
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
「チームワーク」は、多くの企業が求める重要な資質の一つで、同僚や上司、お客様と協力しながら業務を進めることが求められます。
しかし、「チームワークを発揮しました!」と伝えるだけでは、採用担当者に響く自己PRにはなりません。 この記事では、自己PRでチームワークを効果的にアピールする方法を詳しく解説します。 採用担当者に好印象を与えるためのポイントや、避けるべきNG例、そして実際に使える例文も紹介します。
あなたの強みを最大限に伝えられる自己PRを一緒に考えていきましょう。
- チームワークで自己PRを作成したい人
- 自己PRに自信がない人
- 書類選考を本気で突破したい人
- 自己PRでチームワークをアピールするコツ
- チームワークを自己PRに用いる際の注意点
- チームワークを用いた自己PRの例文
【チームワーク】自己PRとは
まずは自己PRを書くために「そもそも自己PRとは」何なのかについて説明していきます。
自己PRとはあなた自身がどのような人間なのか、どのような強みがあるのかを企業の採用担当者に伝えるための項目です。
今までのあなたが経験してきたことや、考えていることなどを実体験のエピソードを交えて伝えることで、より具体的にあなたの強みや長所を伝えることができます。
自己PRとは、私はこのような人間です。
という自己紹介のようなものと考えるのが、一番
分かりやすいかもしれませんね。
自己PRと長所の違い
自己PR以外にも、ESや面接では長所を聞かれることがあります。
そのため、人によっては自己PRとの違いがよくわからない場合もあるでしょう。
具体的な違いは、長所はその人の特性を表す言葉です。
つまり、自分がどのようなタイプの人間なのかを、ポジティブな面で伝える必要があります。
自己PRはあくまでも自分の強みだったり、仕事でどのように貢献できるのかを伝えることが大切なので、この違いをしっかり理解しておきましょう。
チームワークを自己PRにしても大丈夫?
自己PRでは、自分のアピールポイントを伝えることが大切です。
人によってはチームワークがあるところをアピールする場合もありますが、それは適切だといえないでしょう。
なぜなら、チームワークの良し悪しを決めるのは自分自身ではないからです。
あくまでも周りから客観的に評価される要素ですので、チームワーク力が高いことをアピールしても決してうまくいかないでしょう。
チームワークの言い換え表現
とはいえ、チームワークの良いところをきちんと伝えることができれば、もちろん高く評価してもらえる可能性があります。
そのため、チームワークという言葉を別の言葉に置き換えることが大切です。
例えば、「サポート力」と言い換えてみることもできるでしょう。
【チームワーク】自己PRを企業が聞く理由
自己PRとはなんかについて理解ができたところで、次は「企業はなぜ自己PRを聞くのか」について説明していきます。
ここでは企業の採用担当者が特に見ているポイントとして「人柄」「企業とのマッチ度」「今後の可能性」の3つに絞って詳しく説明していきます。
- 人柄
- 企業とのマッチ度
- 今後の可能性
人柄
企業の採用担当者は、自己紹介である自己PRからあなたの「人柄」を探っています。
例えば「部活動をずっと続けて頑張っています」という学生であれば、継続力があることや粘り強い精神力、1つのことを成し遂げる力があるのかなと推測できます。
一方で、「私はゼミの発表に力を入れて取り組みました」という学生であれば、勉強熱心であることや積極性、プレゼンのスキルなどがありそうだなと推測できます。
このようにあなた自身がどのような能力やスキルをアピールしたいのか、それが上手く伝わるように自己PRを組み立てていく必要があります。
企業とのマッチ度
企業の採用担当者が最も重視しているポイントと言っても過言ではないのが「企業とのマッチ度」です。
その理由は、この企業とのマッチ度が低いにも関わらず学生を採用してしまうと、入社後に「やっぱり合わないな」と早期退職してしまうためです。
そうならないためにも、社風や今働いている人との相性を見極めるために、自己PRからマッチ度を確認しています。
そのため、自己PRを組み立てる前に、企業のホームページや採用ページ、公式SNSで社内の雰囲気や価値観、企業が向かっている方向性などを事前に確認しておく必要があります。
今後の可能性
自己PRは自分をアピールする項目なので、そこから「今後の可能性」を見ています。
この今後の可能性とは多くの意味を持っており、それには入社するための熱意や将来のキャリアプラン、ライフプランはどのように考えているのかなど、あなたの伸びしろが見られています。
また、あなたが入社後どのくらい活躍してくれそうか、どのくらい長く働いてくれそうかなども見られているため、自己PRは熱意を持って伝える方が効果的です。
この熱意とは、入社したい意志の強さで示すことができるので、事前に求める人物像や会社の方向性などを確認し、それに合う自己PRを組み立てるようにしましょう。
【自己PR】チームワークが強みの人の魅力
そもそもチームワークに強みがあるのを感じている人は、具体的にどんなところが魅力になるのかを、きちんと理解しておかなければいけません。
でないと、自分の想いや熱意がうまく伝わらないでしょう。
ここでは、チームワークを高められる人の魅力を、大きく2つに分けて紹介します。
コミュニケーション力が高い
チームワークがあるということは、すなわち人とのコミュニケーションを円滑にできる特徴があることがわかります。
つまり、コミュニケーション力が高くなければ、チームワーク力を発揮するのは難しいのです。
だからこそ、自己PRの際にはコミュニケーション力に関するアピールポイントを話すことも重要になるでしょう。
俯瞰して物事を捉えられる
チームワーク力の高い人は、人と接する力があるだけではなく、物事を俯瞰して観られる特徴があります。
つまり、主観的な目線だけではなく、その場全体を見渡した上で物事を判断できる力があるのです。
だからこそ、どんな状況になっても、それに応じた判断や行動ができます。
あなたも自分にチームワーク力があると思っている場合は、本当に俯瞰して物事を捉えられるタイプの人間なのかどうかを、よく考えてみてください。
【自己PR】チームワークをアピールできるエピソード例
これから自己PRで、チームワーク力があることをアピールしたい人は、それにまつわるエピソードをきちんと伝えなければいけません。
なぜなら、その具体例がないと相手がイメージできないからです。
ここではチームワーク力を伝える際に使える、エピソード例を2つ紹介します。
部活動
チームワーク力を発揮できる環境といえば、部活動もその1つです。
特に1人で完結するようなものではなく、サッカーやバスケットボールなどのスポーツみたいに、他の人と協力できる部活動であることが望ましいでしょう。
これなら必然的に、チームワークに関するエピソードを見つけられるはずです。
今まで目標に向かって、どんな練習を皆でしてきたのか?チームをどのようにまとめてきたのか?などを、自己PRに入れてみると良いでしょう。
アルバイト
就活を目前にしている人であれば、アルバイトを経験している人も少なくないでしょう。
アルバイトも部活動と同様に、他の人と協力しないとできないものがたくさんあるはずです。
だからこそ、チームワーク力をアピールする際には、ベストなエピソードになります。
例えば飲食店のアルバイトであれば、忙しい時間帯になるほどチームワーク力が試されるでしょう。
その時のエピソードを、一度思い出してみてください。
高校の経験を自己PRで書いてもいい?
チームワークを自己PRとして組み立てる際、多くの学生が大学在学中の経験でないといけないと思っていますが、そんなことはありません。
「高校の経験を自己PRで書いてもいい?」との質問には「Yes」と答えています。
その理由は、少し前の高校の経験であっても、その経験を具体的に伝え、その経験で得た能力や価値観などが、今のあなたにも影響しているのであれば問題ないためです。
しかし、大学在学中の経験の方が良いのは紛れもない事実なので、最近同じような経験をした場合は、そちらの経験を書くようにしましょう。
【チームワーク】自己PRを書く際のポイント
チームワークが自己PRになり得ることが分かってきたところで、次はより具体的な「自己PRを書く際のポイント」を説明していきます。
ここでは特に意識したいポイントとして「経験やエピソードを書く」ことと「チームの中でどのような役割だったか記載する」の2つを深掘りして説明していきます。
- チームの中でどのような役割だったか記載する
- エピソードを1つに絞る
- 一文を短くする
チームの中でどのような役割だったか記載する
自己PRでチームワークをアピールするには「チームの中でどのような役割だったか記載する」ことを忘れないようにしましょう。
部活動であれば、部長や副部長、サークルであればサークル長や会計係、ゼミであればゼミ長やグループリーダーなどがあると思います。
しかしここで注意したいのが、部長やサークル長、ゼミ長が偉いという訳ではないということです。
1番大切なことは、チームにとって有益な活動ができていたのか、その時のあなたの役割は何だったのか、ということです。
部活動やサークルではチームが劣勢の時にチームを鼓舞する盛り上げ役やいたり、ゼミでは黙々と事務作業をしてくれる役割がいたりと、チームへの貢献の仕方は様々です。
チームでのあなたの役割は何なのか、今一度考える時間を作ってみましょう。
伝えたいことを明確にする
自己PRを書く時に、いつも意識していなければいけないのが、伝えたいことを明確にすることです。
例えば文章を書いている最中に、途中で自分が何を伝えているのかわからなくなってしまうことはありませんか?
特に長い文章になればなるほど、どこかで話が脱線してしまい、まとまりのない文章になることも珍しくありません。
だからこそ、まずは結論を先に持ってきてください。
あとはその結論につながるエピソードを、詳しく書き記していきましょう。
そして書き終えた際には、必ずチームワーク力をアピールできているのかどうかを、見直すことも大切です。
エピソードを1つに絞る
もしチームワーク力をアピールできるエピソードを複数持っている場合、できるだけすべて書いておきたいと思うかもしれません。
しかし、それはあまり良い方法とはいえないでしょう。
なぜなら、1つ1つの話がどうしても薄くなってしまいがちになるからです。
企業によっては自己PRに文字数を指定してくることも珍しくありませんし、何より書けるスペースも決まっています。
そのため、自分の中でもっとも魅力的なエピソードを1つに絞った上で、書くようにしてください。
一文を短くする
普段からあまり文章を書いていない人は、つい一文を長々と書いてしまうこともあるでしょう。
しかし、一文が長いと相手に読みにくい印象を持たれてしまうため、注意しなければいけません。
採用担当者は1日にいくつものESを読むことになりますので、少しでも負担を減らせるようにコンパクトな文章を作ることが重要です。
そのため、一文につき50~70文字くらいでまとめるように意識しながら、書いてみてください。
【自己PR】チームワークを伝える際の注意点
自己PRでチームワークをアピールすれば好印象だと決まった訳ではなく、「チームワークを伝える際の注意点」も当然あります。
ここでは特に注意したいポイントである「主観的にならない」ことと「周りを悪く言わない」をその理由と共に説明していきます。
- 主観的にならない
- 周りを悪く言わない
主観的にならない
自己PRを組み立てる際に注意したいポイントの1つ目は「主観的にならない」ことです。
自己PRでは客観的な視点が非常に大切になってきます。
その理由は、自分だけの思い込みになっている可能性があるためです。
例えば「私はチームの中で先頭に立ってみんなを引っ張ることができる」と思っていても、周りからすれば「あいつは身勝手で強引なだけ」と思われている可能性もあります。
そのため、この自己PRを組み立てる際は、自己分析だけでなく他己分析と合わせて行うことをおすすめします。
周りを悪く言わない
自己PRを組み立てる際に注意したいポイントの2つ目は「周りを悪く言わない」ことです。
チームワークは信頼あっての関係性であるため、チームメイトや同じグループの人を悪くいうことで、あなたの評価を下げるためやめておきましょう。
仮に周りにできない人や、悪いところがある人がいても、それをカバーし合い補うことでチームは成り立っていくものです。
周りを悪くいうのではなく、周りに助けられて自分もここにいる。
くらいの心構えで日常生活を過ごすことで、自然とチームワークを意識でき、周りとも良好な関係を築くことができます。
チームワークで意識していることを記載する
チームワークをアピールする時に大事なのは、普段からチームで行動する際に、どんなことを意識しているのかまで伝えることです。
そこが明確になっていないと、本当の意味でチームワーク力があることは伝わりません。
そのため、これまでの経験の中で、自分がいつも考えていたことも、きちんとエピソードの中に書き記すようにしましょう。
【チームワーク】自己PRのおすすめ構成方法
チームワークを自己PRとしてアピールすることができそうだと、少し安心しているのではないでしょうか。
しかし、チームワークも伝え方次第で大きく評価が分かれてしまいます。
ここからはより具体的に「自己PRの構成」について、構成する順番通りに「自分の強み(結論)」「それにまつわるエピソード、課題」「その時に考えていたこと」「その課題に対する対応」「結果」「入社後にどう活かすのか」を詳しく説明していきます。
- 自分の強み(結論)
- それにまつわるエピソード、課題
- その時に考えていたこと
- その課題に対する対応
- 結果
- 入社後にどう活かすか
自分の強み(結論)
自己PRを組み立てる際は、必ず「自分の強み(結論)」を最初に書きましょう。
例えば「私の強みは継続力です」「私の強みは部活動を通して培った強い精神力です」などの文章になります。
最初にあなたの伝えたい自分の強みを書くことで、結論が迷子にならずに、きちんと企業の採用担当者に伝わります。
ありがちなのが、最初からエピソードを話してしまって「結局この学生は何をアピールしたかったんだろう」とモヤモヤして終わってしまうパターンです。
これではせっかくの良いエピソードがあっても台無しになってしまうので、最初にあなたが伝えたい自分の強みをストレートに書きましょう。
それにまつわるエピソード、課題
結論が書けたら次は、「それにまつわるエピソード、課題」を書いていきます。
これはあなたの強みを形成したエピソードであり、その当時、あなたが置かれていた状況を説明する項目だと考えるようにして下さい。
そのため、ここの項目はより具体的に書く必要があり、できれば定量的に書けるところは具体的な数字で表現するようにしましょう。
例えば「大学3年生の10月にあった大会で、私は試合に出ることができませんでした」など、〇年生の〇〇月などの情報を詳しく記載することで、エピソードの信憑性を上げることができます。
その具体的な時期と、その当時のあなたの課題を合わせて書くことで、今後のエピソードを想像させることができ、企業の採用担当者が自己PR全体の把握がしやすくなります。
その時に考えていたこと
結論、それにまつわるエピソード、課題の次は「その時に考えていたこと」を書きます。
この項目では、その当時のあなたの考え方や人として大切にしている価値観などが垣間見えるポイントになるため、できるだけ詳細に書いていきましょう。
ここでは正直な「悔しい」「悲しい」「残念」など、課題に対する感情をそのまま書いて問題ありませんし、この感情がある方が話に説得力が増します。
その感情から、あなたの人柄が見えることもありますし、企業の採用担当者が共感してくれれば、あなたに大きく感情移入してくれるはずです。
その課題に対する対応
自己PRでは、直面した課題を乗り越える力があるのかをアピールする必要があるため「その課題に対する対応」をどうしたのか、詳しく書いていく必要があります。
例えば「試合に出られなくて悔しい思いをしたから、朝早く起きて朝練するようになった」「ゼミの研究で自分のミスのせいで、1からやり直しになってしまい焦ったが、多くの人に協力してもらうことで乗り越えた」などのエピソードです。
かなり簡略的に書きましたが、あなたのエピソード当時に直面した壁にどう向き合い、どのように対処したのかの方法は、インターンシップで壁にぶつかった際にも応用できます。
チームワークをアピールする場合は、他の人と協力した、チームメイトに手伝ってもらった、みんなで協力して取り組んだなどの対処法の方がアピールになる可能性は高くなります。
結果
これまで書いてきたあなたの強みを裏付けるエピソードが、最後どのような「結果」に結びついたのかを簡略的に書いておきましょう。
ここで注意したいのは、必ずしも上手くいったエピソードでなくても良いということです。
もちろん、「チームとして大きな課題に直面したが、乗り越え優勝できた」などの華々しいエピソードがあれば好印象だと思いますが、大切なのはそのチームで、あなたがどのように機能していたのかになります。
そのため、優勝した、1位を取った、発表が上手くいったエピソードでなくても何の問題でもありません。
あくまでも結果はただの結果なので、5位でも予選敗退でも、あなたのベストが尽くせていれば、そのエピソードは素敵な経験になり、大きなアピールになるはずです。
入社後にどう活かすか
自己PRの締めくくりは、「入社後にどう活かすか」を書くようにして下さい。
ありがちなのが、あなたの強みや長所をアピールしようとし過ぎて、この入社後にどう活かすかを忘れてしまい、ただの学生生活での思い出話になってしまっているパターンです。
その場合、企業の採用担当者からすれば「楽しい学生生活だったんだね」「それは凄いね」だけで終わってしまい、「それでその経験をどう活かすんだ?」となってしまいます。
そうならないためにも、あなたの経験から得られた強みや長所を、入社後にどう活かすのかを具体的に書くようにしましょう。
具体的に書くためには、企業のホームページや採用ページで、あらかじめ業務内容などの確認をしておく必要があるので覚えておきましょう。
【チームワーク】自己PRの高評価例文集
チームワークは自己PRで大きなアピールに繋がる可能性があること、それを書くときのポイントや注意点、自己PRの構成の仕方が分かり、すぐにでも書いてみようとなっていると思いますが、想像以上に進まないものです。
そんなあなたのために、「チームワークを使った自己PRの例文」を紹介します。
それぞれ異なるエピソードを用いて作成したので、自分が使いたい経験と似ているものを探し、自身の自己PRを作成する参考にしてみてください。
- チームワークを用いた自己PRの例文1: 部活動経験その1
- チームワークを用いた自己PRの例文2: 部活動経験その2
- チームワークを用いた自己PRの例文3: アルバイト経験その1
- チームワークを用いた自己PRの例文4: アルバイト経験その2
- チームワークを用いた自己PRの例文5: ゼミ活動経験その1
- チームワークを用いた自己PRの例文6: ゼミ活動経験その2
- チームワークを用いた自己PRの例文7: イベント企画経験
- チームワークを用いた自己PRの例文8: ボランティア活動経験
- チームワークを用いた自己PRの例文9: マーケティングインターン経験
- チームワークを用いた自己PRの例文10: 留学経験
- チームワークを用いた自己PRの例文11: サークル活動経験
チームワークを用いた自己PRの例文1: 部活動経験その1
私は中学生の部活動から今現在まで、9年間サッカー部に所属しており、多くの仲間と一緒にプレーする中、大学3年生の4月の大会で大きな怪我をしてしまいました。
私はレギュラーとしてプレーしていたのですが、怪我の影響から6月の大きな大会に間に合わない状況になり、非常に悔しい思いをしました。
しかし、そこで気持ちを折ることなく、チームに何か還元できることはないかを考えた時、次の対戦相手の試合を偵察にいき、弱点を見つけミーティングの時に全員に伝えました。
それを毎試合前に続けることで、大会では優勝することができ、チームメイトからもたくさん感謝をされました。
私はこの経験から、自分だけでなく周りを活かすことで、成果に繋げられる力が身につき、この強みは貴社に入社してからも、活かせると考えております。
チームワークを用いた自己PRの例文2: 部活動経験その2
私は、チーム全体の成長を促しながら、成果を追求する力を強みとしています。
大学のサッカー部では、選手一人ひとりのスキル向上と、チームとしての勝利を両立させることが課題でした。 特に、試合に出場する機会の少ないメンバーがモチベーションを維持できず、練習に積極的に取り組めない状況がありました。
そこで、試合に出られないメンバーも積極的に関わることができるよう、練習内容の工夫を提案しました。 例えば、対戦相手の分析を担当してもらうことで、試合の流れを学ぶ機会を提供しました。
また、練習試合では主力メンバーとペアを組み、経験を積みながら実戦感覚を養える仕組みを導入しました。 その結果、全員が主体的に取り組むようになり、チームの一体感が生まれました。
大会では、全員の力が発揮され、これまで届かなかった決勝戦に進出し、準優勝という成果を収めることができました。 この経験から、個人の成長とチームの成果を両立させる重要性を学びました。
今後も、周囲と協力しながら、チーム全体の力を引き出せる存在を目指します。
チームワークを用いた自己PRの例文3: アルバイト経験その1
私は大学1年生の8月から今現在まで、チェーン店の居酒屋でアルバイトをしており、今ではバイトリーダーをしています。
しかし、最初は慣れない接客業のアルバイトに苦戦し、周りの先輩に迷惑をかけることが多く、謝ってばかりで楽しくありませんでした。
そんな中、周りの先輩が就職でいなくなり、アルバイトの中で最も経験年数が上になったので、新人に仕事を教える役割が回ってきました。
私はこのままでは、上手く教えられないという危機感を感じ、そこから誰よりも熱心にアルバイトに向き合うように意識を変えることで、様々な仕事をこなすことができるようになりました。
その結果、新人教育も上手くいくようになり、次第に周りからの信頼も増した結果、バイトリーダーとして、シフト調整や新人教育なども行えるようになりました。
この経験を貴社に入社後も活かし、与えられた役割以上の活躍をし、どんどんステップアップしていきたいと考えております。
チームワークを用いた自己PRの例文4: アルバイト経験その2
私は、現場の課題を見極め、チームの働きやすさを向上させる力があります。
飲食店でのアルバイトでは、新人の定着率が低く、業務の習得がスムーズに進まないことが課題でした。 特に、覚えるべき内容が多く、新人が自信を持って仕事をこなせるようになるまでに時間がかかることが問題でした。
私は、この状況を改善するため、業務マニュアルの見直しを行うことを提案しました。 まず、新人スタッフがつまずきやすいポイントを洗い出し、必要な情報を簡潔に整理しました。
さらに、動画を活用した研修方法を取り入れることで、実際の業務の流れを視覚的に理解しやすくしました。 また、先輩スタッフとのペア制度を導入し、実践を通じてスキルを身につける機会を増やしました。
この取り組みにより、新人の習得スピードが向上し、定着率も改善し、結果として、スタッフ全体の業務効率が上がり、店舗の回転率も向上しました。
この経験を通じて、環境を整えることで、チーム全体の力を引き出すことができると実感しました。 今後も、職場の課題を捉え、より良い仕組みを考えながら、チームに貢献したいです。
チームワークを用いた自己PRの例文5: ゼミ活動経験その1
私は大学で経済を専攻しており、所属するゼミ活動の一環で、3年生の時に地域の町おこしを大学と一緒に行うプロジェクトがありました。
しかし、私は人前で喋ることが非常に苦手なので、以前のプロジェクトでは上手く発表できず、チームに迷惑をかけ悔しい思いをしました。
そのため、今回はチームの裏方に徹して、縁の下の力持ちとして動くことを意識し、チームのみんなが嫌がる作業を率先して行うよう心掛けて行動していました。
その結果、他のチームよりも多くのデータを集め、集計することで、説得力のある資料を作ることができ、全10チーム中プロジェクトの最優秀賞を獲得することができました。
私はこの経験から、チームとしての成果を意識し、その中で自分の役割を正しく認識し行動することができると確信し、この強みは貴社に入社後も存分に活かせる強みだと考えております。
チームワークを用いた自己PRの例文6: ゼミ活動経験その2
私は、多様な意見を調整し、目標達成に向けてチームを導く力を持っています。
ゼミでは、学会での発表に向けた研究を進めるにあたり、メンバーの意見が対立する場面が多くありました。 それぞれが異なる視点を持ち、なかなか結論がまとまらず、進捗が遅れる状況が続いていました。
私は、全員が納得できる形でプロジェクトを進めることが必要だと考えました。 そこで、議論の場を設けるだけでなく、各自の意見を整理し、共通点を見つけることに注力しました。
まず、各メンバーの主張を要点ごとにまとめ、ホワイトボードに可視化し、目的に合致する方向性を探り、優先順位を明確にしました。 結果として、議論がスムーズに進み、全員が納得できる形で研究内容を決定できました。
その後の作業も効率的に進み、学会発表では高い評価を得ることができました。 今後も、異なる考えを持つメンバーと協力しながら、成果を生み出す役割を果たしていきます。
チームワークを用いた自己PRの例文7: イベント企画経験
私は、チーム全体をまとめながら、成果を最大化する力を強みとしています。
大学の文化祭では、大規模なイベントの企画運営を担当しました。 しかし、例年のイベントは集客が伸び悩み、新しいアイデアが求められていました。
私は、来場者にとって魅力的な企画を考えることが重要だと考えました。 そこで、過去のデータを分析し、参加者が求める要素を抽出しました。
特に、体験型のイベントが好評だったため、より多くの人が参加できるコンテンツを企画しました。 また、SNSを活用した宣伝を強化し、事前の認知度を高める施策を実施しました。
その結果、来場者数が前年を大幅に上回り、イベントは成功を収めました。 チームの強みを活かしながら、目標に向けて調整することで、大きな成果につながると実感しました。
この経験をもとに、多様なメンバーと協力しながら、新しい価値を生み出せる存在を目指します。
チームワークを用いた自己PRの例文8: ボランティア活動経験
私は、チームの特性を活かしながら、効率的に成果を出すことができる力を持っています。
地域の清掃ボランティア活動に参加した際、作業が非効率になりやすいという問題に直面しました。 経験者と未経験者が混在しており、動きがバラバラだったため、全員が同じ方向を向くことが難しい状況でした。
私は、役割分担を工夫することで、この問題を解決できると考えました。 そこで、経験のあるメンバーをリーダー役にし、未経験者とペアを組ませることで、スムーズな作業進行を目指しました。
また、事前にエリアごとの担当を決め、作業範囲を明確にすることで、効率よく進められるようにしました。 結果として、限られた時間内に予定していたエリアの清掃を完了し、作業の質も向上しました。
この経験から、チームの特性を活かし、最適な方法で役割を調整することの重要性を学びました。 今後も、それぞれの強みを引き出しながら、成果を最大化することを意識して行動していきます。
チームワークを用いた自己PRの例文9: マーケティングインターン経験
私は、チームの強みを分析し、最適な戦略を立てる力を持っています。
マーケティングのインターンシップでは、クライアント向けの施策を考案するプロジェクトに参加しました。 しかし、初めの段階では、メンバー間の意見がまとまらず、方向性が定まらない状況でした。
私は、まずチームの得意分野を整理し、それぞれの強みを活かせる形で役割を分担することを提案しました。 例えば、データ分析が得意なメンバーには市場調査を担当してもらい、プレゼンテーションが得意なメンバーには提案内容の構成を任せるなど、明確にしました。
また、情報共有をスムーズに行うため、進捗状況を定期的に確認する仕組みを導入しました。 その結果、各メンバーが得意な分野で能力を発揮できるようになり、クライアントからも高評価を得ることができました。
この経験を通じて、チームの力を最大限に活かすためには、役割を明確にし、適切に調整することが重要だと実感しました。 今後も、周囲と協力しながら、最適な形で成果を生み出せる存在を目指します。
チームワークを用いた自己PRの例文10: 留学経験
私は、異なる文化を持つメンバーと協力し、成果を生み出す力があります。
留学中に、現地の学生と共同でプロジェクトを進める機会がありました。 しかし、価値観の違いから、作業の進め方に対する認識が異なり、スムーズに進まないことがありました。
私は、互いの考え方を尊重しながら、最適な方法を見つけることが重要だと考えました。 そこで、まず各メンバーの意見を整理し、それぞれの得意分野を活かせるように役割を決めました。
また、話し合いの際には、相手の考えを理解するために、意見を明確に言語化し、細かく確認しながら進めました。 その結果、意見の食い違いが減り、チームとして円滑に作業を進めることができました。
プロジェクトは無事に完了し、最終的にはプレゼンテーションでも高い評価を得ることができました。 この経験から、多様な価値観を受け入れ、柔軟に対応することで、成果につなげられることを学びました。
入社後も、異なる背景を持つ人々と協力しながら、チームの力を引き出していきます。
チームワークを用いた自己PRの例文11: サークル活動経験
私は、チーム内の意見を調整しながら、創造的な成果を生み出す力を持っています。
音楽サークルでは、バンドメンバーと共に楽曲を制作し、ライブで披露する機会がありました。 しかし、メンバーごとに音楽のスタイルやアレンジの意向が異なり、意見がまとまらず、なかなか完成に至りませんでした。
私は、全員が納得できる形で楽曲を仕上げるため、各メンバーの意見を聞き、調整する役割を担いました。 まず、メンバーごとのこだわりを明確にし、それを反映できる方法を模索しました。
また、客観的な視点を取り入れるため、外部の意見を参考にしながらアレンジの方向性を決めました。 その結果、全員が納得できる形で楽曲が完成し、ライブでも観客から高い評価を得ることができました。
この経験を通じて、異なる意見を調整しながら、一つの目標に向かうことの重要性を学びました。 社会に出ても、チームの個性を活かしながら、共通のゴールを達成できるよう努めていきます。
その他の強み別自己pr例文集
粘り強さ | 柔軟性 |
傾聴力 | 適応力 |
状況把握力 | 好奇心旺盛 |
体力 | コミュニケーション能力 |
語学力 | 主体性 |
交渉力 | 責任感 |
臨機応変さ | 集中力 |
正確性 | 負けず嫌い |
サポート力 | 創造力 |
情報収集力 | 誠実さ |
几帳面 | 気配り |
洞察力 | 課題解決力 |
向上心 | 計画力 |
マネジメント力 | 協調性 |
観察力 | 継続力 |
当事者意識 | 分析力 |
【チームワークで自己PR】評価されにくいNG例文集
ここでは、よくあるNG例を紹介しながら、チームワークを効果的に伝える方法を解説していきます。
「どんな伝え方がダメなのか?」を知ることで、自分の自己PRをより魅力的にブラッシュアップすることができます。 例文をチェックしながら、企業に伝わる自己PRの書き方を覚えていきましょう。
チームワークを用いた自己PRのNG例文1: 具体性が無い文章
チームワークを用いた自己PRのNG例文2: 要点が不明瞭でまとまっていない文章
チームワークを用いた自己PRのNG例文3: 自己中心的な文章
チームワークを用いた自己PRのNG例文1: 具体性が無い文章
私はチームワークを大切にしています。
大学時代、サークル活動で仲間と協力しながら一つのプロジェクトを成功させました。 お互いに支え合いながら作業を進めたことで、無事に目標を達成することができました。
この経験を通して、チームで協力することの大切さを実感しました。今後も職場でも周囲と連携しながら成果を出していきたいです。 このサークルでは、学内イベントの運営を担当し、メンバーと話し合いながら準備を進め、当日は円滑に運営することができました。
意見の食い違いもありましたが、お互いに譲り合いながら調整し、最終的にはイベントを成功させ、多くの人に楽しんでもらうことができました。
この経験を通じて、チームワークの重要性を改めて感じました。 仕事でも周囲と協力しながら成果を出したいです。
チームワークを用いた自己PRのNG例文2: 要点が不明瞭でまとまっていない文章
私の強みは調整力と粘り強さです。
大学のゼミでチーム発表を行った際、意見の食い違いがありました。 私はメンバーの意見をよく聞いて、まとめることを意識しました。
しかし、なかなか話がまとまらず、何度も議論を重ね、その結果、最終的には全員が納得する形で発表を行うことができました。 また、このゼミでは、学術コンテストに向けた研究発表を行いました。
研究の方向性を決める際に、メンバー間で意見の食い違いがありました。 私は、それぞれの意見を尊重しながら調整を図りました。 具体的には、異なる意見を持つメンバーの話を聞き、それを整理して発表の方向性を定めました。
しかし、それでも意見が合わず、何度も話し合い、最終的に、全員が納得できる形で発表をまとめ、無事にコンテストに臨むことができました。 この経験を活かし、今後も調整力を発揮していきたいです。
就活コンサルタント木下より

この文章は、調整力をアピールしようとしていますが、「意見をまとめた」「話を聞いた」などの表現が曖昧で、どのように具体的な調整を行ったのかが伝わってきません。
また、「何度も話し合った」という点が強調されていますが、どのような工夫をしたのか、どういう方法で合意形成を図ったのかが書かれていないため、説得力に欠けます。
「最終的に納得できる形になった」と結論づけているものの、その過程や具体的な工夫が示されていないため、印象が弱い文章になっています。
チームワークを用いた自己PRのNG例文3: 自己中心的な文章
私は責任感が強く、どんなことにも全力で取り組みます。
大学のイベント運営でリーダーを務めました。私はチームを引っ張り、自ら積極的に動いて準備を進めました。 メンバーのサポートが必要な場面でも、私が主導して進めることで、スムーズに作業を進めることができました。
私の努力の結果、イベントは成功し、多くの人から感謝の言葉をもらいました。 また、イベントでは、会場手配や進行スケジュールの管理、当日の運営まで全て私が主導しました。
メンバーが迷った時には率先して意見を出し、全員を引っ張りました。 意見が合わない場面でも、私が調整役となって解決を図りました。
特に、当日のトラブル対応では、迅速な判断で問題を解決し、無事にイベントを成功させました。 この私の努力の結果、多くの参加者に楽しんでもらうことができ、メンバーも達成感を感じていました。
私は、どんな状況でも責任を持って行動し、チームを成功に導けると考えています。
就活コンサルタント木下より

「私が主導した」「私が調整した」など、自分の貢献を過度に強調しているため、自己中心的な印象を与えています。
チームワークを強みとしてアピールする場合には、チームメンバーの役割や貢献も適切に記述することが重要ですが、この文章ではそれが欠けています。
「私の努力の結果、成功した」と繰り返し述べている点も、チームでの協力を軽視しているように見えるため、評価されにくい文章になっています。
メンバーの協力をどのように引き出し、どんな工夫をしたのかを書くことで、よりバランスの取れた自己PRになります。
【チームワークで自己PR】ESの他の内容も完璧にしよう
インターンシップの選考や、就職活動の選考ではエントリーシートに自己PRだけでなく、志望動機やガクチカなどがあり、その全ての内容が充実している必要があります。
そのため「ESの他の内容も完璧にしよう」とする高い意識が必要になります。
そんな時に参考にして欲しい記事があり、それぞれ志望動機とガクチカの書き方を詳しく解説しています。
構成の仕方など、似ているポイントもありますが、企業の採用担当者の見ているポイントは大きく違いますので、組み立てる前に事前にしっかりと確認しておきましょう。
↓志望動機の書き方が異なる方はこちら。
↓ガクチカの書き方が気になる方はこちら。
【チームワークで自己PR】この記事のまとめ
自己PRでチームワークをアピールできるか不安だったと思いますが、チームワークは間違いなく大きなアピールポイントになります。
しかし、そのアピールの仕方を間違ってしまうと、あなたの良いエピソードが台無しになり、非常に勿体無いことになってしまいます。
そうならないためにも、書く際のポイントや注意点、構成を事前にしっかりと確認してから、あなたの自己PRを構成するようにして下さいね。
就活コンサルタント木下より
この文章は、協力したことが述べられているものの、具体的にどのような場面でチームワークを発揮したのかが明確でないため、伝わりにくい内容になっています。
「支え合う」「連携」といった抽象的な表現が多く、どのような役割を担い、どのように貢献したのかが伝わりません。 また、成功したと述べられているものの、その成功がどのような要因によるものなのかが曖昧です