【強み別例文5選】留学経験を自己PRでアピールできる?効果的なアピールポイントを解説!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

この記事のまとめ
  • 留学経験を自己PRでアピールする方法

  • 留学経験からアピールできる強み

  • 留学経験を用いた自己PR例文


この記事読者向けのツール
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就職活動において、自己PRの項目は必ずあるものだと言っていいでしょう。

そのため、人それぞれ自分の強みを考えなければいけません。

ここでは、留学経験を自己PRとしてアピールする場合のポイントや注意点を述べます。

加えて、いくつか例文なども紹介していきます。

目次目次を全て表示する

【自己PRで留学経験を活かす】自己PRに留学経験は活かせるのか?

自己PRには、どのような経験が向いているのでしょうか。

留学経験を自己PRとして活かすことは可能です。

大学生の留学経験の割合は、あまり多くありません。

留学で培った「生きた英語」や視野の広さは、社会で活かすことができるでしょう。

しかし、単に経験そのものや語学力をアピールするだけでは、企業に評価してもらうことは難しいです。

留学をしたことで何を学んだのか、どのように成長したのかなど、変化を述べられなければ自己PRの強みとしては不十分です。

留学経験を自己PRとして活用するときには、いくつかポイントがあります。

これから、そのポイントと同時に注意点についても解説していきますので、自己PRを作る際にはぜひ活用してみてください。

【自己PRで留学経験を活かす】留学経験は多くのアピール方法がある

結論から言うと、自己PRにおいて留学経験を活かす方法は十分可能です。

ただアピールの仕方を間違ってしまうと、その効果も半減してしまうので、下記に留学経験を上手く自己PRに組み込む観点を解説していきます。

留学経験をしたことをアピール

留学経験を活かした自己PR作成のポイントは、単に留学したという事実だけでなく、留学を通じて得た学びや成長を具体的にアピールすることです。

留学は、異文化コミュニケーション能力の向上、自己管理能力、柔軟性、適応力など、日常生活では得られない多様なスキル価値観を身につける機会を与えてくれます。

留学中に直面した課題の乗り越え方、新しい文化や価値観との出会いが自己成長にどのように貢献したか、それが将来どのように活かせるかを明確に伝えることが効果的です。

留学に向けた準備や勉強をアピール

留学経験を活かした自己PRでは、留学に向けた準備期間や勉強過程をアピールすることも効果的です。

留学を決意した背景や、実現に向けて取り組んだ語学学習、貯金などの努力を紹介することで、目標達成のための計画性、継続力、そして自己管理能力を示すことができます。

留学前の準備段階を通じて獲得したスキルや経験をアピールすることで、留学経験だけでなく、その背景にある努力も強調することができ、より魅力的な自己PRを作れます。

留学後をアピール

留学後にどのようにその経験を生かし、実際に何かを成し遂げたかをアピールすることも良いでしょう。

留学から得た新しい知識、スキル、価値観をどのように日常生活、アルバイト、サークル活動などで活用し、具体的な成果を上げたかを示すことがポイントです。

例えば「留学で身につけた異文化コミュニケーション能力を使って国際交流イベントを企画した」など、留学経験を通じて得た価値を具体的にどう活かしたか示しましょう。

こうすることで企業から見ても活躍イメージがつきやすくなります。

【自己PRで留学経験を活かす】ガクチカと自己PRの題材が被っても良い?

ガクチカと自己PRの題材が留学経験しかなく、被ってしまう。

「ガクチカと自己PRが同じになってもいいのか?」と疑問を抱く就活生も多くいるはずです。

結論としては、留学経験という題材は被ってても大丈夫です。

ガクチカでは「マーケティングの海外実習で賞を獲る」、自己PRでは「賞を獲得するために、コミュニケーション能力を活かしてチームワークを高めた」という形で視点を変えて伝えられれば問題ありません。

【自己PRで留学経験を活かす】海外経験が活きる業界

留学経験は、グローバルな視点と異文化理解を深める貴重な機会です。

これらのスキルは、多くの業界で求められており、特に商社、メガバンク、戦略コンサル

などのグローバルなビジネス環境で活かされます。

以下に、各業界での留学経験の具体的な活かし方を説明します。

商社

商社では、フロントオフィスやバックオフィスの両方で留学経験が活かされます。

商社は売り手と買い手の仲介を行うため、取引先が海外の場合や新しい市場を開拓する際に、異文化理解や語学力が求められます。

特に発展途上国とのビジネスでは、現地の文化やビジネスマナーを理解し、円滑なコミュニケーションを図ることが重要です。

留学経験を通じて培った適応力や柔軟な思考は、新規市場開拓や現地企業との交渉で大いに役立ちます。

メガバンク

メガバンクでは、金融が発展している国や融資の営業を行う海外赴任の社員が多く活躍しています。

留学経験は、異なる金融システムや経済状況を理解するための基盤となり、グローバルな視点からの提案や戦略立案に貢献します。

特に最先端の先進国での留学経験は、最新の金融技術やトレンドを学ぶ機会となり、メガバンクの国際業務において重要な役割を果たします。

また、現地でのネットワークを活かし、海外の顧客との信頼関係を築くことができるため、融資営業や新規取引の開拓においても大きな強みとなります。

戦略コンサル

戦略コンサルタントは、企業の成長や発展を支援するためにグローバルな視点が求められます。

特にM&A案件や新規市場参入など、さまざまな業務で海外との連携が必要です。

留学経験は、異なるビジネス文化や市場環境を理解する力を養い、クライアント企業の国際戦略に対して的確なアドバイスを提供するための基盤となります。

例えば、多国籍企業のプロジェクトを担当する際、留学中に培った異文化コミュニケーション能力や問題解決能力が役立ちます。

【自己PRで留学経験を活かす】短期留学のエピソードは弱いか?

短期留学のエピソードは、表現の仕方によっては弱く映ることがあります。

特に3ヶ月以内の留学の場合、表面的には「観光」や「異文化体験」に留まっていると捉えられ、企業側に強い印象を与えることが難しいです。

しかし、留学の目的や得られた成果を具体的に示すことで、そのエピソードを強みとして活かすことが可能です。

例えば、短期間でも現地で特定の課題に取り組んだり、語学力やコミュニケーション能力を飛躍的に向上させた具体的なエピソードを伝えることで、留学経験が自己成長に繋がったことを強調することができます。

【自己PRで留学経験を活かす】短期留学をアピールする方法

短期留学を自己PRに活かすには、留学期間に応じたアピールポイントを明確にすることが重要です。

1ヶ月の留学と3ヶ月の留学では、強調すべき内容が異なります。

期間が短い分、具体的な成果や経験をどう伝えるかがポイントです。

それぞれの留学期間での効果的なアピール方法を以下で詳しく解説します。

1ヶ月

1ヶ月の短期留学では、語学力の大幅な向上をアピールするのは難しいかもしれません。

期間が短いため、言語習得の面では限界があり、「旅行」として捉えられるリスクもあります。

しかし、この期間を有効に活用して何を達成したかを強調することで、自己PRとして効果的にアピールすることが可能です。

例えば、特定の課題に集中して取り組んだり、異文化理解を深めるために現地の文化活動に積極的に参加したことなどを挙げると良いでしょう。

3ヶ月

3ヶ月の留学経験では、現地での友人関係や、文化の違いによる挫折経験などをアピールポイントにすることが効果的です。

3ヶ月もあれば、現地の生活に適応し、深い人間関係を築く時間があり、これにより、異文化理解やコミュニケーション能力が向上したことを強調できます。

また、留学中に直面した困難や、それを乗り越えた経験を具体的に語ることで、問題解決能力や忍耐力をアピールすることが可能です。

これにより、3ヶ月の留学が自己PRの強力な材料となります。

【自己PRで留学経験を活かす】自己PRに留学経験を活かすために

留学経験を上手にアピールするために、まずは留学の動機や体験した内容から考えることをおすすめします。

それらが明らかになると、自己PRに活かせるエピソードが思い浮かびます。

そして、その経験と企業が求めているものを照らし合わせてみましょう。

留学の動機を考える

留学経験を効果的にするためには、留学したときを思い出して、留学した動機を考えることが大切です。

なぜ留学したのかという疑問から、自分が望んでいることを探ることができます。

英語を上達させるためなのか、視野を広げるためなのか、動機にはさまざまなものが挙げられるでしょう。

あるいは、希望の進路に就職するために留学をする人もいます。

そのような人は、留学の動機を企業の志望動機に関連させることが容易です。

動機を考えると目的が明確になり、企業にアピールしやすくなります。

留学で得たものを考える

次に、留学経験を通して、自分が何を得たかを考えてみましょう。

留学はその経験だけではなく、順応性もアピールすることが可能です。

海外生活では必然と環境が変わり、考え方や行動をその環境に合わせなければいけない場面が訪れます。

順応性は無理に変化しようとするのではなく、自然に慣れることができる性質です。

変化に対応できる力は、強みになります。

現地の友人を作ったり、留学先の文化を学んだりしたことによって得たものから、自己PRにつなげていきましょう。

留学で何をしたかを考える

ほかにも、自分が留学中にしたことについて考えてみるといいでしょう。

留学中にあったトラブルや課題をどのように解決したのかというように、具体的な出来事を思い出してください。

留学では予測できない事態が生じたり、現地に行ってから新たな課題が見つかったりします。

その際に自分がとった行動は、留学したからこそ体験することができたものかもしれません。

独自性のあるエピソードは、印象的な自己PRになります。

一つひとつのエピソードを深掘りしましょう。

志望企業の求めるものを考える

留学経験について振り返ること以外に、自分が志望する企業の求める人物像やスキルなどを確認することも大切です。

企業の求めている人物像が分かったら、そこに合うように自己PRを構成していく必要があります。

自分の選んだエピソードが企業とマッチしていないものだと、自己PRに活かせません。

また自己PRのためだけではなく、就職活動において、志望企業の求めるものを考えることは必須です。

志望企業のことは、事前に調べるようにしてください。

留学で得たものをどのように活かせるかを考える 

最後に留学の経験を通して、それをどのように企業で活かせるかを考えます。

さまざまなエピソードや留学で得たスキルを整理して、企業で活かせそうなものをピックアップしてください。

外国語でコミュニケーションを取らなければいけない環境では、語学力はもちろん、コミュニケーション力も養われます。

さらに、順応性課題を解決する力などもアピールすることができます。

志望企業が必要としている人材を意識したうえで、入社後の自分の姿をイメージしましょう。

【自己PRで留学経験を活かす】留学経験でアピールできる強み 

留学経験で身につけた知識やスキルの中には、自己PRのアピールとして使えるものがあります。

強みとなるスキルの例をいくつか出しますので、それぞれ参考にしてみてください。

そして、自分がとくに自信のあるスキルは何かを見つけていきましょう。

コミュニケーション力

留学を通して、母国語とは異なる言語が普通に行き交う中で生活してきたのは、大きな強みでしょう。

積極的に他者と関わろうとしなければ、人間関係を築くことはできません。

現地の友人を作るには、コミュニケーションを取ることを諦めずに、お互いを理解し合う必要があります。

最初は思うように言葉が話せず、身振り手振りであったかもしれません。

しかし、自分にとって不利な状況でも、コミュニケーション力を活かすことができたのなら強みとしてアピールできます。

適応力

異国の地に移り住み、慣れない環境の中で生活をするためには、適応力が欠かせません。

グローバル化が進む現代社会において、この異文化での適応力は強みになります。

カルチャーショックという言葉があるように、異国の文化に対応することは容易ではありません。

適応力のある人は、グローバルな活躍を期待できます。

外資系企業だけではなく、外国人の割合は増えているので、日系企業でも活かせるスキルです。

どんな状況でも、やり遂げられることをアピールしましょう。

行動力

行動力は、企業においても重要な要素なので、十分にアピールできます。

行動力がなければ、そもそも留学をしようとは考えないでしょう。

自分で目標を掲げ、それを達成するために行動に移せる力は、今後も活かせられるものです。

決めたことに対する意志が高くなければ、留学は実現しません。

また行動力は、主体性を持って取り組んだ、あるいは挑戦したなどというように、言い換えて述べることができます。

企業に、仕事にも自発的に取り組む人物だと伝えることを意識してください。

課題解決力

留学先で勉強をしたり、生活をしたりする際には、さまざまな問題が降りかかります。

そのような状況の中で、課題を明確にして解決したことは強みになります。

自分が体験したことから、課題解決力を発揮できたエピソードを探しましょう。

授業についていけない、現地の友人ができないといった一見問題としては弱いものに思えたとしても、環境が異国である場合、解決するのは難しいです。

結果が伴うエピソードを選び、どのようにして解決に導いたのかを詳しく述べましょう。

語学力

留学経験を通して培った語学力は、どこでも活かすことができます。

現代社会では、多くの企業が語学力の重要性を感じています。

そこで、自己PRのポイントになるのは、語学力をどのように使うことができるのかという点です。

とくに語学力を必要とする企業は、そのスキルは持っていて当然だと認識している可能性が否めません。

語学力を活かせられればいいだけだと判断されないように、志望する企業のどの分野で発揮したいのか、どの業務で役立てたいのかなどを考えるといいです。

苦手克服

留学経験で得られる強みの一つは、苦手克服です。

異文化の中で生活することで、今まで苦手だったことに挑戦し、克服する機会が多くあります。

例えば、外国語を使うことが苦手だった場合、現地での生活を通じて言語スキルを自然に向上させることができます。

企業においては、新しい環境や業務に対して積極的に取り組む姿勢が求められるため、苦手を克服する経験は非常に価値があります。

負けず嫌い

留学経験で培われるもう一つの強みは、負けず嫌いの精神です。

異国の地で、言葉や文化の壁に直面しながら生活することで、自然と努力する姿勢が身につきます。

この負けず嫌いの精神は、特に営業職において重宝されます。

営業では、顧客とのコミュニケーションや交渉が重要ですが、困難な状況でも諦めずに取り組む姿勢が成果を上げる鍵となるからです。

また営業職以外でもこの負けず嫌いの精神がある人は評価されやすい傾向にあります。

【自己PRで留学経験を活かす】留学経験をアピールする自己PRの構成

次に自己PRの構成について解説していきます。

自己PRの構成は「結論」「根拠」「活かし方」の3つです。

自己PRの題材やアピールする強みの準備ができた人は一緒に確認していきましょう。

結論

まず最初に結論を述べます。

ここでは「私の強みは〇〇です。」といった形で書き始めましょう。

結論を先に持ってくることで、何を伝えたい文章なのかを明確にできます。

結論でのポイントは、一言添えることです。

「私の強みは調整力です。」と伝えるよりも「プロジェクトを円滑に進められる調整力」など一言添えることで、他の就活生との差別化ができます。

また業務に活きる強みであれば、活躍している姿をイメージさせやすいため、アドバンテージになるでしょう。

根拠

留学経験をアピールする自己PRでは、まず結論として自分の強みを明確に述べたあと、留学経験がどのようにその強みの根拠となっているのかを具体的に説明します。

例えば、留学によって得た異文化間コミュニケーション能力がどんな具体的な体験から得られたのか述べるのがいいでしょう。

また、その経験が現在の自分にどのように役立っているかを詳細に示すことで、企業に対して自分の強みが具体的かつ説得力を持って伝わります。

具体例

留学経験をアピールする自己PRでは、まず自分の強みとその根拠を説明した後、それを裏付ける具体的なエピソードを紹介することが重要です。

留学中に直面した具体的な課題や、そこから学んだこと、自身の強みを活かして問題を解決した具体例を挙げるようにしましょう。

エピソードを語る際には、「様々」や「多く」といった抽象的な表現を避け、可能であれば数値を用いて具体的に示すことで、話の信憑性を高めることができます。

根拠

次に強みの根拠を説明していきます。

この部分で強みを発揮したエピソードを述べることで、主張に対して説得力を持たせます。

書きやすいエピソードの構成としては「背景」「課題」「強みを活かした解決策」「結果」という形です。

活かし方

最後に仕事での活かし方について述べていきます。

自分の強みが業務上でどのように活かせ、どう活躍できるかを述べていきます。

実は自己PRのメインの部分であるため、力を入れて書いていきましょう。

仕事での活かし方が分からない場合は、業界・企業研究を行いましょう。

どのようなビジネスモデルで成立しているか、インタビューから仕事をする上で何が大切かなどを知ることで書けるようになります。

【自己PRで留学経験を活かす】留学経験を自己PRにするときの注意点

これまでに、留学経験でアピールできる強みについて紹介してきました。

次に、自己PRに留学経験を使う際に注意すべきポイントを確認しましょう。

魅力的な自己PRを目指すためには、避けた方がいい点を把握しておくといいでしょう。

語学力や留学経験のみでは差別化ができない

留学をする人は少なくないので、語学力や留学経験のみでは差別化がされにくいです。

また語学力は、高いスコアが証明できなければアピールとして弱いです。

そのような要素に加えて、企画力や分析力などをアピールすることが自己PRでは求められます。

ほかとの差別化を図るために、スキルから派生して、人となりを伝えることを意識するようにしてください。

出来事に対する感じ方や考え方は、人それぞれ異なります。

自分の経験を具体的にすると、独自性のあるエピソードにつながります。

留学期間が短いと評価されない

留学経験があったとしても、その期間が短いと評価されないことが多いです。

1か月程度の留学では、語学力は身につかないと判断されてしまうからです。

明確な目的がなければ、短期間の留学は海外旅行と同じように扱われるかもしれません。

たとえ目的があったとしても、成果が伴わなかった場合は自己PRに使えないでしょう。

留学経験は最低でも3か月以上の期間が必要であり、半年以上ならばアピールになります。

期間が短い人は、留学以外の経験を探してみてください。

中身がないと自己PRにならない

留学をしたとしても、中身のないものだと自己PRになりません。

それを避けるためには、目的をしっかりとしたものにする必要があります。

特別な資格などを取得するためではない留学は、目的と結果を上手く結びつけられないかもしれません。

しかし、自己PRでは、結果よりも目的をどのように達成したのかが重要視されます。

企業は努力の過程を知りたいので、数字や分かりやすい結果ばかりを伝えようとしてしまいがちですが、そうならないように気をつけましょう。

中途半端な語学力だとアピールにならない

留学経験を自己PRにする際、語学力をアピールする場合は、その能力が一定レベル以上であることを示すことが重要です。

中途半端な語学力では、十分なアピールにはなりません。

留学経験から得た語学力を具体的に示すためには、TOEICや英語検定などの公的な語学試験のスコアを提示することが有効です。

日常会話レベル以上の語学力を持っていることを証明できれば、留学での経験がより強力なアピールポイントとなるので、可能であれば資格取得を目指してみましょう。

 

【例文あり】自己PRに留学経験は活かせるのか?活用法や注意点を解説! 

最後に、留学経験を自己PRに使った例文を紹介します。

留学で得られるスキルを軸にした文なので、これから自己PRを作る人は参考にしてみてください。

また自己PRでは、具体的に述べることに重点をおきましょう。

余計な情報が入ることも珍しくないので、注意が必要です。

コミュニケーション力

私には、さまざまな人とスムーズにコミュニケーションを取る力があります。
大学時代は、1年間アメリカに留学していました。
アメリカで暮らす人々は多種多様な文化が背景にあり、一人ひとりの接し方が大いに異なります。
最初は慣れない言語だったので、意思疎通を図ることも困難でしたが、それぞれの文化を尊重し、知ろうとする姿勢を見せ続けました。
相手の求めているコミュニケーションの取り方を意識したうえで接することを心がけた結果、お互いの理解を深めることができました。
貴社でも、あらゆる立場の人と関わる機会が訪れると思います。
円滑に業務をこなすために、コミュニケーション力を活かして、社員や顧客と信頼関係を築いていきたいです。

適応力

私は、新しい環境にすぐ適応することができます。
大学時代に、半年カナダへ留学しました。
異文化の中で一人で生活できるのか不安でしたが、問題なく馴染み、現地の友人がたくさんできました。
自分の常識が通用しない場でも、価値観や文化の違いを考慮し、知らないことや分からないことは積極的に問うように努めたからだと思います。
私は環境が変わっても、その状況を自然と受け入れられると自信を持っています。
留学先では、自分と同じ日本の留学生の意見と現地の友人の意見を大切にし、新たな交友を生む手助けができました。
入社後も、新しい環境へ抵抗がある利用者様のサポートができるように、環境や状況が変化しても対応できる力を発揮したいと考えています。

行動力

私の強みは、目的を実行する力です。
私は大学時代に、1年間イギリスに留学していました。
留学を実現するまでは、海外への憧れを抱いていたものの、具体的な目的は思い浮かばずに過ごしていたのです。
しかし、大学の留学のカリキュラムに興味を持ち、選考に応募しました。
選考には落ちてしまったため両親に反対されましたが、私はとくにイギリスの文化に触れたいと思い、留学先や時期、期間などをすべて自分で決めて説得しました。
留学に向けて、英語の勉強に力を入れたりバイトで費用を稼いだりする姿を見た両親からは、最終的に賛成されています。
今後も貴社の成長に貢献できるよう、目標を実現するために自発的に計画を立て、実際に行動する力を活かしていきたいです。

課題解決力

私は困難な出来事に遭遇しても、諦めずに課題を解決できる力があります。
大学時代は、半年フィリピンへ留学しました。
フィリピンでは、現地の子どもとの交流を通したボランティア活動に参加しました。
語学だけではなく、国際社会や文化を理解できた経験になっています。
ところがボランティアは初対面の人同士のため、なかなか連携が取れませんでした。
さらに、日本以外のアジア人の留学生も参加していた活動だったので、英語を使わなければいけなかったのです。
まずは会話よりも文章の方が伝わると考え、メールで要点を配信することにし、その結果として連携が取れるようになりました。
貴社でも、問題が起こったときには原因に焦点を当て、迅速に対応することができるように心がけます。

語学力

私の強みは、留学で身につけた語学力です。
大学時代に1年間、アメリカに語学留学しました。
英語には自信がありましたが、私の英語は現地では通用しませんでした。
そこで、生きた英語を身につける必要があると感じ、伝わらなくても積極的に現地の人と交流するようにしたのです。
毎日多くの人と会話をすることで現地の友人ができ、勉強としてではなく、日常の一部として英語を使うことができました。
そして会話だけではなく、ネイティブとの議論が可能になり、テーマに対する自分の考えも思い通りに伝えられました。
留学を終えても、英語の勉強は欠かさないようにしています。
入社後は、語学力と自らコミュニケーションを取り続けた経験を活かし、海外の顧客の獲得に力を入れたいです。

苦手克服

私の強みは、短所克服に努める力で、これは留学中に特に発揮されました。
留学先では、言語の壁に直面し、コミュニケーション能力が乏しかったため、日常生活や学業で大変な思いをしました。
また、留学当初のTOEICの点数も550点と低く、自信を持って英語を使うことができませんでした。
この状況を改善するために、私は勉強に加えて実践的なコミュニケーションの機会を増やすことに努めました。
具体的には、放課後に現地の友人を遊びに誘い、英語での会話を楽しむ時間を増やしました。
これにより、日常会話のスキルが自然と向上し、英語に対する抵抗感が減少し、その結果、TOEICの点数は200点も上昇し、750点に達しました。
この経験から、苦手な点を正確に捉え、効果的な方法で改善していくことの重要性を学びました。
入社後も、この力を活かして自分の弱点を克服し続け、仕事の効率と成果を向上させることに努めたいと考えています。

負けず嫌い

私の強みは、負けず嫌いゆえの向上心です。
これは留学先でのアルバイトで顕著に現れたと感じています。

留学中に現地のカフェでアルバイトを始めた際、最初はマニュアルを読むことすら困難で、大きな悔しさを感じました。
しかし、この悔しさが私の向上心に火をつけました。
マニュアルを理解するために、私はYouTubeのチュートリアル動画を見て視覚的に学びました。
また、店長や同僚に積極的に質問をし、実際の作業を通じて覚えるように努めました。
これにより、業務をスムーズにこなせるようになり、アルバイト先でも高い評価を得ることができました。
この経験を通じて、負けず嫌いの心が成長の原動力になることを実感しました。
入社後も、この負けず嫌いの精神を活かして、どんな困難にも立ち向かい、常に向上心を持って仕事に取り組みたいと考えています。
仕事を通じてさらに成長しながら、事業に貢献することが私の目標です。

まとめ

ここでは、留学経験を自己PRの強みとする場合のポイントなどを解説しました。

留学によって身についた力をアピールしたい人は、ぜひ役立ててください。

自分自身と企業の分析を行い、印象的なエピソードを自己PRに活かしましょう。

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