その他選考

2021/5/03

【就活の軸】就活の軸とは?就活の軸の定め方と面接で聞かれた時の答え方を紹介

2021/5/03

はじめに

就活では、「就活の軸」が必要だとアドバイスを受けることが少なくないでしょう。

はたして軸とは何なのか、具体的にどんなことを意味しているのか、まだ理解し切れていない人もいます。

面接で問われた時に答えるため、あれこれ準備を進めている人もいるでしょうし、もちろんそれも大切です。

ただ実際にはそれ以上に、自分自身が就職先を決定する上でブレないよう目標を定めるために、とても重要なのが就活の軸です。

一度時間をじっくりとって、自分の就活の軸が何なのか考えてみましょう。

就活の軸って何?

そもそも就活の軸とは何なのか、そこから考えてみましょう。

とくに難しいことはなく、自分が就職先を決める時にどんなことを基準にするか、自分だけの物差しを意味すると理解してください。

これからの社会人人生をどう過ごしていきたいか、誰でも希望や譲れない条件などがあるはずです。

どんな仕事をしたいか、どんなふうに働きたいか、入社したらどうなっていきたいかを具体的に考えていくと、おのずと自分に合う仕事や企業、環境などが明確になってきます。

それらの基準こそが、就活をする上での自分の軸です。

就活軸を聞かれる理由

面接や選考で就活軸を問われることの意味を訳すると、「あなたはどんな基準で就職先を選んでいますか」という質問になります。

志望動機の問いにも似た部分がありますが、これはもう少し具体的で、なぜその企業を選んだかという質問です。

就活軸のほうはそれよりも大きな目で見ていて、その人が社会でどのように働きたいか、社会人としてどうありたいかを知りたいという質問と捉えればよいでしょう。

人それぞれありたい姿は違いますので、あなたがどうありたいと望んでいるかを探る質問だと理解してください。

就活の軸の内訳

就活の軸には表と裏があり、その内訳は「建前」と「本音」です。

誰だって本音と建前とがあり、現状働いている社会人にだって、表向きの言動と実際の思いとには差がある場合は少なくありません。

就活の軸を探す際、どうしてもうまくまとまらないという人の多くは、面接官に対する答えを探す前提で考えていることが大半です。

実はこれはかなりの遠回りであり、まずは自分自身と真正面から向き合って、本当はどう思っているかを自分で受け止めることが先になります。

「たくさん稼いで大金持ちになりたい」「早く結婚して家庭を中心に生活したい」など、本音を探せば一気にさまざまな要望が出てくるでしょう。

就活の軸を作るためには、こうした本音の軸を先に見つけ、そこから建前の軸を組み立てるのが近道です。

建前の軸

自分の本音を出し切ったら、それを言い換えて、建前の軸を作りましょう。

建前というのは、それが第三者の耳に届いても、顔をしかめられずに済む体裁に整えたものです。

まったくの創作、まったくのうそではないため、自分でも納得して話せますし、要は言い方だと考えればよいでしょう。

バリバリ稼いで大金を貯めたいけれど、早く結婚してプライベートを充実させたいというのが本音だとすれば、少なくとも独身のうちは、多少激務でも頑張れるということになります。

建前としては、「若いうちから裁量を任せてもらえる会社」「入社してすぐに現場に出られる環境」などが挙げられ、早く一人前になって資産を形成することで、希望への道がつながる軸となるでしょう。

本音の軸

説明したとおり、本音の軸は建前の軸を作成する上で必要となるものですが、実は圧迫面接では、本音の軸が必要になる場合もあります。

これは応募先企業やその時の面接官によってケースバイケースですが、中には非常に意地が悪い面接官もいて、「それは単なる建前じゃないのか?」と詰め寄られることもあるからです。

すべて創作なんじゃないか、インターネットで拾ってきた言葉なんじゃないのかとけん制された場合、本音の軸があるとないとでは、大違いになります。

入社後すぐに現場に出ても、結局「きつくて耐えられない」と言われても、本音の軸に「若いうちに資産形成したい」という本意があるため、それで説得力を得ることができます。

人事が見ている就活軸のポイントとは

圧迫面接など意地の悪いシチュエーションもありますが、就活軸はあくまで自分の基準ですので、そもそもあまり取り繕う必要はありません。

ただ人事が知りたいのは細かな内容ではなく、自社との価値観の相違ですので、就活生が求めるものが自社に合うかどうかのほうが重要です。

また、なんとなく周りに流されて応募してきたような学生はできる限り避けたいので、きちんと自分で考えて、選んだ上で自社を受けに来ているかも知りたがっています。

人事が就活軸から何を見るか、ポイントをまとめておきましょう。

志望度の高さ

就活の軸からは、志望度の高さが掴めます。

自社にマッチする内容かどうか人事は意識して見ていますので、答えるほうも就活の軸と企業の特徴を意識して、きちんと選んだ上で臨んでいることをアピールしましょう。

ただ前述したとおり、就活の軸は志望動機より大きな目で見た場合の基準ですので、その企業だけに限った答えにならないことも少なくありません。

意地の悪い面接官だと、「その軸ではうちでなくてもいいじゃないか」と言ってくることもあります。

まったくそのとおりの場合もありますが、そこから先はその企業の商品やサービスへの愛着、憧れを抱いたエピソードなどを挙げて理由づけるのがよいでしょう。

企業の価値観へのフィット

就活の軸からは、その人の人となりや物事に対する価値観がわかります。

いかに建前の軸であっても、それは伝わります。

たとえば何を置いても経験を増やし見聞を広め、世界で活躍したいと考える人と、自分のことより社会のため人のために働きたい、貢献したいと考える人とでは、やはり軸が大きく変わるからです。

企業も同じで、同じ業界業種であっても、同じ商品やサービスを扱っていても、企業理念や企業の価値観によってその内容や在り方は大きく変わります。

そこで働きたいと考える学生と、受け入れる側の企業の価値観とがフィットすれば、何より素晴らしい相乗効果を得られるでしょう。

逆に齟齬があれば、お互いにつらい状況になるため、フィット感は人事がもっとも重視するポイントといえます。

就活の軸の決め方

就活の軸は、まず本音から決めると前述しましたが、いざ自分の本音を見つけようとしても、なかなか難しいでしょう。

多くの学生は、毎日目の前のことや少し先の予定で頭の中がいっぱいで、自分が就職してからの働き方や将来の自分の姿、ライフワークのことなどは、あまり考える時間がないからです。

そもそもまだ社会人として働いたことのない人に、就職先の軸など、さくさくと作れるはずもありません。

よほど早くから専門の教育を受けていれば別ですが、社会がどうなっているのか、自分がその中でどのように自己実現していくかなどは、リアルに考えたことのない人のほうが多いでしょう。

そんな前提で就活の軸を決めるには、どこから手をつければよいか、まずは手順をまとめてみましょう。

自己分析をしよう

就活といえば自己分析ですが、自己分析からは今まで考えたこともなかった自分の姿を知ることができるため、やはり必要な行為といえます。

就活の軸作りのためとは限りませんが、とくに自身の経験から得た価値観を言語化することを意識してみてください。

言語化できれば第三者に明確に伝えることができるようになりますので、就活の軸作成にも、強み弱み探しにもとても役立ちます。

就活生のスタートラインで実施すべきことですが、一度すればそれで終わりではなく、気づいた時に気づいた点をどんどん書き込めるように作成しておきましょう。

業界・企業研究をしよう

就職先を選ぶ基準ですので、当然ながら、世の中にはどのような企業があるかを知らなければなりません。

すでにおぼろげな希望はあるかもしれませんが、業界研究や企業研究は志望業界だけでなく、視野を広くもって研究を進めることが大切です。

そもそも社会がどのような構造になっていて、どんな企業がどれくらいのシェアをもっているかなど、熟知している学生はほとんどいません。

まずはできるだけ大きな括りから概要を調べ、その中から興味をもてる分野に絞り込んでいくのがよい方法です。

OB/OG訪問をしよう

OB/OG訪問をする目的は、その企業につながるパイプ作りだけではありません。

本当のことをいえば、OB/OG関係なく、実際に社会に出て働いているあらゆる人と交流をもつことが理想です。

社会人と壁打ちをすることで自己理解を深めることが可能となるため、できるだけさまざまな人から話を聞けるとよいでしょう。

とはいえ、まったく見ず知らずの人とはなかなかつながりがもてませんので、身近なところでOB/OG訪問を実施するのがオススメです。

ただし実施するなら、相手の時間を頂戴することに感謝の意をもち、きちんと礼儀をもって臨んでください。

就活軸の回答例

就活軸にはもちろん自分なりの信念が必要ではありますが、一度作ったものが就活を進める上で、徐々に変わっていく場合もあります。

ここでは、1つの回答例を紹介します。

私の就活の軸は、「安心に暮らせる環境を提供できる仕事」です。

不動産業界を選んだ理由は、大学2年の時に災害ボランティアとして活動した際、住居が人にとってどれほど大きな安心を与えてくれるかをまざまざと知ったためです。

それまでは家というものについて意識するようなことはなく、大学に入って一人暮らしをする時にも、単に寝る場所としか考えていませんでした。

でも万が一何かのイレギュラーが起こり、その「寝る」という行為すら安心してできなくなった場合、自分がどれほどの不安に押しつぶされるかを想像したことで、考えが大きく変わりました。

その時から就職するのであれば、住居に関わる仕事、そして自然災害に強い家の開発に力を入れている企業で働きたいと考えるようになりました。

御社はまさに自分が就活の軸に据えていた価値観や考え方とつながる事業を展開しておられるため、非常に魅力に感じ、志望するに至りました。

まとめ

就活の軸は、自分が就職するにあたり、どのような基準で業界、企業、仕事を選ぶかを明確化したものです。

面接で聞かれた時に答えるために用意することも大切ですが、それよりもまず自分自身が納得のいく企業選びや仕事選びができるようにするために、必須のものと考えましょう。

また、面接官に受けがよい答えを作ろうと考えはじめるとうまくまとまらなくなり、説得力もなく、自分でも納得がいかない内容になりがちです。

まずは自己分析で本音の軸を洗い出し、それを元にプラスの面を整えて、建前の軸を作成するのがオススメです。

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