背景にあることを考え、視野を広げる試みをしてみましょう。

【情報工学専攻者の長所と短所とは】短所の例文

情報工学専攻者が短所をどう伝えれば良いのか、「専門外の知識が乏しい」という短所と「研究内容の説明が乏しい」という短所のそれぞれにつき、例文をご紹介しますので、イメージを膨らませて参考にしてください。

専門外の知識が乏しいことでの例文

情報工学を専攻していることで、IT関連全般に詳しいと人から思われることが少なくありません。

親戚から、経営するリフォーム会社のホームページがないので作成してほしいと依頼を受けました。

ホームページ制作は行ったことがありませんでしたが、プログラミングの知識があればできるだろうと請け負ってしまったのです。

形は作れ、動作もしましたが、レイアウトやデザインがまったく美しくありません。

いかにも素人が作ったホームページとなり、親戚も言葉にはしませんが、がっかりしているのがわかりました。

しかも、3ヶ月ほど運用してもアクセス数がほとんどなく、ホームページ経由の問い合わせも0件です。

同じ情報分野であっても、デザイン面やSEOの知識がゼロだとわかり、もっと応用力を身につけたいと反省した経験となりました。

そこから2ヶ月ほどかけてサイト制作について学び、デザイン面とSEO対策の改善を目指しました。

すると問い合わせが毎日1件から2件入るようになり、親戚からも成約数が増えたと感謝してもらえたのです。

この経験を活かし、専門外の分野でも応用力が利くように、専門分野だけに満足せず、知識や技術を磨いていきたいです。

研究内容の説明が乏しいことでの例文

私の短所は専門分野について説明力に乏しいことです。

パソコンに詳しいことを活かし、家電量販店のパソコン売り場で販売員のアルバイトをしていました。

パソコンに詳しいお客様も多く、専門性を駆使して説明をする機会も多くありました。

一方、女性のお客様や中高年のお客様は私に質問をして、説明を受けた後で、別のスタッフに再び相談していることに気付いたのです。

私が専門用語を並べ立てることや初心者の方が求めていない情報まで説明していたため、本来知りたいことが伝わっていなかったのです。

それに気付いてからは、社員の方の対応を学び、専門用語は使わず、お客様が求めていることやどのくらいの知識をお持ちか推測しながらわかりやすい説明を心がけました。

すると、パソコンにあまり詳しくないとおっしゃるお客様が、私の説明の後、すぐにお買いお求めいただくことが増えたのです。

御社ではエンドユーザー向けの業務も多いことから、知識を問わず、誰にでも伝わるような説明ができるよう、心がけていきたいと思います。

【情報工学専攻者の長所と短所とは】まとめ

情報工学専攻者がアピールするのにおすすめの 長所には、「ロジカルな考え方ができる」こと、「コツコツできる忍耐力」、「最新の情報への好奇心」なことが挙げられます。

長所を発揮したエピソードを添えて、長所を具体的にアピールしましょう。

情報工学専攻者の代表的な 短所としては「専門外の知識が乏しい」、「研究内容の説明が専門的になってしまう」、「視野が狭いことがある」点が挙げられます。

改善のための努力をしていることを伝えながら、企業が求める人材になれるようアピールしましょう。

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